2013年03月19日

私が外食するときに気をつけること

 今日は本当に暖かかったですね。北軽井沢でも春が来たような陽気で、庭の雪の大半が溶けてしまいました。道路の脇に積み重ねてあった雪も大半が溶けてしまっています。
 山の方には、雪は残っているようですが、いずれはみんな消えてなくなるかもしれませんね。そろそろ山菜の季節にもなってきました。標高の低いところでは、たらの芽も向いてきました。うちの庭のタラの芽はまだまだこれからです。しかし、こんな陽気が何日も続けば、それだってわかりません。今日は軽井沢に行ってきたのですが、やはり軽井沢は暖かいですね。北軽井沢より全然暖かいです。どこにも雪はみかけません。

 これはしめたと思った私は、軽井沢で1時間ぐらい散歩をしました。しかしその考えは甘かった。花粉にやられてしまったのです。やはり北軽井沢から降りるのではなかった。館林ほどひどくはないが、軽井沢も相当ひどい花粉で汚染されている。花粉症の私には非常に辛いのです。

 仕方がないので、扇屋ラーメンで、生姜焼き定食を食べて帰ったわけです。このラーメン屋には、国産米使用と書いてあるので安心して食べられます。某牛丼チェーン店は、中国産の米を使っていると聞いているので、私はもうそこでは食べなくなりました。行きつけの食堂も、国産米使用と書いてある店しか入らなくなりました。

 昔は、外国産の米や野菜は農薬が多くて問題だったのですが、最近は農薬よりも重金属の方が問題になっているらしいですね。だから安心して食べられません。どうしても国産米使用と書いてある店にしか入れなくなりました。これはお菓子類でもそうですね。私が大好きだった新潟県のあるお菓子メーカーが、外国産の米を輸入していると聞いて二度と買わなくなりました。本当に生きにくい世の中になりました。スーパーには、 2安い外国産の食料品が沢山あふれていますが、それらは買えないので、並べてあっても意味がありません。だから、私が入るスーパーは、どうしても、危険な外国産のものが置いてないスーパーになってしまいます。

 もしこのブログを読んでいる、レストランのオーナーの方がおられましたら、国産米しか使ってない店だとしたら、それをきちんと表記したほうがいいですね。表記してない店には怖くて入れません。もし国産米しか使ってないのなら、 100%国産米使用とぜひ書いてください。その方が良いと思いますよ。


つづく。

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posted by マネージャー at 22:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月15日

理想の醤油さし

昨日ついに買ってしまった。
買ったというのは、キッコーマンの醤油さしである。

 うちの宿がオープンしてしばらくはキッコーマンの醤油さしを使っていました。そのうちうちの家内が宿にやってくると、こいつではカッコ悪いということになって、すべて廃棄しました。そして、ちょっとおしゃれな醤油さしを買うということになって、軽井沢のアウトレットに出かけ、アフタヌーンティーのおしゃれな醤油さしを買ったのです。

 するとお客さんは、目ざとくアフタヌーンティーの醤油さしに感激してくれたのは良かったのですが、こいつがどうしても使いづらかったのですね。ほんのちょっと醤油をかけようとしても、ドバドバと出てくるわけです。とてもじゃないけれど実用的ではないということがわかってしまったために、この高価な醤油さしは、 1年ぐらいでお蔵入りになりました。

 それで、ホームセンターで、見栄えの悪くない醤油さしを何点か買ったわけですが、やはり欠陥があるわけです。乾燥してくると出口のところが詰まってくるのですね。それじゃあそうならない醤油さしを買うと、やはりドバドバ出てくる。

 どうすればいいのだろうと考えてみると、完璧な醤油さしがあったことを思い出しました。あのキッコーマンの醤油さしです。試しに1本買ってみて、まかないように1カ月使ってみたんですが、これが見事に完璧な醤油さしでした。

 もうこうなったら、お客さんに出す奴も、こいつにするしかないなぁ。

 と思ったので、とりあえず何本か買ってきました。
 ちょっと見栄えは悪いですが、
 やはりよく考えられて作られているので、
 しばらくの間こいつを御客さん用に使ってみようと思います。
 (やるなら家内が里帰りしている今しかないのだ!)

 やはり伝統ある器というものは、それなりに考えられて作られているんですね。



ちなみに、このサイトに、こんなことが書かれてあります。
やっぱりキッコーマンはすごいわ!
http://www.kikkoman.co.jp/magazine/talk/no01/talk/index.html

 首が細く、底に丸く広がっているガラスびん。世界各国のレストラン、ご家庭で親しまれているこのフォルムが誕生したのは1961年のことでした。デザインを担当したのは、GKインダストリアルデザイン研究所の社長、栄久庵憲司さんらのグループ。栄久庵さんは現在、日本の工業デザイナーの第一人者として世界的に知られる存在で、「成田エクスプレス」のデザインも手がけています。

 商品開発当時、最大の難題は「液だれ」でした。注ぐために傾け、それを元に戻すと注ぎ口からもれてしまう。そのため、しょうゆさしには必ず受け皿が添えられているものが多かったのです。100以上の試作と思考錯誤を繰り返した末に、とうとう誕生したのが現在の液だれしない形です。人間工学に基づきながら、握りやすさ・安定感などの機能性も追求し、さらには親しみやすく美しいデザイン。1993年には通商産業省の「グッド・デザインマーク商品」に選定されました。発売当初から改良の余地のない完璧なデザインがロングセラーという結果を生み出しているようです。



つづく。

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2013年02月17日

山岳会の人達

今日は、某山岳会の21名の団体さんが泊っている。
酒盛りが進み、湯飲み・グラス・コーヒーカップなどが
アッという間に足りなくなってしまった。
全て30個づつあるのにである。
洗っても洗っても追いつかないのだ。

「あれ? カップはないの?」
「今、洗ってるところです。少々おまちを」
「いや、それなら・・・・」

山岳会の人達は、ザックの中から
マイカップを取りだしてそれを使い始めた。
山岳会、すばらしい!

そういえば、20年前、北アルプスからの帰りに
台風の影響で電車が停止したことがあった。
停電で動かないのだ。
もちろん停電なので車内は真っ暗。
しかし、その列車に乗っている人達は、山男ばかりだった。
みんなヘッドランプをとりだし、車内は明りに満ちあふれ、
非常食を食べながら悠々としていたのである。
山男・山女は、こういう緊急時に強いのだ。



つづく。

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2012年12月05日

独身と結婚した人だと、平均寿命が10歳ちがうという恐るべきデーター

独身と結婚した人だと、平均寿命が10歳ちがうという恐るべきデーターがあった。
もちろん結婚した人の方が長生きである。
私は、最初、このデーターを信じなかった。


http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1820.html
(寿命に影響を与える最も大きなリスクは、未婚、特に男性の未婚であり、9.6歳寿命を短縮すると計算されている。日本のデータで、年齢別の未婚者死亡率を計算し、第2の図に示したが、これをみると、確かに未婚者の死亡率は高くなっている。15〜24歳の若年層では未婚者と既婚者とで差はほとんど無いが、25〜44歳では男は51%、女は34%、既婚者より死亡率が高くなり、45〜79歳では男も女も既婚者の約2倍の死亡率となる。従って米国と同じように日本でも未婚者ではかなり寿命が短くなっているといえよう。)

>未婚、特に男性の未婚であり、9.6歳寿命を短縮すると計算されている

>25〜44歳では男は51%、女は34%、既婚者より死亡率が高くなり

>45〜79歳では男も女も既婚者の約2倍の死亡率となる




さて、ここからが本題である。
妊娠した、うちの嫁さんが、
いよいよタヌキの信楽焼のようになってきた。



で、実家に里帰りすることが多くなってきた。
じつは、今も実家に帰っている。

当然のことながら、宿には、私ひとりだけ。
ひとり暮らしの毎日である。

で、どうなったかと言うと、生活が荒れてきた。
まず、食事を作らなくなった。
一人暮らしだと、簡単なものしか作ろうという気がしない。
当然のことながら、5分で作れるものしか作らない。

パスタとか、うどんとか、蕎麦ばかり食べる。
もっとめんどくさくなると、カップ麺になる。
外食も考えたが、それもめんどくさいので、パンとヨーグルトをしこたま買い込んで、家にこもってしまう。
御客さんがいれば、一緒に食事をするのだが、そもそも12月に御客さんなんて来やしない。

「あれ? こんなこと前にもあったよな?」

と思ったら独身時代も、こんな感じだった。で、思い出したのが、独身と結婚した人だと、平均寿命が10歳ちがうという恐るべきデーターである。あれは、案外、当たっているのかもしれない。そういう意味でも、独身男性諸君は、はやく嫁さんを見つけた方が良いと思う。残念なことだが、女性は独身でも健康に気をつかうけれど、男性には、その才能が皆無なのである。


つづく。

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2012年12月03日

旅の効用

天気図をみると憂鬱になる
また、西高東低が再現しそうなのだ。
つまり雪になる。
大雪にならなければいいのだが。

せめて、週末は晴れて欲しい。
というのも北軽井沢ブルーベリーYGHのスタッフだった、
わんたろうさんが、嫁さんを連れて挨拶にやってくるからである。
もちろん、わんたろうさんを知る御客さんも泊まりに来る。
できれば盛大に祝ってやりたい。

というのも、わんたろうさんは、若い頃から苦労をしてきた人だから。
内容は、ここには書けない。
とても書ける内容ではない。

書いても誰も信じないだろう。
それほど非常識な、いやリアリティの無い人世を生きてきている。

 でもまあ、私の友人には、そういう非常識な人生をおくってきた人が多い。私だって人のことは言えない。ただ、一つ言えることは、本当ならグレてもおかしくない人生であっても、立派な大人になっている私の友人の多くは、旅(またはユースホステル)に救われているということだ。

 だから私は、ユースホステルに恩返ししている。
 そういう人は、多いと思う。
 ユースホステルに関わっている人の多くは、そういう人たちなのだ。


つづく。

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2012年11月22日

カルタ

何気なく、2ちゃんねるを閲覧していたら群馬県のスレットがあった。
で、なんとなく読んでいたら
「東京の飲み屋で群馬県出身の女を落とす方法」
というコーナーがあって、そこには
「群馬の女を落とすには、上毛カルタの話題がよい」
と書いてあった。

まさか、そんな簡単じゃないだろうとは、思ったものの、試しに群馬生まれの嫁さんに聞いてみた。

「それ、当たっているかもしれない」
「なんだってーーーーーーーーー!」

おいおい、本当かよ!と半信半疑で、別の群馬女性に聞いてみたら

「そうかもしれない」

と肯定する人が何人かでてきた。
どうやら上毛カルタは群馬県民のナショナリズムを刺激するらしい。




ちなみに、「東京の飲み屋で長野県出身の女を落とす方法」というものもあって、
そこには信濃の国の歌を歌うと長野県出身の女は落ちやすいとか。
本当なんだろうか?





 それはともかく、信濃の国の歌も、上毛カルタも、県民のナショナリズムを刺激するらしい。それを話題にするだけで女性のバリヤーが弱くなるとは、すごい魔力である。上毛カルタネタ、恐るべし! ちなみに私は、上毛カルタについては何も知らない。だけど群馬県の嫁をもらっている。それだけに上毛カルタのもつ魔術性について、ちょっと疑っているところがある。たかがカルタに、そんな威力があるとはとても思えないのだ。すると、嫁さんは、とんでもないことを言ってきた。
 
「世の中には、ツンデレカルタというものが、あってね」
「ちょっと待ったーーーーーーーーー!」

 ツンデレカルタ?
 なにそれ?
 インターネットにあるって?
 すごい魔力があるって?



 うわー、笑えるなあ。
 でも、威力あるなあ。
 確かに魔力があるわ!
 こりゃ、北軽井沢カルタを作らなきゃダメだな。
 いや、ユースホステルカルタでも作るかw
 
 お。小笠原ユースで南洋踊り。
 も。桃岩荘でフルコース。
 
 これじゃ、面白くないなあ。
 ツンデレカルタのインパクトに負けるなあ。
 もっとインパクトのあるカルタを作らないと。


つづく。

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2012年11月10日

危機感をもった御客様

 今日は、別荘を購入しにきた御客様に、いろいろ相談をうけました。
「別荘はたいへんだよ」
 と忠告したら、別荘ライフのための購入では無く、
 震災や戦争などのために備えるためだとか。
 いい心がけですねえ。

 正直言って、そのために別荘をもつのは賛成しかねますが、イザという時のために備える精神は素晴らしいと思う。さすが戦争を知っている世代だけのことはありますね。

 私も、どちらかというと、有事のために費用を惜しまないタイプですが、嫁さんの出産が確定したために、有事のための予算は出産の方に回されることになってしまうかもしれない。

 本当は、リフォームにあわせて太陽光発電・緊急発電機・蓄電装置・井戸・予備用400リットル灯油タンクなどを設置する計画であったが、ちょっと難しくなってしまった。というか、もう無理だろう。子育てにお金がかかるから。
 
 今後は、子供のための設備を増やしていくことになるかなあ? 庭に滑り台・ブランコ・ハンモックを設置したり、子供用のプレハブ小屋を作ってオモチャをそこにおいたり。
 
 そうそう、半ば本気で外犬を飼おうかと思っている。子供には、親以外の遊び相手があったほうがいい。なぜなら、近所に子供の姿なんか見たことが無いから。だから子供好きなラブラドールレトリバーかプードルを飼おうかな? 
 本当は、甲斐犬・ポーダーコリー・シエルティーを買いたいのだが、残念ながら、これらの犬は、人見知りするので宿屋をやっているかぎり飼えない。御客様に噛みつくかもしれないからだ。そうなるとラブラドールレトリバーかプードルしか選択肢が無くなる。しかしプードルは、外犬として飼えないだろうから、ラブラドールレトリバーの一択になる。いや、北軽井沢の冬は、さすがのラブラドールレトリバーも過ごせないか。
 そうなると、シベリアンハスキーあたりになるけど、こいつは怖そうだなあ。かといって、家犬は、宿屋をやってるかぎり飼えないし。どの犬種がいいのだろうか?
 
 ちなみに私も、弟が生まれるまで、犬・ネコ・鶏などと会話しながら育った。最初は、それもいなかったので、変なものをみたり、私いがいには見えない透明人間を友達にしていたために、親からだいぶ怒られた。しかし、孤独だと透明人間がみえたりするのだ。そのために犬がいた方が良い。変なものをみなくてすむ。


つづく。

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2012年10月29日

雨の観光地

今週は、雨が降ったので六合村赤岩地区を散策です。

12-9-28a-17.JPG

どうでも良いんですけれど、宿主という者は、雨になると御客さんに対して罪悪感が出て
くる。申し訳ないという気持ちになるんですよね。まあ、雨は宿主の責任では無いのです
が、この無意識の罪悪感はなんだろう?と、いつも思っていました。だから雨になると、
食事メニューで大盤振る舞いしてしまう。お茶会で、つい大盤振る舞いしてしまう。酒も
出してしまう。罪悪感から。

 しかし、何故どうして罪悪感に悩むのか、今ひとつ分らなかった。
 それが今日、山に登っている途中に分ってしまった。
 
 今日は、すごく良い天気で、浅間隠山・浅間山を登ったんですが
 あまりに素晴らしい景色にうっとりしてしまった。
 しかし、景色のいいのは今日にかぎったことではない。
 いつも景色が良いのだ。
 
 で、気づいてしまった。

「ああ、そうだ! 地元民の私は、この景色を毎日見れるのに、たまの休日に計画をたて
て、なけなしのお金を使ってきてる御客さんが、雨に降られると、なんだか心苦しくなる
んだ。私は見れているのに、御客さんが見れてないことに」

 実際、運の悪い御客さんがいます。
 くると必ず雨に祟られる御客さんが。
 その逆もいます。
 
 ああ、でも、ある雨男さんは、知り合った女の子を車に乗せて、草津温泉にいったりし
たから、これは運が悪いのか良いのかわからないなあ?


つづく。

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2012年09月12日

今年の長期滞在者のトレンドは、通販生活?

今年の長期滞在者のトレンドは、通販生活?

 この夏の御客様は、のんびり滞在型が多かった。いや、正確に言うと、去年の夏から、夏に限っては、のんびり滞在型が圧倒的に多くなってきた。

 理由は、はっきりしている。関西からの御客様が激減し、関東の御客様ばかりになってきているのだ。一昨年までの夏の御客様は、8割の御客様が、関西と名古屋圏だった。それが震災以降、1割以下に激減し、かわって関東の御客様が圧倒的に多くなってきた。すると、のんびり滞在型が多くなってきたのである。

 もちろん関西の人も口では
「のんびりしにきました」
と言います。しかし、彼らは絶対にのんびりしない。活発に観光しまくり、グルメに走り、なんでも見てやろうと、好奇心いっぱいに行動する。それから比べてみると関東の「のんびり派」たちは、息しているかどうか分らないくらいにのんびりしています。

 ある御客様は、ほぼ手ぶら同然の姿でやってきて、必要なものがあると、パソコンやスマートフォンを使って通販でとりよせていました。で、うちにAmazonの箱が大量にたまっていきました。

「宿にMacのインターネットLANケーブルありますか?」
「え? MacとWindowsでは規格が違うんですか?」
「そうなんですよ」
「すいません、うちには、Windowsのものしかないんです。今度、買っておかないといけないなあ」
「いえいえ、いいんですよ。Macは少数派なんですから」
「でも、困るでしょう」
「Amazon(ネット通販)で注文しますから、いいです。通販で買いますから宿に届けてもらってもいいですか?」
「ええ、どうぞどうぞ」
「ついでに、・・・も買いたいんですけれど、それも受け取ってもらって良いですか?」
「遠慮無くどうぞ」

 Amazon(ネット通販)では、速達便制度があり、翌日には北軽井沢ブルーベリーYGHに届きます。そのために長期滞在者にとっては、旅先に持って行くべき忘れ物は怖くなくなってしまっています。少なくとも、インターネット環境が整っている北軽井沢ブルーベリーYGHでは、怖くない。Amazon(ネット通販)で取り寄せればいいのだから。

「困った。パソコンのACコードを忘れた」
「Amazon(ネット通販)で取り寄せたら?」
「そうか、その手があったか!」

 しかし、もっと凄い人もいた。

「浅間山の本が読みたくなったなあ、Amazon(ネット通販)でとりよせるか!」

 なんと合理的な考えなんだろうか?
 すごいといか言いようが無い。

 浅間山の山麓にきて、歴史に興味をもち、自宅に帰ってから浅間山の本を読もうとしても、忘れてしまっていることが多い。鉄は熱いうちに打てである。北軽井沢で浅間山の本をとりよせて、本を読めば、読書途中で、気になるポイントを改めて観光し直すこともできる。考えようによっては、すごいことである。しかし、のんびり派の長期滞在者にしか、できない技である。だから、この発想は、関東のものかもしれない。関西の人が、こういう事をしているのは、見たことが無い。

 また、こういう人もいた。

「今度は、Amazon(ネット通販)で、なにを買ったんですか?」
「オペラグラスです」
「野鳥でも見るんですか?」
「軽井沢の大賀ホールで、コンサートがあるんですよ。せっかくだから」
「へえー、なるほどねえ」

 こういう人もいる。

「自宅じゃ、仕事に出かけていて、通販の品物を受け取れないので、受け取っておいてくれる?」

 スタッフの土井君である。彼は、毎回、大量の品物を北軽井沢ブルーベリーYGH宛てにAmazon(ネット通販)で購入し、それを週末に持ち帰っている。実は、彼が毎週、北軽井沢ブルーベリーYGHにくる理由は、そういうことも理由の一つにあるのだ。それにしても旅先で、ネット通販生活をするなんて、時代も変わったものである。

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2012年09月11日

レタスを収穫している時に、ちびっこが質問してきた件

今年の夏も、大勢のちびっこが、北軽井沢ブルーベリーYGHに泊まった訳ですが、彼らは実に鋭い質問をしてくる。全く油断がならない。いろんな質問に驚かされっぱなしだったのだが、一番おどろいたのは、自家菜園のプランターでレタスを収穫している時に、質問された内容だった。

残念ながら私の育てたレタスは、虫食いだらけだった。
芋虫が大発生していて、捨てるしかなかったので処分していた。
その作業をじっとみていた、ちびっこ(幼児)が、こんな質問をしてきた。

「芋虫ってのろまだね」
「そうだね」
「こんなに、のろまだと、すぐに鳥に食べられちゃうね」
「うん」
「なのに、どうして、こんなにのろまなの?」

 凄い!
 この質問は凄い!
 とても感心してしまった。
 とても幼児とは思えない、大人顔負けの疑問である。
 ふだんの私は、もっと無愛想なのだが、この時ばかりは感心して、その質問に答えてしまった。
 
「のろまだから鳥に食べられないんだよ」
「え?」

 鳥は、動く物を餌として認識する。動かない物は、餌だとは思わない。だから、芋虫が、素早く動いたら、かえって鳥には都合が良いのだ。
 鳥にかぎらない。イタチにしても、動かなくなったネズミは、みつけることができない。ちょこまか動き回るからイタチはネズミを餌として捕獲できるのである。
 こういう事に気づける子供というのは、すごい能力をもっている。ところが、大人になって行くにつれ、こういう疑問を失っていくのだ。残念なことである。
 
 ところがである。子供のように好奇心の強い大人もいる。その代表格がホステラーさんたちである。2日くらい前のことだ。某帝国大学の学者たちのチームが調査で、北軽井沢ブルーベリーYGHに泊まったとき、居合わせたホステラーさんたちは、好奇心を隠しきれず、いろいろ質問しまくっていた。私に質問してきたちびっこのように。その光景が非常に微笑ましかった。こういう人たちは、老けないんだろうなあと思う。若さを失いにくいのだ。
 

つづく。

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2012年09月10日

イスラム教徒の御客さんをお迎えして

6連泊のイスラム教徒の御客さんをお迎えして大忙し!

イスラム教徒は、豚が食べられないんですね。
もちろん豚肉も食べられませんが、
ゼラチンもダメです。
で、イスラム教徒専用のデザートとして、寒天ゼリーや寒天プリンを買ってこようとしたんですが、純粋な寒天ゼリーはなかなか売ってない。寒天とゼラチンがまざっていたりする。そのうえ成分表示のないものもある。ブイヨンやコンソメや各種調味料にしても、豚が混じっているものもある。特に中華系統の食材には、豚が潜んでいる。

「こいつは、たいへんだ!」

と、成分表と大格闘する私。
1泊ならともかく、豚なしで6連泊分のメニューをつくるのだから、さあたいへん。苦労の連続でしたが、この苦労は、貴重なノウハウとなりました。今なら言える。

「イスラム教徒の諸君、私は、諸君から逃げない!」

 でもなあ、ハラール (Halal) とか言われたら降参するしか無いなあ。
 そこまで厳密に言われたらお手上げだ。
 
 とはいうもののイスラム教徒より、ベジタリアンの方が手強いですよ。豚だけでもたいへんなのに、全ての肉がダメなら、今の私の技量では、6泊だったら、お断りするしかない。1泊だけなら、なんとかやれるかなあ? うーん、難問だあ。
 


つづく。

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2012年08月24日

8月の月末の御客さんの傾向

8月も、終わりに近づいてきましたが、
この時期になると、疲れのたまっている御客さんが多いのに驚かされます。
8月初旬の御客さんと、あきらかに顔色が違っている。

「湿気にやられたんですよ」

と、ある御客さんは言いました。

「だから北軽井沢に来ました。ここには湿気が無いですからね」
「なるほどねえ」
「今日は、ここの空気で寝るのが目的です」

そういえば、つい3日前にも「寝るために泊まりに来た」という御客さんがいました。
やはり疲れていましたねえ。
昨日は、珍しく、二十歳代の御客さんばかりで、ほぼ満室でしたが、
やはり疲れているのか、のんびり系統でしたね。

8月末の御客さんは、あきらかに7月の御客さんと違っていますね。
観光目的では無くて、疲労回復にきているという感じ。
聞かれる情報も、観光情報では無く、のんびりできるカフェの情報や、温泉の情報ばかり。
みんな、つかれてるんだなあ。


つづく。

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2012年08月23日

遠回りは、人を賢くさせる

はれて医師となった元ヘルパーの宇山君と、少しだけ会話できた。

「僕は、みんなとベクトルが違うんですよね」
「どういうふうに?」
「同僚は、大学に残ることをめざしている人ばかりなんですが、僕は町医者として患者の中に入っていきたい」
「だったらヘルパーの体験は、すごくいい体験だったね」
「そうですね。相手の話をきくという経験が、症状を聞き出すノウハウになっているかもしれない」

 そうなのだ。
 彼には、その力がある。
 それに彼は、ベットメイクのできる医者なのだ。

 実は、北軽井沢ブルーベリーYGHのヘルパーで医者になった人は何人もいる。
 彼だけでは無い。
 しかし、彼だけは毛色が変わっている。
 医者っぽく無いし、知らず知らずのうちに日常会話で上から目線の医者言葉を使っている自分に嫌気がさすという人間なのである。誠に医者っぽく無い。

 ちなみに、なぜ彼が医者っぽく無いかというと、元は農学部の学生であり、全国のユースホステルでヘルパーを経験していたからである。もちろん、ホステラーとして全国を黴びしてもいる。だから、北軽井沢ブルーベリーYGHに来たときも、最初からヘルパーとしての実力があった。
 それだけでなかった。異なるユースホステルのマネージャーと一緒に働くことによって社会の裏側もみていた。実は、ユースホステルのマネージャーは味が濃い。御客さんの前では見せない常識を逸した姿があるのだ。海千山千なのがユースホステルのマネージャーなのである。
 だから私も、ごく僅かな例外を除いてユースホステルのマネージャーたちとは、あまりつきあいが無い。むしろ御客さんと一緒にいたほうが「ほっ」とする。そういう過酷な環境の中で、彼は鍛えられていた。そのうえ農学部を卒業してから医学部に入った。最初は、農家のあとを継ぐ予定だったのだが、農家では食っていけない現実を見せつけられ、思うところがあって医学部に入った。

 ものすごい遠回りである。

 実は、私も彼に負けず劣らず、遠回りしている。詳しいことは、長くなるので省くが、かなりの遠回り人生である。学校は、宿屋と全く関係の無い芸術系であった。仕事も、宿屋と全く関係が無いものばかり。さらに夢からして宿屋と関係が無かった。むしろ嫁さんのほうの「夢」がペンションオーナーであったから、子供の頃の夢が叶ったのは、私ではなく嫁さんの方である。むかし、勘違いした御客さんが、うちの嫁さんに対して
「旦那さんの夢に振り回されて無理矢理に宿屋をやらされてない?」
と、盛んに言っていたが、その無茶苦茶な勘違いぶりに、嫁さんは大笑いしながら、その事件を私に語ってくれたことがある。

 うちの嫁さんは、学校の卒業文集にペンションオーナーになって、なになにをするのが夢だと書いて有るくらいなのである。だからヨメさんは、遠回りからほど遠い。むしろ29歳にして、ペンションオーナーになっているから近道をしているともいえる。ふつう、女性が29歳でペンションオーナーになるのは難しい。そういう意味では、すごい近道しているのだが、近道が必ずしも、良いことばかりだとはかぎらない。遠回りの方が、よいこともたくさんあるのだ。近道しすぎると、世間知らずになって、あとで苦労するのだ。

 例えば、飲食店で働いたことが無い嫁さんは、食洗機を買うかどうかで、私と大激論になった。嫁さんは、100万円もする食洗機は必要ないと言い張った。で、1年目には、食洗機無しで営業するはめになって、私の手はボロボロになって、皿を洗うたびに皮膚が割れて血が流れた。皿も深夜1時頃までかかって洗った。当然のことながら接客に影響するために、良いことは無かった。だから私は、飲食店で働いたことが無い人とは議論はしないことにした。相談せずに勝手に食洗機を注文した。遠回りをしてないと、このあたりの事情が、よくわからないのである。

 遠回りは、人を賢くさせる。
 それは確かなのだ。
 そういう意味では、遠回りしたお医者さんが増えてくれるのは、うれしい。

つづく。

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2012年08月06日

夏のリピーターさん考

北軽井沢ブルーベリーYGHは、リピーターさんが多い宿ですが、
夏のリピーターさんは、春秋冬のリピーターさんと、ちょっと違う。
1年に1回。夏にしか来ないリピーターさんばかりなのです。
夏のリピーターさんは、大きく2種類の層がいます。
ファミリーの方と、一人旅の避暑の方です。


ファミリーの方たちの特色は、観光というよりイベントが目的です。
観光なら毎年、ちがう所に行っくのでしょうが、
そうではなく宿泊するというイベントが目的なんですね。
よーするに林間学校みたいなのかなあ?
それが証拠に、遊んでばかりでは無く宿題なんかもやっている。
まれに、次の年に別のホテルに宿泊先を代える御客様もいるんですが、
その次の年には戻ってきたりする。
「あれ? 久しぶりですね」
と、挨拶すると、
「去年、宿を代えたら子供に叱られましてね」
と笑いながら答えてくれます。

 実は、幼児のお子さんは、気に入った宿を変えるのを好まない傾向があります。これが中学生になると逆で、新しい宿に泊まりたがるようになります。しかし、小さいお子さんは、◎◎の宿と決まったら、そこしか眼中に無くなり、毎年、かわらぬ風景を確認しにくるのを楽しみにするんですね。

 これは、うちの嫁さんも小さい頃は、そうだったらしく、毎年、親戚一同で泊まりに行く三浦半島の民宿が楽しみでならなかったらしい。それが大人の事情で、白馬の大型リゾートホテルに泊まった年があって、その時は、子供心に痛く傷ついたらしい。で、また三浦半島の民宿にもどった事件があったらしい。きっと、白馬の大型リゾートホテルの方が、三浦半島の民宿より施設が立派だったと思うんですが、子供時代の嫁さんにとっては何の印象も無い無機質な空間だったらしい。


 さて、一人旅の避暑の方たちの件について。夏のリピーターさんで一番多いのが、一人旅の避暑の方たちです。面白いことに、彼らは、あまり熱心にツアーには参加しません。というか、なにもしません。昼間はカフェ巡りをしていて、15時に北軽井沢ブルーベリーYGHに戻ってきて寝ているだけなのです。

「今日は、どこに行ってきました?」
「カフェ麦小屋(http://www.mugikoya.com/top.html)で本を読んでました」
「1日中?」
「6時間はいたかな?」

 こんなぐあいです。

「今日はルオムの森のカフェでハンモックにゆれました」
「今日はバードですごしました」
「今日は丸山珈琲小諸店の豪華カフェです」
「今日は・・・・・」

 そして気が向いたら連泊する。満室でも、当日キャンセルを狙って粘っている。あいにく最後まで北軽井沢ブルーベリーYGHが満室だと、その日の夜だけ近所の別の宿に寝に行って、翌日の朝には、北軽井沢ブルーベリーYGHに戻ってくる。で、うちの庭で本なんか読んでるので、こっちが根負けして「もうチェックインしてください」と、さっさと宿にいれてしまったりする。で、チェックインすると、予想どうりに昼寝をはじめるのである。考えようによれば、かなり贅沢な旅人なのかもしれない。夏専門のリピーターさんは、こういう人が多い。地域で言うと南関東の人に多い。

 しかし、これが関西になると、少し様子が違ってくる。
「のんびりしにきました」
と口では言ってても、絶対にのんびりしない。
貪欲に観光しまくるのが関西人である。
と、お茶会で発言したら、関西人から反論された。

「ちがいます。関西では、このレベルが『のんびり』なんです」
「じゃあ、一日カフェで本読んでるのは、『のんびり』とは言わないの?」
「それは関西では『息してないレベル』というんですよ」
「・・・・」


つづく。

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2012年07月20日

農業体験を希望してきた御客様

先日、御客様が
「農業体験をしたいんです」
と言ってきました。

いくつかの牧場などを紹介したのですが、高齢ということで断られてしまったようです。

しかし、その御客様は、タフでした。うちのレンタルサイクルを使って、高原野菜市場をめぐり、自分で交渉して久保農園で暫く働くことになりました。あーよかった。

それにしても考えさせられました。
農家は、喉から手が出るほど人手がほしがっている。
その一方で、農業体験したがってる御客様は多い。
なのに、紹介しても両者の思惑が一致せず、決まらない。
需要と供給がありながら、うまくいかない。
なんとか、ならないものかと。

実は、夏が終わったら、役場に申し入れてみようかと思っています。
役場で、農業体験募集のホームページを作れないものか?
そこにペンション側が、うまくサポートしていくシステムをつくれないものか?
ペンションやユースホステルが、農業体験のプログラムを上手に提供できないものか?
これは、私にとっての宿題です。





あと、農業体験には、自治体ぐるみの詐欺もあるみたいなのです。
例えば、下記のサイトをみてください。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
農業体験実習生 怒りの“告白”北海道経済
http://www.h-keizai.com/article-2007-02/p078-kokuhaku.html
私は町ぐるみでだまされた! 「農家に嫁に来たんじゃない」(美深町)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


残念ですが、こういう詐欺は実際にあるみたいです。

だからこそ、嬬恋村では、こういう自治体ぐるみの詐欺とは違うんだぞ!
という安心感のもてる農業体験プログラムをくめないだろうか?
県や政府のお墨付きをもらえるレベルの良質な
農業体験プログラムをくめないだろうか?

そのためには、嬬恋村が本気になって企画にとりくまないといけないのだが。


つづく。

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posted by マネージャー at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月18日

滋賀県のイジメ自殺事件に対する担任教師・校長・教育委員会の対応が問題になっていますね

 滋賀県のイジメ自殺事件に対する担任教師・校長・教育委員会の対応が問題になっていますね。毎日の報道をみていると、学校側は事件をもみ消したり、隠蔽したがってるのが誰の目でも見え見えで、痛いニュースでした。




 正直言って、イジメは昔からありました。今に始まったことではないのは、誰もが知っているとうり。しかし、今回、これだけの大ニュースになっているのは、イジメそのものよりも、イジメ自殺事件に対する担任教師・校長・教育委員会の対応が、あまりにも世間一般の常識からずれているところに、問題があるからでしょう。

 どうみても、担任教師・校長・教育委員会は、逃げまくっている。
 責任逃れをしている。
 そういうふうに見えてしまう。
 あきらかに他人事のように事件を処理している。そういうふうに見えてしまう。
 つまり、ネット用語でいう炎上のための「燃料投下」をしている。
 そういうふうに見えてしまう。
 どうして「私の不徳の致すところです。申し訳ございません」と言えないのか?
 どうして、もっとしおらしい顔をできないのか?
 ちょっと不思議な気がします。



 まあ、そんなことは、どうでもいいんですが、イジメを無くす方法についてです。もっとも簡単な方法は、クラス分けを廃止しすることですね。授業は大学と同じように選択制にする。これでイジメの9割は無くなると思います。

 中学生は、先生を選べない。つまりクジ引きのように先生の当たりハズレに1年間拘束されてしまう。
 中学生は、クラスを選べない。つまりクジ引きのようにクラスメイトの当たりハズレに1年間拘束されてしまう。

 逃げ場が無いわけです。
 クラスメイトも、教師も選べないんですから。
 逆に言うと、自殺した少年は、登校拒否してもよかったのではないか?と思ってしまう。

 登校拒否というと、何か悪いことのように思ってしまいがちなんですが、悪くないですよ。どうしても、先生やクラスに馴染めないということはありますもの。そういう時期が合っても良い。大検や、通信制の中学・高校なんてものも選択肢にあってもよい。

 別に学校にいかなくったってもいいじゃないですか。松下幸之助も、小学校4年生で働いているわけだし。滋賀県大津市の市立中学で勉強するくらいだったら不登校のままでもいいじゃないかと。ただし、音楽でも料理でも、何か人生を賭けられるものを代わりに見つけてほしいなあとは思います。でも、まあ、そんな大義名分がなくたっていい。自殺するくらいならストライキ(不登校)をやればいい。

 校長に手紙を書いておくりつけ、
 これこれ、こういう理由で私は登校を拒否しますと宣言すれば良い。
 宣言して、自室で独学で勉強し、大検をうければいい。

 と、過去に大検を受けたことのある私が呟いてみました。


つづく。

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2012年06月30日

葬式の歌がレコード大賞をとった件

 嫁さんとは、11歳も年が離れている。
 そのために、会話があわないことがままある。
 一番、合わないのは、知っている歌謡曲の違いである。

「昔は、葬式の場面を歌った歌があったんだよね」
「(小馬鹿にしたように)まさか」
「いや、あったんだよ」
「どうせ超マイナーな曲でしょ?」
「いやいや、マイナーどころか日本中で大ヒットしたんだ」
「(小馬鹿にしたように)またまた」
「いや、本当だって!」
「お笑いソングでしょ?」
「まじめな歌だって!」
「じゃあ、昔は茶の間に、葬式ソングが流れてたの?」
「そうなるな」
「馬鹿馬鹿しい」
「馬鹿馬鹿しいもんか、レコード大賞もとったし、紅白にもでている」

 嫁さんは私の言うことを信じない。
 50歳以上の人間なら、このような体験をしているはず。
 ちなみに葬式の場面を歌った歌というのは、
 ちあきなおみの『喝采』のことである。
 で、まったく信じられないことではあるが、私は嫁さんに歌詞の解説をしてみたのである。
 
 
『いつものように 幕が開きー
 恋の歌 うたう私に
 届いた報せは
 黒いふちどりがありました』
 
 
 良い歌詞だと思うのだが、嫁さんは「黒いふちどりがありました」の部分で爆笑していた。どうやら私と感覚というか感性が全く違うらしい。衝撃をうけるはずの詞の部分が、嫁さんにとってはギャグに聞こえるらしい。では、皆さんにとっては、ちあきなおみの『喝采』は、ギャグに聞こえるか、感動的に聞こえるか、確かめて欲しい。これは世代的なギャップなのか、単なる感性なのか知りたいところである。動画をアップして置いたので、ぜひ聞いてみて欲しい。





「そういえば、キタキツネを呼ぶときのかけ声だけの曲もあったなあ」
「ええええ?」
「ル−ルルルルルル!ってね」
「まさか?」
「そういう曲があったんだよ。そして大ヒットしたんだよ!」





「もっと凄いのは、全く歌を歌わない曲というのもあった」
「え?」
「全編台詞なんだよ。歌じゃ無い」
「まさか?」
「これも大ヒットしたんだ」





思えば、昔は破天荒な歌がいっぱいあった。
それが11歳年下の嫁さんの世代になると、それらの全ては
荒唐無稽な話に見えてしまうのだから時代の流れは速いというべきか。


つづく。

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posted by マネージャー at 23:26| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月19日

吉田拓郎の「流星」の歌詞がよく分からないという人がいた

吉田拓郎の「流星」について

私の大好きな曲に吉田拓郎の「流星」という曲があります。
この曲を好きな人は、多いのでは無いでしょうか?
あの武田鉄矢も、この曲が大好きだと聞いています。
理由は、歌詞が良いからだそうです。
特に、感動する歌詞は、この部分です。


「幸福だとは言わないが
 不幸ぶるのはがらじゃない」



 いいですよね。
 すごく良い。
 男の哀愁が、
 男の強がりが、この一言ににじみ出ている。





 さて、本題です。

 この曲が大好きという、若い人がいた。
 で、歌詞の話で盛り上がったのですが、
 会話の途中で「変だな?」と思ったので聞いてみたら
 歌詞の意味が、よく分かっていなかった。
 特に

「星を数える男になったよ」

 の意味が分からなかったらしい。
 で、YouTubeの動画のコメントをみたら
 こんな書き込みもあった。


「星を数える男になったよ…
 意味はよくわからんがなんかいい
 zyukou1 3 日前」


 そうなのか?
 意味が分からなくても、歌詞の良さは分かるのか?
 そのへんが疑問だったので聞いてみました。


「そもそもこの歌は、何の歌だと思う?」
「うーん」
「イメージしてごらん」
「・・・」
「なんとなくイメージがわいてこない?」
「うーん」
「シンプルに考えれば分かるよ。絶対に分かるはずだから」
「ヒントをください」
「ヒント? 題名でわからない?」
「流星?」
「そう、流星だよ」
「わからない」


 この曲は、全編が間接的な表現で満ちているが、決して難しい曲ではありません。歌詞を素直にストレートにイメージすれば、意味はおのずと分かってくる。よーするに「恋の歌」なのです。出だしの歌詞の一部を紹介して解説してみましょう。


 たとえば僕がまちがっていても
 正直だった悲しさがあるから
 ...流れて行く

 静けさにまさる強さは無くて
 心の中では何を待てばいい
 ...流れて行く



 これだけ聞くと、意味が分からないかもしれない。しかし、一つだけ確かなことがあります。星が流れていくのを眺めている自分自身の姿です。つまり、ここで大切な部分は「...流れて行く」のところなのです。星が流れているのを、浅間牧場の草原で寝そべって星をみている自分の姿を想像すればいい。そして、何か考え事をしている。そのつど、星が流れていくのをみかけてしまう。そういう歌詞なのです。で、歌の中盤で、何があったかがわかってきます。


 たしかなことなど何も無く
 ただひたすらに君が好き
 夢はまぶしく木もれ陽透かす
 少女の黒髪もどかしく

 君の欲しいものは何ですか
 君の欲しいものは何ですか



 ここで、はじめて歌詞の中の主人公は、好きな人がいることを独白します。何があったのかわかりませんが、少女のことを考えている主人公の深層の中には、まぶしい木漏れ日に前が見えないでいる。もどかしい。で、好きになった女の子に何かしてあげたい気持ちでいるが、ここから急展開します。


 さりげない日々につまずいた僕は
 星を数える男になったよ
 ...流れて行く



 何かへこんだことがあったのでしょう。何かにつまずいた。で、何も出来なくて、浅間牧場の草原で寝そべって星をみている自分がいる。で、

「...流れて行く」

 となる。なにかボーッと考えているが、答えが出ない。
 時間はすぎていき、流れ星を何個もみてしまう自分がいる。
 そんな自分に対して
「星を数える男になったよ」
 と自嘲している。
 しかし、この男は、決して後ろ向きではない。

「幸福だとは言わないが
 不幸ぶるのはがらじゃない


 と突っ張ってみせる。
 けれど、流れる星がきれいすぎる。
 ただそれだけに悲しくなってしまうのです。
 突っ張ってはみたけれど、流れる星がきれいすぎるために悲しくなってしまう。


 そういう歌詞なのですが、決して悲しい曲では無く、自分に何かを問いかけている曲なのですね。さて、ここまで読み終えたら、もう一度、曲を聴いて確かめてみましょう。 歌詞の最後の一言に一番大切なテーマが書かれてあります。悩める人に、大切な一言が書かれてあるのです。




つづく
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posted by マネージャー at 00:47| Comment(9) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月09日

小椋佳の番組があると聞いて、普段はテレビを見ない私も、この日ばかりはテレビのスイッチを押してしまった。

小椋佳の番組があると聞いて、普段はテレビを見ない私も、この日ばかりはテレビのスイッチを押してしまった。



何をかくそう私は、小椋佳の大ファンである。
中村雅俊と荒井由実のファンであるから、
自動的にファンになってしまった。

この人は、銀行員(第一勧銀)でありながら曲を作っていた。
楽器もできないのに、作詞だけでなく作曲もしていた。
心に染みいる曲が多かった。

しかし、なんといっても小椋佳の詞は、素晴らしい。
まず、ストレートな表現が無い。
詞全体に、多くの枕詞をちりばめていて、
その全てが、線香花火のようにはかなく
全てを歌い終わるまで、曲の深層が見えてこない。



で、テレビ番組で代表作「シクラメンのかほり」の作詞のネタばらしをしていたのだが、あの「シクラメンのかほり」は、北原白秋とプレスリーが土台になっていたらしい。まさか「シクラメンのかほり」がプレスリーの「朝見るメリーほど素敵なものはない」をオマージュしていたとは知らなかった。

で、それがあったから題名が「シクラメンのかほり」だったとは!
シクラメンには、香りが無いんですね。
紫色のシクラメンも存在しなかったとは!

いやー参りました。
小椋佳は、奥が深いです。


シクラメンのかほり / 小椋佳 投稿者 jrapaka3


つづく。

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posted by マネージャー at 22:23| Comment(5) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月24日

山屋にとって、一年で一番良い季節が5月から6月

山屋にとって、一年で一番良い季節が5月から6月です。
つまり、今です。
新緑の頃の山です。
だから私は、1日に2回から3回登っています。
今日は、隠浅間山・鷹繋山・小浅間山に登ってきました。
さすがに3つ登ると、血圧が大幅に減ります。
100くらいになってしまう。
お腹もすきます。

しかし、登らずにいられないのが、この時期です。
その理由を述べてみましょう。

1.昼間が長い。

 朝4時から明るく、日没も7時くらいまで大丈夫。そのために行動の自由がとれるのです。私は今日、朝の6時頃に隠浅間に登ってきました。で、下山して北軽井沢ブルーベリーYGHに戻っても、朝の8時半です。まだ、一日が始まったばかり。なんかもったいないので、軽食後、9時には、鷹繋山に登り、11時には、小浅間山に登ってしまった。
 それでも半日しかたってない。
 これも昼間が長いからです。
 で、午後からは宿の庭仕事をしたわけですが、登山は苦にならないのですが、庭仕事はきつい。腰が痛くなるし、汗だくになる。大きな石を持ち上げたりするので、筋肉痛になる。

2.暑くない。

 登山家にとって一番いやなのが暑さです。暑いと山に登る気がしなくなる。疲れも大きくなるし、なかなか疲労回復しない。これが逆に寒さだったら体力に影響しないのですが、暑さは体全体をだるくさせます。なので、私が毎日行っている趣味の登山も午前中だけです。昼は暑いので登りません。どうしても午後に登るときは、15時以降にしています。

3.虫が少ない。

 7月になると、山に虫が大発生します。しかし、5月から6月はじめには、虫の数が多くないんですね。そのために登りやすいんです。

4.藪が少ない。

 春は、藪が無い。そこがいいんです。ところが夏から秋になると藪が大発生する。これが山を登りにくくするのです。そして葉が茂ってないために景色が見えやすく、虫も少ない。


 ところで、毎日登っていると、必ず知り合いに会ってしまう。山屋たちは、今一番登って楽しい山を知っているので、そこにあつまるんですよね。そういえば先日、グリーンプラザホテルの支配人と、小浅間山で偶然はちあわせしたのですが、後日、観光協会の理事会が、グリーンプラザホテルであったので支配人と、それについて聞いてみた。

「小浅間山を走っていましたね。あれから、どこまで行ったのですか?」
「浅間山です」
「えええええええええええええええええええええええええええ? 走ってですか?」
「はい、頂上まで1時間くらいかかりました」

 化け物だ!

 峰の茶屋から浅間山までのアプローチは、数多くある浅間山に登るコースとしては、一番距離が長いのである。しかも砂地であり一番登りにくく、空気が薄い場所なのに、そこを1時間で登るなんて人間技ではありません。私も体力には自信がある方ですが、正直言って1時間で浅間山に登る自身は無い。上には上がいる者である。

つづく。

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posted by マネージャー at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月18日

実は、◇◇の時期の北軽井沢が一番美しい

実は、新緑の時期の北軽井沢が一番美しい。
花が咲き始めるからである。
それを知っているのかどうかは分からないが、
この時期の御客さんは、圧倒的に女性が多い。
平日・週末を問わずである。
現に、今週末も今のところは女性の数が多い。

とは言っても、大勢の予約が入っているわけでは無い。
実際のところ、がらがらもいいところである。
しかし、これは今年に限ったことではなく、毎年、こうなのだ。

ゴールデンウィークに、大勢の人が北軽井沢にやってくる。
どのペンションも満室になる。
しかし、ゴールデンウィークをすぎると、とたんに御客さんがいなくなる。
5月の後半は、どのペンションも閑古鳥が鳴く。
オフシーズンみたいな状況になる。
しかし、これは実にもったいないことなのだ。

ここだけの話だが、
ゴールデンウィークの北軽井沢くらいつまらないものはない。
新緑もないし、花も咲いてない。
登れる山も少ないし、残雪もある。
その影響で、星も見えにくい。
雪が蒸発して空にモヤがかかるからだ。
おまれに人ばかり多くて、混雑する。

北軽井沢が一番美しいのは、5月末から6月にかけてである。
それは先週のツアー写真をみれば一目瞭然である。
これほど山の写真が美しいのは、新緑の時期であるからだ。

北軽井沢ブルーベリーYGHの庭にも
花たちが綺麗に咲いてくれるようになった。
今日は、その写真の数々を紹介しよう。

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北軽井沢ブルーベリーYGHに、ご宿泊される方は、早めにチェックインされることをお勧めする。
もし天気が良ければ、『キラキラ号』のバスにのって、
チェックイン前に北軽井沢ブルーベリーYGHに来ても良い。

車の方なら、ビールを買ってきて、14時頃には到着し、北軽井沢ブルーベリーYGHの庭で一杯やるのもいい。
黒ラベルでよかったら北軽井沢ブルーベリーYGHでも250円で売っているので、チェックイン前でも販売はするので心配はいらない。
一杯やっているうちに野鳥たちが、御客さんを出迎えてくれると思う。
運がよけれぱ、リスやイタチにも出会えるかも知れない。
ぜひ、この庭でくつろいでもらいたいものだ。


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つづく。

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2012年03月16日

子供の頃の記憶 笹団子

不思議なことに50歳を超えると、
どういうわけか子供の頃の記憶がよみがえってくる。
なんでもないことなのだが、失われていた記憶が突然よみがえるのだ。

一昨日も蘇った。
小学校に入って初めての運動会の記憶である。
当時6歳だった私は、お昼に笹団子を食べた。
もちろん手製の笹団子である。
新潟では昔、どの家でも笹団子を自分のうちで作っていた。





まず、小豆から粒あんをつくり、
団子を作って、粒あんをくるみ、
それを笹につつむのであるが、
最後にセイロ蒸しにする。

6歳の私は、その行程が面白くて、
祖母の笹団子つくりをジーッと何時間も眺めていた。
それを思い出した。

で、無性に笹団子を作りたくなった。
と言っても、北軽井沢には笹が無い。
仕方ないので、羊羹をつくることにした。

なぜ羊羹かというと、市販の羊羹は甘すぎるからだ。
羊羹にしても、あんこ団子にしても、
市販のアンコの糖度そものは、66パーセントと決まっている。
それ以下だと、急激に劣化するからである。
だから甘くない羊羹なんて、存在しない。
市販の和菓子は、必ず甘いのだ。


でも、できれば甘さ控えめの羊羹が食べたい。
それもカロリーゼロの甘味料で作ってみたい。
と思った。

で、さっそく小豆を500グラムと寒天とパルスイート(ダイエット甘味料)を買ってきた。

そして、アンコ作りからスタートしたのだが、愕然としてしまった。
祖母は、1日かけて笹団子を作っていたのに、
私の作った羊羹は、2時間でできてしまった。

原因は、調理器具のせいである。
圧力鍋と火力の強いレンジのおかげで、アッという間にアンコができてしまったのだ。
砂糖を使わなかったのも、原因だ。
砂糖ぬきだとアンコが焦げないために、ものすごく簡単にできる。
味も、甘み控えめになった。
すごく食べやすい。


しかし、ちょっと空しくなった。
子供の頃の記憶を再現できなかったからである。
子供の頃は、こんなに簡単にアンコを作れなかったからだ。
どうやら便利を手に入れると、何かを失うものらしい。


つづく。

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2012年03月07日

灯油を入れる(自営業における夫婦の分業)

灯油を入れる

 面白いことに気がついた。嫁さんが石油ストーブやファンヒーターへの灯油の給油をしないことである。全くしないと言うことではない。気がついたら私がやるので、ほとんどやらないのである。逆に私は、こまめに気がついたら灯油をストーブに給油している。

 これは嫁さんだけではなかった。御客さんの中にも、石油ストーブやファンヒーターへの灯油の給油を嫌がる人は多かった。ある御家族は、ストーブの灯油が残り少なくなると、コタツで家族全員でジャンケンして負けた人が灯油を入れるというバツゲームをしているらしい。

「ええええええええええ? そんな面倒なことする暇があったら自分で入れればいいじゃないですか!」
「いや、それが億劫だからジャンケンするんです」
「私はジャンケンの方がめんどくさいなあ」

 灯油入れがバツゲームという感覚は、私にはない。
 だから理解しがたい。

 そもそも私は雪国で育ったために、ストーブに灯油を入れることを億劫だと思ったことがない。6歳くらいから日課のように入れていた。そしてマッチで火をつけていた。昔のストーブはマッチでないと火がつかなかった。灯油を入れ、マッチをつけることは、子供のころの一種のステータスみたいなものだったので、喜んでストーブに灯油をいれたものだった。

 だいたい灯油を入れることなんて、薪で風呂を沸かしたり、ストーブをつけることに比べれば、労力でもなんでもない。幼児の頃は五右衛門風呂だったし、樽式の薪風呂だったこともあった。今でこそ段ボール箱が全盛になっているが、昔は木箱だった。みかんを買うと木箱に入っていた。それを分解し、釘を抜いて風呂の燃料にするのである。1960年代の家庭は、みんなこんなものだった。



 それはともかくとして、夫婦で自営業をしながら生活すると、
 夫婦で優先順位の違いがめだってくる。

 例えば、洗濯物。これは、私が積極的に行うので、いつのまにか私の仕事になってしまった。私は洗濯物を溜めておけない性分なのだ。なぜならば、ためておくと臭いが発生するのと、花粉症のためにダニなどのアレルゲンに我慢できないからだ。これは灯油入れと一緒で、主に私が行っている。

 その逆に部屋掃除は、嫁さんが積極的にするので、いつの間にか嫁さんの仕事になった。私からしたら、はやめに掃除しても御客さんがチェックインするまでにホコリがたまってしまうので、ギリギリに掃除しようと思っているのだが、うちの嫁さんは、それが我慢ならないらしい。御客さんが帰ったらすぐに掃除をはじめてしまうので、いつの間にか嫁さんの仕事になった。

 皿洗いは、私が主にやっている。嫁さんは、手荒れになるせいか皿洗いを嫌うが、私は皿洗いをすすんでやるので、皿洗いは私の仕事になってしまった。私が皿洗いする理由は、飲食店に勤めた経験から皿洗いの重要性が身についてしまっているからだ。調理人は、皿に残ったものをみて本日の料理の反省ができるからである。

 受付は、嫁さんが主にやっている。レジも嫁さんである。電話も嫁さんがメイン。嫁さんはドコモショップの副店長をやっていた関係で、接客とCSを徹底的にたたき込まれている。私は、職人気質のために無愛想なので御客さんから逃げることもおおい。だいたいレジの操作からしてよくわからない。なので、いつの間にかレジも嫁さんが行うようになってしまった。

 もちろんボイラー・水道・電気・空調・凍結防止・防虫駆除・車の整備・ホームページ操作などは私がやる。これは嫁さんは、最初から逃げている。そのために私の仕事になる。最初は、このあたりで夫婦喧嘩がおこりそうになった。例えば、私が部屋にこもって数時間もインターネットをやっているとサボっていると思われるからだ。

 しかし、インターネットを駆使して、
 100万の見積もりをだされたボイラー設置が、
 たったの7万円ですむことに成功すると、誤解も解けた


 自営業は、金を稼ぐだけが能ではない。いらぬ出費を抑える事が大切であり、そのために一晩でも二晩でもインターネットでがんばる必要があることを女性は、なかなか理解しにくいらしい。そういう作業よりも「目の前の仕事をしろ!」と言いたくなるらしい。しかし、3回くらい私が大きな鉱脈を掘り当てると、もう何も言わなくなってしまった。かくして夫婦分業の世界が確立されていくのである。

つづく。

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ラベル:夫婦の分業
posted by マネージャー at 23:14| Comment(6) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月01日

車椅子が乗れないTGV

車椅子が乗れないTGV



 ドイツとフランスに行ったときTGVとICEの両方に乗っている。で、日本の新幹線と比較してTGVは車体が小さいことは前にも述べました。ところがTGVに乗るときに、それが全く分からなかった。むしろ日本の新幹線より大きいと思いこんでいた。

 なぜか?

 実は、TGVのドアは、ホームから高いところにあるのである。「よいしょ!」と登って乗らなければならない。もちろん車椅子だと自力で乗り込めない。フランス映画をみると分かるのですが、列車に乗り込むときは、タラップに足をあげて乗り込まなければならない。だから最初は、大きな列車だと勘違いしたわけですが、なんのことはない。フランスのホームが低いだけなのだ。

「いったいどうして、こんな不便なホームなのか?」
「どうして身体障害者にやさしくないのか?」

 と不審に思ったが、その理由はあとで分かった。





 それはともかくとして、TGVの車内を散歩してみた。TGVの車内は狭いし、接続客車も多くないので散歩はすぐに終わり、すぐに異変に気がついた。
「あれ?」
TGVは、先頭車と最後尾車が、機関車のために前と後ろには客席がないのだ。

「これって、TGVとしては、かなり不利なんじゃないか?」

 前にも言いましたが、私は鉄道マニアではありません。だから、どの鉄道が優れているかはさっぱし分からない。でも、そんな私でもフランスのTGVが、日本の新幹線やドイツのICEと比べて不利であることが分かる。

 日本の新幹線もドイツのICEも、全ての客車に動力がついている。だから、列車の先頭にも最後尾にも客席がある。全車両に御客さんが乗っているのだ。しかし、TGVは違う。先頭と最後尾だけにしか動力はない。これが、どういうことを意味しているかというと、8両編成でも16両編成でも、かならず御客さんを乗せない機関車が2両必要になるということなのだ。もし、機関車が16両をひっぱる力をもっていたとして、ローカル線のために客車が4両しか必要なくても、かならず御客さんを乗せない機関車が2両必要になるということなのだ。

「いったい、どうなってるんだ?」

とモヤモヤしながら帰国して調べてみたら、案の定、TGVは、日本の新幹線やドイツのICEのような、全ての客車に動力がついているタイプを開発しているらしい。やはりTGVは発展途上の列車なのだ。

 にも関わらず韓国や台湾への売り込み商戦に日本の新幹線は、TGVに敗退しまくっている。その理由が分からないので、調べてみたら、TGVやICEには、安全基準などなどをヨーロッパ規格にそった製作をされており、それをクリアした証明がなされているのに対し、日本の新幹線には、そういう国際規格が全くないために安全性の証明がなされてないために不利益をもうむっているらしい。





 私たち日本人は、TGVより新幹線の方が優秀だと思っている。根拠は、開発以来、一度も事故がないというところにある。阪神大震災でも、新潟大震災でも、東北大震災でも、日本の新幹線は怪我人一人も出してない。それに対してTGVは地震でもないのに普通に大惨事をおこしている。死亡事故を含む重大事故が多数発生している。

 だから日本の新幹線の方が安全と、日本人は思いたがるけれど、こういう事実だけでは売り込みの決め手にはならないらしい。科学的に安全性を証明しなければならないらしい。しかし、そのための国際規格が日本には存在しないのがネックになっているということらしい。

 まあ、そんなことは良いとして、はじめてTGVに乗ったときは朝食がサービスであった。焼きたてのクロワッサンが大変美味しかった。朝食のサービスマンもとてもにこやかで、ICEの車掌の無愛想さに比べて大いに満足であった。うちの嫁さんは、いっぺんでフランスのファンになっていた。それはそうだろう!ドイツのICEの無愛想さと、時々乗り込んでくる警官の横柄さに比べたらTGVの朝食のサービスマンのなんとにこやかなことか!

 ただし、TGVにもICEにも、どういうわけか駅弁を売りに来るおねえちゃんはいない。これだけはいただけない。不便なことこのうえない。だからヨーロッパの列車では、まえもって駅構内で食糧を調達するか、食堂車に行って食べなければならない。そういう意味では、朝食をサービスで配ってくれるTGVには、大いに助かったのも確かである。


つづく。

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2012年02月29日

TGVと日本の新幹線。そしてドイツのICE

TGVと日本の新幹線。そしてドイツのICE。

 私は、鉄道マニアではありません。だから、どの鉄道が優れているかはさっぱし分からない。でも、そんな私でもドイツのICEが、素晴らしい列車であることは分かる。TGV・新幹線・ドイツのICEを比較した場合、ドイツのICEが一番よかった。





 と言っても、私の乗ったのはファーストクラス。日本で言えば、グリーン車。なぜファーストクラスに乗ったかというと、ユーレイルパスを使ったからです。ユーレイルパスを使えば、自動的にファーストクラスを利用できる。

 で、ドイツのICEのファーストクラスは、何もかもが最高だった。まず、パソコンを繋ぐコンセントがある。もちろん大きなテーブルがある。だからビジネスマンが、さかんにパソコンで仕事をしている。座席も、かなりゆったりとしている。もちろん日本の新幹線のグリーン車の方が、ゆったりしているのだが、ドイツのICEの方は、巨大なテーブルがあって、百人一首ができちゃうんじゃないかと思ってしまうくらいだから断然便利である。速度は遅いし、多少ゆれるのが欠点だが、それは私にとっては問題でない。むしろ情緒があってよいと思っている。

 ただし、不思議なことにドイツのICEは、列車によって、規格がまるで違うことに驚かされる。同じICEでも、当たりとハズレがあるのだ。無料の食事サービスがあるICEがあったり無かったり、豪華ソファーのICEがあったり、座席の堅いICEがあったり。ラウンジのあるICEがあったり、無いICEがあったり。一つとして、同じタイプのICEにお目にかかったことがない。

 あと、昔のICEは、ボックスタイプが多かったのだが、今のICEは、みんな新幹線みたいになっている。私は昔のボックスタイプが好きだったのになあ。





 と言うわけで、私と嫁さんがICEに乗っていると、面白い現象が起きる。ドイツ人ビジネスマンは、私たち日本人旅行者を避けて座席にすわる。私たちから離れた座席に座るのである。ちなみにICEのファーストクラスは、いつもガラガラなので、好きな座席が選べる。そして、おもむろにパソコンと書類を出して仕事を始める。ファーストクラスに乗る彼らは日本人より勤勉だ。私のような東洋人は見向きもしない。

 ところがである。

 わざわざ私たち日本人の隣に座ってくる白人がいる。彼らは、やたら愛想の良い人種であり、ドイツ人には目もくれず、日本人の私たちのところにやってきて
「ハーイ!」
と言ってくる。

 アメリカ人である。

 関係ないが、どういう訳かドイツ人は
「ハーイ!」
とは言わない。
「ハロー」
と言う。で、アメリカ人は絶対に「ハロー」とは言わない。
だから挨拶で何国人かがすぐわかる。

 そして彼らは、おもむろにパソコンをとりだして、その画面を私たちに見せる。そこにスイスアルプスが写っていたりする。そして、スイスの思い出を熱く語り出す。もちろん旅行者ではなく、ビジネスマンであり、スーツを着ているのだ。で、いっこうに仕事をしようとはしない。で、何時間も日本人の私たちと、バカ話をするのだ。

 ところでアメリカ人は、日本人には気さくに話しかけるが、ドイツ人に話しかけるのを見たことがない。
「アメリカ人とドイツ人は仲が悪いのかな?」
と思ったりしたが、そういうことでもなさそうだ。

 話が、大回りしたが、何が言いたいかとと言うと、
 ドイツのICEには、こういう風景がある。
 座席の形が独特なので、列車の中で、いろんなドラマが生まれるのである。
 だから私が一番好きな列車は、ドイツのICEだったりする。


つづく。

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2012年02月28日

思いこみ  TGVと日本の新幹線

思いこみ

 日本人は小さい。
 西洋人は大きい。

 これが思いこみであったことを、海外旅行で思い知らされることが何度もあった。
 最初は、各国の歴史博物館・武器博物館で気がついた。

 具体的に言うと甲冑の大きさである。あきらかに日本の鎧甲より小さい。何度もメジャーで計ってみたが、たいていが160p以下である。日本の甲冑は、160pから180pの人間のサイズで作られている。頭部に至っては、本当に小さい。つまり昔の西洋人は小さかったのである。大きくなったのは、第一次世界大戦後あたりからであり、それ以前は決して大きくなかったと思われる。昔の鉱山の坑道の狭さをみても一目瞭然であるし、昔の衣装にしても小さい。

 そのせいかどうかは分からないが、ヨーロッパ系の航空会社は、座席も狭い。私はドイツを何度も旅行しているが、ルフトハンザだけは乗りたくない。狭いのだ。乗るなら絶対にANA。座席が広いのである。

 そういう事情を知っている私が、すっかり騙された事がある。
 TGV(フランスの新幹線)である。
 TGVだけは、日本の新幹線より座席がゆったりしていると信じていた。





 なぜならば、TGVと日本の新幹線のレール幅は同じ標準軌である。にもかかわらず、TGVは3列の座席であるのに対して、新幹線の座席は5列もあるから、絶対に日本の新幹線の方が座席は狭苦しいと思っていた。ところがである。初めてTGVに乗ってみたらTGVの方が、まるで座席が狭いのに驚いてしまった。

「おかしい? 何か変だ?」

さかんに首をひねる私に対して、怪訝そうに嫁さんはみていた。

「どうしたの?」
「狭くないか?」
「いいえ」

 元々体の小さい嫁さんには、TGVの座席の狭さがわかるわけがない。
 しかし、デブの私には分かる。
 日本の新幹線ならヒザにゆとりがあるのにTGVだとゆとりがない。
 きついのだ。

「おかしいなあ、レールの幅が同じなのだから車体の幅も同じはず。なのに3列のTGVより5列の新幹線の座席が広いわけがないはずなのに。変だなあ? いったいどうなってるんだ?」

 残念ながら私は鉄道マニアではなかったので、このカラクリがどうしてもわからなかった。
 悶々としながら1ヶ月の海外旅行から帰ってきて、
 真っ先に行ったことは、インターネットで
 TGVと新幹線のサイズを調査したことであった。
 で、調べてみたら、全く単純なカラクリであることが分かった。





 日本の新幹線は、大量輸送するために、普通の列車より幅を大きくしてあり、そのために5列でも狭くないのである。TGVは、スピードを優先するあまりに、車体を狭く作ってあるために、3列の座席でも狭いのだ。

これじゃTGVの方が、日本の新幹線より狭いわけだ。


参考
 ◆TGVの車両の大きさ
  幅2.8メートル/高さ3.4メートル/長さ18.7メートル/定員38名
 ◆新幹線の車両の大きさ
  幅3.4メートル/高さ4.0メートル/長さ24.5メートル/定員90名



おまけにシートとシートの感覚が10pも日本の新幹線の方がゆったりしている。小柄なうちの嫁さんには、この10pの差は関係ないだろうけれど、180pもあるデブの私にとっては致命的に違ってくる。

 逆にいうと、体が大きな外国人になればなるほど、
 日本の新幹線の評価は高くなってくる理由も分かってきた。

 そのうえTGVのリクライニングの角度は浅い。
 昔の日本の急行列車みたいな角度のために、ゆったりできない。
 で、ヒザが前の座席に当たってしまう。

 もちろん天井も低い。
 これで北軽井沢ブルーベリーYGHに泊まったフランス人が、
 日本の新幹線を絶賛していた理由がわかってしまった。
 日本の新幹線の方が、圧倒的に乗りこごちがよいのだ。

 ここで考えてみた。
 日本の新幹線は、スピードよりも効率を重視しているなと。
 逆にTGVは、スピードを重視していなと。

 TGVは、スピードを重視するあまりに、運送コストが高くなって、
 そのしわ寄せが、狭い座席となって御客様を苦しめている。
 そう考えると日本の新幹線は、すごいとしか言いようがない。
 やはり世界に誇る技術なんだろう。
 日本の新幹線を採用せずに、TGVを採用した国は、あとで苦しむことになるに違いない。


つづく。

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2012年02月26日

旅は一期一会

旅は一期一会

 うちの嫁さんが私に対して不思議に思っていることは
「こんなに無愛想なのに、どうして他人から声をかけられるのか?」
 ということらしい。
 家内いわく、私は見知らぬ人と仲良くなる才能があるらしい。


12-1-17-12.JPG


 先日、会議のために東京に上京したわけですが、当然のことながら新幹線に乗ります。もちろん指定席です。で、乗ってみたら、どういうわけか外人ばかりだった。私の隣の席も外人。で、私の隣に座った外人が、日本語で、こんな独り言を話した。

「今日は、外人が多いな」

 おもわず「ぷっ!」と吹き出してしまったが、そのせいかジーッと見られてしまった。

「あ、すいません。失礼だったら謝ります。私も同感だったので」
「いえ」

 隣の人は、金髪の白人男性でしたが、日本語の文庫本を持っていました。
 言葉が流ちょうだったので、もしかしてと思い

「軽井沢の人ですか?」
「別荘ですけれど」
「じゃあ帰化された方で?」
「というか日本人です。帰化したのは両親の時代です」
「やっぱり」
「やっぱり、というところをみると、そういう風に見えますか?」
「ええ、なんとなくね。なんとなく日本人に近く見えました」
「え?どのへんが?」

 今度は、相手が目を輝かせて聞いてきます。

「うーん、どのへんと言われてもなあ。着てるものとか、仕草とか、発音とか、みんな日本ぽいというか」

 この回答が気に入られたのか、私は、このドイツ系日本人にいたく気に入られてしまい、終点の東京駅までたいへん仲良く会話することになったわけですが、かなり打ち解けてきたころ、彼は、見た目が白人なのに極端な外人嫌いであることを告白してきました。

「私は、見た目がコレでしょ? だから英語で話しかけてくるのよ外人たちが」
「はあ」
「でも、英語なんかしゃべれんちゅうの! 中身は日本人なんだから」
「アハハハハ」
「だいたい、日本に来たら日本語しゃべれよ。俺に英語で話しかけるなよ!」
「(爆笑)」
「色白いから英語しゃべれる思ったら大間違いや!」
「(爆笑)」

 そしたら黒人系の美しいお嬢さんも、ちょっと離れた席からやってきて私たちに話しかけてきた。

「私もなんです」
「えええええええええええ?」
「私も見た目がコレですけれど中身は日本人。でも、英語がダメで、ちょっと恐怖感を感じていました」

 彼女は高校生くらいだろうか?

「あー、わかるわかる。でも一番腹立つのは、日本人が英語で話しかけてくるときかな」
「あー、最悪。ちょーむかつく」
「アハハハハ!」

 ひたすら爆笑しまくって、アッという間に新幹線は東京駅についたのであった。

つづく。

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ラベル:旅は一期一会
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2011年12月08日

「ルーズベルトは狂気の男」 フーバー元大統領が批判




今日は、日米戦争開戦70周年でした。
真珠湾攻撃から70年たったわけです。
アメリカは、いまだに真珠湾攻撃を「卑怯な騙し討ち」と言ってますが、2つの点で異なります。

1.日本は最後通牒(ハルノート)をうけていた。
2.最初の一発は、アメリカの方が攻撃した

 実は、宣戦布告前に攻撃するのは、国際法違反ではありません。アメリカが行った戦争の9割は、宣戦布告無しに攻撃を開始しています。最後通牒をうけたら、いつ攻撃しても良いのです。その最後通牒(ハルノート)を日本は、11月25日に受け取っていますから、真珠湾攻撃は「卑怯な騙し討ち」ではありません。アメリカの計画の範囲内です。

 じゃあ何故、宣戦布告を行うかと言いますと、これは相手国政府に対する声明ではなく、自国民に対する声明なのです。でないと兵隊を動員できないのです。政府による戦争開始は、最後通牒(ハルノート)で充分なのです。さて、連合艦隊は、いつ真珠湾攻撃に出発したかと言いますと、11月26日です。つまり最後通牒(ハルノート)を受け取った翌日です。

 まあ、ここまでは、歴史に詳しい人なら誰でも知ってる話です。次の、「最初の一発は、アメリカの方が攻撃した」は、戦史オタクでないと知らないだろうなあ。

 実は、アメリカ軍は、日本軍による真珠湾攻撃の前に日本の潜水艦(特殊潜行艇)を撃沈しています。つまり、最初の一発を撃ったのは、アメリカ軍なんです。なのに、アメリカ軍は、その後に危機意識をもって対処した気配がない。それで壊滅してしまうんですが、どうしてかと言いますと、アメリカ大統領が、最後通牒(ハルノート)を突きつけたことをアメリカ軍に伝えてなかったんです。つまり、卑怯な騙し討ちをしたのは、日本軍ではなく、アメリカ大統領だった。


それは、ともかく、産経新聞に面白い記事が

http://sankei.jp.msn.com/world/news/111207/amr11120722410009-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111207/amr11120722410009-n2.htm

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−引用開始
 ハーバート・フーバー第31代米大統領(1874〜1964年)が、日本軍が1941年12月8日、米ハワイの真珠湾を攻撃した際の大統領だったフランクリン・ルーズベルト(第32代、1882〜1945年)について、「対ドイツ参戦の口実として、日本を対米戦争に追い込む陰謀を図った『狂気の男』」と批判していたことが分かった。

 米歴史家のジョージ・ナッシュ氏が、これまで非公開だったフーバーのメモなどを基に著した「FREEDOM BETRAYED(裏切られた自由)」で明らかにした。

 真珠湾攻撃に関しては、ルーズベルトが対独戦に参戦する口実を作るため、攻撃を事前に察知しながら放置。ドイツと同盟国だった日本を対米戦に引きずり込もうとした−などとする“陰謀説”が日米の研究者の間で浮かんでは消えてきたが、米大統領経験者が“陰謀説”に言及していたことが判明したのは初めて。

 ナッシュ氏の著書によると、フーバーは第33代大統領のトルーマンの指示で戦後の日本などを視察。46年に訪日し、東京で連合国軍総司令部(GHQ)のマッカーサー元帥と会談した。その際、フーバーはマッカーサーに対し、日本との戦争は「対独戦に参戦する口実を欲しがっていた『狂気の男』の願望だった」と指摘。在米日本資産の凍結など41年7月の経済制裁は「対独戦に参戦するため、日本を破滅的な戦争に引きずり込もうとしたものだ」と語ったという。

 マッカーサーも、「ルーズベルトは41年夏に日本側が模索した近衛文麿首相との日米首脳会談を行い、戦争回避の努力をすべきだった」と批判していた。

 著書ではフーバーが「米国から日本への食糧供給がなければ、ナチスの強制収容所並みかそれ以下になるだろう」とマッカーサーに食糧支援の必要性を説いていたことも詳細につづられており、フーバーの対日関与の功績に光を当てるものにもなっている。

 ナッシュ氏は「この著書が、今でも米国の英雄とされているルーズベルト大統領への歴史評価を見直すきっかけになってほしい」と話している。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−引用おわり


 この記事で驚いたことは、今でもルーズベルト大統領が、米国の英雄とされていることです。
 こったの方に驚いてしまった。


つづく。

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posted by マネージャー at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月25日

ホームページの威力

今日、いきなり旅行業者から電話がかかってきて、
香港などの海外の旅行業者に、
パワーポイントで、スノーシューのプレゼン(Presentation)
をやってくれと言われました。
それも11月末に。

もちろんやんわりと、お断りしました。
第一に、私はパワーポイントを使ったことない。
第二に、プロジェクターがない。
第三に、11月は私のスケジュールが埋まっている。
相手の方に私のスケジュールに合わせられないなら、
企画自体が成立しない。

スノーシューの普及活動に力になりたいのは、やまやまなのですが、
話が早急すぎてついていけなかった。

まあ、パワーポイントの方は、勉強して
今から覚えることが不可能ではないんですが、
それにしても忙しい中、労力が大きすぎる。
プロジェクターだって購入してもかまわないんですが、
その労力と費用を投資するだけの価値のある
意義ある仕事かどうかの説明は、一切していただけなかった。

おそらく、ホームページをみて、すぐに飛びついて
電話してきたんだろうけれど、
何も説明せずに
『△△できますか?』
『△△してください』
じゃあ、できませんと言うしかない。
最低でも、御主旨と意義を述べた上で、企画書なりをメールかFAXしてもらいたいものです。


実は、最近、こういう問い合わせが多いんです。


某大手マスコミ(日本最大のマスコミ)が、夏の忙しいときに、軽井沢について何度も聞
いて来た。こっちは、ぶっ倒れそうなので、資料館・博物館の館長、歴史家、ゆかりのあ
る店、知り合いの研究家を紹介したのだが、手がかりを得られないと、すぐにうちに電話
してきた。これには参った。


『いそがしいんだから、勘弁して下さいよ。うちは、しがない宿屋で、夏は毎日4時間睡
眠なんですよ!』


これも、私が大量のホームページを作っているためですが、日本最大のマスコミが、どう
して、ホームページで取材をするのだろうか? どうして軽井沢の宿が、7月は死ぬほど
忙しいということを理解できないのだろうか?


それにしても、ホームページの威力はすごいものです。
ホームページさえ作っていれば、いろんな人がやってくる。
だから、一時期、大半のホームページから、私の連絡先を削除しました。

そしたら、間違った掲載記事の訂正したがっている人が、
私とコンタクトがとれなくて、とても迷惑をかけてしまった事件があった。
で、全てのホームページに、また問い合わせ先を再掲載した。
やはり、問い合わせ先がないと、ヨソ様に御迷惑をかけることになる。


つづく。

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posted by マネージャー at 20:58| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月08日

アイヌの祖先は、東南アジアから来た可能性が高い?

何を隠そう、私は犬好きです。
子供の頃は、4頭もの犬を飼っていました。
中学校の頃は、犬の訓練士になりたかった。
高校の頃は、将来、樺太犬のブリーダーになりたいと思っていました。
結婚して、埼玉県の春日部に住んだ頃には、犬を飼おうかと思ったものですが、
大家さんに断られて断念しました。


で、宿の経営者になってしまった。
もう、犬を飼うのは無理になってしまった。


宿屋が犬を飼うのは難しい。
まず室内犬は、無条件で駄目。
御客さんに噛みつく犬は飼えない。
毛の抜ける犬も飼えない。
(実は、これが一番の問題)
となると、短毛のレトリバーしか選択肢はない。
しかし、そのような大型犬だと、一緒に山には行けない。
車に乗せて買い物に行くのも難しい。
宿屋になるイコール犬(猫)は飼えないのですよ。
ワンちゃんペンションなら別ですけどね。





昔、釧路まきばユースホステルで、ヘルパーしていた時に、
すごい場面を目撃してしまったんです。
そのユースホステルには、犬もいたし、猫もいた。
私は、何の問題もないと思っていた。


ところが、ある日、御客さんが発作をおこしてしまった。
救急車を呼ぶ寸前だった。
猫アレルギーだった。
あれをみてから、宿主になるということは、
猫や家犬を飼えないということだと理解した。
で、北軽井沢ブルーベリーYGHをオープンしてから、
ペットはあきらめてしまった。





もし、宿をやってなかったら甲斐犬を飼いたかった。甲斐犬は、一人の主人に
しか仕えないので有名な犬です。
しかも、シェパードやドーベルマンより利口な犬です。
昔、旧日本軍が、あまりに賢いので、甲斐犬を導入したことがありました。
で、訓練してみたら、シェパードの半分の時間で何でも覚える。
頭がいいんです。陸軍の関係者は大喜び。

「こいつは、シェパードの2倍も利口だぞ!」

と、すごく喜んだはよかったのですが、
その犬たちを満州に連れて行ったら、
一晩のうちに甲斐犬が柵をやぶって逃げてしまった。
甲斐犬は、一人の飼い主にしかなつかないのです。
それを陸軍は、わかってなかったんですね。

こういう話もあります。
甲斐犬の飼い主が病気で倒れると、
甲斐犬は、じっと見守っている。
そして他人をよせつけない。
そこに医者がやってきても、絶対に寄せ付けないとか。

甲斐犬は、こういう犬なんですが、
たいていの日本犬が、こういう特色をもっています。
利口な日本犬は、主人に忠実で、他人に警戒します。
だから、宿で日本犬を飼うのは博打にちかい。
だから、どの宿でも、だいたいはレトリバーとか、ハスキーといった、誰にで
も懐く犬しか飼ってないんですね。





話は変わりますが、遺伝子の解析によって、日本犬のルーツがわかってきてい
ます。日本犬のルーツは、なんと東南アジアでした。

で、その原日本犬の遺伝子をもっとも色濃く受け継いでいるのが、北海道犬だ
という。
つまり、北海道犬は、大昔、東南アジアからやってきたということになる。
ちなみに、犬は、人間とともに移動します。
つまり、日本人の祖先も東南アジアからやってきた可能性が高い。

逆に日本犬の特色が、もっとも薄いのが山陰柴犬らしい。
大陸の犬の血が、1割くらいまざっているらしい。
こういう事がわかってきたために、動物学の世界的な権威たちの間では、
「日本人の祖先は、東南アジアであり、アイヌの祖先も東南アジアから来た可
能性が高い」
という事になっている。

これは、おもしろい視点から、日本人のルーツを探っている。
動物学では、どの民族でも犬と人間の移動は、一致しているらしい。
アイヌ犬の祖先が東南アジアだとすると、
アイヌの祖先も東南アジアと考えるのが普通らしい。
もちろん、日本人の祖先も.....。
はたして真相はいかに?





つづく。

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