すばらしいレンゲツツジです。
レンゲツツジは、群馬県の県花です。
そしてレンゲツツジは減少しつつある植物の1つです。
今回のツアーは、触る、ふれるに
こだわってみたようですね。
かつては湿原と周辺山地の境界部や放牧地、やや湿った明るい二次林の中などに普通に見られたものでしたが、現在は確実に減少しています。おそらく放牧の現象と関係があると思われます。レンゲツツジは有毒植物であり、家畜が食べません。
昔、広島県の放牧地にレンゲツツジの群生地がありました。これは珍しいとの事から天然記念物として指定され、保護のために牛の立ち入りを禁止してしまったら、レンゲツツジは衰退の一途をたどってしまったという笑えない話があります。
ただ、レンゲツツジが、放牧によって増加した植物であるようなイメージがありますが、昔はシカやイノシシなどの大型哺乳類が多数生息した時代もありますから人為の植物というわけではありません。
つづく
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