2009年07月01日

たまには業界裏話1

たまには業界裏話1

皆さんは、宿業の何故なに?ってありませんか?
私は、ありました。で、宿業をはじめて、

「何だ、そうたでったのか!」

と気がついたことが多々あります。
そういう業界裏話を少しづつ暴露してみようと思います。
で、何から暴露しようかなと考えた末に
「酒の値段」
から暴露してみようかなと。
というのも、これを暴露すると、ある程度、業界の裏が見えてくるからです。
それを御客さまが知っておいても損はないかなと。


宿業をはじめる前に不満だったのは、酒の値段でした。
ペンションでも旅館でも酒の値段が高いですよね?
定価の2倍以上で売られている。
量販店で仕入れれば、かなり安く仕入れられるのに
どうして定価の2倍以上で売られているのだろうか?
と単純に疑問に思っていました。
で、いざ自分が宿業を始めてみて分かったことは、
そんなに単純な図式ではなかったということでした。

高い地元の酒屋から買わざるえない内情というものがあったのです!
その内情を知った私は、「なるほどなあ」と考え込んでしまいました。
その内情とは......?


つづく

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2009年07月02日

たまには業界裏話2

たまには業界裏話2

宿業をはじめる前に不満だったのは、酒の値段でした。
定価の2倍以上で売られている。
量販店で仕入れれば、かなり安く仕入れられるのに
どうして定価の2倍以上で売られているのだろうか?
と単純に疑問に思っていました。
で、いざ自分が宿業を始めてみて分かったことは、
そんなに単純な図式ではなかったということでした。

高い地元の酒屋から買わざるえない内情というものがあったのです!
その内情を知った私は、「なるほどなあ」と考え込んでしまいました。

その内情とは、酒屋や肉屋が、
ペンションやレストランに
積極的に投資しているんですよ。


どういう事かと言いますと、酒屋は、
業務用酒類冷蔵ショーケースを無料プレゼントしているんですね。

これをペンション側が買うとなると、最低でも30万くらいする。
とても金がでない。だから酒屋がプレゼントしている。
その代わりに、ペンション側は、酒屋から注文をとる。
こういうシステムになっているんです。

これは、肉屋でも一緒で、業務用フリーザーを
ペンションにプレゼントするんですが、
その代わりにペンション側は、肉屋から注文をとるシステムになっている。
肉屋は、肉だけでなく冷凍食品も扱ってますからね。

「なるほど、うまいことになってるなあ」
と感心しました。
と、同時にペンション側が、どうして量販店から
酒や肉を買えないのかも分かってしまった。

しかし、最初は、そういう契約で、お互いに取引するわけですが、
何年もたつと、この不況で参ってしまって、ついついペンション側は、
契約を履行せずに、量販店に足が向いてしまうわけですが、
そうなると怒るのが、酒屋と肉屋になります。

で、この酒屋と肉屋というのが、だいたい、どこの市町村でも
地元の有力者であるケースが多く、議員だったり区長だったりする。
で、ペンション側は、よそ者が多いので、力がない。
ケンカすると負けるのはペンション側になるわけです。

(まあ、ペンション側が悪いのですけれど)

じゃあ、そういう、しがらみを一切拒否して、独力で
業務用酒類冷蔵ショーケースを30万で買ったとします。
30万円を回収するためには、
100円の利益商品を3000本売らないといけない。
電気代を考えると、4500本売らないといけない。
けれど、4500本を売るには、10年かかります。

しかし、業務用酒類冷蔵ショーケースの償却は、6年なんです。
6年しかもたない。
赤字になっちゃう。
それでペンションや旅館の酒類が高いのです。

しかし、高くない店も存在する。
たとえば、うち(北軽井沢ブルーベリーYGH)のケースです。
ペンションを買った時に、前のオーナーが置いていったために
業務用酒類冷蔵ショーケースにコストがかかってないからです。

しかし、こいつが壊れたらどうなるのか?
今までのようには、いかなくなる可能性がでてきます。

みっともなくても、家庭用冷蔵庫で誤魔化すか、
コストがかかっても業務用酒類冷蔵ショーケースを新規導入するか、
悩みどころでもあります。

続いて、飲み物の持ち込み料金について。
なぜ、宿に飲み物を持ち込むと、お金をとられるシステムが、
日本の宿泊業界に定着したのでしょうか?
これも、複雑な理由があったみたいです。
その理由とは......?

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posted by マネージャー at 03:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

たまには業界裏話3

たまには業界裏話3

続いて、飲み物の持ち込み料金について。
なぜ、宿に飲み物を持ち込むと、お金をとられるシステムが、
日本の宿泊業界に定着したのでしょうか?
これも、複雑な理由があったみたいです。
その理由は、意外なところにあるのに驚いたことがあります。

理由は、ゴミにありました。
これは宿をやるまで、想像もつかなかったのですが、
業者は、役場のゴミ回収に捨てられないんですね。
ゴミ業者と専属契約をしなければならない。

もちろん市町村によって、ケースはバラバラなんですが、
たいていの市町村では、宿泊業者は、ゴミ業者と契約して
ゴミを引き取って貰うことになっている。

で、ゴミの中で一番、かさばるのが酒なんですよ。
ビールの瓶や缶なんか、かさばりますよね。

それが嫌だから宿泊業者は、地元の酒屋と提携して、
配達と回収を地元の酒屋にさせているわけですが、
酒を量販店なんかで買ってしまうと、そうもいかない。
困った宿泊業者は、持ち込みに制限をかけるのです。
制限をかけないと、ケースごと酒を持ち込む御客様がいて、
後は、ゴミだらけになってしまうのです。

ここで、宿泊業者の本音をいうと、
1本や2本の持ち込みなんか、
どうだっていいのです。
そんなことに目くじらたてる宿はいない。(と思う)

問題は、10本や20本の持ち込みで、そういう御客様が、5組いたら
50本から100本になり、それが10日続くと、
500本から1000本になり、
回収費用が跳ね上がって経営を圧迫するのです。

それを理解すれば、御客様の方でも、
持ち込みに対する対策が立てられるはずです。

もう一回くりかえしますが、宿泊業者の本音をいうと、
1本や2本の持ち込みなんか、どうだっていいのです。
そんなことに目くじらたてる宿はいない。

なぜなら、宿側は、すべての酒の種類を御客様に用意できないのです。
だから
「おれは八海山しか飲めない」
という御客様がいたら、
「御用意できないので、持ち込んでください。4合瓶1本くらいなら冷蔵庫で冷やしてあげますよ」
と、言う気持ちはある。(あるはず)
1本や2本ぐらいなら....。

しかし、5本10本となると話は違ってきます。

そのへんを察すれば、差し入れ大歓迎の宿であっても、大量持ち込みには難色を示す理由がわかると思います。


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posted by マネージャー at 14:03| Comment(4) | TrackBack(0) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月03日

たまには業界裏話4

 ユースホステルで、知らない人と、うまくコミュニケーションがとれるだろうか?という御客さまがおられます。今回は、そんな心配性の御客さまに、知らない人と、上手なコミュニケーションをとるコツを、宿主の視点から伝授したいと思います。コツは、9つあります。

1.早くチェックインする
2.連休なら、できるだけ初日から泊まる
3.連休の移動は避ける。
4.できるだけ夕食をとる。
5.できるだけ温泉ツアーにでる。
6.お茶会に参加する。
7.できるだけ朝食をとる。
8.ツアーに参加する。
9.相性の悪い人に出会ったときの対策


以上です。

では、9つのコツを少しづつ解説してみましょう。


1.早くチェックインする

 最初は、誰でも初対面です。つまり、みんな平等なんです。ところが、時間が経つごとに差が出てくる。よーするに、時間の経過とともに、知らない御客さまどうしが、意気投合して友達同士になっていくわけですから、そうなると、後から入りずらくなってしまいます。だから、早くチェックインするにこしたことはないのです。

 それと、相部屋(ドミトリー)の場合は、先にチェックインして部屋にはいっていると、気持ちが落ち着いていて、コミュニケーションをとりやすくなるものです。後から入室してくる人は、ドキドキしながら
「こんにちわ」
と入ってきますから、笑顔で
「お先に入ってます」
と返すと、すぐに仲良くなれるものです。そこで、30分も楽しいおしゃべりをすれば、もう安心です。会話のコツは、旅の話題が無難なようですね。一般的には

「どこから来られたんですか?」
「・・・・です」
「どうでした?」
「・・・・でしたよ」
「そうですか、おすすめのところあります?」

という会話が多いですね。不思議なことに、こういう会話は、世界どこのユースホステルに行っても同じパーターンになるために、どんなに語学力が無くても、英語でもフランス語でもドイツ語でも、話せるようになってしまいます。

 あと、早くチェックインするメリットとして、宿主側にゆとりがあるので、宿主側が対策をたてやすいのと、宿主に、たのみごとをしやすいということもあります。受付の時に不安そうに
「ユースホステルは、はじめてなんです」
と言ってくれれば、
宿主は、
こっそり裏から手を回してくれる
可能性が高いのです。


 具体的にいうと、面倒見のよいリピーターさんと同室にするとか、口頭で「●●さんをお願いします」と、親切なリピーターさんに、受付の時に、こっそり頼んだりする。そういう芸当ができるのです。でも、チェックインが遅くなると、それが難しくなるんですね。

 早くチェックインして、早く申告する。
 それがコツです。


 そうすれば宿主にも、やりようがあります。
 なにせ、受付と、部屋割りを握っているのですから。




2.連休なら、できるだけ初日から泊まる

 これは、どういう事かと言いますと、連休初日に盛り上がってしまうケースが多いからです。そういう場合は、どうしても2日目からチェックインする人が、輪の中に入りにくくなります。

 北軽井沢ブルーベリーYGHでは、そういう人のために、2日目からチェックインする人を、できるだけ同室にするようにしています。そうすれば、仲間はずれになりにくくなる。初日からいた人と、2日目からいた人に別れて盛り上がることができるからです。しかし、運悪く、2日目からの人が、たったの一人のケースもありえます。そういう場合は、夕食の時がチャンスです。



3.連休の移動は避ける。

 連休は、移動しない方がいいです。2日目に別のユースホステルにチェックインすると、もう盛り上がってしまっている、初日からの御客さまの結束に愕然とすることが、あるからです。
 だからこそ、北軽井沢ブルーベリーYGHでは、2日目からチェックインする御客さまには、本当に気をつかいます。
「みんなと仲良くなれてるのかなあ」
と気が気ではありません。

 で、そういうケースの御客さまに、アドバイスしておきますと、できるだけ、はやめにチェックインしておくことですね。そして食事をとられることです。
 それも小さなテーブルをめがけて座ることです。4人がけのテーブルなんかベストですね。4人テーブルというのは、ちょうどコミュニケーションをとりやすい大きさなんです。その理由は、次回に述べることにしましょう。


以下、つづく

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posted by マネージャー at 22:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月04日

野菜

野菜をたくさん、もらってしまった。
食べきれないくらいに。
今日のお茶会は、野菜まつりだなあ。
posted by マネージャー at 08:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 2009以前 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

業界裏話5

つづきです。

4.できるだけ夕食をとる。

 ユースホステルにおける食事というものは、一種のイベントなんです。夕食タイムは、一種の社交場になっているんです。

 もちろん、そういうのが煩わしいという人は、他人を無視して食べてもいいんですが、そうでない人は、社交場としての機能をもった夕食時間を有意義に使った方がいいですね。

 とは、いうものの知らない人と、会話するのには、勇気が入りますよね。ましてや、既に盛り上がっている団体さんの中に入っていくのは辛いです。

 そういう場合は、小さなテーブルをめざして座るのです。できれば、4人テーブルがいいですね。4人なら仲間はずれになるという事は、おこりにくいのです。これより人数が多いと、会話から、はみでる人が出てくるのですが、4人だと、そういうことは無いんです。

 あと、もう一つコツを!

 これは、北軽井沢ブルーベリーYGHに限っての話なのですが、「スタッフ席」の隣に座ることです。スタッフ席というのは、宿関係者の席で、まれにスタッフが御客さまと一緒に食べることがあるのですが、このスタッフの隣なら、スタッフが色々と気を遣って、みんなと馴染みやすく手配してくれるからです。

 ところで「夕食=社交場」説についてですが、どんな社交場かと言いますと、ユースホステルの伝統として、旅の情報交換の場所になっています。グルメ情報や、天気情報や、紅葉情報、桜前線なんかの情報交換をしたり、明日の旅の道連れを誘ったりする。具体的に言うと、車で来た人が、電車できた人に対して
「ガソリン代ワリカンで一緒に車でまわりませんか?」
と誘ったりする。または、リピーターさんたちが、
「庭に出て一緒に星をみませんか?」
と言ってきたりする。

 始めてユースホステルに泊まる人は、こういう申し出に、驚いて尻込みしがちですが、尻込みしない方がいいですね。庭先で星をみるくらいなら、たいして危険なことはないですから。

 リピーターさんというのは、
 その土地を、すごく気に入っている人が多いんです。
 だから、その土地の魅力を、
 初めてくる人に
 伝えたくて伝えたくてしかたない。
 そういう善意があふれている。
 だから、そういうお誘いがあるのです。


 ただし、中にはナンパ目当ての人もいますから、そういう臭いがしたら気をつける必要もありますが、まあ、あまり気にしなくてもよいでしょう。気になったら宿主に相談することです。宿主は、実に良くみていますから、的確なアドバイスをしてくれるでしょう。

 また、良心的な宿なら、御客さまを選んでいるはずです。どんなに、お金に困っても、問題をおこす御客さまのお泊まりを拒否していると思います。

 さらに、良心的な宿ならば、食事のテーブル配置に工夫がされているはずです。問題ないケースの場合は、
「どこでも、ご自由にお座りください」
とアナウンスされるでしょうし、問題あるケースの場合は、御客さまの席が、指定席になっていて、事故がおこりにくくなっているはずです。


 最後に、「夕食=社交場」説の立場から一言。

 グルメを追求するなら、コース料理を出すのが一番です。
 料理が冷めないからです。
 北軽井沢ブルーベリーYGHでも、味を追求するあまり、
 コース料理を出したことがあったのです。

 しかし、料理を下げ、料理をあげるたびに、盛り上がっている御客さまの会話を中断してしまう。前菜・スープ・メイン・デザートの皿の出し入れと8回も中断してしまう。会話の流れを切ってしまうんですね。

 会話というものには、流れがあります。その流れが、うまく滑り出すには、時間がかかる。最初は、し〜んと沈黙が流れ、それを誰かが打ち破って、ある程度盛り上がるためには、時間がかかる。その流れを皿の出し入れで切ってしまいかねない。だからコースメニューは出したくないんです。

 食事の美味しさは、味だけではなく、盛りつけとか、店の内装とか、雰囲気に影響されます。どれを重視するかは、宿の方針によって変わってきます。ただ、一般的に言ってユースホステルという宿は、どちらかというと雰囲気に重点を置いているんですね。「夕食=社交場」説になってしまうのです。もちろん、北軽井沢ブルーベリーYGHにおいても同じです。


以下、つづく

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posted by マネージャー at 09:27| Comment(6) | TrackBack(0) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月05日

業界裏話6

つづきです。

5.できるだけ温泉ツアーにでる。

 夕食では、どうもコミュニケーションがとれなかったという方は、星空温泉ツアーに参加されると良いと思います。一緒に温泉に入ることによって裸のつきあいができますし、その後の星空観察会でも会話がはずむと思います。

 もちろん車があれば、自分たちだけで温泉に行くこともできます。その方が制約が無くて自由なのですが、ここは、あえてユースホステルの車の狭い空間に、ぎゅうぎゅう押し込んで行く不便さをとるのも良いかと思います。

 たった5分ですが、温泉までの間に、自然とコミュニケーションがとれるからです。そして、この5分という短さがいいのです。たった5分だけですが、車内の狭い空間の中で一つの共通した空気ができるからです。よくタクシーで、ちょっと移動するときに、タクシーの運転手と、何気ない会話をしますが、自然にコミュニケーションがとれますよね?

 アレです。

 また運転手は、北軽井沢ブルーベリーYGHのスタッフですから、迷惑そうでなければ、御客さまに何気ない話をしてきます。車内に温かいムードを作るような努力をしますから、それに乗っかるのも良い方法だと思います。

 あと、温泉ツアーの参加率ですが、リピーターさんの参加は比較的すくなく、初めての御客さまの参加率が高いです。つまり、参加されている皆さんが、始めてこられる方であるケースが多いく、お互いに北軽井沢が初めてということで仲良く意気投合するケースも多いですね。

 ちなみに料金は、温泉代のみです。

以下、つづく

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2009年07月06日

業界裏話7

6.お茶会に参加する。

 人気ユースホステルの大半には、お茶会(ミーティング)というものがあります。北軽井沢ブルーベリーYGHにも、21時30分から23時の間にあります。どうして、ユースホステルに、お茶会(ミーティング)があるかと言いますと、これにも、きちんとした理由があるのです。

 ユースホステルの御客さまの主力は、一人旅の御客さまです。定員20人の宿なら20回の電話がかかってきます。これがペンションだと、5人家族が4組で20人だったりするので4回しか電話がかかってきません。つまり、ペンションの場合は、4回の道案内と、4回の受付と、4回の観光案内だけで良いのです。駐車場も4台分あればいい。

 だけど、ユースホステルの場合は、20回の道案内と、20回の受付と、20回の観光案内が必要になるので、観光案内だけでも、まとめて1回だけで行いたいのです。で、考え出されたのが、お茶会(ミーティング)というシステムです。21時30分頃を、お茶の時間に設定し、御客さまの質問を受け付けたりするのです。

 しかし、このお茶会(ミーティング)というシステムをはじめてみると、見知らぬ人どうしのコミュニケーションの場になってしまいました。お茶会(ミーティング)が、いわゆる社交場になってしまったわけです。

 ユースホステルといっても、いきなり知らない人に、声をかけるのは、気が引けるものです。ところが、このお茶会(ミーティング)に参加すると、不思議に知らない人とコミュニケーションがとれるのです。どんな無口な人でも、どんな人見知りの方でも、非常に簡単にコミュニケーションがとれる。こっちが黙っていても相手から話しかけてくる。

「うざいなあ」

と思ったら部屋に戻ればいいだけだし、隣の人が気に入らなければ席を変えれば良い。よーするに自由な雰囲気なので、気安く参加できます。それでも不安な場合は、宿主(マネージャー)や、宿のスタッフの隣に座ることです。何かあったら宿のスタッフが、何かと対処してくれますから。

 で、ここで、御客さま自身の手によって、
 お茶会を円滑にする、極意を
 伝授しましょう。

 差し入れを出すのです。


 それも宿のマネージャーに出すのではなく、お茶会(ミーティング)の場で、他の御客さまに出すのです。ただ、気をつけなければ、いけないのは、宿によっては、持ち込み禁止の宿があるんです。だから、宿のマネージャーの了承を得てください。

 ブツは、大したものでなくていいですが、
 珍しいモノ
「限定版**」
「御当地名物」
 というものが、他の御客さまの感動をよびます。
 北軽井沢ブルーベリーYGHでは、
 それで盛り上がる例をよく目撃してます。

以下、つづく

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posted by マネージャー at 14:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月07日

業界裏話8

つづきです。


7.できるだけ朝食をとる。

 理由は、夕食の時と一緒です。
 朝食も社交場なんです。

「うざいなあ」

と思ったら黙ってればよいし、隣の人が気に入らなければ席を変えれば良い。それも面倒なら時間を数分ずらせばよいでしょう。前日に宿のマネージャーに頼んでもいいです。快く手配してくれるはずです。

 逆に、いろんな人とコミュニケーションをとりたい方は、朝食はチャンスです。夕食よりもコミュニケーションがとりやすい。うちとけてきているだろうし、雰囲気も良くなっているはずです。なにより、朝というのがいい。朝は、

「おはようございます」

の挨拶をするのが、日本人の文化風習であり、礼儀ですから、いくら相手が「うざいなあ」と思っていても「おはようございます」くらいは返ってきます。

 その「おはようございます」が、
 どんなにコミュニケーションを
 円滑にすることか!


 逆に言いますと、早起きして、同じ早起きの人に
「おはようございます」
を連発するのもいい。

 私の経験からいうと、早起きの人は、「おはようございます」の挨拶が大好きです。きちんと挨拶がかわせれれば、うちとけるのが早くなり、一緒に野鳥を見たり散歩することだってありえます。それがユースホステルを利用する人の特色でもあります。


以下、つづく

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posted by マネージャー at 16:04| Comment(6) | TrackBack(0) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

烏帽子山1

烏帽子山のハイキングツアーの写真です。
実は、この日の御客さまは、女性ばかりでした。
それも、きれいどころばかり。

09-7-5-01.JPG

で、ツアー参加した男性は、たった一人。
これが集合写真なのですが、
男性参加者と女性参加者の間に

空間が!


09-7-5-02.JPG

ま、仕方ないですね。
大勢の綺麗どころに囲まれれば
緊張しますよねえ。

で、出発したのですが、
やはり、前後に空間が.....。
やっぱり大勢の綺麗どころに緊張してますね。

09-7-5-03.JPG

しかし、もっと緊張することが、おきた。
熊注意の看板!
を発見したのだ。
どうやらがでるらしい。

09-7-5-04.JPG

その時、
野生動物の物音が!

熊か?
熊なのか?
熊に喰われるのか?
絶対絶命のピンチなのか?

どうなる?
どうなる?


09-7-5-05.JPG

「あっ! あれは!」
「あっ!」


野鳥でした。orz。

09-7-5-06.JPG

つづく
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posted by マネージャー at 18:43| Comment(4) | TrackBack(0) | 鹿沢−烏帽子岳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月08日

虐殺されたウイグル人

これは酷いと思ったので、アップしておきます。
世界平和は、遠いという感想です。








下記は、ウイグル人を虐殺する風景。
心臓が悪い人は、要注意。

http://www.youtube.com/watch?v=IBhi8HWsX8g

つづく

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posted by マネージャー at 19:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 動画紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月09日

烏帽子山2

烏帽子山ツアー2です。

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帽子に蝶が!

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つづく
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2009年07月10日

業界裏話9

つづきです。

8.ツアーに参加する。

 北軽井沢ブルーベリーYGHに限らず、多くのユースホステルでは、ガイドツアーをやっています。といっても、旅行営業をしているわけではなく、なんとなく友達感覚で、とっておきの穴場を案内しているのが現状です。こういったユースホステルツアーに参加すると、けっこうコミュニケーションがとれるのです。で、楽しいんですよ。

 まず、車移動。
 移動時間中に、いろいろと面白い話が聞けたりしますし、
 運が良ければ、カモシカやウサギなどに出会えます。
 一人で道を探していたら、こうはいかない。
 道を探すのにアップアップで、どうにもなりません。

 あと、ハイキングの時など、いろんな人が気をつかってくれます。たとえば、荷物をもってくれる人がいたり、わざと「疲れた」と音をあげてくれる人がいたりする。誰かが「疲れた」と言ってくれると、周りが元気になることを知ってて言ってくれる。甘い物を出してくれるひともいるし、飲み物を出してくれる人もいる。でも、それよりも嬉しいのは、自然を解説してくれる人がいたときや、元気や笑いをくれる人がいたとき。

 そして温泉。
 ツアーが終わると、たいていみんなで温泉に行きます。
 これが気持ちよいのです。

 最後に北軽井沢ブルーベリーYGHの食堂へ!
 ツアー後に、ユースホステルで御茶を飲みます。
 そして一息ついてから帰路につきます。



9.相性の悪い人に出会ったときの対策

 最後にユースホステルで、もし、相性の悪い人に出会ったときの対策を教えておきます。一番良いのは、マネージャーに相談することです。はやめに相談すれば、マネージャーも何か手をうてるかもしれません。例えば、食事のテーブルを指定席にするなどです。マネージャーに言いにくい場合は、同室の人に相談するのもよいかもしれません。それでも不安なら、お金はかかりますが、個室プランを選ぶのが一番です。個室なら部屋に逃げ込めばいいわけですからね。

 しかし、そんな心配は無用かもしれません。私は、7年間、ペンションとユースホステルの二軒を営業してきましたが、ペンションとユースホステルを比較した場合、ユースホステルの方が、御客さまの御行儀が良いことを体験をもって知っています。あまり変な御客さまは、いないというのが真相です。

 また、そうならないように、あらかじめ、御客さまを断るケースも多々あります。例えば、幼児連れの御客さまは、全体の3割を越えないようにするとか、大勢の団体様が来られる時は、個人の御客さまに了解をえてから予約をうけるとか、イビキの大きい御客さまは、できるだけ離れた部屋割りにするとか、宿側も、いろいろな工夫をしています。ただ、混雑しているときは、そういう工夫が出来ないケースもありますね。

つづく

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2009年07月11日

業界裏話10 なぜ群馬県なのに北軽井沢?

なぜ群馬県なのに北軽井沢なのか?

実は、北軽井沢という地名は、大正時代からあるのです。
大昔から、北軽井沢は、北軽井沢という地名なのです。

沓掛が中軽井沢、
塩沢が南軽井沢、
発地を軽井沢発地、
軽井沢駅を新軽井沢と、

観光ブームのために街の名前を変えてしまったのとは、わけが違います。北軽井沢は、

大正8年の昔から北軽井沢なんですよ!

じゃあ、大正時代以前は、どういう地名だったかと言いますと、地名は無かったのですね。よーするに無人の原野だったわけです。名前もついてない土地だったんです。

 しかし、大正時代に草軽鉄道が開設され、無人の野に駅ができます。その駅名が、北軽井沢だったわけで、北軽井沢駅を中心に、日本中の富豪たちが、土地を買いあさったわけです。で、北軽井沢という地名ができたんですよ。そして、その土地の売却益で草軽鉄道の設置費用を出したのです。

 ですから、この広大な北軽井沢の土地は、最初は、すべて草軽鉄道の所有地だった。これは、私自身が、法務局に行って調べてきたので間違いないです。草軽鉄道という会社は、人間も住んでなく、何も価値のない土地に、草軽鉄道を設置し、土地を分譲したのです。

 ちなみに北軽井沢より前の駅には、栗平・二度上・国境平・長日向・小瀬温泉という駅名になっています。これらの土地には、人が住んでましたから、すでに地名があったわけですが、北軽井沢には、地名らしきものが無かった。そこで、そばを流れている地蔵川から名前をとって、大正7年6月に地蔵川駅として開業しましたが、翌年には北軽井沢駅と変更しています。

 そして、この北軽井沢駅の開設とともに、どんどん移住者がやってくるのですが、法政大学の学長、松室致先生が法政大学村を作り、教授たちに土地を分譲しはじめますと、岩波書店の岩波茂雄、安倍能成、宮本和吉、田辺元、三木清、津田左右吉、谷川徹三、岸田国士、市河三喜先生等が家を建てはじめました。そして、北軽井沢に山荘文化が生まれていくのですが、彼らが
「北軽井沢」
という土地をジャンジャン宣伝していくのです。

 やがて北軽井沢に北軽井沢小学校が生まれます。
 北軽井沢観光協会が誕生し、
 北軽井沢消防団、
 北軽井沢水道組合なども誕生します。

 しかし、長野原町は、この北軽井沢の土地の方を向いてなかった。そのために北軽井沢の住民たちは、何から何まで自分たちでやるしかなかったのです。開拓民たちや、別荘族たちは、自助の精神をもって、町から見捨てられた地を開拓していきます。そのために、住民の意識は、長野原町民というより、
北軽井沢の人間

という意識が濃厚にあるのです。

さらに複雑なことに、隣村の嬬恋村にも
捨てられた住民たちがいた。
北軽井沢に近いところに住んでいる
嬬恋村の住民たちだった。
こっちの方は、もっと複雑だった。


つづく

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2009年07月12日

業界裏話11 嬬恋村の北軽井沢

業界裏話11 嬬恋村の北軽井沢

 北軽井沢とは、どのあたりまでをさすのでしょうか? 北軽井沢と呼ばれる地域なのかというと明確な規定はありません。昔は、群馬県長野原町の南部地域から、嬬恋村の一部を含む地域をさしていました。ですが、歴史的にみると草軽鉄道の元所有地が北軽井沢にあたるようです。つまり、浅間山の北側にひろがる浅間高原の東側半分ぐらい、もっと言うと鬼押出し園より東側を北軽井沢と言ったようです。ただし、自治体が、そういう名称を登録したのではなく、草軽鉄道と住民が、そうよんでいたのですね。

 しかし、ややっこしい事がおこります。

 昭和61年に長野原町は南部地域の地名を、
 正式に北軽井沢に変更したのです。 
              
(それまでは、大桑の一部とされていた)
            
 困ったのは、嬬恋村にいる北軽井沢付近の住民たちでした。
 昔は、嬬恋村の一部も、北軽井沢だったからです。



 話は変わりますが、嬬恋村の北軽井沢地区の住民たちも
 嬬恋村から無視され続けられました。

 具体的に言いますと、小学校が無かった
 水道も、電気も、電話も無かった。
 ゴミ捨て場の場所をとっても、極端に少なかった。

 子供たちが学校に通うためには、
 10キロ先の分校に行く必要があった。

 村は、分校を造ることも、
 スクールバスを作ることもしなかった。
 驚くべきことに、つい最近まで、してなかった。

 なので長野原町の北軽井沢に助けを求めた。


 だから、30歳以上の人間は、
 北軽井沢小学校に通っていました。


 北軽井沢の人たちは、
 捨てられた嬬恋村の住人たちを温かく迎えてくれました。
 消防から何から何まで北軽井沢の御世話になりました。

 嬬恋村の北軽井沢地区のペンションは、北軽井沢でもないのに、北軽井沢を名乗っていますが、それには、それなりの理由があります。このあたりに住む住民たちは、北軽井沢に、とても親近感をもっているのです。

 昔、北軽井沢に御世話になった過去があります。
 そして、嬬恋村には足蹴にされた過去があります。

 で、嬬恋村から分離して、
 長野原町(北軽井沢)と合併しようという
 住民運動までおこりました。


 住民たちの怒りは本物でした。土地が値上がりし、固定資産税を貪るくせに、住民サービスを全くしないために、住民たちの堪忍袋の緒が切れました。で、事態の容易ならざることを知った嬬恋村は、青ざめました。

 村長がすっ飛んできて、あたまを下げてまわった。

 そういう過去がありますから、
 今でも嬬恋村より、
 北軽井沢の方に親近感があるのです。

 で、時代は下って少子化の時代が始まりました。
 小学生の数が少なくなってきました。

 嬬恋村は、嬬恋村の小学校に通う子供たちの数を増やすために、北軽井沢小学校(長野原町立)に通っている子供たちを、嬬恋村の小学校に入学させろと言ってきました。長いこと嬬恋村に捨てられていた北軽井沢地区の嬬恋村の住人たちは激怒しました。

「今まで分校も造らず、スクールバスも用意してなかった嬬恋村が、少子化の時代になったとたんに嬬恋村の小学校に入学させろとは、何事か」と。

 しかし、嬬恋村が永久に無料でスクールバスを用意するという確約することによって、住民たちの怒りは収まりました。そして、ただ、長年にわたって御世話になった北軽井沢に申し訳ないという気分だけは残ってしまった。

つづく

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posted by マネージャー at 01:03| Comment(8) | TrackBack(0) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月14日

シュークリームにあたってしまった。

コンビニのシュークリームにあたってしまった。

普段なら大丈夫だったのでしょうが、
体調がすぐれず、弱っているときに
怪しいシュークリームを食べてしまい
2日間ほど寝込んでしまいました。

皆さんも、食中毒には気をつけてください。

つづく

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posted by マネージャー at 18:40| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 2009以前 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月15日

烏帽子山3

烏帽子山3

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つづく

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posted by マネージャー at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 鹿沢−烏帽子岳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

軽井沢高校野球部の憂鬱

軽井沢高校野球部の部員は、たったの5名。

3年生3名、
2年生1名、
1年生1名。

これでは、試合もできないので、他のクラブから助っ人を得て、大会に出ているらしい。
ちなみに去年の成績は、

2008 H20 春予1回戦 対上田高校戦 18−4 ●
2008 H20 夏県1回戦 飯田工業高校戦 10−0 ●
2008 H20 秋予1回戦 臼田高校戦 19−1 ○
2008 H20 秋予2回戦 野沢南高校戦 6−4 ●

で、今年の夏の甲子園は、どうなっているのだろうか?
実は、1回戦は、7月12日にあった。
結果を知りたいのだが、分からない。


つづく

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posted by マネージャー at 22:46| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 2009以前 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月16日

業界裏話12 宿は客を選んでるという事実1

業界裏話12 宿は客を選んでるという意外な事実1

 宿をやるまで気がつかなかったことで、
 宿をはじめてから愕然と知ってしまった真実は、
「宿は客を選んでる」
ということでした。

 これは、自分が客である間は、
 全く気がつかなかった盲点でした。

 私が御客様であった時は、漫然と「この宿に泊まってやっているんだ」という気分でいたのですが、いざ、宿を始めて見ると、そうではないことに愕然としてしまいます。と、書いても何のことか分からないでしょうから、具体的に、どういうことかを解説してみましょう。

 たとえば、1泊2食で2万円の価格設定したとします。すると、自動的に1泊2食で7千円しか使えない御客様を切り捨ててしまうことになる。2万円の御客様だけをターゲットにしてしまうことになる。となると、そういう御客様しか来なくなるのです。もちろん御客様の方も、2万円のサービスを要求してきます。宿の特色が、2万円レベルとなってしまう。

 逆に1泊2食で七千円の価格設定したとします。
 すると2万円の御客様は、絶対に泊まりに来ません。

 では、1泊2食で七千円の価格設定で、
 2万円のサービスをしたとします。
 はたして2万円の御客様は、泊まりに来るでしょうか?

 泊まりに来ないのです

 ということは、サービスの問題では無いのです。客層の問題なのです。いくら格安でも客層が違うところに泊まりにはこない。どんなにハイグレートなハードとサービスがあっても、客層が違ったら、そこには泊まりに来ないんですね。

 もっと分かりやすく説明しましょう。

 幼児オーケーの宿に、静かな雰囲気を好まれる御客様はきません。
 カップルばかり来る宿に、一人旅の御客様も来ません。
 なんとなく居づらくなりますから。

 で、北軽井沢ブルーベリーYGHがオープンした時なんですが、最初は、ユースホステルではなくて、ペンションでした。このペンションを友人に経営を任せたら、赤字が雪だるまのように膨れあがりました。

 これではいかんと、百冊以上のビジネス本を読み、経理や、マーケッティングを勉強し、経営セミナーにも出かけ、集客のための勝利の方程式を作り上げて、友人から経営をとりあげて、再建をはじめたわけですが、今度は、アッという間に黒字になった。だから御客様の増やし方は、心得ているつもりです。

 でも、2年目から御客様を減らすことにした。
 わざと断るようにしたのです。

 理由は、客層がバラバラであったために
 クレームが生じたためです。
 具体的に述べますと、こんな感じになります。

1.口コミで、宿の良い評判が流れる。
2.その口コミを聞いた御客様が、勘違いする。
3.帝国ホテル並みのサービスかな?と勘違いする。
4.で、実際泊まってみると、話が違うではないか!
  と激怒する。

 クレームの具体例を述べてみましょう。

 他の御客様の幼児がドタバタうるさい
 安い酒しか置いてないし、カラオケもない
 客の家族全員の名前を覚えてない
 マネージャー(女将)が部屋まで挨拶に来ない
 はやめに到着(午前11時30分)したのにチェックインさせてくれない
 浴衣が置いてないし、ドリンクバーもない
 スタッフと御客様が一緒に食べるのはおかしい
 見送りにスタッフ全員がでてこない
 料金先払いもおかしい

 これらのクレームをだした人の多くは、ふだんは2万から3万の宿に泊まっておられるのでしょう。そういう御客様が、6500円の宿に泊まって、こんなクレームを出すのか?と驚かれるかもしれませんが、

口コミで、
過剰に良い宿の評判が流れると、
こういうミステリーなことも、
おこりえるのですよ。


 口コミで良い評判が流れすぎると、6500円という値段である事実は、どこかに消えてしまいます。そして「素晴らしい宿」という口コミだけが頭に残ってしまう。で、自分が泊まるべき宿を間違えてしまう。違う客層の宿に間違って泊まってしまう。

 つまり、不幸な出会いが発生する。

 初期の頃の北軽井沢ブルーベリーYGHには、こんな不幸な出会いが、数多くあったのです。今では、それを避けるために、ホームページの予約フォーマットに、予約前に読むべき注意書きを載せています。

これです!

http://www.kaze3.cc/11-q-a/0-giyuyo/qa2.htm


つづく

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posted by マネージャー at 14:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月17日

ヘルパーさん募集中

 ゴールデンウィークでは、若い高校生がヘルパーさんをやってくれましたが、今年の夏のヘルパーさんは、年齢高めの男性軍団になるところでした。

 しかも、営業マン・ホテルマン・酪農家と、多才な面々で、40歳代の人が多かったので、私と合わせて、おじさんヘルパー&マネージャー軍団を作って、この夏は、
若者には負けないぞパワー
を見せつけようかと、思っていたのですが、どういうわけか、次々とヘルパーをキャンセルされたり連絡が無くなってしまったりで、現在、ヘルパー予定者はゼロになってしまいました。

 という訳で新規募集です。

 実は、早々に男性ヘルパーが決まったため、
 部屋の関係で同性である男性しか採用できなかったために
 大勢の女性ヘルパー希望者をお断りしていたのですが、
 今回、このブログで

女性でもオーケーになりました!

と告知することにしました。

 予定した男性ヘルパーさんが、都合で来られなくなったので再募集なんです。まだ、誰も決まってないので、男性でも女性でも歓迎しますと言いたいところですが、厳密にいうと、女子大生が一人、決まりかかっています。ですから8月の後半の募集は、女性に限られることになりそうです。

 ただ、8月前半は、誰もいませんから男性でも女性でもオーケーです。8月前半にやってくれそうな人がいると助かりますね。


期間:7月末から8月23日くらいまでの間で、1週間以上。

★原則として1週間以上
★非喫煙者
★男性のみまたは、女性のみの1〜2名
 (部屋の関係で同性にかぎられます)
★部屋は、混み合ってる時は相部屋になります
★原則として18歳〜50歳くらいまで
★HPとブログとYH内で写真が公開されます
★休日は、週に1〜2日くらいです。

詳しいことは、
http://www.kaze3.cc/06-news/helper/helper.htm
をごらんください。

過去のヘルパーさんの活躍記録もどうぞ
http://www.tour.kaze3.cc/staff/helpers08.htm
http://kaze3.seesaa.net/category/3672793-1.html
http://kaze3.seesaa.net/category/6497735-5.html

ご連絡は、北軽井沢ブルーベリーYGH
電話 0279-84-3338
または
blue@kaze3.com
までどうぞ。


ま、ヘルパーさんが、いなければ、いないでも、
それなりにやっていくつもりですけれどね。
どうせ、今年は、御客様が少ないし。orz

つづく。

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posted by マネージャー at 00:01| Comment(3) | TrackBack(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月18日

業界裏話13 宿は客を選んでるという事実2

つづきです。

 宿をやるまで気がつかなかったことで、
 宿をはじめてから愕然と知ってしまった真実は、
「宿は客を選んでる」ということでした。

 これは、自分が客である間は、
 全く気がつかなかった盲点でした。

 私が御客様であった時は、漫然と「この宿に泊まってやっているんだ」という気分でいたのですが、いざ、宿を始めて見ると、そうではないことに愕然としてしまいます。と、書いても何のことか分からないでしょうから、もう少し具体的に解説してみましょう。

 ペンション・ブルーベリーが、日本ユースホステル協会とユースゲストハウス契約した時、名称が変わりました。

 ペンション・ブルーベリーから、
 北軽井沢ブルーベリーYGH(ユースゲストハウス)
 になったのです。
 この名称変更が、客層を変えるきっかけになりました。

 具体的に言うと、ペンション客が来なくなった。じゃあ、ユースホステル客は来たのかと言いますと、これがまた来なかった。ユースゲストハウスという名称は、ユースホステルユーザーに馴染みがなかった。逆に、ユースゲストハウスユーザーが、わずかながらやってきた。当時、ユースゲストハウスは、全国に数件しかなかったので、ユースゲストハウスユーザーが来たと言っても、たかが知れていました。つまり、御客さまが激減したわけです。

 当時のユースゲストハウスユーザーの大半は、いわゆるビジネスホテルという位置づけでした。ユースホステルユーザーの方も、それを知っていて、ユースゲストハウスを毛嫌いしていて、北軽井沢ブルーベリーYGHの御客さまにはならなかったのです。

 ユースゲストハウスとしてのオープンの時には、ユースホステルマニアがいっぱいくると聞いていたのですが、そんなことはなく、御客さまは、たったの3人であり、そのうち会員は、2人だけでした。その後、3ヶ月間、ユースホステル会員の御客さまは、ほとんど来なかった。

 もちろんペンション客も、めっきり少なくなってしまった。
 ペンション・ブルーベリーという名称を
 はずした結果は、大きかったのです。

 しかし、施設も、食事も、サービスも、
 何から何まで全く変わってないのです。


 名前を変えただけであり、日本ユースホステル協会とユースゲストハウス契約をしただけなのです。宣伝だって、今までどうり、ジャンジャン行っていました。でも、名前を変えただけで来なくなったのは、名前の変更によって、宿側が御客さまを選んでしまったからです。

 つまり、御客さまが宿を選ぶと同時に
 宿も、御客さまを選んでいたんです。

 この事実を知った私は、ホームページに、さまざまな細工をして実験してみました。タイトルを
『北軽井沢ブルーベリーYGH』
『北軽井沢ブルーベリーユースゲストハウス』
『北軽井沢ブルーベリーYGHユースホステル』
『高級リゾート宿泊施設・北軽井沢ブルーベリーYGH』
『アットホームな宿・北軽井沢ブルーベリーYGH』
と変えたりしました。

 すると、これだけで客層が変化する。
 面白いくらいに変わるんです。

 御客さまが増えるケースもあったし、減るケースもあった。増えてもリピート率が下がる場合もあったし、減ってもリピート率が上がるケースもあり、年間をとおすと、集客が増えるケースもある。あと、宣伝費をかけると増えるが、宣伝しないと激減するケースもあります。その逆に宣伝費なしでも激減しないケースもあります。

 つまり、宿側は意図して
 御客さまを選んでいるわけです。


 これが逆に、宿側が御客さまを選選ばなかった場合、
 とんでもないことがおきてしまう。
 無秩序と無法地帯が、まかりとおり、
 恐怖の事件が始まります。

 例えば、銭湯を例にあげてみます。
 銭湯も御客さまを選んでいます。
 その代表的なものが刺青禁止のルールです。
 このルールによって、銭湯側は、御客さまを選んでいるのです。
 で、このルールがないと、刺青の御客さまがいっぱいくる。
 そうなると一般客は減っていきますね。

 その他にも銭湯には
「タオルを浴槽に入れない」
「風呂場で洗濯しない」
「下着や水着で入浴しない」
というルールがあります。
 このルールで御客さまを選んでいる。
 というのも、そのルールがないと、外国人たちが、
 洗濯したり、パンツで風呂に入ってしまう。
 そうなると、普通の御客さまは、誰も寄りつかなくなる。

 つまり、銭湯は、
 御客さまを選ぶことによって、
 逆に御客さまを増やすことになります。

 その反対に、
 御客さまを選ばない銭湯は、
 逆に御客さまを減らしてしまう


 これは、宿にも同じ事が当てはまるのです。
 それは.....?

つづく

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posted by マネージャー at 12:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月19日

トムラウシ山遭難事故に思う1



http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/090717/dst0907170926004-n1.htm

> 北海道新得町の大雪山系トムラウシ山(2141メートル)に登った
>ツアー客ら19人が下山できなくなった遭難事故で、17日午前8時半
>までに、男性1人、女性2人の計3人の死亡が確認された。道警による
>と、さらに5人が意識不明の重体となっている。

 ほんとうに悲劇的な事件でした。
 犠牲者の皆さんならびに遺族の皆さん、御愁傷様でした。

 実は、このトムラウシ山縦走、私は何回か行っています。
 だから現場を、よく知っているのです。
 で、知っている人間としてコメントを残しておきます。

 トムラウシ山の遭難事故は、今回が初めてではありません。
 実は、過去に何回もおきているんですよ。
 たとえば、2002年7月におきた遭難事故では、
 裁判に発展し、ガイドに対し禁固8月執行猶予3年を言い渡されています。

 つまり、そういういわくつきの場所だったんですね。

 それはともかく、こういう場合、
 裁判で業務上過失致死が決定された場合、
 ガイド保険がおりる可能性が高くなります。

 逆に、業務上過失致死が、認められなかった場合、
 つまりガイドにミスが無かった場合は、
 ガイド保険はおりません。
 つまり死に損になるわけです。
 ガイド会社としては、痛し痒しでしょう。

 業務上過失致死が、認められなかった場合は、遺族への補償ができない。
 逆に業務上過失致死が、認められた場合は、会社そのものが糾弾される。
 だから、ふつうガイド会社の大半は、安全管理を徹底して行うものなんです。

 ここで私の恐ろしい体験を述べてみます。
 北軽井沢のある山で、スノーシューツアーを行っていた時です。
 某旅行会社の団体さんと、雪山で出会ったんです。
 で、その団体さんたちは、道を間違えていた。
 そのまま行ったら崖に転落するので、注意したら、どうも挙動がおかしい。
 で、旗をもったガイドさんに
「ガイド歴何年?」
 と聞いたら学生アルバイトだったのでした。
 そのアルバイトさん、不安そうでしたね。

 あと、自称ガイドの方が、率いている挙動がおかしいツアー団体にも出会っています。その自称ガイドさんは、重登山靴にピッケルにカラビナにロープという完全装備で登ってきていたのですが、いかにもあぶなかしいのです。

 だいたい、重登山靴も、ピッケルも、邪魔なだけの湯ノ丸山なのに、
 というか、そんなものあったら、余計に遭難しかねない状態なのに
 そういう重装備にフウフウ言いながら、
 かんじきごと雪に埋もれながら前進している。

「怪しいなあ」

と思いつつ、こっちは、ゴム長靴にストックにスノーシューで、スイスイ追い越していきました。で、山の頂上で昼飯を食べて、ゆっくり休んで下山するときに、またすれ違ったのですが、まだ、フウフウ言って登っていました。

 なんか面白かったので、いろいろ話しかけてみたのですが、
 機関銃のように、いろいろな知識が飛び出してきて、
「百科事典みたいな人だな」
と思ったのですが、一緒について行っている人には悪いですが、私なら、この人と山に登りたくないなあと思いながら下山したものです。ただ、この人と一緒なら、少なくとも遭難することはないなあと思ったことは確かです。少なくともアルバイトさんよりも。でも、あぶなかしかった。

 ガイドさんにも、いろいろな人がいるんですね。

つづく。

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posted by マネージャー at 00:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 登山関係の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月20日

トムラウシ山遭難事故に思う2

続きです。
まずは、この動画を。



天下のNHKが、こんなニュースを出していいんですかね。
「登山者の一人が観光旅行のつもりだったので山の知識がなかった」
だって?

そんなわけねーだろう!
もし、そうだったら死んでるよ!
あくまで本当だと言い張るならソースだせよ!
画像があるなら出してみろよ!

NHKが、無駄に煽ってどうするの?
ニュアンスを正確に伝えないでどうするの?
と、怒りモードの自分は、ここまでにしてと、

このニュースによれば、
「防寒対策をしっかりやってない人もいた」
とありますが、煽られてはいけません。
防寒対策というのは、実に
相対的なもの
だからです。

もちろん防寒対策を完璧にすることは可能です。
しかし、完璧にすると荷物が重くなって身動きがとれなくなる。
そうなると疲労のもんだいが出てくる。

よーするに、どのあたりを
「落としどころ」
にするかが問題なんですよ。

雨が降っても、槍が降っても、トムラウシに行くのが目的ならば、
重くても完璧な防寒対策にして、テント泊にして、
3泊4日(プラス予備日)のツアーにすればいい。
その場合は、装備を具体的に指示する必要があります。

ちょっとでもヤバイようなら撤退すると決めていれば、
もっと軽量化して、2泊3日のツアーでもかまわない。
ただし、緊急時には、停滞するための準備は必要でしょう。

どこを「落としどころ」にするかなんです

トムラウシは、夏でも雪渓があるんです。
冬山とは言いませんが、春山の気候になるケースが多い。
だから始末に負えない。

一般の人は、なんとなく雨より雪の方が、寒いと思うんでしょうが、
実は、雪というのは案外温かいものです。
むしろ冷雨の方が、よほど体温を奪います。
そのうえ風速30メートルなら超最悪です。

そうなったら山のベテランなら、
間違いなく絶対に登りません。


 北海道新聞によれば、ツアーの主催会社の営業課長は
「ツアーの日程に無理はなく、装備も問題ない。ガイドは最善の判断をしたと思う。天候が予想以上に悪くなったのではないか」
と話したと言いますが、
「そんなわけないでしょう?」
もし、本気で、そう思っているならガイド失格ですよ。

ある判断で人が死んだら、その判断は、
最善の判断とは言えないと思います。

それも一人ではなく、何人もですよ。
一人なら、たまたま体調が悪かったと言い訳できますが、
何人も死ぬというのは、どこかに判断ミスがあったと言っていい。

だいたい、
「散り散りになって8人が死亡」
でしょ?

散り散りになること事態が、もうガイドになってない。
御客様を守れてない。
判断ミスですね。
停滞すべきでしたね。
もし、これが判断ミスでなかったら、
誰もガイド会社を使って登山しなくなります。

つづく。

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posted by マネージャー at 11:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山関係の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コマクサハイキング

本白根山コマクサハイキング。

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つづく。

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posted by マネージャー at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 万座・白根山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月21日

トムラウシ山遭難事故に思う3

トムラウシ山遭難事故に思う3
続きです。

 アミューズトラベル社が主催した、トムラウシ山縦走は、50〜60代の客15人とガイド3人が参加しており、そのうち8人が死亡するという大惨事となりました。また、別のツアーで来た1名と単独で来た1名もお亡くなりになりました。御冥福を祈りたいと思います。

 あらためて、自然をなめてはいかんなあと思いましたね。
 ところで感心したことがあります。

http://www.tokachi.co.jp/news/200907/20090717-0002092.php

 同じ条件下で下山した、静岡県の6人パーティーは無事だったのです。また、旭岳の別パーティも同じ天気予報を聞いていたが、山の天気が平地より遅れてくるとの経験則から夕方まで荒れると見越して中止していますね。 素晴らしい判断、お見事でした。

 で、どうして、この差となったかと思ったら
 ウィキペディアに経過が書かれてありました。


1.7月16日、午後から天候は好転すると見越して出発を決定。
  ただし客の何人かはこの決定に不安を感じたという。
  一行は午前5時半頃に避難小屋を出発した。
  パーティは風速20〜25mの暴風雨の中を飛ばされないよう慎重に、
  時に岩にしがみ付きながら進んだ。
  この時点で客の何人かは避難小屋に戻るよう要望したという。

「客の何人かは避難小屋に戻るよう要望した」
 ここがポイントですね。



2.午前10時半頃、北沼付近で女性1人が低体温症のため歩行困難。
  一行はツェルトを設営し付き添いのガイドAを残して先に進んだ。
  午前11時頃、その近くで別の女性1人が意識不明に陥った。
  ここで岩陰を探してテントを設営。
  この女性に加えて歩行困難になった女性2人と付き添いの男性1人、
  ガイドBの計5人がこの場でビバークすることとなった。
  またこの場でも客から救助要請の要望が出たという。

「客から救助要請の要望が出た」
ここもポイントですね。


しかし、無線による救助要請はでていません。
おそらく、アマチュア無線を携帯してなかったと思われます。
うっかり忘れたのか?
それとも?
(誰か突っ込んでください)


3.客10人とガイドCはトムラウシ山頂を迂回し
  西側の平坦なコースで下山を続行した。
  この時ガイドは遅れた人を待つことなく
  大急ぎで進んだため列が伸びて全員を確認できなくなったという。

「この時ガイドは遅れた人を待つことなく、列が伸びて全員を確認できなくなった」

おいて置かれた人は、どうすればいいんだ?
御粗末すぎはしませんか?


暴風雨で、バラバラになるのは自殺行為でしょ!
このせいで、
死ななくていい人が、4人死んでいる。
この暴挙がなかったら被害は4人だけだった。


4.午後4時頃、ガイドCと客2名が五合目「前トム平」に到着。
  ここでガイドCは携帯電話から110番通報して救助要請を出し
  この場にとどまった。


午後4時頃になってようやく携帯電話から110番通報。
ああ、なるほど、携帯で通報か。
アマチュア無線は持ってなかったということか?
今まで電波が届かないために通報できなかったのか?
それにしても連絡が遅すぎましたね。


5.午後5時前後、ガイドBは同社の札幌営業所に社長あてで
  「すみません。7人下山できません。救助要請します」
  「4人くらいダメかもしれないです」
  と切迫したメールを送信した。

おいおい、携帯は、繋がっていたのかよ!
どうして、もっと早く連絡しない?



(それにしても客の方が判断が正しかったなんて、なんだかなあ)

 ところで、気になったことが一つ。
 ニュースで見たテントです。
 なんか・・・・・ぽいんですが、
 私の気のせいですかね?

 あと、気になる点。
 ツアーリーダーは、誰だったんですかね?
 ツアーリーダーが、一番最初に離脱しないはず。
 いったい誰なんですか?
 (ここも、突っ込みどころ)

つづく。

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弓池・牛池ハイキング

弓池ハイキング

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ワタスゲはいいですね。
地味だけれど美しい。

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牛池です!

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つづく。

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東京節だ!

「パイのパイのパイ」

で有名な

東京節

が、アニメになっていたなんて!

東京節、けっこう好きなんですよ!





ついでに、東京ラプソディもやってくれないかな?




つづく。

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トムラウシ山遭難事故に思う4

トムラウシ山遭難事故に思う4
続きです。

まず、下記サイトのニュースから抜粋。
http://www.asahi.com/national/update/0719/NGY200907190029.html

「遭難だと認めて救援を要請しろ」。北海道大雪山系トムラウシ山の遭難事故で、なかなか救援要請をしないガイドに業を煮やし、こう求めたと、旅行会社アミューズトラベルのツアーに参加し、自力下山した愛知県清須市の戸田新介さん(65)が証言した。

 (中略)

我慢出来なくなった戸田さんは大声で叫んだ。
「この事態をどうするんだ。遭難だと認めて救援を要請しろ」
 すると、北沼付近にいたガイドが戻って来た。
「歩ける人は、先に下りてもらえますか」
救援要請は聞き入れられず、違うガイドが先導して先を進むことになった。

 (中略)

 戸田さん自身も体力の限界が近づいた。何とか助かったのは、山頂に近づいた時に雨がっぱの下にフリースをもう1枚、着たからだという。着替えるために雨がっぱを脱ぐと雨にぬれるが、「このままでは寒さでやられる」と思い切った。

  ×  ×  ×  ×  ×

 戸田さんの怒りは、わかりますよ。
 ガイドの対応は、ダメダメでしたから。

 それは、ともかく、戸田さんの判断は素晴らしい!
 救援要請しろと怒鳴ったことではないですよ!
 それは、あたりまえのことですから。

 私が絶賛しているのは、雨の中、
 フリースに着替えたことです

 フリースというのは、濡れても体温を奪われないという不思議な力を持っているんです。というのは、私も同じ経験があるからです。トムラウシより気温の低い、7月の知床山脈縦走をしたとき、豪雨の中でも1枚のフリースで、ほとんど体温を奪われずにすんだからです。それ以来、フリース信者になりました。

 おまけに分厚いフリースは、破れにくい。

 ハイマツの藪こぎで、ザックやゴアテックス雨具が穴だらけになったときでも、分厚いフリースだけは破けなかった。雪渓歩きの中、知床山脈の冷雨にあっても体温を奪われなかった。だから、雨に濡れてもフリースに着替えるのは、大正解なんです。

 あと、こういうケースで有効なのは、アミノバイタルとチョコレート。これを継続的に食べ続ければ、眠くなりにくくなる。蜂蜜があれば言うことなし。今は、ブドウ糖が売っているらしいので、それでもいいかもしれません。

 とにかく、糖分補給を忘れないことです。
 これを忘れると、ボーッとしてくる。
 眠くなる。
 アミノバイタルの補給を忘れると、筋肉が動かなくなる。

 これは、かなり重要なことです

 8時間以上の歩行を行うなら、アミノバイタルプロは必携です。
 ツアー会社は、事前に説明してあるはずですよね?



 ところで、ニュースサイトから戸田さんの発言を引用します。

>戸田さんは指摘する。
>「重ね着をさせるなど、ガイドが指示を出すべきだったのではないか」
>戸田さんのほかに防寒対策をする人はほとんど見られなかったという。

 ああ、そういう事だったのか。
 これで納得いきました。
 どうして8人も御客様を殺してしまったか分かりました。
 ガイドさんたちは、御客様よりも動転してしまって、
 防寒の指示を出し忘れたのかもしれませんね。


 それにしても残念。間違いなく、ガイドたちは、業務上過失致死で訴えられるだろうな。まあ、逆に言うと保険はおりやすくなるかもしれませんが、そういう問題ではないからなあ。 

つづく。

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2009年07月22日

黒斑山ハイキング1

今回は、黒斑山ハイキング。

まずは、キャベツ畑で集合写真を!

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あれ?
中に変な人が混ざっている。
誰だっけなあ?
あ!
元ヘルパーさんの割烹着娘だ!
このブログで、夏休みのヘルパー希望を出していたが、
いつの間にか御客様となって潜り込んでいた!

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ところで誰か、この娘を貰ってくれる人、いません?
いや、ホント、冗談ではなく。
希望者は、パソコン画面に向かって手をあげてください。

それはともかく、車坂峠から出発!

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いい天気でした。

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エーデルワイスの歌でも歌いたくなりますねえ!

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みんな元気いっぱい!

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トーミの頭に到着!
黒斑山まで、もう一歩。

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つづく。

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2009年07月23日

トムラウシ山遭難事故に思う5

トムラウシ山遭難事故に思う5
続きです。

 今まで、トムラウシ山遭難事故をおこしたガイドさんにキツイことを言ってきましたが、今度は、ガイドの立場になって考えてみます。というのも、私たちも無償とはいえ、御客様を連れてガイドをすることがあるので、ガイド側の気持ち、ツアー会社の気持ちが多少はわかるからです。

 北軽井沢ブルーベリーYGHでも、『風のたより』の皆さんのボランティアにお願いしてガイドツアーを行っています。基本的に無償です。保健代が300円とガソリン代だけです。まれに私がガイドに出かけることもありますが、これは営業ではありませんから、やはり(実費を除いて)無償です。

 無償にする理由の一つは、天候が悪ければ、必ず撤退するからです。

 まあ、それだけが理由の全部では、ありませんが、理由の6割を占めます。本格的なガイド業なんて、宿業と兼務でこなせるほど甘くありません。雨が降ったら登らない、吹雪いたら登らない、天候が急変したら、すぐに下山する。頂上はめざさない。そういうところは徹底してガイドツアーを行っています。

 でも、そこまで慎重に行動しても
 事故がおこる時は、おこる。
 御客様が怪我をする時もある。


 だから余計に慎重になってしまう。
 年々、臆病になっていく自分がいる。

 しかしね、そういうガイド側の心を鞭打つかのような
 御客様の激怒の声が浴びせられることがあるんです。
 たとえば、こんな会話(電話)が、年に何回かあります。

「来週は、××山登山ですよね?」
「そうです。でも雨天の時は、温泉ツアーになります」
「それじゃ困るんだよ、はっきりしてくれよ、行くの? 行かないの?」
「こればかりは天候しだいなので・・・」
「それ、おかしいだろう? いかねえならホームページに書くなよ」
「ホームページにも、雨天中止と書いてありますが」
「こっちは、百名山やってるんだ、行ってくれなきゃ困るんだよ」
「それでは、他をあたってください。なんなら必ず連れて行って行ってくれるガイド業者を御紹介しましょうか?」
「それじゃ金がかかるだろう!」

 こんな風に、無茶苦茶言ってくる人が希にいます。
 スノーシューツアーの時も、

「今週のスノーシューツアーは、どこに行くんですか?」
「それは天候によって決まります。吹雪いたり、雪崩の危険性を考慮して、前日に行ける場所を御客様に提案することになっています」
「それって、おかしいんじゃないの?」
「私どもの宿は、そういうシステムをとっていますので、もし御不満でしたら、他の会社を紹介しますが」
「他の会社は、おたくの3倍の値段なんだよ。それじゃ困るんだよ。四阿山に絶対に行く日を決めてよ」
「では、別価格で、1日4万円のガイド料金で四阿山を御案内いたします」
「なんだよ、それ、ボリすぎだろう」
「いえ、御客様、一日営業を停止して、装備のチェックと四阿山の事前調査と荷物のデポを行わなければなりませんから、これが最低ラインになります。一般のガイド会社でも、この価格になっているはずです」
「もう、いいよ!」

 てな、ことがありました。
 こういう事があるたびに、世の中には、

「危険なところに行くには、
コストがかかる」


 という単純明快なことを知らない人が、
 いるんだなと思いしらされます。
 私は、電話がきれた後に、

 コストをかけたくなかったら、危険に踏み込まないでくれ!
 無料どうぜんで危険を手に入れようと思わないでくれ!


 と叫んでいます。

 逆にいうと、ガイド会社には、北軽井沢ブルーベリーYGHなんかよりも、もっと御客様からのプレッシャーがあるでしょうね。なにしろ、それで食べているから。

 それと、今回のトムラウシ山で遭難事故にあわれた皆さんは、
 危険に対するコストをどう考えていたんでしょうか? 

 そういえば、こんな画像が。

55-5-8.jpg

 ほーっ、今時のツアー会社は、
 ポーターもやっているんですねえ。
 なるほどねえ。

 念のために言っておきますが、
 ポーターとガイドは、全く別物ですから。
 気をつけてください。

 ガイドぽい人が、3人いたとしても、
 本物は1人で、
 ポーターが2人ということもありえます。

 生まれて初めてトムラウシに登る人が、
 ガイドなんてことはありませんから。

 そういう人が混じってたら、
 その人は、おそらくポーターです。


 それから念を押しておきますが
 ポーターというのは、あくまでも荷物持ちですから。


つづく。

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posted by マネージャー at 01:18| Comment(10) | TrackBack(0) | 登山関係の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

黒斑山ハイキング2

黒斑山ハイキング2

みんな楽しそうですね!

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楽しそうなみんなに、
紅葉の時期の黒斑山の写真をプレゼント!

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カモシカのような脚をもった男たち

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で、こっちは本物

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紅葉が綺麗なので秋に、またこうよう!

つづく。

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posted by マネージャー at 02:05| Comment(5) | TrackBack(0) | 浅間山・黒斑山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ビーガンカフェ「はあとっぷる」

ビーガンカフェ「はあとっぷる」の御紹介1

 群馬県吾妻郡嬬恋村大字鎌原922−4

 ビーガン(vegan)というのは肉・魚だけでなく
 乳製品・卵も食べない人のことです。

 ベジタリアン(vegetarian)は、
 乳製品・卵まで食べる人たちを言いいます。

 ベジタリアンにもいろいろいます。
 魚を食べるベジタリアンもいます。
 で、ビーガン(vegan)カフェ「はあとっぷる」は、
 肉・魚だけでなく乳製品・卵も使わないカフェということらしい。


 すごいですね。
 木喰聖人みたいな店ですね。

「こいつは、のぞいてみよう!」

と、店に入ってみると

唐揚げ定食って書いてあるじゃん!

IMG_5944.JPG

なーんや、それ!
肉使ってるじゃん!
そうだよな、肉無かったったら料理の幅、狭まるよな。

「じゃ、ねーちゃん、唐揚げ定食ね!」

で、出てきたのが、これ!

IMG_5925.JPG

いかにも美味そうなのだが、食べてみると

「うまいじゃん」

御飯は雑穀だけれど、唐揚げは、柔らかくて、
これなら、まあまあいけるな。
と、思いながら食べ終わると
マスターの櫻井幸枝(さくらいゆきえ)さんが出てきて
(なんかピンポンパンのお姉さんみたいな名前ですね)

IMG_5934.JPG

「大豆を使った唐揚げは、いかがでしたか?」
「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!」

 マスターはニヤリ。

「肉じゃないの?」
「肉じゃないんです」
「はあ?」
「大豆なんです」
「欺された、やられてしまった」

 ヘナヘナヘナとなってしまった私にデザートを持ってきたマスター。

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「これ、美味しいアイスだねえ」
「これにも乳製品は使ってないんです」
「はあ? 牛乳使わなかったらアイスにはならないでしょう?」
「これをみてください」

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豆乳だったのか.... orz。

つづく。

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posted by マネージャー at 22:09| Comment(3) | 嬬恋村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月24日

トムラウシ山遭難事故に思う6

トムラウシ山遭難事故に思う6
続きです。

下の画像をみてください。
最近のツアー会社は、ポーター(荷物持ち)もやってるんですね。

55-5-8.jpg



 前置きは、このくらいにして、意外なことですが、
 トムラウシ山遭難事故の、3人のガイドのうち
 2人は、偽物でしたね。
 というのも、今までトムラウシ山に登ってなかったからです。

 お亡くなりになった、ガイドaの吉川寛さん(61・広島)は、トムラウシ山は未経験でした。おそらく、彼はガイドではありますまい。ポーターであった可能性が高いでしょう。

 客を置き去りにした、ガイドc松本仁さん(38・愛知)も、おそらくガイドではなく、ポーターであった可能性が高い。だから、死ななくて良かった4人を殺してしまった。

 ちなみに、このガイドcは、救助隊に救助されています。そして、不思議なことに、ガイドcが、倒れたにもかかわらず、5人の御客様が自力下山しています。ガイドcが、着けなかったゴールに、5人の御客様がゴールしていた。

 そして散り散りになって、残されてしまった4人は、全員死亡しています。ガイドcが、本物のガイドであったなら、少なくとも全員の力を合わせて、一人の落伍者も出さずに下山させていた可能性があります。


 ここで誰がツアーリーダーか、はっきりしたと思います。
 ガイドBの多田学央さん(札幌)が、
 ツアーリーダーですね。

 で、彼は、どの程度のガイドであったかと言いますと、
 下記のソースによると、たった5回の経験だけ。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/177789.html

 正直な感想を言いますと、5回の経験だけで、15人の老人を引率して暴風雨の中を出かけるのは無謀かなと。おまけに他の2人がトムラウシ未経験のポーターでは、お話にならないですよ。低体温症の知識もあったかどうか、怪しいですね。32歳じゃ、ゴアテックスしか知らないだろうから、夏の疲労凍死なんて縁がない世代だろうし。ましてや5回の経験じゃあなあー。


 ここで、業界の話をしますと、
 ガイドというのは、
 必ず事前調査をかねて下見をするんです。
 それも出発の直前に。


 私たちユースホステルのマネージャーたちは、
 それに「およばれ」されることも多いんです。

 現に、私と谷川岳ラズベリーの曽原マネージャーは、何度も谷川岳のガイド会社に、下見調査に参加しないかと誘われて出かけていった。

 ガイド会社の方にしてみれば、私たちから客が欲しいわけだし、私たちにしてみれば、その会社のレベルを知れば、御客様に紹介する時に、説明しやすいからです。

 よーするに、もちつ、もたれつの関係なんです。

 で、私と曽原マネージャーが、
 客という想定で下見をしたのです。

 ガイド会社の方でも、先生が一人と
 研修生たちが2人ほど参加していました。
 研修生の2人のうち、一人はポーターをやっていました。

 本番前の下見ですから、どんな危険があるかを研究しながら前進しました。多少、無茶なことも行いました。私なんざ、ゲレンデ経験もないのに、ボーゲンさえやったことがないのに、生まれて初めて山スキー履かされ、林の中を10時間近く滑っては倒れ、滑っては倒れ、樹林にラリアートやタックルをぶちかまし、そして倒れる。最後には筋肉痛で立てなくなっりました。

 まあ、それでも根性で
 立ち上がったけれどね。


 このような下見によって、いろいろな問題点を解消していくシュミレーションをたてていくわけです。どうすれば、御客様を安全にガイドするかのマニュアルを組み立てていく。そうやって、はじめて商売としてのガイド業が成り立っていくのですが、このような下見ツアーは、1回だけではダメで、何回も行います。それで初めて一人前のガイドになれるし、ガイド業が可能になるのですね。

 ところが、
 ガイドc松本仁さん(38・愛知)も、
 ガイドaの吉川寛さん(61・広島)も、
 それをやってないので素人と一緒なのです。

 つまり、会社側は、彼ら2人をポーターとして使っていた可能性が高いのですね。それも愛知県と広島県ですよ! 道内の人ならともかくとして。

 私なんぞは、浅間山なら30回、四阿山・黒斑山なら50回は調査している。もちろん夜間登山もビバークもしているし、藪こぎもおこなっている。だから目をつぶってでも登れるようになりました。

 記録写真も500ギガを溢れました。画像1枚が平均1メガとして計算すると、50万枚の記録写真をデジカメで撮ったことになります。ここまで調査してないと安心できない。思わぬ落とし穴がでてくるかもしれない。それがトムラウシ経験5回じゃねえ。


  ×  ×  ×  ×


それにしても、
無人小屋セットって、おい!

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しかも、身軽に歩くって書いてある。orz

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つづく。

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posted by マネージャー at 02:36| Comment(3) | TrackBack(0) | 登山関係の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

黒斑山ハイキング3

黒斑山ハイキング3

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あっ、ギンレイソウだ!
これには、苦い思い出があります。

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以下は、私がドイツで失敗した事件です。
言葉ができなくて、誤解された事件。

http://dyh-jyh.shiruman.net/6-siruman-73-07.htm

より抜粋。

ギンレイソウ誤解事件

 こんな事件もありました、ドイツのザイダユースホステルでのことです。ドイツ側が、日独青少年指導者交流事業の日本での滞在プログラムの写真を持ち出してきて、私たちに写真の説明をしてきました。そして「ギンレイソウ」の写真を見せて、可愛いキノコでしょう?と説明してきたのです。

「ああ、ここでも彼らは誤解している」

 まずギンレイソウは、キノコではありません。花なのですが、葉緑素が無いためにキノコのように見えてしまうのです。そのために別名ユウレイソウとも言われていますが、このような知識は、日本で山登りする人たちなら常識に入る部類の知識です。ですから、これを解説した日本人は、キノコと解説したのではないことは容易に察することができます。

 しかし、ドイツ側が「キノコ」だと
 誤解した理由も私には分かります。

 このギンレイソウは、葉緑素がないために自分で栄養がつくれません。そこでキノコに寄生して生きています。ですから決してキノコではありません。日本の自然ガイドさんは、そのように説明したに違いないのです。しかし、これがドイツ側に、きちんと伝わってなかったようで、彼らは盛んにギンレイソウの写真を見せては

「キノコだ!」

と言っているのですね。
でも私は、意を決して通訳のヨーコさんに

「正確に言うと違います、キノコではありません。ギンレイソウという花です」

と説明してもらいました。しかし、彼らは私の話を信じてくれてないようでした。ここでも私は撃沈してしまったわけです。もし私に語学ができていれば、キノコに寄生するギンレイソウの生態について説明し、この植物の特徴と別名ユウレイソウの由来についても解説したかったのですが、これも叶わぬ夢でした。


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つづく。

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2009年07月25日

トムラウシ山遭難事故に思う7

トムラウシ山遭難事故に思う7
続きです。

55-5-9.jpg


今回の事故から何が学べるか?

1.事前にガイドの経歴を聞く
2.事前にガイドの装備を聞く

これにつきるのでは、ないでしょうか?


1.事前にガイドの経歴を聞くについて

 今回の事故を思うと、トムラウシ山を経験したことのあるガイドが、たった一人だった。それも5回しか経験がなかった。そのうえ凍死についても、低体温症についても分かってなかった。だから川の中を渡渉してしまった。こういう悲劇を繰り返さないためには、最低でも10回以上、トムラウシ山を経験したことのあるガイドが、2人以上いないツアーには参加しないことですね。

 あと、ガイド会社によっては、ガイドの指名ができるんです。
 これはと思う人を指名するのも手かと。

 それに、そういう会社なら、競争原理が働いて
 変なガイドは少ないと思います。




2.事前にを聞くについて

 これは逆だろう? 参加者の装備だろう?と思うかもしれませんが、ガイドの装備についても、参加者は把握しないとダメだなというのが、私の感想です。トムラウシ山遭難事故に思う3にも書きましたが、いくらなんでも

あのテントは、ないだろう!

と。どうみても、山用テントじゃないでしょう。
少なくとも台風の山に持って行くテントではない。
あれでは、風速25メートルのふきっさらしで
ビバークなんて無理ですよ。

だから、ガイドたちの選択肢が狭まった。

そして一人死なせた。

しかし、その後の判断を間違えなければ、
死者は、たった一人だけだったもしれない。
残念です。


あと、アマチュア無線を持ってるかどうか?
(ここ、重要です! すごく重要です)
(無線を持ってなかったらモグリです)
(ガイド会社の姿勢を疑って良いです)


最低でも防水の携帯電話を持ってないとダメ。
別にGPSがついてなくてもいいですから。
出発前にガイドに提示をさせ、
緊急時の連絡方法を確認すべきですね。

連絡が早ければ、自治体が動いて、
自衛隊の出動命令が出しやすくなります。
(自衛隊は、自治体の要請なしに動けない)



あと、某掲示板に、週刊文春 (7月30日号)の記事が載ってました。
引用して紹介します。以下、引用。

************************************************************

>一行は、天候が悪かったため30分遅れで出発した。他の客からは
>「やめたほうがいいのでは」との声も上がったという。だがメインガイド(多田)は、
>「昼から天候は回復する」と話し、決行が決まった。

>一行は、ヒサゴ沼から稜線に出ると、強風に煽られ、転ぶ人が続出した。風が強くて
>立っていられないんです。先頭のガイドの声が聞こえなくて。それをサブガイド(松本)が
>『風が強く吹いたら、とにかくしゃがんで』と繰り返していました」(真鍋さん)

>通常なら三時間程度で到着するはずの北沼まで、六時間近くかかった。
>「北沼付近で女性一人が寒さで歩けなくなってしまい、みんなで一時間半ほど待っていました。
>吉川ガイドに『どうするんですか』と聞いたら『様子を見る』と。私が大声で
>『遭難しているんだから救助を要請しないといけない。どうするか決めなあかん』と言いました。
>するとメインガイド(多田)が『歩ける人だけで先行します』と決めた」(戸田さん)

>一行は正午ごろ、動けなくなった女性と、付き添いの吉川ガイドを残して再出発。
>先頭に立ったサブガイド(松本)が「ついてこいよー。間をあけないで。早くこいよー」
>と声をかけた。しかし歩みの鈍る客が増えていく一方だった。

>北沼の南側あたりで動けなくなる客が続出。メインガイド(多田)は結局、
>サブガイド(松本)と10人の客を先行させることに。「メインガイドがサブガイドに、
>『十人を責任を持って下山させてくれ』と言うと、サブガイドは『一番体力があるのは
>あなたのほうだよ』と答えていました。サブガイドは川で水に浸かってしまったようで、
>少し元気がなかったのです」(戸田さん)

>この後、女性客は先を急ぐサブガイドに追いつけなくなっていた。
>「サブガイドは怒りながら『早くついて来なきゃダメだ』と言うのですが、
>遅れた人を待とうとせず、間隔は開くばかりでした。しかたなく私が最後尾に
>回った時、すでに8人しか確認できなかった」(戸田さん)

>約三週間前、ツアー客の一人は、このサブガイドと別のツアーで一緒になっている。
>その時もサブガイドは客のペースに合わせず先行し、遅れたツアー客が違うルートに
>入ってしまったという。

>「それでも彼は『前回は遅れて最終列車に間に合うか問題になったが、今回は予定より
>一時間早く下山した』と自慢していた」(ツアー客のひとり)

***********************************************************

あと週刊新潮 (7月30日号)の引用

>戸田さんはガイドに、遭難を認めた上で救助要請をすることを求めたが、
>「携帯電話を持っているかと尋ねたら、持っていないとウソをつかれました。
>通話の圏外だったのでしょうが、ガイドは最後の最後まで救助要請の連絡を
>したがらない。自分の評価が下がるからでしょうが、馬鹿げた話ですよ」

************************************************************

なんか、悲しい。
携帯電話はともかく、
アマチュア無線を持ってないという段階で
モグリと言っているようなものですから。


つづく。

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黒斑山ハイキング4

黒斑山ハイキング4(最終回)

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ここには、天然カラマツがたくさんあります。
天然カラマツは、浅間山系・白根山系にしかない
貴重なものです。
あとは、全部、植林です。

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キスゲも花をつけましたね。

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みなさん、お疲れ様でした。

ところで、今回、黒斑山に登ったのには理由があります。
鹿児島の離島で遭難してしまった
アーノルドさんに、
浅間山を見せるためなのです。

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トムラウシ遭難事故は、痛ましかったですが、アーノルドさんも、鹿児島の火山で遭難してしまった。火山オタクだったアーノルドさんは、生前、しきりと浅間山に登りたがっていましたが、噴火中だったので私たちが
「死ぬぞ!」
と脅して、絶対に登らせなかった。


で、あきらめたアーノルドさんは、単独で三宅島にいったり、
鹿児島の火山にでかけ、鹿児島で遭難してしまった。

http://kaze3.seesaa.net/article/119648594.html
http://kaze3.seesaa.net/article/119827141.html

で、今回は、お亡くなりになったアーノルドさんが、生前、あんなに見たかった浅間山を見せてあげるためにアーノルドさんの写真をもってみんなで、黒斑山に登るツアーだったのです。

これは、その時の様子!

rrr-2681.JPG

拡大すると

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真ん中の女性が、ノートを持ってますよね。
そのノートの下の方に、
アーノルドさんの写真があります。
わかります?

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拡大すると、この写真がみえるはず。

rrr-2682.JPG

今回のツアーは、このアーノルドさんの写真に、
浅間山を見せてあげることだったのです。

アーノルドさん、あれが浅間だよ!
見えているかい?


IMG_7987.JPG



追伸
このノートは、北軽井沢ブルーベリーYGHの受付に置いてあります。
誰でも読めますから、興味のある方は、どうぞ。

合掌。

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2009年07月26日

トムラウシ山遭難事故に思う7+α

トムラウシ山遭難事故に思う7+α
コメントくれた人に、マルチレスです。

■ささらーさん
>しかし、ガイドの当たり外れはほとんど運ですね。

 そうですねえ、運もありますが、たとえハズレのガイドになっても、会社の姿勢によっては、悲観することはないです。きちんとした会社なら、それなりの教育がされているはずです。教育というのは、登山技術のことではなく、
「危ないことはするな!」
「安全を第一にしろ」
「不安なら無線で連絡しろ」
「迷ったら安全策をとれ」
といった教育です。これの姿勢さえあれば、たとえガイドが未熟であっても、もっと最小限の被害ですんでいたと思います。


■薬屋さん
>ガイドや旅行社の責任は免れないとしても、結局山で死ぬことになった原因は、自分自身です。

 こういうお考えの方も多いですよね。
 その逆のお考えの人もいる。
「山で死なないために・武田文夫」を読まれましたか? 
 この本に、山で死ぬことの本質が書かれてあります。
 面白いですから、ぜひ、御一読を!


■JJさん、
>GPS携帯の発達とともに無線は滅多に見なくなりましたね。危険ですね。
>せめて防水トランシーバーをもっていれば、少し違う展開になったと思いますね。

 それは痛感しています。携帯は、下界と連絡をとるには便利ですが、電波状況では、隊の先頭と、後方の連絡がとれなくなるので、実用的ではないです。逆にアマチュア無線なら、不特定多数と連絡が可能な上に、全体の情報が得られます。そして緊急通報も可能です。
 それがないならトランシーバーでもいいです。防水のやつでなくてもオーケー。ビニール袋に入れてビニールテープでグルグル巻きにすれば、1日くらいもちますよ。

 
■代官山のバッカスさん
>あれだけのロングコースでテントと無線を持ってないのは、その時点で遭難ですね。

 全員で18人。これで無線なしなんて信じられませんよね。
 山岳会ならともかく、全員よせあつめなんですから。

>大体、4人目のガイドというのが怪しい。
>絶対に「場所取り」なんだから、

 ここ、突っ込みどころですよね。私は、あの避難小屋を知ってるんですが、小さいですよ。それでもって外にトイレがあるでしょ? 風速25メートルで、ドアを開けると・・・分かりますよね?

>本当にヤバくなるのは、疲れているときに濡れる、というパターンですよね。
>気温ではなくて濡れて乾かさなかった (小屋でも乾燥できなかった) のが
>辛かったのではないかと思います。(フリースを着た人は確かに正解)。

 北沼が溢れて川になっていた。そこを渡渉したのが致命傷でしたね。
 だって雪渓のある沼が溢れて川になったんですから。
 どういう水温か・・・と考えると、ああ、恐ろしい。
 一人目が、それで斃れたんだと思います。

 渡渉したのは、失敗だったと思いますが、
 恐ろしいのは、その後の失敗ですね。

 川を渡った後に濡れたまま、
 1時間半も止まってしまったことですね。


 ここでトムラウシ経験のあるガイドが、
 一人だけだったことが裏目にでましたね。


 もう一人、トムラウシ経験のあるガイドがいれば、
 冷雨の中の90分停滞は、無かった気がします。
 すぐに2隊に分ける決断がついたでしょうから。

 そうなると、また違った展開があったかも?です。

 でも、現実には90分停滞で犠牲者が確実に増ましたよ。
 で、結局、ボッカ(ポーター)に先頭を任せてしまった。
 しかし、この判断が最悪な結果に....。
 ああ。


■nsdさん
>もしまだご覧になっていない場合、ぜひどうぞ。
>「いのち」と「お金」 トムラウシ遭難事故の背景にあるもの
http://homepage.mac.com/hirosis/watching/watch031022.html

これは興味ふかいものを読ませていただきました。
私も、これと同じような体験をしたことがあるので、
人ごとじゃなく、同情します。


>地図も磁石もなく‥‥ 思考停止する人びと
http://homepage.mac.com/hirosis/watching/watch030731.html

これも面白かった。
「助手席に99回乗ったからといって、100回めに自分で運転しろと言ったて、出来るわけないよ」
名言ですね。


■クリフハンガーさん
>娯楽的な山岳ツアーにしていたら、事故は起きません。
>しかし、この名前で、高度な登山ツアー登山を実行したとき、事故が起きます。

 なるほどねえ。それならトムラウシ縦走だって、4泊5日のツアーにして、御客様10人に対して、ガイド5人+ボッカ(ポーター5人)の大名旅行でやってれば、よかったのではないですかね? それか、徹底して雨天中止(雨天停滞)にするかです。または娯楽登山に徹底していれば、それはそれで立派なものなのに。

つづく。

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posted by マネージャー at 01:41| Comment(6) | TrackBack(0) | 登山関係の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トムラウシ山遭難事故に思う8

トムラウシ山遭難事故に思う8
続きです。

今日も御客様がたくさんいるのに深夜まで、こんな駄文を書いている自分に嫌気がさしてきました。でも、これだけは書いておかないと。
「命は、ある程度は金で買える」
という事を。

 ゴアテックスの雨具ができる前の夏山は、凍死する人が、ワンサカしました。でもゴアテックスの雨具が出たら、夏山で凍死する人は大幅に減りました。つまり、高価なゴアテックスの雨具を買うことによって「命」を無駄にせずにすむ。

 で、登山には、たくさんのギア(道具)が必要なんですが、高価でも、それらを完璧に揃えることによって命を無駄にせずにすむ。つまり「命は、ある程度は金で買える」んです。荷物も軽くなるし、寒さも防げる。ザックの重さも感じずにすむ。

 例えばトムラウシ山でビバークした某社のテント、あれは重いし、あの大きさだと張れる場所が限定される。風にも弱いし。じゃあ、どんなテントが良いかというと、これが難しい。山行によって求められる性能が違うから一概に言えない。

 で、私は、どのメーカーのテントを買ったかというと、10年間の間に、ほぼ全てのメーカーのテントを買いそろえてしまった。最盛期には全国に1000人以上の山仲間がいたので、研究しているうちに、気がついたら全部ためしていたのです。そして、何度も何度も使っていくうちに自分たちに合ったテントが決まってきた。そうなる迄に、10年かかり、何百万もかかってしまった。

 これを個人でやるのは、大変ですし無理というもの。第一、金が続かない。いくら「命は、ある程度は金で買える」と言っても、金には限度というものがあります。でも抜け道はあります。山岳会に入るか、登山学校で教えて貰うのです。そしてノウハウを盗み出すんですよ。

 あ、でも、うちの宿(北軽井沢ブルーベリーYGH)に、盗みに来ても、無駄かもしれない。うちは、安全な登山しかやってないから。テント泊はしないし、雨降ったら登らないし。

 そう言えば、山岳会のベテランさんたちが、うちのスノーシューツアーに参加したことがあった。で、ジフィーズ(高価な山用レトルト品・かなり不味い)やら、ガスストーブ(ガスコンロ)やら、各自が一個づつザックに入れてきました。私は、頭を抱えて山岳会のベテランさんたちに言いました。

「それは全部、おろしてください」
「どうしてですか?」
「重いですから」
「・・・・」

 この時、重い沈黙が流れたことを正直に告白しておきます。

「じゃあ、昼飯はどうするんですか?」
「カップラーメンと携行食にします。あ、御握りはダメですよ。凍っちゃいますから。アミノバイタルとチョコレートにしてください」
「・・・・」
「お湯は、私たちが水筒を持っていくのでガスストーブ(ガスコンロ)は必要ありませんから。寒い頂上で湯を沸かすなんて、時間がもったいないです。冬は日没がはやいですからね。今日の歩行時間は3時間ぐらいなので、ネイチャーウォッチングを楽しみましょう」
「・・・・」
「あと、吹雪いたらすぐに下山します。身軽に登って楽しくやりましょう。」
「・・・・」

 みんな不満そうでした。
 山頂でジフィーズを食べたいみたいでした。
 あの時ほど、空気が怖かったことはなかった。

(でも、空をみると雲の流れが速かったので、山頂は....)


つづく。

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posted by マネージャー at 03:15| Comment(5) | TrackBack(0) | 登山関係の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヘルパー夏の前半のヘルパーさん確定か?

今年の夏は、どういうわけか、ヘルパーさんが
決まっては、キャンセル、
決まっては、キャンセル。

応募だけは、大量にあったのですが、
一度決まると、他の応募者を断る。
ところが、決まったはずの方が、急に来られなくなって
また、新たに決め直すということが続きました。

でも、まあ、8月前半のヘルパーさんが決まりそうです。

一人は、大学生の女の子
一人は、40歳代の社会人女性です。
ニューフェイスに、お会いするのが楽しみです。

追伸
割烹着娘さんへ、せっかくの応募でしたが、
今回は、新しい女性たちにお願いしようかなと思っています。
かわりに9月以降の連休にでも。

09-asa02.JPG

つづく。

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posted by マネージャー at 03:28| Comment(4) | TrackBack(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月27日

トムラウシ山遭難事故に思う9

トムラウシ山遭難事故に思う9
続きです。

 登山になじみのない人は、トムラウシ山遭難事故で、ガイド会社って怖いと思っていると思いますが、今日は、山に行くのにガイドは、必要なのか?という点から考えてみたいと思います。ベテラン登山家にとっては、退屈な内容になりますが、ご容赦ください。

 実は、登山で一番リスクが高いのが、単独登山です。

 これは、初心者であろうが、超ベテラン登山家であろうが、
 基本的に関係ありません。
 具体的に説明してみましょう。

 実は、トムラウシ山遭難事故が起きたときに、別の山で、私の友人が、怪我をしてしまい、山岳警察の救急ヘリコプターの御世話になるほどの大けがをしてしまった。彼は、ベテラン登山家でした。山も別にたいして難しい山ではありません。たまたま運悪く、足を踏み外しただけです。しかし、倒れ方が悪かったために骨折してしまい、動けなくなってしまった。

 と言っても、重傷というわけでもなく、これがもし、下界の出来事ならタクシーで病院に行って治療を受けるか、119番に電話するだけの、何でもないことだったのです。しかし、山の中ですから、タクシーも救急車も無い。もちろん携帯の電波も届かなかった。おまけに骨折箇所が祟って声も出ない。

 こういう時、団体登山なら、誰かが救援を呼べるし、携帯の電波が届く位置に移動することも可能です。しかし、一人だと、どうにもならない。動けないで、そのまま放置され、最悪のこと命を失う。

 だから単独登山には、リスクがある

 たまたま足を踏み外すことくらい、何百回も登っていたら1回くらいあるかもしれない。運悪く蛇に噛まれたりするかもしれない。15年前、山小屋の裏で倒れて、小屋の人に発見されるまで5時間も雨に打たれ続けた人もいた。肋骨を折ったために声が出なかったし、自力で動けなかった。その人も、単独登山だった。

 単独登山は怖いのです。

 では、単独登山するには、どういう準備がいるのか? 救急ヘリコプターの御世話になってしまった私の友人は、どうして助かることができたか? 彼を救ったものは何なのか? それは....

 いつも胸につけていた、ホイッスルでした

 これを吹き続けることによって、通りかかった3人の女性のパーティーに発見してもらい
「滑落して、ケガをしているので助けて下さい!」
と叫んだためです。

 それに彼には、ザックにビバークのための用意と、非常食があった。サバイバルシートもあったし、何でもあった。2日や3日、人が通らなくてもやっていけたから落ち着いた対処ができた。で、ヘリで病院に運ばれたわけです。

 もっとも、彼は救急病煉で治療を受けている間、自分が情けなくて泣き続けていたらしい。救急ヘリコプターの御世話になるなんて、山屋にとっては、屈辱ですからね。しかし、人間、運・不運というものがあります。どんなバリバリの登山家でも、不運には勝てない。その不運が起きたとき、単独登山をしていたら、絶体絶命のピンチになる可能性がある。

 でも、それを避ける方法もあります。
 友人や家族と登る。
 山岳会に入る。
 ツアーに参加する。

 あと、山で友人をつくってしまう。
 (旅は道連れ世は情け)


つづく。

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posted by マネージャー at 04:32| Comment(3) | TrackBack(0) | 登山関係の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする