2017年03月04日

2歳児に漢字を覚えさせる方法

 息子が生まれて以来、このブログにいろいろなことを書いたせいか、小さい子連れのお客さんがうちの宿にたくさんお泊まりになるようにになりました。しかも、いろいろな質問をいただくようになっています。しかし、忙しいピークシーズンでは、 1人1人のお客さんに対応できるわけでもなく、わざわざ泊まりにいらしても、十分に質問にお答えすることができなかったりしました。そのせいか、わざわざオフシーズンの平日に、有休を取ってうちの宿に泊まって、質問してくるお客さんも少なからずいました。それではあまりにも申し訳ないので、このブログで、よくある質問について、解説してみたいと思います。

738_002.jpg

まず、私はたびたび書いている脳科学の種本についてですが、私の読んでいる本は、久保田競先生・そのお弟子さんである沢口先生を始めとする数人の先生の本です。久保田先生と沢口先生の本はほぼ全部読んでいます。そもそも私は脳科学の本に興味を持ったのが、今から15年前に出た集英社インターナショナルの『痛快シリーズ 』を全部読んだことにあります。痛快シリーズとは、心理学・憲法学・脳科学・医学・歌舞伎学・ローマ学といった、あらゆる学問を漫画を交えて分かりやすく解説した本です。そのシリーズで脳科学を書いたのが、明石家さんまの『ほんまでっか』に出ている沢口先生です。この先生は、脳科学について解説する前に、自分がADHD(注意欠陥・多動性障害)であることを告白しています。

 明石家さんまの『ほんまでっか』では、芸人ぽいバカな学者のように扱われていますが、彼はADHD(注意欠陥・多動性障害)であるので、このような風変わりな行動をとってしまいます。それに悩んだ結果、何故だろうか?と苦しみながら自問自答して、哲学の道に進みましたが、全く解決できませんでした。で、京都大学の久保田先生の弟子になり脳科学の道に進んで、やっと回答をえられるようになっています。

 それゆえに、この沢口先生の本は、ユニークで面白い本が多いですし、その師匠である久保田先生のほうも非常に面白い本が多いです。また、『0歳児の「脳力」はここまで伸びる』のアリソン・ゴプニックやアンドルー・N・メルツォフの本もおもしろいし、瀧靖之先生・黒田恭史先生の本などもおもしろくてやみつきになります。

 しかし、これらの本を読めば、育児に役立つかというと疑問です。乳幼児の学習能力の伸ばし方を知りたいと思って読むと肩すかしになると思います。いわゆる科学の本で、育児哲学・教育哲学にはふれてない。乳幼児の学習能力の伸ばし方を具体的に書いてあるわけではないからです。しかし、これらの基本的な概念をしっておかないと、応用が利かなくなる。

 ただ脳科学の本は、あくまでも科学本なので、これにプラスして動物学や心理学や教育学の入門書と一緒に読むといいかもしれません。野生動物のドキュメンタリー番組の方も参考になります。理論とセットにしてみると良いです。BSプレミアムの『ワイルドライフ』とか、 NHKの『ダーウィンが来た』とか、スカイパーフェクトTVの『アニマルプラネット』『カリスマドックトレーナー』などを熱心にみると何かがつかめてくると思います。あと自然ガイドから野生動物たちの解説を聞くのもいいかもしれません。人間も動物なので得るものが大きいと思います。

16-2-09-2.jpg

 前置きはこのくらいに留めといて、本題に入ります。

 よくお父さんから、『どうやって2歳0ヶ月の子供にひらがなカタカナを覚えさせたのか?』という質問をいただきます。このブログに何度も書きましたが、覚えさせてはいません。私は息子に全く勉強をさせていません。

 何度も言いますが、 2歳児が勉強するわけがありません。
 もちろん3歳児でも4歳児でも一緒です。
(下手したら小学生だって勉強しないかもしれない)
 彼らは煩悩の塊なので、絶対に勉強しません。
 遊ぶことしか頭にありません。

 だから、ひらがなカタカナを覚えさせる前にお父さんが子供と遊ばなければなりません。これは野生動物を見れば一目瞭然で、ライオンでも狼でも、子供たちは遊ぶことしか能がありません。だからお父さんが近づくと、
「あ、遊んでくれる人がやってきた」
と思わせなければダメなんです。怖い顔でお父さんが近づいても、子供は緊張して遊ぼうとしません。ましてや勉強なんかする訳がありません。

 とにかく2歳児に

『お父さん = 一緒に遊んでくれる人』
『お父さん = 一緒にいて楽しい人』
『お父さん = ウキウキする時間が始まる』

というイメージを植え付けなければ、いけないのです。

 ライオンの子供だって、遊びの中から狩りを覚えるんです。だからライオンたちは、子どもたちが遊んでいるのを絶対に怒ったりしません。だからまずお父さんがやる事は、息子と遊ぶことなんです。そして、お父さんは一緒に遊んでくれる人だと思わせちゃうんです。ただし、長い時間遊んではダメです。盛り上がってきたら5分でやめる。そしてさっと消える。これを何度も繰り返すんです。遊び疲れるまで一緒に遊ぶんではなくて、もうちょっと遊びたいなーと思ってるところで止める。これがコツです。

 遊び方も工夫して毎回違う遊びをします。そして、盛り上がってきたら5分でやめる。そして、ひらがなやカタカナが書いてある積み木を使って遊ぶのです。これも5分でやめる。次は、ひらがなやカタカナが書いてあるカードで遊ぶ。これも5分でやめます。そして一緒にお風呂に入ったら文字のポスターが貼ってある。それを使って遊びます。

 もちろん、どんなに盛り上がっても5分でやめてしまう。もちろん相手は欲求不満になります。これが狙いです。 2歳児は、欲求不満になりますから、文字の書いてある積み木や文字の書いてあるカードをこっそり持ち出して自分ひとりで遊び始めます。その結果、 2週間ぐらいでひらがなやカタカナを覚えてしまいます。うちの息子は、 2歳0ヶ月前後でひらがなカタカナアルファベット数字をすべて覚えてしまいました。

IMG_1716.JPG

 では3歳児ではどうかというと、2歳児に比べて明らかに覚えが悪くなってきます。 2歳児の頃は2週間で、ひらがな50文字を全部マスターしましたが、 3歳児の場合は、小学1年生の漢字(80文字)をマスターするのに2ヶ月かかっています。では、記憶力が落ちたのかというとそういうわけでは無いみたいです。 2歳児の頃よりも、 3歳児の頃の方が、周りの世界の知識を大量に理解し始めているからです。文字以外の情報を大量に吸収しているんですよね。つまり、文字だけに関わっていられないのが3歳児なんです。

 ところでうちの息子は、 2歳0ヶ月からいろいろな文字を覚えましたが、周りの世界を理解するのは他の同級生に比べて遅かったです。これは文字を覚えるのに集中したためかもしれません。もし私が文字を覚えさせなければ、もっと別の情報を割りの世界から吸収していたのかもしれません。

 つまり早く文字を覚えようが、後から覚えようが、吸収する情報量は一定である可能性が高いかもしれません。早くに文字を覚えたからといって、それが頭が良い証拠かというと、甚だ疑問です。脳科学的に言うと、むしろ逆である可能性が高いようです。瀧靖之先生に言わせると、成長が早い子は好き嫌いが早く訪れるので、自分の好きなものしか覚えようとしないらしいのです。

 そういう意味では、うちの息子は3歳6ヶ月ぐらいまでは、小学校3年生ぐらいまでの漢字をマスターする勢いがあったのですが、 3歳6ヶ月を過ぎると、それがピタリと終わってしまいました。好き嫌いが明確になってきて、漢字を覚えると言うゲームに飽きてしまったようです。

738_003.jpg

 そうそう、『どうやって漢字を覚えさせたんですか? 』という質問もたくさんありました。『ひらがなカタカナを覚えさすことができても、 3歳児に漢字を覚えさすのはさすがに難しい』と言うお父さんお母さんの、質問をいただくことも多かったです。

 実はこれも簡単で、種を明かすと『なーんだ』ということになるんですが、要するに3歳児になると、やたらと親の真似をしたがる傾向が出てきますが、それを逆用をすれば漢字を覚えさせるのも非常に簡単です。例えば、私はこうやってパソコンに向かってブログを書いていたとします。すると息子は、私の膝に乗ってパソコンのマウスやキーボードをいじりたがります。それを利用するのです。息子がやってきたら、即座にパソコンの画面を漢字ゲームの画面に変更します。試しに下記サイトをクリックしてみてください。

http://www.kids-study.net/

いろんな漢字ゲームが出てくると思います。他にもいろんなゲームがインターネット上にはありますから、その画面に変更します。そして漢字ゲームを5分だけやります。 5分たったらやめます。どんなにせがんでもやめてしまう。公文の漢字カードもいいです。3集全て買って、それを分解し、果物の漢字・天気の漢字というふうに分けるといいです。そして分けたカードをお父さんが読む。
「蜜柑」なら
「みかん」と読んでみせ、
できたら蜜柑の実物を食べてみせる。
そして蜜柑カードで色々遊んでみる。
もちろん5分たったら終了。
決して、暗記を強制しない。
というか暗記は絶対にさせない。
あくまでも蜜柑カードで遊ぶだけにする。
5分だけ遊んで、もっと遊びたいなあと思っているところで止める。これがポイントなんです。寸止めで止めるから一日に何度も「漢字やりたい」とねだってくるようになります。ねだられたら、必ず一緒に漢字ゲームをしますけれど、すぐにやめちゃう。絶対に5分以上やらない。だから何度も、おねだりしてきます。

 逆にいうと、スパルタ式は駄目です。
 絶対にやってはだめ。
 勉強も駄目です。
 一瞬で嫌いになってしまう。
 あくまでも遊びで無いと続かない。
 そのためには「怖いお父さん」ではだめです。

 といっても優しいお父さんでも駄目で、優しいだけでは、親子関係がぎくしゃくします。1ヶ月に1回くらいはキツく怒らないと、親子関係が悪くなってしまう。しかし、毎日のように怒るのは駄目。「怖いお父さん」ではだめです。

 そういえば「九九は、どうやって覚えさせたんですか? さすがに3歳に九九は無理ですよね?」というお父さんもいました。しかし、九九が一番簡単に覚えさせられます。信じがたいくらいに簡単に覚えちゃう。といっても息子は足し算ができないので、九九を理解しているわけではありません。単に暗記しているだけです。この九九の暗記が一番簡単で楽。一番手がかからない。これについては、次回解説します。


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング





posted by マネージャー at 01:55| Comment(0) | TrackBack(0) | テーマ別雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月28日

雪かきをする3歳児

 2月28日。今日で息子は、 3歳11ヶ月になりました。早いものであと1ヶ月で4歳になります。最近は、このブログの更新もサボってきましたが、これもまたすべて息子とのふれあいを何よりも優先してきたためです。思えば、 3歳児になった息子と毎日が真剣勝負でした。息子が誕生したころに、諸先輩方たちに、よく言われたのが、「3歳児ぐらいが1番かわいい」という言葉でしたが、当時は、その意味がさっぱりわからなかったものです。でも今ならわかります。 2歳児までは、子犬が可愛いという意味での可愛さだったんですが、 3歳児になると、確かにそういう可愛さは少なくなりますが、日々成長していく姿が見られます。それに感動してしまうのです。

 私が料理を作っていると、じーっと見ています。しばらくすると見てるだけではなくて、料理の真似事をします。タマネギの皮をむいたり、とうもろこしの皮をむいたりします。食器も洗うようになりましたし、洗った食器を拭くようにもなりました。はっきり言って邪魔ではあるのですが、邪険にするわけにもいきません。

IMG_1535.JPG

 あれは息子が2歳になったばかりの頃でした。油性マジックペンで壁に落書きをしたことがあったのです。当然のことながら私は激怒しました。そして息子は二度と油性マジックペンを持たなくなりました。ところがです。これが後々まで、悪い影響を残したのです。鉛筆や色鉛筆で、お絵かきをしない子供になってしまったんです。 3歳になって幼稚園に入って、みんなでお絵かきをする時も、息子だけクレヨンや色鉛筆を持ちたがらないんですね。これは私が、壁の落書きを強く叱ったために起きた現象だと思われます。

 どんな野生動物も、子供の頃に強く叱られると、叱られたことに対して非常に警戒心を持ちます。そのように、なってないと、すぐに天敵に殺されてしまうからです。これを進化的適応と言います。親にきつく叱られると、脳の1部が縮小して警戒心が強くなります。叱られない場合は、脳が発達して好奇心が強くなります。しかし警戒心がなくて好奇心ばかりが強くなれば、あっという間に天敵に殺されてしまいます。そういう意味では、人間の子供は、文明と大人たちに守られているので、警戒心よりも好奇心の方が発達する環境にありますから、他の動物に比べて脳が大きく育つ環境下にあるわけです。

 にもかかわらず、必要以上に厳しく子供に接してしまうと、好奇心が育たず、警戒心ばかりが強くなってしまい脳が萎縮してしまいます。その代表的な失敗例が、私が行った「壁に落書きした息子を強く叱った」行為による影響と思われる息子のお絵かき拒絶です。

 こういう結果になる事は、知識として知っていたし、さんざん勉強してわかっていたにもかかわらず、私はやってしまいました。客室が油性マジックペンで汚されたり、 30万円以上もするソファーを落書きされてしまったりして、頭に血が上っていちど激怒してしまいました。

 その後遺症は、想像を絶します。
 息子は積極的に絵や字をかかなくなってしまった。

IMG_1544.JPG

 そのような苦い経験があったので、 3歳児の息子が、親の真似をしだしたら、できるだけそれを褒めるようにしました。一緒に料理を作ったり、一緒に掃除をしたり、一緒にベッドメイクをしたり、一緒に雪かきをしました。もちろん邪魔ではあるのですが、決して邪険にはしません。できないのです。そんな事したら、警戒心を持ってしまい二度と雪かきをしなくなるでしょう。

 こういう事は、私たち人間よりも野生動物の方がよく分かっているようです。山猫・ライオン・ヒョウ・狼といった動物たちが、子育てしているときに彼らは滅多に子供たちを叱りません。じゃれて噛み付いてきても我慢しています。そこで叱ってしまったら、狩りのできない出来損ないの子供になってしまうからです。叱る時は、よく考えて叱っています。そして叱られた子供は、警戒心を持って、間違いを犯さないようにします。そうしないと、天敵に殺されてしまうからです。

 もちろん野生動物の子供たちも親を見て学習します。見よう見まねで狩りを覚えていきます。これは人間の3歳児でも一緒のようで、息子は本当に親の真似をします。お客さんが帰って掃除を始めると、後追いのように、親の後ろにくっついてきて、親のやることを見ています。そして見よう見まねでゴミを集めたりベッドメイクをします。正直言って邪魔でしょうがないのですが、根気強く教えていけば、ある程度できるようになってきます。そのうちに
「料理をしたい」
と言い出します。とはいうものの、お客さんの料理に参加させるわけにはいきませんから、まかない料理を一緒に作ったり、おやつを一緒に作ったりします。そして、料理の取り分けも「自分でやる」と言い出して、最後には、私たち親の分まで、取り分けるようになって、親の皿にいたるまで自分で盛り付けるようになります。しかも公平に盛りつけるようになってきた。

 こういう事は、 2歳児の頃にはなかった。 2歳児の頃はすべてが受け身でした。肉は切ってもらわないと食べなかったし、食事も取り分けてもらわないと食べようとしませんでした。でも3歳児になると、大人たちをじっと観察するようになり、積極的に大人の真似をするようになりました。そして、すべて自分でやるようになり、料理の取り分けや、盛りつけまでしたがるようになる。

IMG_1555.JPG

 もちろん親のお手伝いをするようになってきている。
 親が働いていると、それを手伝おうとする。
 何か役立ちたがってがんばり出す。
 こうなると本当に可愛いものです。
 子犬が可愛いという意味でのかわいさではなくて、
 日々成長していく姿が、頼もしく見えるかわいさです。

 話は変わりますが、今年は大変な異常気象です。 2月の半ばに春一番が吹くと思えば、翌日には氷点下15度まで寒くなることもあります。 1週間前の北軽井沢は、 5月とも思えるような暖かい日が続き、雨さえも降り続けました。当然のことながら雪解け水が庭一面を覆ったのですが、その後、すぐに寒気に見舞われてしまい、玄関から駐車情までスケートリンク上のように凍ってしまいました。その結果、つるんつるんになってしまって、危なくてしょうがない。愛犬コロさえ滑って転んでしまうくらいですから、お客さんの出入りも非常な危険な状態になってしまいました。

 まずいことに週末には、4歳から1歳の幼児たちが10人近く泊まりに来ることになっていました。小さな幼児たちが、つるんつるんに凍ってしまってスケートリンクのようになっている駐車場や玄関前で転んで怪我されても困るので、スケートリンクのような駐車場の氷をツルハシで砕き、それを手押し車に乗せて森の中に捨てる作業を5日間かけて行っていました。

IMG_1567.JPG

 そこに息子が幼稚園から帰ってくるわけですが、息子は家に入ろうとはせずに私の真似をします。私がツルハシで砕いた氷の塊を手押し車に乗せてくれます。そして一緒に手押し車を押しながら森の中に氷のかけらを捨てに行きます。幼児連れのお客さんのために、 3歳の息子が、黙々と雪かきをしたり氷を運んだりするわけです。それも毎日です。

 ありがたかった。
 目頭が熱くなるほどうれしかった。
 と同時に、本当にいとおしくなってしまった。

 しかし、息子は道徳心があって親の手伝いをしているわけではないんですよね。楽しそうに遊んでるだけなんですよね。本能に従って親の真似をしているだけなんです。ミラーニューロン(ものまね細胞)が働いて真似をしたくなってしまう。2歳児から3歳児にはそういうところがあるんです。私はそういう性質を利用して、息子に小学校低学年の漢字を全部覚えさせています。ひらがのもカタカナも九九も都道府県も覚えさせています。といっても勉強させているわけではありません。お風呂場で、私が漢字のポスターを読み上げると、息子が真似をする。ただそれだけの事をしているだけなんです。

 つまり、黙々と雪かきをしたり氷を運んだりする行為も、息子にとっては遊びの1部でしかないわけです。親の真似が、子供にとっての遊びの1部なわけです。もちろん今日も、私がツルハシで砕いた大きな氷を手押し車にのせて、せっせと森に捨てていました。楽しそうに捨てていました。幸せというものがあるとしたら、その瞬間を一緒に親子で共有している時間かもしれません。いや、全てが終わってスヤスヤ眠っている息子の寝顔をながめている瞬間かもしれません。



つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング






posted by マネージャー at 22:34| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月16日

子供を幼稚園好きにさせるコツ

 2月12日の日曜日に、久しぶりにお客さん4人を連れて小浅間山にスノーシューハイキングをしてきました。小浅間山は、なだらかで簡単に登れる山の割には、自然が豊かで景色の素晴らしいところです。登山口から一歩入ると道路からいくらも離れていないというのにカモシカやツキノワグマがと歩いていたりします。標高は1,655メートルもあり、頂上からの大展望は、それはもうすごいもので、その辺の百名山よりもよほど雄大です。にもかかわらずコースタイムはたったの1時間。スノーシューならば2時間もあれば登れてしまいます。

17-2-12-01.JPG

 この山は、私にとってはかなりお気に入りの山です。春から秋にかけては毎日ここで犬の散歩をしているくらいです。なので、この山は私にとって庭先のようなもので、今では目を閉じても登れてしまいます。なので熊には十数回であってますし、カモシカに至っては50%の確率で対面しています。ですから、熊・カモシカ・山鳥・テンなんかは少しも珍しくありません。しょっちゅう出会っているからです。

17-2-12-02.JPG

17-2-12-03.JPG

17-2-12-04.JPG

 珍しいのは、人間の赤ちゃんや幼児です。赤ちゃんや幼児を連れて登山する人はさすがに少ないです。とはいうものの、まったくないという事はなくて、都会から来たであろう幼稚園バスが駐車場に止まっていて、幼稚園の先生が子供たちを連れて小浅間山に登っている姿は何度も見かけました。不思議なことに、それらの幼稚園バスは、地元民のバスではなく都会の幼稚園のバスです。どういうわけか、地元の幼稚園は、小浅間山に園児を連れて登ろうとはしません。こんなに素晴らしい自然があるにもかかわらず、これを活用しようとはしないのです。

17-2-12-05.JPG

17-2-12-06.JPG

17-2-12-07.JPG

17-2-12-08.JPG

 まあそんな事はどうでもいいとして、今回小浅間山にスノーシューで登っているときに、 3歳10ヶ月の幼児を連れたお父さんに出会えました。 3歳10ヶ月といえば、うちの息子とほぼ同じ頃の生まれです。

「何月生まれですか? 」
「 3月14日生まれです」
「え?」
「ホワイトデーに生まれてるんです」
「それはそれは… 」

 この日はマイナス10度ぐらいの寒さの上に、強風が山に吹き荒れていましたから、その中を登ろうとする訳ですからたいしたものです。うちの息子も、去年の今頃(2歳の頃)、冬の小浅間山に何度も登っていますが、幼児には結構ハードルの高い寒さなんですよね。そういうところにお父さんと2人でチャレンジしている訳ですから、大したものです。オンブもなし。抱っこもなし。肩車もなし。小さな3歳児は、マイナス10度の冬山を自分の力だけで登っていました。素晴らしいお子さんでありお父さんだと思いますね。

 話は変わりますが、お客さんから
「お子さんは、素直に幼稚園に行ってくれますか? 」
と言う質問を頂きました。私は答えました。

「うちの息子は、最初から幼稚園が大好きなんです。今でもそれは変わらなくて、 3日ぐらい休ませると、自分から『幼稚園に行きたい』 と駄々をこねます」
「それはすごいですね、私の知り合いは、幼稚園に行きたがらないで、毎日のように駄々をこねています」
「なるほどねぇ。幼児用幼稚園好きにさせるちょっとしたコツがあるんですけれどね、普通のお母さんには、わからないのかもしれませんね 」

 実は、小さいお子さんのいる親御さん達から、こういう質問を何度もされています。世の中には幼稚園や保育園に行きたがらないお子さんが多いみたいですね。そのたびに、お子さんを幼稚園好きにさせるコツを述べていますが、この際だから、このブログにも書いておこうかと思います。

 子供を幼稚園や保育園を大好きにさせる方法は、とても簡単で、入園前に親子でアウトドアで徹底的に遊べば簡単に解決します。私は、息子が幼稚園に入る前に、氷点下5度から10度にもなる冬山に何度も一緒に出かけました。標高1,600メートルもある小浅間山にも何度も登っていますし、雪の積もっている浅間園を何度も散歩しています。軽井沢離山にもスノーシューを履いて何度も登っています。軽井沢おもちゃ王国で雪遊びもしました。

16-2-09-2.jpg

 2歳児は、親と一緒にいるだけで大喜びですから、氷点下10度の山の中でも全く気にしません。それどころか、雪山の中で私が差し出すお菓子が目当てで、毎日のように「山に行きたい」とせがんできます。もちろん、雪山を歩く訳ですから、2歳児の息子にとっては苦しい毎日だったと思います。けれど親と遊べるという喜びと、その時にだけ食べられる美味しいお菓子のためなら、多少のことは我慢できたのでしょう。

 やがて息子も3月26日の3歳の誕生日を迎え、そして4月になります。

 こども園と言うタイプの幼稚園の入園式になります。 4月ですから春の陽気でぽかぽかと暖かくなります。幼稚園に入った息子は驚きます。幼稚園には、お父さんお母さんこそいませんが、たいして身体は使いません。マイナス10度の冬山で凍えることもありません。おもちゃを与えられて、山に登れなくとも、幼稚園では給食やおやつを無条件にもらえます。息子は、
『幼稚園は楽園ではないか? 』
と思ったはずです。

 ちなみに、どの幼稚園でもどの保育園でも、入園したばかりの時は、慣らし保育と言って、 1時間とか2時間しか預かってくれません。息子の場合は、 4月末のゴールデンウィークまで2時間ぐらいしか預かってくれませんでした。当然のことながら、幼稚園から帰ったら山に連れて行きます。厳しいアウトドアが待っています。もちろん息子は、親と一緒にいられるので大喜びではあるのですが、親と一緒の時間帯には、必ず厳しいアウトドアがセットとなっている事に気が付きます。幼稚園とどっちが楽なのか、いくら鈍感な息子でも気がついたと思います。

15-10-12-06.JPG

16-6-10-04.JPG

 また、時々 、息子に幼稚園を休ませて、標高2,100メートルの湯の丸山に連れて行きました。湯の丸山は、結構体力を使う山です。幼稚園のない日に、そういうところに連れていくわけですから、いやでも幼稚園の方が楽だということが分かってしまいます。もちろん親と一緒に山登りをして、頂上でお弁当食べる訳ですから、息子は大はしゃぎで楽しんではいるのですが、そういうことが2〜 3日続くと、布団で寝る時に
『明日が幼稚園に行きたい』
と、かわいらしい顔でせがんできます。その時に、優しそうな顔で言ってあげるのです。

「そうだね、明日は幼稚園に行こうね。しずか先生に会いに行こうね」

すると息子は嬉しそうな顔で

「明日は幼稚園に行こうね。しずか先生に会いに行こうね」

と何度も私の言ったことを復唱しながらゆっくりと眠りに落ちていくのです。
こうして私の息子は幼稚園と担任の先生が大好きになってきました。
こうなればしめたもので、
担任の先生もやりやすくなるので可愛がってくれるかもしれない。
これが、子供を幼稚園好きにさせるコツです。


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング







posted by マネージャー at 14:43| Comment(0) | TrackBack(0) | テーマ別雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月03日

今夜からウインターフェスティバルです。

 2週間前から、80歳から55歳のペンションオーナーたちが老骨にむち打って、ウインターフェスティバルの準備をしています。私は、55歳の最年少若手(?)。写真にはもっと若い人も居ますが、それはホテルグリーンプラザの支配人だったり、おもちゃ王国の支配人だったり。まあ偉い人たちが、老人ペンションオーナーたちと一緒になって、土方作業をしているんですよ。ちなみに村会議員(65歳)も土方やっています。

 まさに、ザ・土方!

 まさに老人の手作りイベントです。
 なので、今年こそ最後かもしれない。

 みんな年をとっていくので、もう限界がある。おそらく今年が最後になるかもしれないイベントですが、今夜から明日にかけて、やりますので、近郊の方は、ぜひ見に来てください。ちなみに土曜日は、北軽井沢ブルーベリーYGHの庭から送迎バスがでます。宿泊以外の方も歓迎ですので、送迎バスを利用してください。もちろんご近所さんも大歓迎です。

17-2-3-01.JPG

17-2-3-02.JPG

17-2-3-03.JPG

17-2-3-04.JPG

17-2-3-06.JPG

17-2-3-05.JPG

17-2-3-07.JPG

17-2-3-08.JPG


送迎バス時刻表

クリックすると別画面で大きな画像が出ます。
誰でも乗れますので、ご近所の方も、ぜひ活用してください。

244973737_large_v1486076669.jpg


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング








posted by マネージャー at 08:18| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月30日

村上山スノーシューツアー 2017/01/29

 子供が産まれてから、スノーシューなどのツアーは、減らしていました。理由は、子育てを優先させるためです。実は知り合いの宿屋のオーナーが、子供を産んだばかりの奥さんを無理に働かせて、奥さんが病気になってしまったのを見ているので、ああなってはダメだと言う反面教師があったので、多少収入が減っても、積極的に子育てに加わって行こうと思ったんですよね。

 それに子育てをすることによって、今までに学んだ動物学や自然ガイドの知識に幅が出るんではないかと思ったんです。で、思ったとおり子育てで得るものが非常に大きかったです。得られたモノが、あまりに大きかったので、多少の収入源なんか屁でも無いと思いました。このままツアーなしで、ずっと子育て優先で宿屋をやっていこうかと思ったんですが、そうもいかなくなってきた。

 去年の秋ぐらいから、交通手段を持ってないお客さんから、ツアーを復活して欲しいという要望がたくさんあったのです。特に中学生・高校生・大学生・病人・身障者・高齢者から言われるとさすがに私も断れない。なのでハイキングツアーを少しずつ復活させています。

 息子も3歳になって、こども園に行き出して、嫁さんに多少ゆとりができたということもあります。いづれ息子も一緒にツアーにつれていきますしね。というか、お客さんが居ないときには、息子と山に登っているし。

17129-11.JPG

 で今回は、久しぶりのスノーシューツアー。天候に恵まれてすばらしい景色をのぞめました。この山は、夏山なら45分くらいの優しい山です。今回は、年齢層も高く病み上がりの人もいたんですが、なんとか全員、頂上に到着しました。途中、カモシカの食痕や、山火事の原因の痕などを解説しながら頂上に向かい、久しぶりにソリで下山しました。

17129-01.JPG

17129-02.JPG

17129-03.JPG

ムササビが作った穴。

17129-04.JPG

17129-05.JPG

カモシカのかじった痕。
歯痕が分かりますよね。

17129-06.JPG

頂上。

17129-07.JPG

すばらしい眺め。

17129-08.JPG

17129-09.JPG

17129-10.JPG

17129-12.JPG

17129-13.JPG

17129-14.JPG

下山はソリ。

17129-15.JPG

17129-16.JPG


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング






posted by マネージャー at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | スノーシュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする