私にとって忘れがたい日本酒は、5年前に飛騨古川で飲んだ、和飲酒「はなもも」です。詳しくは、
http://www.sake-hourai.co.jp/
に紹介してありますが、はっきり言って、これを日本酒と認めていいのかどうか? よく、ワインのようなフルーティーな味という表現の日本酒がありますが、
「なんじゃワインそのものやんけ!」
「いや、ジュースそのものじゃ!」
という声が聞こえてきそうな味です。
上善如水のような味ではなく、本当にジュースを飲む感覚におちいります。人によっては、日本酒と認めない日本酒党もいます。まさに邪道! 日本酒の限界を超えた日本酒・・・・というか、もう味が日本酒ではないですね。
さらにゆるせんのは、この片野酒造さんは、「はなもも」のスパークリングワイン、いやちがった、「はなもも」のスパークリング日本酒を造っているところですね。いったい何を考えとるのか?
実は、このスパークリング日本酒を最近飲んだんですが、日本酒党たちは、非難囂々でした。そのくせ、みんな3分で1本を飲み干してしまった。非難しておきながら、実に上手そうに飲み干し、瓶の底に、かすかに残った1滴1滴をぺろぺろなめていました。そして、
「もっと無いのか?」
とお代わりを要求する始末。無いとわかると瓶をぺろぺろ嘗めだすこと。いやはや、なんとも行儀の悪い奴らだこと。しかし、「はなもも」には、そういう魅力があるんです。ただし、日本酒好きの皆さんの口に合うかどうか・・・・・。
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