夏の沖縄などに1ヶ月くらい滞在していると
黒人のように真っ黒になるのです。
まあ、それは良いとして、20年前の話です。
1年ほど海外を放浪したときのことですが、
まず最初に東南アジアを回りました。
そこで真っ黒になったのですね。
そして、アラブ・アフリカ・ヨーロッパと回ったのですが
ますます真っ黒になったので、ヨーロッパに着いたころには
誰も日本人だと思ってくれなかった(orz)
のです。
まあ、それは、それで良いのですが、
手続きか何かでパスポートを見せるこちとになると
日本人であることが相手に伝わり
態度が豹変する
ことが数知れずありました。
どうやら日本人は評判がいいらしい。
日本人というだけで、
相手の態度がコロッと変わったのを何度もみましたから。
まあ、それは、それで別にいいんですが、
問題は、私が、黒すぎて、日本人に見えないことなんです。
いや、別に、どんな人種差別を受けたって気にはしませんよ。
こっちは海外旅行しているわけだし、
そうことは最初から想定内なんです。
でも、5分くらいで、相手の出方がコロリかわる毎日が続くと
変な違和感を感じてしまう。
「パスポートは水戸黄門の印籠かよ!」
と脱力してしまう。
あからさまな敵意の視線が、
どうぞ、どうぞと来られるとへこんでしまうのです。
特に喫茶店では、ウエイターが、
「・・・・、サー」
と敬語を使いながらも、怒っているような態度で
座ったばかりの席をどかされて、別の席に移動させられた後で
こっちが日本人だとわかると、急にニコニコされても
脱力してしまって話に乗れません。
しかし、そのうち自分の日焼けの色が褪せてくると、
そういう事件は、おこらなくなりました。
でも、なんか変な気分になったのです。
この何とも言えない変な
気持ちはいったい何であるのかと!
つづく
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