2019年03月15日

宿屋の知恵を少しばかり その7 暖房・断熱について

宿屋の知恵を少しばかり その7 暖房・断熱について

 今回は、暖房・断熱について。
 まずは断熱。
 最強の断熱材・蓄熱材は本棚(本)です。
 私の部屋には、8000冊の本があり、4方が本棚。
 なので、すごく温かい。ストーブを消しても4時間は暖かい。
 冗談は、さておいて本題に入ります。

1.縁の下を封鎖・床下断熱

 断熱することによって、暖房費用が少なくなることは常識です。その際、1番効果的で、手っ取り早いのは床下断熱です。インターネットで業者を検索すればいくらでも出てきます。 30坪ぐらいなら安い業者で30万円ぐらい。床そのものを張り替える場合は、130万円位です。
 うちの場合は、そんな金が出せないので、もっと簡単な方法で床下断熱しています。縁の下を発泡スチロールとガムテープで封鎖してしまうのです。基礎の部分の通風口を遮断して防ぐ。これだけでかなり効果的な床下断熱になります。ただし、春になったら、これを外さないと通気が悪くなって、床部分が腐ってくるので、外すのを忘れないようにしなけばなりません。

2.窓を二重にする

 窓を二重にすると最高の断熱効果になります。値段もそんなに高くありません。プラマードとかインプラスと言うメーカーがあります。防犯効果も上がりますので一石二鳥です。ペアガラスを取り付けるよりも安く上がったりします。簡単内窓キットというのもありますが、あれは駄目ですね。ちゃんとしたメーカーのもので、しかも複層ガラスのものがいいです。

3.ペアガラス

 業者にペアガラスを頼む方法もありますが、もっと安く導入する方法もあります。ガラス屋さんに窓のサッシを持っていってお願いすると、 1枚ガラスからペアガラスに変えてくれます。これだとサッシ代がかからないので安くなります。しかし問題もあります。サッシのところから熱が逃げてしまう。もし完璧に断熱するのであれば、熱が逃げない樹脂製サッシ・木のサッシを使ったペアガラスでないと駄目です。

4.プチプチの効果について

 これは結構効果があります。ただしみっともないですよね。

5.最強の窓ガラス透明断熱フィルム

 ニトムズで売っている窓ガラス透明断熱フィルムは、最強の断熱です。しかも安い。ペアガラスよりも二重窓よりも完璧な断熱ができます。しかし、これは装着がめんどくさい。そのうえ何日か経つと、断熱フィルムがしわくちゃになる。そうなるとドライヤーで、しわくちゃを伸ばさなければいけない。要するに手間がかかる。宿がオープンしてから10年くらいは、それを使っていたんですが、あまりにめんどくさいので、うちの宿は全部複層ガラスつき二重窓にしてしまいました。


6.断熱塗料

 断熱塗料も効果があります。壁紙に断熱塗料塗れば、かなりの断熱になりますが断熱材ほどではありません。断熱塗料の仕組みは、ロケットなどに使う断熱セラミックを塗料に溶かしていることで断熱が得られるわけですが、なにしろ厚みがありませんので、あまり期待はできません。

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 続いて暖房について。

1.ストーブとファンヒーター

 いちどでもファンヒーターを使ってしまうとストーブには戻れません。圧倒的に温かいからです。もっと暖かいのが対流式大型ストーブ。それより暖かいのが薪ストーブ。ただし、対流式の大型ストーブも薪ストーブもそれぞれ欠点があるので、結果としてファンヒーターになってしまいます。普通のストーブは、物置にしまいっぱなしになっています。かといって捨てることができません。停電になった場合、ファンヒーターは使えなくなってしまうからです。

2.ファンヒーターについて

 ファンヒーターの二大メーカーといえば、ダイニチかコロナになると思いますが、両者は、まるで正反対の性能を持っています。すぐ着火して暖かいのは圧倒的にダイニチです。しかしダイニチは、 100ワット前後するので電気代が非常に高い。なかなか着火しなくて、なかなか暖まらないのがコロナなんですが、コロナの電気代は、15ワット前後と極端に安い。
 じゃあ電気代の安いコロナにするべきか?と思うのですが、コロナは灯油の減り具合が早い。ダイニチのほうは、ファンの温風が強いせいか、小火力で部屋が暖かくなるために灯油の減りが遅い。灯油をとるべきか、電気代をとるべきかで判断に迷うところです。
 ちなみに、うちの宿はコロナを使っています。標高にあわせて設定を変えられるからです。他のメーカにはその様な機能はありません。うちの宿は、高度1,100メートルの高原にあるので、どうしてもコロナになってしまいます。

3.薪ストーブ

 嬬恋村では、薪ストーブを導入すると10万円の補助金がもらえるのですが、うちでは採用していません。火災が怖いからです。北軽井沢や嬬恋村での火災は、たいてい薪ストーブの煙突火災です。なので、煙突掃除のメンテナンスを考えたら二の足を踏みます。
 それに以前、煙突ストーブを使っていたとき、春先になると、煙突の中に野鳥が巣を作ることが多かった。こういうすれば北軽井沢のような高原地域では珍しいことではありません。この野鳥が曲者でダニまみれなんです。これが煙突を通して室内に侵入してくるわけですから非常に困る。もちろん、野鳥の巣から火災が起きるから火をつけることもできない。煙突を分解して駆除しなければいけないので、手間がかかってしょうがない。そういう理由で、薪ストーブを諦めていますが、煙突を出口に金網のようなものをつければ、なんとかなるかもしれません。

4.急速最大運転か? エコ運転か?

 ファンヒーターを動かすときに、灯油を節約するために昔はエコ運転ボタンだけを押していました。ところが何年か経った時に、エコ運転はエコじゃない疑惑ができました。エコ運転ばかりやってるファンヒーターの方が灯油の減りが早かったからです。そこで、自分で実験してみたのですが、あまりにも寒いときは、エコ運転はむしろ灯油を余計に消費する可能性があることに気がつきました。ファンヒーターを着火した直後は、できるだけ強い火力で早めに部屋を暖め、その後にエコ運転モードにした方が、灯油の減りが少ないようです。


つづく。

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ラベル:断熱 暖房
posted by マネージャー at 17:45| Comment(0) | テーマ別雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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