2015年06月20日

女子は恐ろしい

 女子は恐ろしい。
 これは結婚してからわかった。

 その昔、私が高校生だった頃に統一劇場という劇団が、新潟県にやってきたことがある。それを学校全体で見ることになった。題名は結婚と言う題名で脚本はフーテンの寅さんの山田洋次だった。山田洋次の脚本だから、非常にワンパターンなドラマである。

 校長先生の娘と、マグロ漁船の船員が、結婚しようとするのだが、校長先生はそれを許さない。もちろん校長先生の親族一同も許さない。マグロ漁船の船乗りなんかに娘をやれないと言うのである。しかし、2人は家族の反対親戚の反対も押し切って結婚しようとする。それを家族や親戚が嫌がらせをしたり嫌味を言ったりするのだ。結局校長先生は、自分の間違いを認めて 2人の結婚を祝福することになる。家族や親戚の人たちも、さっきまで言ってた嫌味を忘れて、みんなで祝福してしまう。そーゆーハッピーエンドな、典型的なよくあるホームドラマであった。

 さて、この典型的なホームドラマのような芝居を高校時代に私は見ることを強要されたのだが、芝居を見ている途中に、すごいことが起きてしまった。意地悪な親戚が、主人公やヒロインをいじめるたびに、客席の高校生たちが、
「ひっこめババア」
「ふざけんなよ」
と、怒鳴るのである。完全に感情移入していた。

 もちろん芝居も脚本もうまくできていたのだが、傑作というほどでもない。よくあるホームドラマなのだ。しかし、男たちはそのホームドラマに感情移入して、つい怒鳴ってしまったのだ。この話を思い出して嫁さんにしたときに、嫁さんは全く逆のことを言い出した。

 嫁さんは女子校に通っていた。やはり演劇を学校で見に行ったらしい。そしてクライマックスのところで、それこそお涙頂戴のクライマックスのところで、全校生徒たちがゲラゲラ笑ってしまったらしい。芝居が甘かったのか下手だったのかは知らないが、私が体験した男子高校生たちの態度とあまりにも違うので驚いてしまった。

 他にそんなようなネタはないのかと聞いてみたら、出るわ出るわたくさん出てきた。

 嫁さんが子供の頃に、走行中の自動車にタッチするのが流行ったらしい。考えるだけでも恐ろしいことなのだが、走行中の自動車にタッチして遊んでいたらしい。そういうことを館林の女の子はやっていたらしい。そして、彼女が通っていた女子校では、通学路で自動車を無理矢理停止させてヒッチハイクして学校に登校するのが流行っていたらしい。恐ろしいことをするものである。

 もちろん校長先生にバレて全面禁止になってしまった。
 その理由がまた凄い。
 たまたまヒッチハイクした車が校長先生の車だったのである。

 他にも恐ろしい話はいっぱいあるが、このブログを若い男性が読んでいないとも限らないので、若い人の夢を壊すのは申し訳ないのでこのぐらいでやめておく。
 
15-6-11-08.JPG

つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング





posted by マネージャー at 14:29| Comment(6) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
群馬の女子高生、大胆不敵ですね!
走行中の車にタッチとか、ヒッチハイク登校なんて、埼玉の女子高生でやってた子聞いたことないです!(笑)

ただ、まあ、演劇教室のようなものでの反応は、分からなくはないです。

そういう意味では、私や奥さまの世代は、大映ドラマで鍛えられているからです。
「スチュワーデス物語」「不良少女と呼ばれて」「乳姉妹」など。
フィクションのくささを笑う、という視点、どっかあるんじゃないでしょうか。

変な意味で、フィクションを斜めの視点から観るとこあると思います。

リアリティーに厳しい。というか。

まあ、あくまで私見ですが。
Posted by みわぼー at 2015年06月20日 17:40
>たまたまヒッチハイクした車が校長先生の車だったのである。

すごい...。これ以上があるんですか?

Posted by Aki at 2015年06月20日 23:06
みわぼーさん
Akさん

もちろん元祖大英シリーズは私たちの世代も見ています。なにしろ山口百恵から始まってますから。まあ、演劇の上手い下手は、実際に見てないのでわかりませんが、一つだけはっきりしていることは、共学だったら、そういう事はおきてはないのではないか? 疑惑ですね。

というのも、男子校にも、別の意味で凄いところがあるからです。女子校ほどではないですが、女子がいないと、男子校もある意味すごくなる。
Posted by マネージャー at 2015年06月21日 06:00
その高校、すごいですね。ヒッチハイク!!

でも、お芝居をちゃんと見ているところをみると、まともというか、真面目というか、そういうのも感じます。

学校がやってくれてることに、どんな反応であれちゃんと見てるところ。
Posted by まる at 2015年06月24日 00:04
あ、男子の視線がない、というのは、大きいかも。

私も、高校大学と、女子校だったのですが、女子だけだと、何かと遠慮がないですね。

特に夏場の教室は、快適さを求めるがゆえに、あられもない格好で涼むクラスメイト多数。

それから、昼休みにお茶会をしていたグループもいましたし、部活動の昼練があったら、そこここで、早弁してる子がいたし。

そうでした。
大映ドラマといえば、山口百恵ちゃんの「赤いシリーズ」がありましたね。
けど、この頃って、ドラマをドラマとして、ヒロインの運命をちゃんと案じながら、ご覧になっていたのでは?

斜めの視線から、設定をくさしながら観るようなひねくれた見方って、80年代半ば以降なのかな?と、愚考しますが。

それとも、ドラマを観る年齢によるのだろうか?
Posted by みわぼー at 2015年06月24日 00:39
まるさん
みわぼーさん

テレビはともかくとして一生懸命やっている人を笑える度胸は、共学の男子にはないでしょうね。女子の目もあるし。男はかっこつけたいし。恐ろしいのは、まだ、ここには書けないこ事件あるということです。若い男性諸君の夢を壊したくないので・・・・。



Posted by マネージャー at 2015年06月25日 15:45
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/420998338
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック