2015年04月25日

バイクでやってくるお客さん

バイクでやってくるお客さん

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今から30年ほど前、初めて北海道旅行したとき、バイクに乗っている人たちが、ほぼ全員、三角の旗を持っていたのに気がついた。ホクレンと書いてあった。ホクレンのガソリンスタンドでガソリンを入れると、この方がもらえるらしい。みんなホクレンの旗をバイクにかざして走っていた。そして彼らは、バイクの対向車が現れると。お互い挨拶をしていた。最初は片手を上げるぐらいの挨拶だったらしい。それがいつしか、両手を離してスペシウム光線をお互いにしあうようになっていたらしい。年度によっても挨拶の方式は違っていたらしく、ガッツポーズが主流の時があったり、ピースサインが主流の時があったりで、年度によって挨拶パフォーマンスが違っていた。

中には忍者が運転するライダーもいて、忍者ライダーは、背中の刀を抜いて挨拶をしていた。もちろん刀が抜けてしまっては、それを元に戻すのは至難の業なので、わざわざバイクを止めて刀を鞘に収めていたようである。つまり挨拶をするたびにバイクを止めなければいけないので、なかなか前進できなかったらしい。水戸黄門ライダーというのもいた。助さん格さん黄門様の3人のライダーが走っていて、対向車のライダーがやってくると印籠を出していた。次の年には、飛猿とおぎんが加わったというが定かでは無い。

忍者ライダーにしても水戸黄門ライダーにしても、今で言えばコスプレということになるが、コスプレライダーは、30年前の北海道にわんさかいた。仮面ライダーや、バットマンや、ウルトラマンや、ちびまる子ちゃんまでいた。コスプレといえば、平成時代のオタク現象だと思っている人も多いかもしれないが、そんな事は無い。あれは昭和の時代から存在していたし、ハルヒダンスのような秋葉原ダンスは、昭和時代のユースホステルでさんざん踊らされていたのだ。

しかし、当時は、コスプレしている人たちも、ダンスを踊っている人たちも、自分たちがオタクだとはこれっぽっちも思っていなかったに違いない。そもそも彼らは、その後立派な社会人となり、医者になったり、外交官になったり、大企業の役員になったり、大学教授になったりで、旅先のバカ騒ぎの先に、素晴らしい人生を見つけている。



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話が大きくそれてしまったが、今日はバイクで来るお客さんについて語ってみる。

最近増えているのが、大型バイクで来るお客さんだ。大型バイクなので、それに1台で、普通乗用車くらいの駐車スペースを取ってしまう。そんな大型バイクが、 15台くらいやってくるとなると、相当広い駐車スペースが必要となってくる。そのために、広い駐車場がある宿にしか泊まれないのだ。で、うちの宿に泊まりに来るのである。彼らの年齢層は高い。財布にゆとりがないと、大型バイクを買うことができないからかもしれない。

逆に最近めっきり減ってしまったのが、オフロードバイクである。昔あれほど存在したオフロードバイクは、いったいどこに消えてしまったんだろうか? 確かにオフロードバイクで高速道路を走るのはしんどい。ダートの林道も少なくなってきている。そのためにオフロードバイクが減っているのだろうか? しかしオフロード車に乗ってくるお客さんを見ると、なんとなく武士(サムライ)の風貌を感じることがある。彼らの中には、 ハイエースの荷台にバイクを入れてやってくる人もいるくらいだ。

ちなみにうちの宿は、道路から20メートルくらいダートを走らないと駐車場にたどり着けない。オフロードバイクなら問題ないのだが、そうでない場合は、走りにくいようだ。時々 、 20メートルのダートがあることに激怒するお客さん(女性)もいる。私はダートを走れない。どうしてくれるんだ!と怒ってくる。その都度、ペコペコ謝るわけだが、これだけはどうしようもない。私の力では道路を舗装することが出来ないのだ。

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あと小型自動二輪車に乗ってやってくる人もいる。小型自動二輪車というのは、 50 ccから125 ccまでの中途半端なバイクである。この手のバイクに乗っている人は、郵便局員と決まっている。会社が費用で取れる免許が小型自動二輪車だからである。バイクの排気量見ただけで、その人の職業がわかってしまうのだ。

そうそう、まれに原付に乗ってやってくるお客さんもいる。そんなお客さんには本当に感心する。北軽井沢は、山の中にあるので、よく原付で登ってくることができたなぁと驚いてしまう。お客さんの中には、 120キロもある体重で、原付に乗ってやってくる人もいるので、よくこれで坂道を登れたなあと感心せざるを得ない。

そういえばインターネット上に、ライダーは大飯を食べるのか?  小食なのか? という点で大論争をしていたのを見かけたことがある。ライダーは食べるはずだと言う人もいれば、そうではないと反論する人たちもいた。私の経験からすれば、ライダーは大飯ぐらいだ。本当によく食べる。一人当たり2合ぐらいはペロリとたいらげるのだ。しかし、最近食べなくなりつつある。昔の学生さんたちは、ご飯を4杯ぐらいおかわりしたものだが、今はそんな事は無い。 2004年に浅間山が噴火した時に、 15人ぐらいのライダーの団体さんが、泊まっていたが、彼らも小食だった。しかし、今から思えば、浅間山の噴火にびびっていたので、単に緊張して食欲がなかっただけなのかもしれない。


つづく。

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posted by マネージャー at 23:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
このお題でコメントしようとすると書ききれないので、今度宿泊したときに時間があったら語り合いましょう(笑)
Posted by イトウ at 2015年04月26日 12:19
ライダーさんネタは、話せば何時間でも話せますね。特に北海道と八重山諸島のライダーさんネタは、かなり面白いので、バイクに乗らない人たちにも受けると思います。
Posted by マネージャー at 2015年04月27日 09:07
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