「わんたろう」さんは、
ヘリコプターのパイロットになることを夢見て
ヘリコプターの免許をとることを決意しました。
ヘリコプターの免許をとるには1000万円かかります。
お金のない彼は、地獄の佐川急便で五年間、
馬車馬のように働きました。
さて、彼は、貧乏?貧乏ではない?
どっちでしょうか?
常識的に言えば、苦学する「わんたろう」さんは、貧乏なはずです。
でも、もし「わんたろう」さんが、
ヘリパイロットになる夢を捨てれば
貧乏から解放されるのです。
それは、ともかく、「わんたろう」さんの苦労について
いや貧乏生活について、もう少し語ってみましょう。
一日中働いた「わんたろう」さんは、家に帰るなり、
倒れるように眠りました。
一日の睡眠が4時間ですから、
布団に入る間もなく爆睡します。
玄関で倒れることもあり、
気がついたら玄関で眠っていたとか、
夕食のパンを口に入れたまま、
朝起きたら、そのまま口の中にパンがあったりとか、
そういう日々が5年間も続きました。
布団をひく前に気絶することも多いので
当然のことながら、
電気をつけっぱなしで寝ることは日常茶飯事です。
節約なんて頭は、これっぽっちも出てきません。
だいたい、極限状態で生きているのですから、
節約以前の問題で、生きる屍の情況です。
生きるのに精一杯で、
金を貯めるのに、精一杯で
電気代の節約や、水道代の節約なんかに、頭が回りません。
(ちなみに、わんたろうさんは、訳あって御両親と離れ、天涯孤独で、はやくから自立して生きていました)
つづく
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