2020年09月07日

乳母車で大人しくしている幼児たち

 息子が生まれてしばらくして外出できるようになった頃のことです。軽井沢のスーパーマーケットに家族で買い物に行くようになりました。もちろん乳母車に乗せて買い物です。どういうわけか私には、0歳児の息子の心が読めるという才能がありました。なので、乳母車を押す係は嫁さんではなくて、いつも私です。これは小学2年生となった今でも変わらなくて、スーパーに買い物に行くときは、私と息子が一緒の買い物カートで商品を買います。嫁さんは一人で行動します。

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 どうして私だけが0歳児の息子を乳母車に乗せて買い物をしたかと言うと、息子の心を嫁さんより読めたからです。だからスーパーの中で泣き喚きませんでした。息子が右に曲がりたいと思っているのを察知して私が右に曲がったり、今度は左に曲がりたいと思ってるなあと察知したら左に曲がってあげたから、スーパーの中では息子と私は相性が良かったわけです。

 ただし、それは時間の余裕がある時に限られます。お客さんがいて、急いで買い物をしなければならない時は、そんなことに構っていられません。最短距離で最短時間で買い出しをしなければならない。そうなると息子の不満は爆発して、 スーパーの中でワンワン泣きわめきますが、そんなことを構っていられません。

 これは私だけではなく、 多くのお父さんお母さんが経験しているみたいで、スーパーの中で子供たちの泣き叫ぶ声がよく聞こえました。軽井沢は、今時珍しく子供の多い街なので、赤ちゃんの泣き声がスーパーの中で聞くことができたものです。


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 ところが最近、いや、ここ数年間、軽井沢のスーパーで赤ちゃんの泣き声がしなくなったのです。もちろん赤ちゃんはいっぱいいます。けれど誰も泣かなくなった。変だなぁとは思いつつも、 買い物を続ける日常が過ぎていったんですが、最近になって、どうして赤ちゃんが泣かないのか、ようやく その原因が分かりました。

 乳母車で、赤ちゃんがスマホを持っているのです。抱っこ紐で抱かれている赤ちゃんもスマホを持っていて、動画かなんかをじっと見ている。スマホが落っこちないのかなあと、ハラハラして見ていたら、その辺はストラップか何かで予防している。

 あーなるほど!

 と思いましたね。どおりでスーパーマーケットから幼児・乳幼児の泣き声が消えたわけです。この行動は、最初は別荘客が始めたのだと思います。おそらく人の多い東京では、迷惑防止のために皆さんが行なっていることなんでしょうね。それが少しずつ軽井沢の住民にも真似されるようになったのかなあと思います。首都圏の人たちは、騒音に敏感なのと、軽井沢・北軽井沢ほど、赤ちゃんや幼児に寛容ではないので、そういう対策をしてないと、バッシングされないのでしょう。特にコロナでギスギスした世の中なので、マスクをさせるわけにもいかない幼児・赤ちゃんを黙らせるには、この方法しかないのかもしれません。


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 ただちょっとばかり心配なのは、そんな小さな子供たちの視力のことです。その辺は、お父さんお母さんも十分気をつけているんだと思いますけれど。世の中も少しだけ、赤ちゃんに優しいと良いんですけれどね。赤ちゃんの泣き声が、社会から消えたことで、みんな住みよくなってはいるんでしょうけれどね。



つづく。

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posted by マネージャー at 21:14| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする