2008年01月24日

すずや・鬼押し鍋 その2

すずや・鬼押し鍋の御紹介

鬼押し鍋で有名な、食事処『すずや』に行ってきました。
北軽井沢ブルーベリーYGHから徒歩1分のところにあります。
結論から言うと、

ここは、当たりです!

まずは、鬼押し鍋(1300円)の写真をどうぞ

IM-4-501.JPG

でかい!
量が半端ではない!


ゆうに2〜3人前もある。
では人間と、対比してみましょう。

IM-4-504.JPG

この写真でみても分かると思いますが、でかいです。

カセットボンベのガス台の大きさと、
鍋の大きさを比べてみてください。
鍋の大きさが分かります。
あと、人間との対比で大きさを確認してみてください。

ちなみに手前が鬼押し鍋。
奧が、少し小さめのきりたんぽ鍋。
女性なら、少し小さめのきりたんぽ鍋がいいかも。

下の写真なら
左が、鬼押し鍋(ブタ+鶏団子+鷹の爪)
右が、きりたんぽ鍋(浅間地鳥)

IM-4-503.JPG

そして、美味い!

野菜たっぷりだから美味い!
ダシは、鶏団子とブタ肉と、白菜などの野菜。
そしてコチジャンなんか使っていません。
鷹の爪でとった天然の味だから美味しい!

IM-4-506.JPG

これで1300円。
きりたんぽ鍋なら980円。
この味で、この値段で、この量なら文句なしですよ。

IM-4-500.JPG

そして、餅やラーメンのトッピングもあります。

IM-4-507.JPG

ダシがうまいから、トッピングのラーメンでトドメをさせば、
満足このうえなし!

酒も飲めます。
瓶ビールで500円。
他にも各種の酒があります。

ちなみに、下記の写真が
きりたんぽ鍋(980円)。

ただのきりたんぽではありません。
鳥牧場の浅間地鶏を使っているから、
想像を絶するほどに美味しい!

IM-4-502.JPG

最後にきりたんぽを入れますから、
きりたんぽ鍋になっていますが、
正確な名称ていえば、浅間地鶏鍋ですよ!

味はアッサリの女性向きです。
白菜がたっぷりなので、冷え性に抜群です。
このきりたんぽ鍋
なんだか癖になりそうな予感がします。

住所 群馬県吾妻郡妻恋村鎌原 大カイシコ1503-2
п@0279-86-2233
木曜定休
営業 10時〜22時




↓詳細を知りたい方は投票を

人気blogランキング










posted by マネージャー at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 北軽−グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スノーシューで雪遊び

スノーシューで雪遊び


雪型を作ってみました。

DSCN2207.JPG


ジタバタしてみました。

DSCN2208.JPG


埋めてしまいました。

DSCN2237.JPG



↓この物語の続きを読みたい方は投票を

人気blogランキング





posted by マネージャー at 00:08| Comment(1) | TrackBack(0) | スノーシュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

白い雪原9

 放課後、私は雪人形の山に向かいました。大きなミズナラ林の中の先に雪人形の山はありました。そのミズナラ林を歩いていると声がしました。

「どこに行くの?」

 学校を休んでいるはずの転校生の声でした。
 気がつくと、大きな目玉の転校生が木陰に座っていました。

「おまえ病気じゃないのか?」
「だから休んでる」
「休んでるって、ここでか?」
「うん」
「寒いだろう」
「暑い」
「熱があるんじゃないか?」
「うん」
「じゃあ、早く家に帰って寝ないと」

 その瞬間、転校生は消えてしまっていました。

「まただ、どこに消えたんだ?」
「ここよ」

 転校生は、まだ微かに残る白い雪原に倒れていました。

「やっぱり、お前は、雪ん子か?」
「・・・・」
「そえなんだな」
「何言ってるの、自分で造っておいて」

 転校生の目から涙が出ていました。
 それも黒い涙が。
 おもわず転校生にかけよった私でしたが、
 またもや転校生は消えていなくなってしまいました。

「まさか!」

 私は、大急ぎで雪人形のところに走りました。太陽の光で、雪人形は、溶けつつあり泥だらけになっていました。墨汁で書いた目も溶けていて、それが流れ落ち、涙のようになっていました。黒い涙でした。それからの私は、怖くなって自宅に逃げ帰りました。夕食は喉を通りませんでした。黒い涙ばかりが、思い出されてなりませんでした。

 深夜。

 どうしても眠れなかった私は、スコップと懐中電灯を持って、あの雪人形のある山に向かいました。星の綺麗な夜でした。そして、何時間もかけて溶けかかった雪人形の修繕を行いました。墨汁の涙を削り取り目も入れ直しました。そして、家に戻ってみると、あの転校生が玄関前に立っていました。もう黒い涙は、流れていませんでした。それどころか転校生は、前より美しくなっていたような気がしました。

「ありがとう」
「いや」
「これで少しだけ時間が出来たよ」
「時間?」
「うん」
「本当は、出てきちゃいけなかったんだけれど、山から出てきちゃったんだ。でも、もう春だし帰らなきゃ」
「帰るって?」
「佐藤君は春が好き?」
「雪国の人間で雪が好きな奴なんているもんか。あ〜あ、早く春がこないかな」
「そうだよね」
「・・・・」
「でも、私は冬が好き。それも雪に埋まった銀世界が」
「・・・・」
「今夜は、星がきれいだね。きっと明日は青空だよ。だからちょっとだけ早起きして雪の銀世界を散歩してごらんよ。きっと1年で一番美しい風景が見られるはずだよ。春よりも、夏よりも、秋よりも美しい風景がみられるよ。本当だよ。雪が景色を十倍美しく見せてくれるんだ。草木の緑や、燃える紅葉よりも、もっと美しい景色を雪が見せてくれるんだ。どうしてか分かる?」
「どうして?」
「白い雪が、青い空をつくるから」
「?」
「白い雪が、青い空をつくり、その青い空が、お日様の光を大空いっぱいに覆い、そして、すべての景色をお日様の光でキラキラと輝かすから」
「・・・・」

DSCN2226.JPG

「みんな気がつかないでいるけれど、冬は、雪のおかげで、お日様の光が一年で一番キラキラと輝くときなんだよ。だから何でも一番きれいにみえる時なんだ」
「へえ〜」

IMG_5909.JPG

「ところで、やっと話ができたね」
「・・・・」
「佐藤君は、学校ではあまり口をきいてくれなかったね」
「それは、お前が、大きな目玉で俺の顔をのぞきこんたりするから。クラスの連中も冷やかしてくるし」
「でも、その大きな目玉を造ったのは、佐藤君だよ」
「と言うことは、やっぱりお前は雪ん子?」
「うん」
「じゃ、春になると消えてしまうのか?」
「そういうことに・・・・なるのかな」
「大変だ、今のうちに冷凍庫で氷をたくさん造っておかなきゃ」
「アハハハハ、そんなことしなくても大丈夫よ」
「どうして? あの雪人形が溶けたら、お前は死んでしまうんだろう?」
「そんな心配はいらない。もう帰るんだから」
「え? だって・・・・」
「じゃ、明日、雪の野原で」
「おい待てよ!」

 転校生は闇の中に消えてしまいました。

つづく

↓この物語の続きを読みたい方は投票を

人気blogランキング





posted by マネージャー at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする