2020年05月11日

令和時代の小学校教科書にびっくり!

 かって日本中の小学校に二宮金次郎の銅像があったと言われています。昭和三十六年生まれの私が卒業した佐渡島の小学校には、二宮金次郎の銅像はありませんでした。戦争中に軍に提供されたと聞いています。全国の二宮金次郎の銅像も、同じような運命をたどったのかもしれませんが、奇跡的に残った銅像もあったかもしれません。では、どうして戦前の日本中の小学校に二宮金次郎の銅像があったのでしょうか? それを解説したのは社会学者の小室直樹という人です。この人は戦前の国語の教科書が、アメリカの国語の教科書の直訳に近いものだったことを発見しました。

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 文部省の尋常小学国語読本は、アメリカの国語の教科書を翻訳したものが多くはいっていました。フェイマスストーリーズ(明治期に出版された米国著名人の逸話集)をはじめとして、「リンカーンの苦学」「フランクリンの節約」「ウェリントンと少年」などが、日本的に改変されて、というか日本訳の方が文学的な美文になっていて当時の小学生を感動させたといいます。このように明治の国語教育においては、アメリカをモデルにしていましたが、一つ困ったことがありました。

 ワシントンです。アメリカの国語教育においてワシントンは非常に重要だったんですが、これを翻訳して教育の中心に据えるのはちょっと憚れたわけです。そこでワシントンのような存在が日本にないだろうかと色々調べたわけですが、その時に二宮金次郎を思い出しました。明治政府は、働きながら勉強し成功して親孝行をする二宮金次郎を ワシントンの代わりにしたわけです。こうして日本中の小学校に二宮金次郎の銅像が建つことになったわけですが、まあそんなことはどうでもいいとして、これから本題に入ります。

 学校が休校になって、現在家庭学習になっているんですが、息子のやつは週一回、小学校に登校して、一週間分の宿題を持ち帰ります。教室に行くと担任の先生からの指令が書いてあって、一週間のあいだにやるべき家庭学習を指示されるわけです。

 で、親の私が、息子の家庭学習の面倒を見るわけですが、いざ、小学校二年生の教科書を開いてみますと、その内容の高度なことに驚かされます。明らかに私の子供の頃よりも、教科書が分厚くなってます。例えば算数。今の算数の教科書は、教科書というより参考書と問題集が一緒になったような作りになっています。カラー写真がたくさんありますし、図表もイラストも多いです。そもそも教科書がでかい。分厚い。だから参考書など必要がないと言っても過言ではありません。

 驚いたのは、教科書が問題集になっていて、回答を教科書に書き込むようになっています。なので先生から出た宿題には、教科書に回答を書き込むようにというのもあります。私が小学校の時は、教科書に何かを書き込むことは許されませんでした。教科書は綺麗に扱うべきものであって、書き込みが見つかったら怒られたものです。もちろん私も怒られた口で、人物のイラストが書いてあったら、ヒゲをつけたり眼鏡をかけたりしたものです。 だから、 教科書が問題集のようになっていて、授業中にそこに書き込むと言う発想が信じられません。 令和時代の小学校の教科書は、いわゆる使い捨て不要な存在になっています。私が子供の頃の先生は、教科書を神聖なもの として授業中使っていた気がします。

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 さらに驚いたことは、教科書とインターネットがつながっていることです 。教科書の中に、 QR コードがあって、教科書会社のインターネットとつながっていて、そこでさらに勉強できるシステムになっています。この傾向は 今後ますます大きくなっていくかもしれません。新型コロナウイルス のせいで、教科書とインターネットが融合する時代が来るかもしれません。チャレンジタッチのようなタブレットと教科書が一体化する時代が来るのも、そんな先の未来ではないかもしれません 。なぜならば新型コロナウイルスが問題になる前に、すでに教科書会社はインターネットを活用していたからです。

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 そういえばテレビ放送大学というものがありますが、放送小学校とか、放送中学校、放送高校があってもいい気がします。うちの息子は E テレの大ファンですが、小学校二年生なのに、高校生を対象とした教育番組を娯楽として好んで見ています。小学生が笑いながら高校の勉強番組を見ているわけですが、番組の作り方によっては、子供たちを勉強熱心にさせることも不可能ではないかもしれない。

 現にタブレットを使った教材が非常に効果を上げています。どんなに勉強嫌いの子供たちでも、チャレンジタッチのようなタブレット学習教材を与えると、夢中になって勉強しだすからです。世の中も変わったものです。今の子供たちは、楽しく勉強できる時代に生きています。苦しみながら勉強した時代は、昭和平成で終わりなのかもしれません。


つづく。

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posted by マネージャー at 23:38| Comment(0) | グンマーで嫁が出産と育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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