ずぼらな私にとっては、奇跡に近いことです。
それほど異文化の流入はショックだったんですね。
まず仕事の仕方。
日本と台湾では、かなり違います。
台湾人の陳さんも、日本人に負けず劣らず勤勉なのですが、
日本人に比べて大雑把なのですね。
最初は、これが気に入らなかったのですが、
数日間、一緒に暮らしていく内に、
ノルマを与えると日本人より仕事が速く、
しかも、パワフルであることが分かりました。
そこで、日本人よりも多めのノルマを与え、
終わったら休憩をジャンジャンあたえると
ものすごい勢いで仕事が片付いていきました。
それを私が、少しづつ手直しして完了です。
つまり、両方の文化が、補完し合うことによって、
最強の能率が達成されたのです。
私は、
「こりゃいいや!」
と思いました。
ところで陳さんは、恥ずかしがりやです。
お茶会になると、コソコソと逃げだそうとしますが、
それを私が許すはずもなく、
「陳さん、こっちに来なさい」
と強制拉致してテーブルに着かせます。
寡黙で無口な陳さんは、最初は、黙っています。
しかし、だんだん会話が盛り上がってくると、
話題の中心となり、
日本人の御客さまのアイドル的存在になります。
そして、何人かの御客さまと仲良くなり、
連泊の御客さまが帰る頃になると
淋しそうな顔になり、
「●●さんと一緒に写真を撮りたい!」
と言ってきます。
私は、
「しょうがねえなあ〜、そんなことも自分の口から言えないのか」
と言いながら、御客さまのところに行って
「●●さん、陳さんと一緒に写真に写っていただけませんか?」
と頼み込みます。
すると●●さんは、快く引き受けてくれるのでした。
1時間後、北軽井沢ブルーベリーYGHの玄関前で
盛大な写真撮影大会が開かれていました。
そこには小さな国際親善の灯がともっていました。
私は、何気なく木々を眺めました。
葉っぱが色づいているのを見つけ、
そこに小さな秋を発見しました。

イエーイ!
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