2013年12月15日

親不孝になる理由5

 息子も生後8ヶ月半。

今日は、軽井沢図書館の「お話の会」に行ってきました。0歳から3歳までを対象とする紙芝居のイベントです。当然のことながらママ友・パパ友たちが、子連れできていました。で、同じ月齢の赤ちゃんと、うちの子を比較してみましたが、やはり、うちの息子は成長が遅い。歯もまだ生えないし、髪の毛もない。他の赤ちゃんは、7ヶ月くらいから歯も髪の毛もある。

 しかしです、それだけ成長の遅い、うちの息子も頭脳だけは、人並みに成長しているようなのです。ここ1週間くらい、オムツの取り替えを要求するようになってきた。といっても会話はできない。ウンチをすると、私の足元にやってきて、ズボンの裾をひっぱるだけです。そばにマミーポコのオムツ袋があると、そこから未使用オムツをとりだしたりもします。赤ちゃんといえども、油断ならないものです。

 おそらく、これは、どの赤ちゃんもやっていると思われます。問題は、親が気がつくかどうかなのです。根拠はあります。親が聾唖で手話でしか会話しないと、その赤ちゃんも生後6ヶ月頃から手話をはじめるからです。また、赤ちゃんは、生まれたときから母親と他人を区別できることも発達心理学の研究者たちによって証明されています。しかし、育児書には、そのへんを過小評価しているきらいがあります。

 前置きは、このくらいにして、赤ちゃんの人見知りについて。

 京都大学の実験で、人見知りする赤ちゃんは、人見知りしない赤ちゃんに比べて、他人の顔を長時間見るということがわかりました。特に目をみることも分かりました。人見知りする赤ちゃんは、他人への興味が強いという実験データーがでてきました。

 ここから素人の私でも、安易な結論がでてきます。
 赤ちゃんが人見知りするという事と、
 他人を理解するという事に、重要な相関関係があるということです

 で、お茶会にでてくる御客さんに、世間話をまじえながらアンケートをとってみました。子供のことに人見知りをしたか?というアンケートです。で、私は幼少の頃、極度の人見知りだったと自己申告する人ほど、私からみて現在社交的な人にみえました。もちろん、本当のところ社交的かどうか?は、単なる宿主である私にはわかりません。そこまで深く相手のことが分かるわけではありません。ただ、そういうふうに見えたというだけです。

 ここで、私の子供の頃の体験を述べます。

 私の親や、私と接していた人の証言によると3歳くらいまでの私は、人見知りしなかったらしい。だから3歳くらいまでは、よく大人たちに可愛がられていました。それは私の記憶にあります。

 ところが私自身の幼児の頃の記憶は、自分が人見知りする人間であったという記憶しか残ってない。つまり大人たちの証言と、私の記憶が一致しないのです。これは、どういう事なのでしょうか? 

 親や、他の大人たちは、私が人見知りしなかったと証言しています。しかし、私の記憶には、自分自身が極度の人見知りであったことしか残ってません。どう考えても矛盾する・・・・と思っていました。しかし、発達心理学の本を読むことによって、その矛盾は解消されてしまいました。人間は、3歳になると、それ以前の記憶の大半が失われてしまうからです。

 つまり、大人たちの証言は、私が3歳以前に「人見知りしなかった」ということなのです。で、私の記憶は、5歳とか6歳の頃の記憶なのです。その頃の私は、人見知りしていたのですが、大人たちは、それを人見知りと認識してなかったのです。単に我が儘とか、引っ込み思案と思われていたに違いないのです。で、人見知りしなかった3歳以前の記憶の大半は消えてしまっています。

 ここで一つの仮説を述べたい。

 人見知りの時期には、個人差があるという仮説です。
 もし個人差があるとしますと、
 1歳で人見知りする場合と
 5歳で人見知りする場合では、
 その後の人生に大きな変化が出てくる可能性があります。

 もし、1歳で人見知りした場合、
 人見知りしない子供よりも大人に可愛がられない可能性が高く
 それが深層心理に書き込まれるかも知れません。
 ただし、3歳までに人見知りを卒業してしまえば、
 4歳・5歳・6歳と、園児との交友関係を円滑に続けられます。

 逆に4歳まで人見知りせずに
 5歳で人見知りするようになった場合は、
 4歳までは大人たちに可愛がられる可能性が高い。
 しかし、5歳から人見知りするわけですから、
 5歳児どうしの友達関係に徹底的に齟齬をきたします。
 つまり、大人から可愛がられやすく、
 同級生とうまくいかない子供になりやすい可能性が出てきます。

 前者が、私の3歳下の弟ならば、
 後者は、まさに私があてはまります。

 で、どちらが学校生活を楽しくおくれる人間になれるかといいますと、圧倒的に前者ということになります。もし、この仮説が正しいならばの話ですけれど。

 まあ、それはいい。
 問題は、人見知りのメカニズムです。
 赤ちゃんの人見知りのメカニズムは、
 まだ謎のであるところが多いらしい。
 だから、いろんな仮説がたてられているみたいです。

つづく。

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posted by マネージャー at 23:50| Comment(6) | TrackBack(0) | グンマーで嫁が出産と育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日ちょうど某SNSでつぶやきましたが、
私は幼児期に人見知りが超激しかったです。
後に場面緘黙(かんもく)症という言葉を知り、これじゃん!と思いました。
友達には喋っても、父母以外の大人にはだんまりで可愛げがなかったと思います(^_^;)
だって大人って裏表あるんだもん。信用できなかった。

いわゆる思春期頃から反抗期ゆえか、ぶちまけるようになりました。

Posted by 625 at 2013年12月16日 02:01
 人見知りについて、昔から不思議に思っていたことがあるんですが、テレビなどに出てくる芸人や、バラエティなどで活躍する女優などに、子供の頃に極度の人見知りが多いんですよね。例えば、秋野暢子なんかがそうですが、とてもじゃないけれど、子供の頃に人見知りだったとは思えない。でも、たぶん事実なのではないかと思います。

 私の同級生に劇団で活躍している人が何人もいて、海外公演までやってるひとがいるんですけれど、彼らは子供の頃に人見知りだったのを個人的に知っています。彼らは、それを克服するために芝居をはじめたわけですけれど、いつのまにか本業になっていて活躍していたのが笑えました。何がどう転ぶかわかりませんね。
Posted by マネージャー at 2013年12月16日 08:29
私もかなり人見知りの子どもでしたね。特に男の人が苦手で、小学校に上がるまで男性の来客があると押し入れに隠れる、部屋から出ない…無理矢理または偶然遭遇すると大泣きf^_^;
また、中学あたりまで初対面の人と話すのが苦手でしたが、自由な高校生活や看護学校を経て20歳でひとり旅を始めたら好奇心旺盛で、新しい出会いが大好きになり、今は大勢の人の前で話すのもそんなに緊張しません。

私の友人にも舞台女優がいますが、彼女は今でも自らを人見知りと言います。舞台は別モノ!なんだそうです。
Posted by あんみつ at 2013年12月16日 09:22
ウチの小3の娘は、同年代の子との付き合いが苦手みたいです。
仲が良いのは、私と元々友人である人の子どもだけで、
本人が、開拓?する友人関係は、今のところ、あまりないようです。
付き合いも、学校でのみの浅い関係。
休み時間も、一人の方が気楽で、その方が自由でいいと、言ってます。
かといって、先方から誘いがあれば、もちろん、ついていくらしいですが。

私も、交友関係が広い子どもではなかったし、まあ、基本的には、娘と似たような子でしたが、娘のように、一人の方が気楽とは、思えず、小学生なりの世間体を気にする小心ぶりでしたっけ。
小学生の頃は、おしゃべりに苦手意識がありまして、子どもの世間話みたいのが、苦手でした。中学に進むと、更に悪化。今は、世間話は、あまり苦でなくなってるのが不思議です。たぶん、世間話のコツ?みたいなものを体得したのかも知れません(笑)

こういうのも、何かあるんでしょうか?
このケースに関心がございましたら、宿にお邪魔した際に、マネージャーさんの見解をうかがいたいです(笑)
Posted by みわぼー at 2013年12月16日 13:07
みわぼーさんのお嬢さん、私の小学校時代と共通するものがあります。
休み時間もひとりで本を読むほうが楽しかったし、自習中にお喋りしたり騒いだりする級友が理解できず「なんで黙って課題に向かえないの?」と冷静。
親しい友達は少数いましたが、群れるのはあまり好きじゃなかった。あまり喋らない、おとなしい、手のかからない子。心の中ではいろいろ考えてたけど。
お母さんであるみわぼーさんのおかげで、自分より幼い子から大人まで、いろんな人と出会える環境にあるお嬢さんは幸せだと思います。
Posted by あんみつ at 2013年12月17日 10:49
あんみつさん
みわぼーさん

最近、人見知りの時期と、その後の人生に相関関係がある気がしています。俺は、人見知りしたことがないという人も、記憶にないだけで、3歳以前には絶対に人見知りしていると思います。唯一の例外が、自閉症。自閉症児は人見知りしませんから、人見知りそのものは、人間の成長にかかせないものであるという推論が、なりたちますよね。

あと、みわぼーさん、あんみつさんに加えて私も小学校のある時期まで人見知りしていました。といっても誰に対してでもというのではなく、得手・不得手があったということです。

その逆に3歳から4歳くらいまでは、人見知りはあまりなかったような。私は、近所の子供たちと(それこそ女の子とも)普通に遊んでいましたから。また、遊びにもやってきましたね。子供だけで無く、見ず知らずのお婆ちゃんの家にもよく遊びに行きましたね。今で言う「放置子」の特徴をもっていました。しかし、いつのまにか人見知りするようになって、その症状は消えましたけれど、人見知りしなかったら「放置子」として、かなり問題児になっていた可能性は高い。
Posted by マネージャー at 2013年12月17日 20:06
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