三笠フーズ、事故米転売、架空取引繰り返す
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080906-OYT1T00812.htm
米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)がカビ毒や残留農薬で汚染された「事故米」を食用に転売していた問題で、同社が佐賀県唐津市の仲介業者との間で事故米の架空取引を繰り返していたことが11日、佐賀県の調べで分かった。事故米を流通させる手口の一つとみられ、同県はこの仲介業者についても調べる。
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以上、引用おわり。
いや〜世も末だねえ。
今回の汚染物質は、アフラトキシンですが、その危険性は、以下のとうり最強の毒物みたいです。
毒物 体重1kgあたり致死量
サリン 100mg ガスの場合
メタミドホス 7.5mg 冷凍ギョウザ、三笠フーズ米
青酸カリ 4.4mg
アフラトキシン 0.0006mg 三笠フーズ米
自然界における 「最強の発がん性物質」 アフラトキシンB1
(0.0015ppm = 10億グラム中に1.5グラムの濃度で、100%発癌)
に汚染された毒米が、10年以上に渡って食用として転売されていました。
波紋は広がっているようです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080906-OYT1T00812.htm
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さらに衝撃的な話。
そして西日本を中心に流通していたと見られる汚染米ですが、西日本の肝臓癌死亡率は東日本と比べて非常に高いのですね。また、新潟や北海道などの米所は西日本と比べて約5%も低い。今回の汚染米が人体に与えた影響が懸念される・・・という衝撃。
http://ganjoho.ncc.go.jp/resources/graph_database/images/OSV1098_08_2005.jpg
http://ganjoho.ncc.go.jp/resources/graph_database/images/OSV1099_08_2005.jpg
こうなると殺人罪にあたりませんかね?
もう、安ければ良いという考えは捨てた方が良いかもしれませんね。
安全が一番ですよ。
つづく
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