そして、
お互いに、
数々のカルチャーショックを受けているわけですが、
最も驚いたショックは、
「いただきます」
「ごちそうさまでした」
の挨拶の習慣です。
日本人なら、お金を払った御客さまであっても、
「いただきます」
「ごちそうさまでした」
を宿側に対して言います。
そして、私たち宿側は、
「お召し上がり下さい」
「おそまつさまでした」
「ありがとうございました」
と答礼するのがあたり前です。
しかし、陳さんは、御客さまが
「いただきます」
と言っても
「ごちそうさまでした」
と言っても
ふんぞり返っているのです。
それを注意しますと、
「へーそうなん」
とは言わず、
「え〜、何でですか? おかしいです。私に『いただきます』と言ってるわけでないのに、どうして私が返事するのですか?」
「・・・・」
「それに、どうして、お金を払っているのに『いただきます』と言うのですか? 変です、おかしいです」
「・・・・」
信じられないことですが、私は、そんな陳さんに日本の文化を説明してやろうと、思い立ちました。
しかし、そんな私を遮るように、御客さまが陳さんに、日本文化の説明を行っていました。「いただきます」は、感謝の気持ちを表現したものであり、その感謝の言葉に、陳さんも応えなければならないことを。そして、郷に入っては、郷に従うことが、日本式の美徳であることを。
こうして陳さんは、今日も御客さまに日本文化の説明を受けるのであった。
北軽井沢ブルーベリーYGHに来られる御客さまへ、
よろしければ、暇つぶしに
陳さんに日本文化の説明にチャレンジしてみませんか?
説明すると自動的に台湾文化を体験できます。
異文化を知るチャンスです。
陳さんのヘルパー終了まで、あと8日。

イエーイ!
↓投票御願いいたします
人気blogランキング
腰さえ痛めなければ、今月の終わりにお邪魔しようかと思っていたのですが…。
あと8日…。
ま、間に合わないな…。
陳さんにお会いできず残念です。
その代わり、こちらでの更新で、陳さんの人柄に触れられるのを楽しみに養生しようと思います。