2009年02月02日

浅間山が噴火しました!

浅間山が噴火しました!

 2004年の噴火では山上がりの変化が有ってから約20〜30時間後に噴火が発生しています。というわけで、1日22時から2日朝8時がまでに、噴火があると予測されていました。そのために、1日20時頃から調査のためにパトロールを3時間おきにおこないました。

 まず、20時。
 鬼押出し園の有料道路が封鎖中。
 地震研究所にも明かりが。
 風はほとんどなし。満天の星空です。

 毎日、ひまわりの種を食べに、うちの庭に来ている二十羽あまりの野鳥たちが、一羽もいないことを除いて、全く普段とかわらないので「本当に噴火するのかなあ?」という感じでした。あまり実感がわいてこないというのが正直なところでした。

 23時。変化無し。浅間園では無臭でした。動物たちもみかけません。私のような酔狂な人間もゼロでした。

 2日1時50分。
 下記のライブカメラに異変があり、出動!
 http://www.ktr.mlit.go.jp/tonesui/camera/asama/asamahigasi.htm
 http://www.ktr.mlit.go.jp/tonesui/camera/asama/asamanisi.htm

 2日1時59分。
 噴火!(2〜3分)
 赤い火が!
 肉眼でも見えました。すぐに、消えましたが。

 私が目撃した地点は、浅間牧場から浅間園にむかう途中の道です。火山灰が降るかと期待して、峰の茶屋に向かい、20分待機しましたが何もふってきません。片蓋川にも行きましたが、ダメ。何も降ってきません。

 音ですが、私が、赤い火を見たときは、聞こえてなかったです。ただし、それを見る前まで、車の運転をしていたので、聞こえてなかっただけで、あるいは、音がしていたのかも? というのは、家の玄関で、噴火らしい音が聞こえたような気がしたから。

 どっちにしろ、2004年の時のような大きな音はなかったです。風の音だったのかもしれないし。臭いは、峰の茶屋でもしてなかったですね。後で写真をアップしますね。

 それから誤解のないように、言っておきますが、今回の噴火は、小規模噴火で線香花火程度のもの。心配の電話やメールは一切無用です。そういうものが一挙に来たら仕事が手に付きませんので、どうかお控えください。こちらは何一つ変わったことはありませんので。



■御客様へ

 念のために1〜2日、休館しますが(というか最初から休館なのだが)、今のところ特に危険はないと思います。むしろ小さな噴火で助かったという感じです。
 もし気になる方は、このブログを時々チェックしておいてください。日本で、ただ一つの火山を研究している宿主による、現場の新鮮な生情報をお知らせいたしますので、御安心ください。なにしろ嬬恋村の防災無線より、このブログの方が、情報がはやいのですから。



つづく

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posted by マネージャー at 03:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 自然−噴火・浅間山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

浅間山噴火のテレビの画像が派手な件(笑)

浅間山噴火のテレビの画像が派手な件(笑)


 とうやら浅間山噴火のテレビの画像が派手らしい。私は、まだ実物を見てないので、分かりませんが、人から聞いた話によると、まえちゃんネットのライブカメラの画像みたいですね。

 月が無い星空にもかかわらず、夜間の浅間山が、くっきり写るライブカメラは、とうぜんのことながら「暗視カメラ」です。キャノンのEOS10の夜景モードの数倍の画像解像度をもっています。だから実物より噴火の色が派手に見えるものです。火山弾も赤く見えやすいんです。

 それから山頂付近のアップであることも、派手に見える原因です。写真は、拡大して切り取れますから、印象が強くなるんだと思いますね。

 さて、気象庁が出している4キロ制限ですが、もともと火口から4キロ以内には、入れないのです。御安心を。唯一の例外は、黒斑山ですが、風の関係で、こちらに火山噴出物が届くことは、めったにありません。とはいうももの、とうぶん黒斑山に入るのは注意すべきです。私なら入りません。でも、そばにある浅間2000スキー場は、だいじょうぶだと思います。

 さて、火口から4キロといいますと、どれが引っかかるかと言いますと浅間園ですね。火山博物館は、ぎりぎりセーフです。まあ、どっちにしろ冬期休業中なので影響はありません。あと、引っかかる場所は、ありませんので御安心ください。ちなみに、北軽井沢ブルーベリーYGH は、8キロぐらいなので、完全に安全圏です。天明3年の大爆発でも火砕流や土石雪崩がなかった場所です。そのへんは心配はいりません。


 それからこれは、素人の素朴な驚きですが。噴火の予測が、ピシャリと当たったというのは、凄いですね。私も、爆発するかどうかは、半信半疑だったのです。でも、火山関係者が口をそろえて「可能性あり」というので徹夜でパトロールをしたのです。そしたら
ビンゴ!
すごいと思いました。

研究者たちの勝利ですね。

 それから気象庁!
 あんたは偉い!

 今回、絶妙なタイミングで警報が発令しましたね!
 すごいよ気象庁!
 たいしたもんだよ気象庁!

 空振りによる批判リスクを恐れずに、よく警報発令してくれた。
 おかげで噴火を、この目で見ることが出来ました。
 座布団一枚さしあげたい。


■追伸
 もし、よろしければ来週のスノーシューツアーでは、ちょっと寄り道をして、2009年2月2日の浅間山噴火解説プログラムを開催したいと思います。もちろん、皆さんに興味があればの話ですが。


つづく

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posted by マネージャー at 15:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然−噴火・浅間山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

どうやら、峠はこえたようですね!

気象庁の発表です。

http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/volinfo/kaisetsu.html

火山名 浅間山 火山の状況に関する解説情報 第37号
平成21年2月2日16時00分 気象庁地震火山部

**(本 文)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>

1.火山活動の状況(2月1日〜2日15時)

 浅間山では、本日(2日)01時51分頃に小規模噴火が発生し、08時頃まで火山灰の噴出が続きましたが、その後は噴火の発生はありません。01時51分頃の噴火以降、火山性地震は減少し、傾斜計でみられていたマグマの上昇を示すと考えられる変化は、ほとんどみられなくなっています。噴煙高度は火口縁上100から400メートルで推移しています。

 2月1日以降、本日15時までの火山性地震及び火山性微動の回数(速報値)は以下のとおりです。

          火山性地震  火山性微動
 1日        245回    8回
 2日(15時まで)  75回    8回

 火山ガス放出量、噴煙及び火映の状況から、山頂火口では依然として熱活動の高まった状態が続いていると考えられます。
 山体周辺のGPS連続観測では、2008年7月初め頃から深部へのマグマ貫入を示すわずかな伸びの傾向がみられています。


<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>


というわけで、浅間山は、だいぶ収まってきました。
噴火は、朝8時で終了したようです。
火山性地震も、三分の一に減りました。
ひとまず安心のようですね。



つづく

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posted by マネージャー at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然−噴火・浅間山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中軽井沢には、かなりの降灰が!

 今日は、観光協会の仕事をさぼって1日中、降灰の確認で走り回っていました。軽井沢方面は、火山灰が降っていました。特に星野温泉は、朝5時で真っ白だったそうです。それを朝5時に大掃除したにもかかわらず、私が訪れた夕方16時頃は、火山灰が残っていました。
 
 米粒くらいの火山礫らしきものもチラホラ。
 もしや?
 と思って星野温泉に入ってみたら
 露天風呂の中には、かなり残ってました。

 しばらくは、トンボの湯の露天風呂の底は、砂場のようなざらつきが残るだろうなあ。明日は、千ヶ滝温泉に入ってみます。

ちなみに気象庁の解説資料は、かなり詳しい情報を
知らせてくれています。

http://www.jma.go.jp/jma/press/0902/02e/090202asamayama2.pdf
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/tokyo/09m02/306_090202_2.pdf

つづく

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posted by マネージャー at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然−噴火・浅間山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月03日

あれ? 長野原は?

気象庁が噴火予報・警報 第2号を出しました。


http://www.jma.go.jp/jp/volcano/306-20090203093000-40.html

噴火予報・警報 第2号
火山名 浅間山 噴火警報(火口周辺)
平成21年2月3日09時30分 気象庁地震火山部

**(見出し)**

<浅間山に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を切替え>
引き続き火口から4キロメートルの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性
<噴火警戒レベル3(入山規制)が継続>

**(本 文)**
1.活動の状況及び予報警報事項
 浅間山では、2日01時51分頃に発生した小規模噴火以降、噴火が切迫していることを示していた傾斜変化や火山性地震の活動は、ほとんど認められなくなりましたが、噴煙量や火山ガス放出量は多く、現在も火山活動は活発な状態が続いています。
 これらのことから、今後も、居住地域の近くまで影響を及ぼす噴火が発生する可能性があると予想されますので、山頂火口から4キロメートルの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。

2.対象市町村等
群馬県:嬬恋村
長野県:小諸市、御代田町、軽井沢町

3.防災上の警戒事項等
 火口から4キロメートルの範囲では、大きな噴石の飛散等に警戒
 風下側で降灰及び小さな噴石(風の影響を受ける大きさのもの)等に注意

<噴火警戒レベル3(入山規制)が継続>



おいおい、2004年9月1日の噴火で一番被害を受けた長野原が対象になってない。という突っ込みどころは、さておいて、やはり自治体によっての火山に対する認識差、温度差はあるみたいですね。



それは、ともかく重要な点は、

>噴火が切迫していることを示していた傾斜変化や
>火山性地震の活動は、ほとんど認められなくなりましたが、

という点と、

>噴煙量や火山ガス放出量は多く、
>現在も火山活動は活発な状態が続いています。

という点です。よーするに

噴火は、切迫してないけれど、噴煙量や火山ガス放出量は多いので気をつけましょう

ということです。まずは、一安心か?

つづく

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posted by マネージャー at 09:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然−噴火・浅間山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鬼押ハイウェー通行規制が解除

http://www.jma.go.jp/jma/press/0902/03a/090203asamayama.pdf


報道発表資料
平成21 年2月3日10 時30 分
気象庁
浅間山の火山活動について
噴火警報切替え、噴火警戒レベル3(入山規制)継続
浅間山では、2日の噴火以降、噴火の発生はなく、噴火が切迫していることを示す傾斜変化や火山性地震の活動は、ほとんど認められなくなりましたが、噴煙量や火山ガスの放出量が多いなど、現在も火山活動の高まった状態が続いています。2004 年の事例では、9月1日の最初の噴火以降、約3ヶ月のあいだ中規模噴火を繰り返す火山活動が継続しました。これらのことから、今後も居住地域の近くまで影響を及ぼす噴火が発生する可能性があると予想されますので、山頂火口から4キロメートルの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。
また、風下側では、降灰及び風の影響を受ける小さな噴石に注意が必要です。
浅間山では噴火警戒レベル3(入山規制)が継続しています。

なお、今回の噴火警報の切替えにより、浅間白根火山ルート(鬼押ハイウェー)及び白糸ハイランドウェイの通行規制が解除されます。

本件担当 地震火山部火山課火山対策官 北川 03-3212-8341(内線4530)



というわけで、噴火警報切替えになりました。
ポイントは

>2日の噴火以降、噴火の発生はなく、
>噴火が切迫していることを示す傾斜変化や
>火山性地震の活動は、ほとんど認められなくなりました

というところです。
安心してよいということです。
そして

浅間白根火山ルート(鬼押ハイウェー)及び
白糸ハイランドウェイの通行規制が解除されます。

というところですね。


やっと通常モードに戻りました。

つづく

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posted by マネージャー at 14:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 自然−噴火・浅間山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

信越放送の取材を受けました

本日信越放送の取材を受けました。
そして放送されました。
こちらです。

http://sbc21.co.jp/news/index.cgi?page=seventop&date=20090203&id=0143629&action=details


おそらく、唯一噴火を目撃した人間として
取材価値があったと判断されたのでしょう。
ちなみに、放送で紹介されているメーリングリストとは、

日本火山の会
http://www.kazan-net.jp/
のメーリングリストです。

その時の状況は、フリーメールに残っていますので
興味のあるかたは、入会のうえ御覧ください。
入会方法は、下記に書いてあります。

http://www.kazan-net.jp/kazanML.html



噴火の様子を知りたい方は、
まえちゃんネット
http://bousai.maechan.net/volcano/asama/archive/200902/
をどうぞ。


東大地震研究所に報告が
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/topics/200902_Asama/


それから浅間山火山の状況に関する解説情報 第38号はこちら。

http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/volinfo/kaisetsu.html
平成21年2月3日16時05分 気象庁地震火山部

**(本 文)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>

1.火山活動の状況(2日〜3日15時)
 昨日(2日)01時51分の噴火以降、噴火は観測されませんでした。また、火山性地震は減少し、傾斜計でみられていたマグマの上昇を示すと考えられる変化は、ほとんどみられなくなっています。 
 噴煙高度は、昨日の噴火以降、火口縁上200〜400メートルで推移しています。

 2日以降、本日15時までの火山性地震及び火山性微動の回数(速報値)
は以下のとおりです。
            火山性地震   火山性微動
 1日          245回      8回
 2日           93回     10回
 3日(15時まで)    37回      0回

 火山性地震は引き続きやや多く、また、火山ガス放出量、噴煙及び火映の状況から、山頂火口では依然として熱活動の高まった状態が続いていると考えられます。山体周辺のGPS連続観測では、2008年7月初め頃から深部へのマグマ貫入を示すわずかな伸びの傾向がみられています。

 東京大学地震研究所の分析によると、2日の噴火で噴出した火山灰には、少量の新たなマグマ物質が含まれていました。このことから、2日の噴火はマグマが直接関与した噴火と考えられます。

以下、略。

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>

つづく

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posted by マネージャー at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然−噴火・浅間山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月04日

火山の状況に関する解説情報 第39号

火山の状況に関する解説情報です。

http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/volinfo/VK20090204162020_306.html

火山名 浅間山 火山の状況に関する解説情報 第39号
平成21年2月4日16時20分 気象庁地震火山部

**(本 文)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>

1.火山活動の状況(3日〜4日15時)
 今期間、噴火は観測されませんでした。
 噴煙高度は、火口縁上200〜400メートルで推移しています。

 3日以降、本日15時までの火山性地震及び火山性微動の回数(速報値)は以下のとおりです。括弧内は、周期の短い地震回数です。

            火山性地震   火山性微動
 1日          245回      8回
 2日           93回     10回
 3日           56回(6回)  2回
 4日(15時まで)    47回(1回)  0回

 傾斜計では、火山活動によるとみられる特段の変化は観測されていません。山体周辺のGPS連続観測では、2008年7月初め頃から深部へのマグマ貫入を示すわずかな伸びの傾向がみられています。昨日(3日)に観測した二酸化硫黄の放出量は、1日あたり3900〜4300トンでした。火山性地震は引き続きやや多く、また、火山ガス放出量、噴煙及び火映の状況から、山頂火口では依然として熱活動の高まった状態が続いていると考えられます。以下、略。


徐々に沈静化しているみたいですね。



ちなみに気象庁が、
浅間山の火山活動解説資料(PDF[778KB])を発表しましたね。
火山灰の流れが地図で示されています。

http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/tokyo/09m02/306_090204.pdf
ようやく、現場に住む私たちの印象と調査結果が一致してきました。
星野温泉と千ヶ滝はも火山灰と火山礫でいっぱいだったし。
ただ、万山望には、それらがほとんど見られてないので、そのへんが?です。

ヒアリングによると、千ヶ滝に住んでる人は、ゆれを感じたそうですが、と言っても、寝てた人が、ゆれで起きるほどの大揺れでなかったみたいです。



つづく

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posted by マネージャー at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然−噴火・浅間山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月05日

最近の噴火と比較してみました

最近の噴火と比較してみました
データーは気象庁のものを使っています。

2008年浅間山噴火リスト
1 2008年8月10日 02時37分  ごく小規模  400メートルの噴煙
2 2008年8月11日 20時05分  ごく小規模  200メートルの噴煙
3 2008年8月14日 07時59分  ごく小規模  400メートルの噴煙             

今回の噴火規模
1 2009年2月2日 01時ジ51分  小規模  2,000メートルの噴煙


2004年の噴火とのSO2比較
今回の噴火は、小規模ですが、SO2の量だけは多いみたいです。

二酸化硫黄放出量(トン(日量))
平成16年9月3日 900 1,400 1,600 1,600 1,900 1,600 2,400 1,400
平成21年2月3日 4,300 3,900

注1)数値が2つ以上ある日は、複数回の観測を行っています。
注2)二酸化硫黄放出量が100トン以上は100トン単位で、100トン未満は10トン単位で数値を掲載しています。

車両または航空機*より紫外線相関スペクトロメータまたは紫外線差分吸収分光計で観測した、二酸化硫黄(SO2)の放出量の推移を示しています。


防災メモ 二酸化硫黄(SO2)放出量の観測

 火山から噴出する火山ガスの主なものには、水(水蒸気)、二酸化炭素、硫化水素、二酸化硫黄、塩化水素などがあります。そのうち二酸化硫黄(SO2)は、マグマから放出されて、あまり変質を受けずに大気中に噴出してくるガスであるため、その放出量の動向は火山活動の状態を知るバロメータになります。

 今回は、三宅島や浅間山において実施しているSO2 放出量の観測方法を紹介します。SO2 放出量の観測には、COSPEC(COrrelation SPECtrometer 、Resonance 社(カナダ)製)という装置を用いています。この装置は、太陽光線に含まれる、特定波長の紫外線をSO2が吸収する性質を利用し、噴煙が吸収した紫外線の量から、噴煙中のSO2の濃度を推定するものです。

 観測はトラバース観測法という方法で実施します。これは、ヘリコプターや自動車等にCOSPEC を据付けて、噴煙の下をくぐり抜けながら、噴煙を通り抜けてくる紫外線量を測定し(下図参照)、これと、あらかじめ噴煙のない空で観測しておいた紫外線量の差から、くぐり抜けた噴煙の断面のSO2 濃度分布を推定するものです。気象庁では、求まった濃度分布に上空の風速をかけ合わせて、観測した瞬間のSO2放出率を計算し、さらに、これを1 日あたりのSO2 放出量に換算して公表しています。

http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/tokyo/03m06/300_03m06memo.pdf
より抜粋


つづく

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posted by マネージャー at 16:54| Comment(2) | TrackBack(1) | 自然−噴火・浅間山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今回の噴火の放送動画です

今回の噴火の放送動画です
職人さんが貼り付けてくれたようですね

動画では、さも私が予測したようになっていますが、予測したのは私ではありません。日本火山の会の方たちです。
しげちゃん
ことnさんの予測ですね。私は、しげちゃんことnさんの予測にもとづいて噴火を目撃しました。




ちなみに日本火山の会
http://www.kazan-net.jp/
のメーリングリストです。

しげちゃんことnさんは、ここの重鎮です。
私は、ここで情報を得ています。

噴火の時の状況は、フリーメールに残っていますので
興味のあるかたは、入会のうえ御覧ください。
入会方法は、下記に書いてあります。

http://www.kazan-net.jp/kazanML.html

マスコミの方、火山に興味ある方は、このさい、お入りになることをおすすめします。噴火映像をカメラに撮れるかもしれませんよ。









つづく

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posted by マネージャー at 17:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 自然−噴火・浅間山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月06日

今回の噴火の影響

降灰採集についてです
今日は、風がつよいために、昨日まで降灰のために真っ白だった千ヶ滝のテニスコートの灰の大半がとんでしまいました。採集がすんでない方は、今日がギリギリ最後だと思いますので、とりあえずおしらせしておきます。

ところで、だいぶ、沈静化しましたね。
火山の状況に関する解説情報 第40号 気象庁地震火山部によれば、

http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/volinfo/VK20090205160008_306.html

            火山性地震   火山性微動
 1日          245回      8回
 2日           93回     10回
 3日           56回(6回)  2回
 4日           53回(1回)  0回
 5日(15時まで)    11回(0回)  1回

ということです。

ところで、今回の噴火で、どんな影響があったかと言いますと、

1.観光
風評被害で草津・万座に至るまで大型キャンセルがあった。
ただし、火山を観光に取り入れているところは、かえって集客を増す可能性がある。

2.降灰
浅間山南東斜面から中軽井沢を中心として降灰があったために、この方面のつつじ科の高山植物が豊作になる可能性が高い。実際に2004年の噴火直後の浅間高原のつつじ科の高山植物は大豊作でした。

3.噴火予知が正確であったことが証明された。
2004年の噴火の反省が生かされて、自治体との連携がスムーズだった。噴火予知が正確であったことが証明されたために、地元による火山学の関心度が増した。

ということが言えると思います。


つづく

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2009年02月07日

浅間山噴火後わずかに収縮 防災科研が観測

火山名 浅間山 火山の状況に関する解説情報 第41号
平成21年2月6日16時00分 気象庁地震火山部
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/volinfo/VK20090206160006_306.html

火山活動の状況、噴火は観測されませんでした。
噴煙高度は、火口縁上200〜400メートルで推移しています。

            火山性地震   火山性微動

 1日         245回       8回
 2日          93回      10回
 3日          56回(6回)   2回
 4日          53回(1回)   0回
 5日          25回(1回)   1回
 6日(15時まで)   18回(2回)   0回

 確実に沈静化に向かっていますね。傾斜計では、火山活動によるとみられる特段の変化は観測されていません。というわけで、かなり安心してよいみたいですね。あと、こんなニュースが


浅間山噴火後わずかに収縮
防災科研が観測


 防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は6日、浅間山(群馬、長野県)で2日に起きた小規模噴火の後、山体のわずかな収縮を観測したと発表した。(略)

 噴火によって地下のマグマなどが放出され、山体が収縮したと考えられるという。同研究所は「今回のデータを基に、放出したマグマの量を推定し、地下にどれだけマグマが残っているかを研究すれば、今後の噴火の予測にも役立つ」としている。

2009/02/06 19:56 【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009020601000806.html

つづく

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2009年02月09日

とりあえず安心?

浅間山も、ほぼ安定してきたことなので
もう大丈夫ですね。
噴火ブログは、とりあえずお休みします

心配なのは、むしろ新潟・長野です。
浅間が噴火すると、新潟長野に地震が発生する
可能性があるからです。
つまり、

1.浅間のガスが出てしまう
2.地盤の圧力が変化する
3.プレートの裂け目が移動する
4.北米プレートのどこかが、地震になる。

という具合に、中越地震が発生した可能性があります。
中越地震は、2004年の噴火のあとにおこっているのですね。

今回は、小さな規模の噴火なので問題ないですが、
桜島も噴火していますので、油断はなりません。


つづく

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2013年09月10日

今回は、火山体験プログラム

今回は、火山体験プログラム。
嬬恋村郷土資料館のからも、
ガイドによる解説をお願い致しました。
とても素晴らしい解説でした。

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つづく。

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posted by マネージャー at 12:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 自然−噴火・浅間山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月09日

久しぶりに火山体験プログラム 昼寝に最適な穴場紹介

久しぶりに火山体験プログラムを行いました。
参加者は、3つ子ちゃんの御両親(お子さんは学校で今回は不参加)と
二歳児ののぞみ君と、その御両親。
あと、うちの息子(2歳1ヶ月)も参加です。

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まず最初に六里ヶ原で火砕流と植生、そして高山植物の解説。
みんなで記念撮影しようと思いましたが、
二歳児が、言うことを聞いてくれるわけがない。

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次に溶岩樹形の解説ですが、解説中に2歳児が芝生で大喜び。
まるで活火山のようでした。

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その後は、東大地震研究所と小浅間山を見学。
そして、移動。
さて質問です。
下の写真を見てください。
ここはどこでしょう?

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一面の芝生で、眼下に鬼押し出し。
子供たちも芝生で転げ回り大喜びですが、
実は、旧火山博物館廃墟跡地です。

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ここはザ・穴場です。
すばらしい眺めに、何時間いても飽きません。
もちろん昼寝に最適な場所になっています。


つづく。

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posted by マネージャー at 18:44| Comment(5) | TrackBack(0) | 自然−噴火・浅間山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする