いや、
あれは手作りなんてものでは無かったかもしれません。
そんな豪勢なものではなく、
あえて言うならば
『ハンドメイドチョコ』
とでも言うのでしょうか?
あれは、ふつーに、
どこにでも売っている分厚い、平凡な板チョコでした。
二木の菓子で売っている安売りチョコぽかった。
一目見ただけでは、どこが手作りなのかよく分からなかった。
しかし、包みを開けてみると、
その板チョコには、
『人情』
という文字が彫刻刀で彫られていたのでした。
おお、これぞまさしく
義理と人情のチョコレートだ!
と叫んだ私でした。
(15年前のお話です)
当時の私は、
「人情」がプラスされている分、
「義理」だけよりも嬉しい気がしたものでした。
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