2015年10月01日

北軽井沢の紅葉 その2

 今回は北軽井沢の紅葉について述べたいと思います。よく電話で、いつ頃紅葉が始まりますかと言われますが、こういう質問が1番困ってしまいます。というのは同じ北軽井沢でも、標高1,000 mのところもあれば、 1,500メートルぐらいの所もあるからです。当然のことながら、紅葉の始まる時期が違ってきます。標高1,000メートルのところであれば、だいたい10月10日頃に紅葉のピークになるのが、毎年のパターンなんですが、これにしても気候によって変動します。あと同じ標高1,000メートルであっても、植生によって紅葉は違ってきます。

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 例えば浅間牧場を散歩することを考えると、 10月1日頃は、美しい蔦漆の紅葉が見られます。 9月の20日頃であっても、山漆ばかりの湿地帯であれば、真っ赤に紅葉して非常に美しいものです。ところが、カラマツの紅葉の場合は、 10月20日ぐらいにならないと美しく紅葉しません。カラマツは、広葉樹林よりも10日ぐらい遅く黄色くなります。そして、黄金いろに輝きだしてから、 1ヶ月ぐらい持ちます。

 またカラマツの場合は、すぐに枯れるという事は、ありません。逆に、枯れてきた時の方が、美しいぐらいです。もし、晴れた日にカラマツが、どんどん枯れだしたら、その落ちてくる葉っぱが、太陽の光を反射して、キラキラと輝き、ダイヤモンドダストのようにきらめくのです。だから、カラマツは全盛期よりも少し遅れたぐらいの方が、良いともいえます。

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 長い前置きになりましたが、これから本題に入ります。
 紅葉の絶景ポイントの探し方です。

 実は、浅間高原では、紅葉の絶景ポイントの探し方にコツがあります。太陽を考えて行動するのがコツです。まず、早朝や午前中は、東のほうに異動したほうがいいでしょう。西に移動すると、逆光になって紅葉が見にくいからです。

 具体的に言うと、早朝なら二度上峠から、浅間牧場から、小浅間山から見た、浅間園から見た浅間高原が美しいです。浅間山も六里ヶ原や峰の茶屋から見た方が綺麗です。とにかく東から西を望むのが原則です。それも午前11時までが勝負だと思って間違いないです。午後はこの逆と考えてください。ただし、夕日や夕焼けをバックに紅葉を見るとなると、違ってきます。朝と同じで構いません。やはり、二度上峠から、浅間牧場から、小浅間山から見た、浅間園から見た浅間高原が美しいです。

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 ここまで書くと、なんだ当たり前のことじゃないか、と思われるかもしれませんが、実はこの当たり前のことが、見過ごされていることが多いんですね。それが証拠に、何でも標高で考える人が多いからです。

 と書くと、さっき標高を気をつけろとお前は言ったでは無いかと言われそうですが、確かに標高も大切なんですが、太陽も大切なんです。例えば、カラマツの紅葉ですが、 1番先に高揚するのは、標高2,000メートルの池の平湿原ではなく。それよりも先に、標高1,500メートルの浅間山の北斜面にあるシャクナゲ園の方が早く紅葉するんですね。

 なぜ、 500メートルも低いのに、そちらが早く紅葉するかというと、浅間山の北斜面だからです。日照時間が短く、北風が直にあたるために、シャクナゲ園のカラマツの方が早く紅葉するんですね。だから1番早くカラマツの紅葉を見ようと思ったら、シャクナゲ園に向かうといいのです。

 ここで、少し頭を整理してみましょう。
 美しい紅葉見るためのポイントをもう一度述べます。

 まず標高を考える。
 次に植生を考える。
 次に太陽を考える。

 この3つをよく考えて、紅葉の絶景ポイントを探してみると思わぬ発見があります。
 長くなりましたので、今日はこのぐらいで終わりにします。

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 明日は、もっと具体的に紅葉の穴場と、時期について述べたいと思います。すでに、 二度上峠、浅間牧場、小浅間山、浅間園、六里ヶ原、峰の茶屋。という地名が出ていますが、実はこれ以外にも、絶景ポイントは山ほどあります。それらについても、詳しく述べていきたいと思います。


つづく。

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ラベル:紅葉
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posted by マネージャー at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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