帰りしなに北軽井沢のコンビニに寄ってきました。北軽井沢には、 セブンイレブンとローソンの二つのコンビニがあるんですが、いつもはセブンイレブンばかりが混雑しているんですが、最近はローソンの方が混雑するようになりました。その理由は簡単で、ローソンの方は、go to travel の地域クーポンを取り扱っているからです。地域クーポンの威力というのはすごいです。
この地域クーポンですが、神のクーポンと、電子クーポンの2種類あります。じゃらんネットや楽天トラベルで予約すると自動的に紙のクーポンになります。 一休 comやるるぶで予約すると自動的に電子クーポンになります。うちの宿は、じゃらん net・楽天トラベルトラベル・ 一休 com を取り扱ってるんですが、混乱を恐れて、一休 com を休止してしまいました。というわけで紙のクーポンだけを取り扱っています。
結果論から言うと、これは正解だったようです。お客様からの話によれば、 電子クーポンは非常に使いづらいようです。取り扱っている店が少ない上に、本来ならば簡単な手続きによって便利なはずなのに、どういうわけか便利ではないらしいのです。
スマホの電池が切れると使えなくなるからです。しかし、スマホで電子クーポンを取り扱ってる店を探さなければならないし、その店までのナビを案内してもらわなければならない。で、いつ電池が切れるかハラハラしするというのです。おまけに、大手量販店などの大型店舗では、ほとんど電子クーポンを取り扱ってないらしい。これについては私自身が裏を取ってないので、本当にそうかどうかは知りませんが、紙のクーポンならば、スマホの有無に関わらず使えるわけですし、お札と同じような使い方ができるわけですから、便利といえば便利なんですよね。
そういうことが、 go to travelを使っているお客様に徐々に認知されて生きているようです。で、一休 com で予約してしまったお客さんが、それをキャンセルして、じゃらんネットや楽天トラベルで予約を始めるような事態も始まっているみたいですね。
それにしても不思議な話です。本来電子クーポンというのは、紙のクーポンよりも便利になるはずだったのですが、実際にそうではなかった。逆だった。紙の方が、アナログの方が、ずっと便利だった。便利なはずのスマホが、少しも便利ではなかったということは、皮肉といえば皮肉です。
逆に言うと、大手の家電量販店や、大手のスーパーや、じゃらん楽天が、あえて電子クーポンを採用してなかったのは、これを予測していたからなのかもしれません。紙ならば、今までにも商品券という形で取り扱っていたので、取扱いに対するノウハウがあったし、何の不便もなかったということが分かっていた。ところが、電子クーポンには色々な欠点があった。それを大手量販店は前もって知っていたということが、この話のミソなんだと思います。
政府が進めているキャッシュレス政策は、意外な盲点があったようです。キャッシュレス社会は、スマホというものを媒介にしている限り、スムーズには進まないのかもしれません。スマホではなくて、キャッシュカードを媒介にするか、マイナンバーカードを経由するシステムを構築しないと、本当の意味でのキャッシュレス社会は訪れないのかもしれません。
つづく。
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