「日本人は、メールアドレスを交換し、今度、○○を案内するよと言ってくれても、それは愛想だけで、本気で案内してくれるわけではないと、本に書いてありました。それは本当ですか?」
「え?」
痛い所を突いてきた陳さんに、
周りの日本人はドキマギしてしまいました。
確かに日本人には、そういう所はあります。
特に京都などは、
「お茶漬け食べていきなはれ」
と挨拶がわりに言いますが、決してお茶漬けを出す気はありません。
ようするに愛想を振りまいているだけなのです。
しかしです。
陳さんに「愛想だけです」とは言えなかった
日本人の御客さまと、私の家内は、
「嫌な相手とは、メールアドレス交換しないよ。メールアドレス交換するってことは、それなりに陳さんを気に入っている証拠だよ」
と愛想を振りまいてしまいました。
私は、
「あ〜あ、無責任なこと言って俺はしらねえぞ」
とひやかしました。
翌日、北軽井沢ブルーベリーYGHを去っていこうとした御客さまが、
陳さんとメールアドレスの交換をしました。
それを見た私の家内は、
「その交換は、愛想ですか? 本気ですか?」
とツッコミ、
相手の方は、
「ほ、本気です!」
と答えるはめに・・・・。
「じゃあ、●●を案内するよという約束も本気ですね?」
「は、はい・・・」
これで、相手の方は、後にひけなくなってしまったとさ。
以上の事件は、一種のジョークとして起きた事件ですが、
日本人の御客さまも、
私たち宿側も、
とても考えさせられました。
ノーと言わない日本人の感性は、
愛想をふりまく日本人の感性は、
外国では、さまざまなトラブルを起こしかねませんね。

イエーイ!
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確かに嫌な相手と、メールアドレスを交換はしないですけど(苦笑)。
案内云々…というところに行くと、愛想で言っていることって、確かにあるかも知れないですね。
けど、やっぱり、本気で、そういう気持ちで言うことも、あると思うし…。
その辺を判断するのは、外国人の方も難しいですよね。
そう考えると、罪な民族かも知れません。
日本人。
異文化交流、そういう感性というか習性というか、そういうところは、日本人を理解するのは難しいですよねぇ。