2020年09月06日

七歳の息子に勉強を教えてみた感想 その6(おわり)

七歳の息子に勉強を教えてみた感想 その6

 前回の続きです。小学校2年生には英語という科目はありません。もちろん小学校2年生でも英語の塾に通っている人たちがいると思います。けれど私は息子に英語を学ばせるつもりはありません。

 小学校3年生からは、英語の授業があるらしいので、その時は、仕方がないので勉強させますが、本音を言うと早いうちから息子に英語を勉強させたくありません。英語学の世界的な大家であった上智大学・ミュンスター大学の渡部昇一教授も、小学生に英語を学ばせるのに否定的な意見ですし、シングルマザー高校英語教師の『学力を呼び覚ます!子育て法』の黒田紫さんも否定的です。むしろ国語の勉強の方が大切であると。国語力が英語力になると言っている。なので、英語の勉強だけは一切、手をつけないようにしてきました。

 ところが、そうはいかなかった。いくら英語教育を拒否しても、英語教育の魔の手は、我が家に侵入してきた。おぞましくも侵入してきた。進研ゼミでも、ポピーでも、学研でも、その他の教材も、隙あらば英語教育の無料教材を押しつけてきた。チャレンジタッチにも、たのんでも無い英語教材が入っていた。


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 チャレンジタッチのタブレットには、いつのまにかマイクが装着されており、息子の頭には大きなヘッドフォンがセットされていた。そういう付録が、いつままにか送られてきていたのだ。英語教材は、頼みもしないのに、我が家に侵入してきていた。そして、それの虜になった息子は、親の見てないところで勉強を始めてしまっていた。もちろん私は、制限をかけた。「英語の勉強はするな」と言った。

 目が悪くなるからです。
 ブルーライトが、子供の目を悪くしてしまう。

 うちでは、1日30分以上のタブレットの使用を許可していません。そもそもベネッセの方でも30分以上タブレットを使うなと言っている。なので、どんなに子供が勉強したがっても、30分たったら取り上げてやめさせていますし、タブレット本体も、30分たったら「目を休めようね」警告文が出てきて、タブレットが動かなくなる。

 しかし、息子のやつはリセットボタンを押して30分延長してしまう。
 どんどん延長してしまう。

 いくらタブレットが警告しても、息子のやつがリセットボタンを押してしまったら、どうにもならない。だからタブレット取り上げて、息子の手に届かないところにしまうのですが、息子のやつは、それを探し当てて、こっそり勉強をしてしまう。それも英語の勉強をしてしまう。本当に困ったもんです。

 英語さえなければ、こういうことは無かった。国語とか算数だと、全ての問題を解いてしまえば、もうやることがないんですが、英語の場合は、いくらでも会話練習ができてしまううえに、たのんでもないのに中学3年生レベルまで先に進むことが出来るので、やろうと思えば何時間でも勉強ができてしまう。ベネッセは、タブレットに恐ろしいソフトウエアを入れてしまったのである!


 これには本当に困った。

 Eテレにしても、一番、番組数の多いのが英語です。
 タブレットもそうですが、一般的に言ってEテレの番組は、中毒性があります。
 アニメのドラえもんよりも中毒性がある。うまく作られている。

 私たちが子供の頃に見たEテレは、人形が出てきて理科の実験をしたりして、教科書に沿った番組になっていました。学校の授業と何一つ変わりはなかったし、番組の時間が長かった。30分ぐらいの見応えのある番組が普通だった。


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 ところが今のEテレの番組は、全く違っている。
 どの番組も5分から10分で終わります。
 ドラえもんの1話の半分くらいと圧倒的に短い。
 教科書で3時間ぐらいかけてやる勉強を5分とか10分という短時間で教えている。

 そのうえコントや漫才で笑わせながら勉強させたり、
 刑事ドラマの推理で勉強させてるので息子にとって、
 非常に中毒性がある番組になっている。
 タブレットと同じぐらいに中毒性がある。

 と言っても、算数国語理科社会だけだったら、大した時間にはなりません。全部合わせても1日に30分ぐらいです。算数の番組は、2週間に1回しかないし、その番組も10分で終わります。国語だって社会だって同じようなもんです。だから、英語以外のEテレを全て見せても20分から30分で終わってしまう。

 ところが英語に限っては、毎日ある。
 それもたくさんの番組がずらりと並んでいる。

 幼児のための番組から、小学校低学年の英語、おもてなし英会話・・・。というように、いろんなタイプの英語番組がずらりと並んでいて、厚切りジェイソンといった芸人が、番組を面白くしていて中毒性の番組を提供しているが、それらを全部見たら極度に目に負担がかかる。


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 目が悪くならないように、30分でテレビを切っても、息子のやつは、2階に忍び込んで、どこかの客室のテレビで、こっそりEテレの番組を見ている。それも英語を見ている。またはお客さん用に買ってある教育用英語DVDをこっそり視聴している。これには本当に困ってしまった。

 息子が英語に興味を持たなければ、Eテレやタブレットに接する時間は、それほど多くなかったんですが、英語というものがあると、ものすごく長時間になってしまう。なので英語番組に対して多少恨めしい気持ちがある。どうしてこんなものを小学生に学ばさなければいけないのだろうか? とにかく英語の番組が多すぎる。猫も杓子も英語なんかする必要はないと思うし、英語の前にやることがあるはずだけれど、世の中は、英語・英語に夢中になりすぎてないだろうか?

 あとプログラミング。
 この番組にも息子は熱中してしまった。
 タブレットの方も、いつのまにかプログラミングの科目がはいっていて、
 悪いことに、この科目も中毒性がある。
 そのために余計な時間が、タブレットとEテレにとられてしまっている。
 息子の目が心配でした。

 そもそも、こんなもの習う必要があるんだろうか?
 英語もプログラミングも、発達途中の子供が
 目を悪くしてまで勉強する価値があるのだろうか?
 いい加減にしてもらいたいものです。

 仕方がないので登山に連れて行って極力、息子の目が悪くならないようにしたのですが、新学期が始まって健康診断を受けて見たら、案の定、視力がかなり低下してしまっていました。


つづく。

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posted by マネージャー at 23:33| Comment(0) | 教育問題を考えてみる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする