2009年05月11日

榛名高原・相馬岳ハイキング

榛名高原・相馬岳ハイキングに行ってきました。

榛名山は、関東地方の北部の群馬県にある上毛三山の一つで、古来山岳信仰を受けてきた山です。ですから途中、たくさんの石仏があります。そして山の南西麓に榛名神社が祀られています。

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 榛名湖の東側に位置する相馬山は、榛名山外輪山の中では2番目に高い山で、登山口は関東ふれあいのみちから分かれて登っていきます。頂上からの見晴らしは、北側よりも南側が開けていて、関東平野が一望できます。

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 山頂にはカルデラ湖である榛名湖と中央火口丘の榛名富士があります。6世紀前半に約30年の間隔を空けて大きな噴火をしたと見られています。中央のカルデラと榛名富士を最高峰の掃部ヶ岳、天目山、尖った峰の相馬山、二ッ岳、典型的な溶岩円頂丘の烏帽子岳、鬢櫛山などが囲み、更に外側にも水沢山、鷹ノ巣山、三ッ峰山、杏が岳、古賀良山など数多くの側火山があって、非常に多くの峰をもつ複雑な山容を見せています。

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 榛名山に関係する伝承では、巨人ダイダラボッチが、富士山、浅間山、榛名山を競争で作り、あと一息というところで富士山のだいだらぼっちが勝ったという民話や、榛名神社が諏訪神社から井戸を通して食器を借りたという民話や、弘法大師が杖を刺して井戸を掘ったという民話が残っており、山岳信仰が盛んだったことをうかがわせます。

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 クサリと鉄はしごが用意されています。この鉄はしごはかなりの高さがあり、足がすくむ人がいるかも知れません。ここを超えると今度は手摺のある鉄はしごが出現します。はしごを過ぎ、登山道は急な岩場が続きます。

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山頂は360度のパノラマですが、景色は木々の間から覗く程度です。

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つづく

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posted by マネージャー at 18:07| Comment(8) | TrackBack(0) | 榛名・伊香保 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする