2016年12月23日

3歳児が、親の手を借りずに三千メートルの山に一人で登れるようになる方法 3

 話は変わりますが私は、長年にわたって『風のたより』という団体で、山に登ったことのないような初心者を、知床連山のような秘境や、妙義山や西穂高縦走に連れていくようなことをやってきました。

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 『風のたより』の登山ツアーに参加した人は分かるかと思いますが、『風のたより』の登山ほどスパルタ式から遠いものはありません。「みんなが楽しいから自分が楽しい」という部分を一番にしています。仲間内から一人でも辛そうに登ってる姿を見つけたら、その登山は失敗だったと思うのが『風のたより』の登山スタイルです。だから一番体力のない人に合わせた登山をします。

 と書くと、高尾山にも登れない軟弱登山サークルのように思われるかもしれませんが、そういう軟弱登山サークルになってもおかしくない団体が、全くの初心者を連れて、秘境中の秘境である知床連山を縦走している。歴史ある山岳会でも行けないような西穂高縦走、妙義山縦走もしている。

 では、スパルタ式では初心者を連れての知床連山の縦走・西穂高縦走・妙義山縦走ができたかというと無理だと思う。あれは楽しいからできた。みんなで楽しみながら、しかも初心者が喜んでくれる姿を見て、リーダーたちが喜んでいる。そういう団体だからできたんです。

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 それは、生まれたばかりの息子や娘が、やっとのことでハイハイし、一生懸命歩き出す1歳児の姿を見て心から楽しんでるお父さんお母さんの姿と一緒です。何一つ違いはありません。初心者の人たちを連れて難しい山に登る。そして自分には登れそうもないと思っていた初心者が、楽しそうに山に登って感動している。絶対に登れなかったと思っていた山に登ることができて喜んでいる。それを見て喜んでるリーダーの姿と、子供の成長を喜んでる親御さんの姿はイコールです。

 なのに『風のたより』の登山ツアーに参加したことがある古い仲間たちから、私のブログやFacebookをみて
「佐藤さんがこんなに親バカになるとは思わなかった」
と言ってきます。息子に対して親バカかどうかはともかくとして、私は『風のたより』のツアーリーダーとして、参加者に対しては、かなりの親バカだったはずです。

 それをすっかり忘れて「佐藤さんがこんなに親バカになるとは思わなかった」と言われては、苦笑するしかない。みんな自分のことを忘れてている。登山ツアーでツアーリーダーから親バカ丸出しの至れり尽くせりのサポートを受けていたのをすっかり忘れてしまって、私の子育てに対して
「親バカだなあ」
と言ってくる。みんな『風のたより』の登山と私の子育てがイコールだとは夢にも思ってない。というか、別物だと思っている。というか、昔も気づいてなかった可能性が高い。でも、それはそれで私の勲章なんですよね。

 1歳児・2歳児・3歳児の幼児たちが、親の苦労を知らないで遊んでいるのと一緒で、楽しく遊んでいるうちに成長しているのが子供というものです。これと一緒で過去の『風のたより』の登山ツアー参加者たちも、ツアーリーダーたちの意図なんか全く感じないで楽しんでくれたんだと思います。「意図なんか全く感じないで」ということは、『次郎物語』を書いた下村湖人のめざした『干渉しない教育』を『風のたより』でも行っていたんだということかもしれません。

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 これは育児でも一緒で、子供が遊んでるつもりでも、その遊びのなかには、親たちの計算された「教育」が入っているかもしれない。それに気がつかずに子供たちは遊んでいると勘違いする。そういう教育が『干渉しない教育』です。しかしそれはわかりにくい。スパルタ式に対してわかりにくい。だから3歳児を八ヶ岳につれていくと、スパルタ式で連れて行ったと勘違いする向きの人が多い。けれどスパルタ式で難度の高い登山をさせるのは無理です。同じように教育だってスパルタ式で結果をだすのは効率的ではない。

 そもそも3歳の子供に漢字のお勉強をさせることは不可能です。3歳児に勉強させようというのが無理。けれど幼児の脳の仕組みを利用して、平仮名・カタカナ・アルファベット・漢字を覚えさすことは簡単にできる。ただし成長してしまうと、自分の意思というものが出てきて親の真似をしなくなります。現に、うちの息子も、3歳6ヶ月頃になると親の真似をしなくなり漢字も覚えなくなってきました。うちの息子の学力は、ここでストップです。ある種の臨界期がきたのです。

 脳科学の研究成果を利用すると子育てが非常に楽になります。育児本や教育学者の書いた本よりも即効性がある。これは登山においても同じです。うちの息子は三千メートル級の山さえ一人で登るようになりました。おんぶもダッコも肩車もなしです。仮に親が背負おうとしても、それをさせてくれません。
「自分で登るの」
と、親の手を振り払います。滑落が心配なので、息子に気づかれないように息子のリュックサックの一部をもったりするのですが、すぐ気がつかれて息子は激怒します。もちろんハーネスも嫌います。他人に引っ張られるということが嫌いなんです。そういうマイルールが3歳の息子にできてしまっている。

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 前にも言いましたが、2歳児・3歳児は、手探りで世の中の法則やルールを探そうとしますから、いったん3歳児の息子にルール化されてしまうと、山に登るときは親の手を借りないというルールが、息子に確定します。私が、ブログで何度も紹介している「幼児のマイルール化現象」です。

http://kaze3.seesaa.net/article/423723311.html

 こういうことは育児本や教育関係図書にはあまり書かれていません。しかし、脳科学の本には、それらしいヒントは書かれてあります。ただし、あくまでも科学であるので「子供をこのように教育すべきだ」とは書いてありません。実験結果が書かれてあるだけで「どうするべきだ」という哲学の問題には触れていません。

 私たちは無味乾燥な研究結果をヒントにして子育てに応用するしかない。これを一般のお母さんが、行うのは少し難しいと思いますから、余計なお世話と思いつつも、私がこのような文章を書いているわけです。

 話は、変わりますが、私が子育てにおいて最も信頼している教科書があります。下村湖人の『次郎物語』と、永杉喜輔の『親と教師のための次郎物語』です。『次郎物語』は、児童文学と思われがちですが作者は大人を読者に想定して書いています。そもそもこの作品が発表されたのが『青年』という大人むけ雑誌で、作者の下村湖人は、お父さんお母さんに、次郎という人間をとおして教育論を述べています。

 例えば、次郎の父親は「教育しすぎないことだね」と母親に語っていますが、この「教育しすぎない」というのが、『次郎物語』の大きなテーマで、作者の思想の中心部でもあります。下村湖人は、怒れば生徒を殴ったり怒鳴ったりするので、外見的には保守的・厳格・スパルタに見えるのですが、それは的外れもいいところで「教育しすぎない」典型的な先生でした。

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 高等学校の校長を辞職し、青年団講習所で青年たちを教育するときなどは、何一つ教えなかった。何も教えないことによって、何かを教える。それが下村湖人のやり方でした。それは次郎物語の次郎の父のやり方とよく似ています。

 人間というものは、教えすぎると覚えなくなる。私は築地でマグロ屋の丁稚をやっていたことがあるから分かるのですが、魚市場では仕事を教えません。仕事は目で覚えろと言われます。先輩のやってることを盗めと言う。だから最初のうちは仕事ができなくても何も言われません。目で見ていろというわけです。

 これを能率的でないと思った私は、部下に教える立場になったときに、マニュアル化して細かく仕事を教えたんですが失敗しました。確かに仕事を覚えるのは早いのですが、マニュアル通りの仕事しかできなくなる。修行しなくなる。何も教わってない人の方が、最終的には良い職人になるんです。そして良い職人が一人いるだけで店が大繁盛する。一人の有能な職人が十人の給料を稼ぐ。そういう職人を一人育てるためにわざと築地の魚河岸では遠回りしている。

 話を戻します。

 下村湖人は、「教育しすぎない」先生であり、全く教えない先生でも有名でした。それでいて厳格な先生で、叱るときは容赦なくゲンコツを出しました。「教育しすぎない」先生といっても、今はやりの叱らない躾をしてるわけではなく、叱るときは叱る。時には殴る先生なんです。教育をしすぎないことと、叱ることは矛盾しないんですね。

 それは築地でも一緒です。叱るときは叱って、時には殴ったり蹴ったりする。でも、なるべく上から教え込まず、本人の発見を引き出す。あるいは才能を引き出してやる。あくまでも本人が自分自身で考えて自分自身で伸びていくことを第1とする。そういう教え方をする。これが干渉しない教育です。 叱らない教育と勘違いしないでください。あくまでも干渉しない教育。そして叱るときは叱る教育。



つづく。

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2016年12月22日

3歳児が、親の手を借りずに三千メートルの山に一人で登れるようになる方法 2

 最近は脳科学の本が大量に出回っています。トンデモ本もあるし、専門書もあります。育児関係の脳科学本もあります。それらの脳科学の本を読むと、今まで言われてきた教育学者の通説と全く逆の報告が出てきて驚かされることが多い。

 例えば昔から教育者たちは、子供に対して物で釣るのは良くないと言ってきました。子供のやる気を菓子などを使って引き出して、コントロールをするのは良くないと言われてきてます。ところが日本脳科学のトップ・京大の久保田競先生(テレビ番組『ほんまでっか』の澤口先生の師匠にあたります)は、そうではないという。報酬を与えることによって、脳が成長するので脳科学的には物で釣るのはよいといいます。

 最初私はこの理論に対して半信半疑だったんですが、息子に対して実験してみたら信じられない能力を発揮しました。百名山を簡単に登っちゃう。庭掃除や食事つくりの手伝いもする。脳科学者のいうとおりの結果がでるのです。しかも、そのうちモノで釣らなくなっても、問題なくできるようになっている。

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 16万人の脳画像を見てきた瀧靖之先生は、幼児は大人の真似をすると言う単純なことを脳科学的にいろいろ説明しているんですが、それを参考に私は、2歳児になったばかりの息子に、平仮名カタカナアルファベットを教えました。3歳になってからは、小学1年生小学2年生の漢字を覚えるようになりました。最近は九九の一部も暗記しています。四十七都道府県名も漢字で覚えています。それを見て、宿のお客さんたちが驚きますが、これも種を明かせば
「なーんだ」
とあっけにとられると思います。何も知らない人からしてみたら、うちの息子が天才に見えてしまうかもしれませんが実は逆。成長が遅いから覚えたんです。息子のIQは低めなんです。息子は、3歳をすぎても会話がスムーズでない。

 知能指数が高いと自立が早くて好き嫌いが出てきます。逆に低いと自立は遅く好き嫌いも出てきませんし、親の真似ばかりします。それを逆手に取って、平仮名・カタカナ・アルファベット・漢字・九九を覚えさせましたが、その方法は驚くほどシンプルです。

 まず、風呂に漢字やアルファベットのポスターを貼って息子と一緒に風呂に入ります。そして私が、ポスターを見ながら漢字やアルファベットや平仮名カタカナを読みます。すると息子を真似をします。私がアルファベットを読めば息子も読む。漢字を読めば漢字を読む。それを繰り返すと、これが息子のルールになる。

 2歳児は、手探りで世の中の法則やルールを探そうとしますから、いったん2歳児の息子にルール化されてしまうと、風呂に入るたびに行う行事となってしまいます。これを私は「幼児のマイルール化現象」と呼んで、しばしば私のブログに偉そうに公表していたんですが、実は脳科学者たちが、その現象を解明していました。

http://kaze3.seesaa.net/article/423723311.html

 幼児は必ず大人の真似をします。真似をすることがあらかじめ脳に組み込まれています。それがミラーニューロン。ミラーニューロンというのは、真似をする脳細胞のことで、ものまね細胞と言われてますが、これがあるために赤ちゃんは親の真似をするんです。親の笑い方とか泣き方とか怒り方を真似をする。だから子供は親が育てたようにしか育たないと言われるわけです。

 それを利用して2歳児や3歳児に平仮名・カタカナ・アルファベット・漢字を覚えさすのは誰にも簡単にできます。簡単な上に息子の成長が遅かった。親を真似する期間が長かった。もし息子のIQが高くて成長がはやかったとしたら、3歳にして漢字覚えることはなかったと思います。平仮名・カタカナを覚えた頃に、好き嫌いが発生して親の真似もしなくなったでしょう。

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 幸か不幸か、うちの息子は発達が人よりも遅れて、いつまでも赤ちゃんぽいままで、言葉もよくしゃべれませんでした。賢そうな感じは全くなくて、そのかわりに人様からかわいがられ、いつまでも親の真似をし続けたのです。そして、幼稚園の先生からは面談で暗に「(要約すると)落ちこぼれている」と言われてしまっている。で、落ちこぼれの息子のために専門の先生を紹介してもらうことになっています。

 けれど、そんな息子は、平仮名・カタカナ・アルファベット・漢字を覚え、九九の一部も暗記し、百ピースもあるパズルを次々と完成させ、日本地図で遊び、47都道府県を全て漢字で読めるのです。そのうえ三千メートル級の岩山まで親の助けなしに自力で登っている。

 しかし幼稚園では落ちこぼれている。
 賢さは全くない。
 赤ちゃんぽさが抜けきらず、
 大人たちからかわいがられる毎日。

 これはチンパンジーとニホンザルの関係に似ています。ニホンザルは、チンパンジーよりはやくものを覚えますが、成長が止まるのがはやいために、最終的に学習期間が長くて成長の遅いチンパンジーの方が知能は高くなる。これと同じです。息子は、成長が遅かったので親の真似をする期間が長かった。それを利用して文字を覚えさせた。もちろん息子には勉強した感覚はない。ただ単に遊んでいただけ。

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 動物学をかじった人なら分かると思いますが、野生動物も遊びながら学習させます。ライオンだってスパルタ式に狩りを教えません。

 幼児に行うスパルタ式は、脳に深刻なダメージを与えることがわかっています。人間の脳は、ストレスを与え続けると萎縮するようにできています。ベトナム戦争に行った軍人たちは、度重なるストレスのために脳が萎縮して記憶障害を起こしたことでも証明されています。嫌な記憶は忘れようとする。そのために脳が萎縮してしまうというのです。

 では「叱らないしつけ」をするべきかというと、これも多くの学者によって否定されている。スポック博士も間違えていたことを認めているし、最近のアメリカでは「子供には叱られる権利がある」と言う風潮にさえなってきているらしい。進化適応の考えからも否定されている。野生動物で、親が子を叱らないでいたら、アッという間に天敵に殺されてしまうから「叱る」という行為は、進化適応にかなった行為であるといえる。

 そこで息子が産まれてから、どのように叱ると効果があるのか? それを確かめる実験をしていました。 1分。 3分。 5分。 10分。このように大雑把に4つの時間で叱ることによって、効果を確かめてみたのです。もちろん1週間おきに時間帯を変えています。

 結論から先に言うと、生後12ヶ月ぐらいまでは、効果における差異はなく、あまり強く叱りすぎると、相手が驚いて、こちらとの接触を拒否し出すことが多々あった。生後12ヶ月までは、強く叱ってはいけないのではないかと思いました。

 生後13ヶ月頃から24ヶ月頃までは、叱ることによって、効果が出始めるようになるのですが、いちばん効果的なのが1分でした。それ以上超えると、むしろ強情な面が出て反発します。けれど1分で叱るのを止めると、父親の懐に飛び込んできて抱きつくのです。その姿が、父親のダメ出しに抗議するというよりも、もっと優しくしてほしいと言う欲求のように思えてなりませんでした。どうも息子は無限の愛情を求めているような表情が見え隠れしたわけです。

 そこで叱り方を少しばかり変えてみました。叱る時間を、 1分とか、 5分とかに区別するのではなくて、叱った後に、5分、 15分、 30分、 1時間。というように遊ぶ時間をプラスしてみたわけです。叱った後のフォローの時間を変えてみたわけです。

 私は自然ガイドをやっている関係上、動物の生態は多少勉強しています。だから野生動物の子供たちは、遊びを通して子供を1人前の大人に育てていくこともよく知っています。なので、叱ることと遊ぶことをセットすれば、非常に効果的ではないかと思ったわけです。で、試しに叱ると遊ぶをセットものすごく聞き分けが良くなった。1分ぐらいきつく叱った後に、30分ぐらい濃密に仲良く遊ぶと、聞き分けが良くなるんです。親に嫌われないように、気をつけるようになるんです。



 では叱らずに濃密に仲良く遊ぶだけだと 1週間ぐらいでわがままが増長し始めます。近寄るだけでそっぽを向きます。例えば、朝食事中に顔を近づけると頭突きをしてきます。それを繰り返すと、足で顔を蹴飛ばしたりするようになります。しかし、ものすごい形相で1分しかった後に、 30分ぐらい仲良く遊ぶと、信じられないくらいガラッと変わります。向こうから親と遊ぼうとしてくるんです。

 どうやら、短時間きつく叱り、その後に遊ぶことによって、親子の関係はより密接になるようです。叱る時間は短時間で激しい方が効果的で、その後に徹底的に仲良く遊ぶことによって、息子がすごく素直に親の言うことを聞いてくれるようになり、親に対して気遣いをするようになる。それが他の人たちに対しても行われるようになる。もちろん他の子供たちに通用するとは限りませんけれど、うちの息子に限って言えば、非常に効果的でした。

 では、きつく叱るだけで遊ばなかったらどうなったかというと、私が近寄るだけで、手に持っていたおもちゃを放り投げたりする。何だかわからないけれど、叱られるかもしれないという恐怖が、その行動を取らせているようです。つまり叱った直後にすぐフォローを入れないと父親を怖がるだけで教育効果がない。しかも息子が怒りっぽくなって、母親に反抗的になってくる。公園の子供たちに対しても、無礼になり社会的にマイナスな態度をとるようになる。百害あって一利なしです。

 以上考えてみると叱ると言う行為は、遊びの延長線上でないと効き目がない。少なくとも私の息子に対しては、効果的ではありませんでした。遊んでいるうちに叱る。強く叱るけれど1分で止めて、その後最低30分は楽しく遊ぶ。こういうことを繰り返すと、教育的な効果が高い。できれば叱るのは週に1回以下にする方が良い・・・・。それ以上増やすと脳にダメージが増える可能性がある。脳は、辛いことを忘れようとしますから、あまり叱りすぎると脳が萎縮してしまう。せっかく覚えた平仮名も一緒に忘れてしまう可能性がある。


つづく。

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2016年12月20日

3歳児が、親の手を借りずに三千メートルの山に一人で登れるようになる方法 1

3歳児が、親の手を借りずに三千メートルの山に一人で登れるようになる方法 1

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 今から3年前。私は、生後9ヶ月の息子を背負って愛犬コロと毎日のように小浅間山に登っていました。冬の小浅間山はマイナス10度。私は息子に聞かせるように歌いながら登っていました。雪が降りマイナス5度以上になると、うちの嫁さんは一緒に山にいかないので私と息子二人だけです。二人だけで冬山を独占しているので、誰にも遠慮無く歌声を張り上げました。

 せつないことがあったなら♪
 大きく叫んで雲を呼べ♪
 それでも雲で覆えぬほどの♪
 男は大きな宇宙(そら)になれ♪

 嬉しい時は腹から笑え
 笑えば嬉しい花が咲く
 心を花でうすめてみせろ
 女は優しい風になれ♪

 苦しい時こそ意地をはれ
 目をそらさずに雨を見ろ
 泣かずに雨を集めてそして
 男は大きな河になれ♪

 寂しいのは一人だけじゃない
 歩けば転ぶ怪我もする
 そこで捨てたなら負けになる
 男は大きな夢になれ♪



 この歌は、映画化された下村湖人の「次郎物語」の主題歌です。
 意味は分からないとは思いましたが、何度も息子に歌ってきかせました。

 生まれたばかりの息子は、ほっぺは真っ赤、
 強風や雪にもかかわらず、キャッキャと大はしゃぎ。
 その小さな体が日増しにたくましくなってきています。
 新生児を、生後3ヶ月頃から毎日のように山に連れて行ってる親は、
 日本中で私だけかもしれません。
 それもマイナス10度の冬山に。

 山に登ると免疫力がアップすることはよく知られていますが、それは厚生労働省のホームページにも書かれてあります。2泊3日の森林滞在者は、2泊3日の都市部旅行者よりも56パーセントのNK細胞活性を再現しており、30日後もNK細胞活性が一定レベルで継続していることが判明。また、犬などのペットも赤ちゃんの免疫力を高めることは、よくしられています。犬をペットにしている家庭で家庭で育った赤ちゃんは、咳をしにくく、耳の感染症にもかかりにくいそうです。

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 息子が生まれたのは、2013年の3月26日。
 あれから3年たっていますが、
 今年は、3つの百名山を3歳の息子と一緒に登りました。

 四阿山・浅間山・八ヶ岳。他に湯の丸山・烏帽子岳・根子岳・黒斑山・駕篭ノ登山・水ノ塔山・浅間隠山・鼻曲山・破風岳・離山・小浅間山にも登っています。もちろん親の手は借りずに自力で登っています。

 と書くと、どうせ親が背負って登ったんだろうとか、半分ぐらいは親が手伝ったんではないか?と信じない人が多い。しかし私の仕事は宿屋で行事として登山ツアーをしています。3歳の息子もお客さんと一緒に駕篭ノ登山・浅間隠山・鼻曲山・黒斑山など自力で登ってお客さんを驚かせています。

 八ヶ岳(赤岳)に登ったときは、山屋さんたちに「3歳児が自力で赤岳に登っているらしい」と言う情報が流れて、わざわざ別ルートから私たち親子を見学しにくる人たちもいました。

 四阿山でも地元の知り合いとばったり出会って驚かれましたし、黒斑山・烏帽子岳・水ノ塔山でも森林パトロールに出会って驚かれています。根子岳では、驚いた中高年の団体が距離をとりつつも、ずっと一緒についてきました。

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 宿をやっている関係上、私が息子を連れて山に登るのは平日ですからリタイヤした65歳以上の高齢者の登山家たちが登っています。で、うちの息子が自分の力だけで山に登っている姿を見て非常に驚かれます。

 山に登り続ける高齢登山者たちも、若い頃には生まれたばかりの息子を背負って山に登っている。生後6ヶ月ぐらいの赤ちゃんを背負って北アルプスに登っている。それは山登りが好きな人にしてみたら珍しいことではないらしい。

 しかし、その背負われてる3歳児が、実際自分の足で歩くかというと、そうではないらしい。10歳ぐらいになれば、山に登ることあるけれど、3歳児が山に登ることはなかったというのです。

 いろいろ工夫してみて、自分の息子や娘に、山歩きをさせようとしても嫌がって登らなかったらしい。すぐおんぶしたりダッコしたりで、ついに自力で登ることはなかったらしい。そういう話を私は何度も高齢登山家たちから聞かされました。

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 で、どうやって3歳児が自分の力だけで四阿山や八ヶ岳の頂上に連れて行くことができたんだ?と、言う質問をたくさんいただくようになったんですが、質問する人の多くは、スパルタ式で山に連れて行ったんだと勘違いしていました。

 子育てに苦労してるお母さんなら分かるかと思いますが、
 3歳児をスパルタ式で山に連れて行くなんて不可能です。

 スパルタ式では絶対に自分の力だけで山には登りません。
 3歳児は煩悩の塊。
 どんなに怒っても尻をたたいても、
 山どころか50メートルの高さの丘も登りません。

 スパルタ式では無理なんですよ。
 せいぜい10メートルぐらいの丘なら泣きべそかきながら登るかもしれませんが、
 標高三千メートル級の高山に登れるわけがない。

 幼児は、嫌いなことは絶対にやらない。
 殴って怒鳴っても20分と長続きしません。
 浅間山・四阿山・八ヶ岳といった百名山は、
 8時間以上歩く必要がありますから、スパルタ式で登れるわけがない。
 本人が楽しくなかったら絶対に登りません。それが幼児なんです。

 ではどうすればいいか?
 そのヒントは脳科学者の本に載っています。

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 脳科学を応用して子育てをすると、ほぼ百パーセントその通りの結果になってしまう。これが教育学者のいう通りやったところで、教育学者の言うような子供にはならない。

 しかし脳科学者が行った実験は、そのまま私の息子にも当てはまる。恐ろしいほどピシャリと当てはまってしまう。生後45日目に、嫁さんの実家から息子が我が家にやってきた時、アンドルー・メルツォフ博士の実験をしてみました。その実験方法は、新生児の前で舌を出す。これを何回か繰り返すだけです。実験では赤ちゃんがすぐに真似をすることになっています。

 で、私もやってみたら10分ぐらいで真似をした。他にも、いろんな脳科学者たちの実験をやってみましたが全て当てはまってしまう。しかし教育学者の言うことは、必ずしも当てはまらない。もし当てはまっていたら、日本の学校教育はもっと良くなっているはずですが、そのようになってない。


つづく。

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2016年12月19日

北軽井沢ブルーベリーYGHの看板が新しくなりました。

北軽井沢ブルーベリーYGHの看板が新しくなりました。
いつもと違う看板なので、間違えて通り過ぎないでくださいね。

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これは、道路沿いの看板

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そして玄関先の看板。


つづく。

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2016年12月18日

家族で恵シャレー軽井沢のイルミネーションを楽しんできました

家族で恵シャレー軽井沢のイルミネーションを楽しんできました。
ここのケーキとココアは最高に美味しい。
なのにケーキがたったの300円。
美味しいのに軽井沢で一番安い。

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さらにココアには、マシュマロが入ってて、これが生クリームのような口当たり。
特にモンブランが美味しかった。
もちろんピーチタルトも最高でした。

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http://www.megumichalet.org/index.html

◆イルミネーション点灯日時
11月26日(土)〜12月25日(日)
16:30〜21:00

◆ウッドシェッド(喫茶)
16:30〜21:00(L.O.20:40)
営業日…12月2日(金)・3日(土)・4日(日)/9日(金)・10日(土)・11日(日)/ 16日(金)・17日(土)〜25日(日)

◆クリスマスイヴ礼拝
12月23日19時半〜 於・ウッドシェッド

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つづく。

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