2009年07月10日

業界裏話9

つづきです。

8.ツアーに参加する。

 北軽井沢ブルーベリーYGHに限らず、多くのユースホステルでは、ガイドツアーをやっています。といっても、旅行営業をしているわけではなく、なんとなく友達感覚で、とっておきの穴場を案内しているのが現状です。こういったユースホステルツアーに参加すると、けっこうコミュニケーションがとれるのです。で、楽しいんですよ。

 まず、車移動。
 移動時間中に、いろいろと面白い話が聞けたりしますし、
 運が良ければ、カモシカやウサギなどに出会えます。
 一人で道を探していたら、こうはいかない。
 道を探すのにアップアップで、どうにもなりません。

 あと、ハイキングの時など、いろんな人が気をつかってくれます。たとえば、荷物をもってくれる人がいたり、わざと「疲れた」と音をあげてくれる人がいたりする。誰かが「疲れた」と言ってくれると、周りが元気になることを知ってて言ってくれる。甘い物を出してくれるひともいるし、飲み物を出してくれる人もいる。でも、それよりも嬉しいのは、自然を解説してくれる人がいたときや、元気や笑いをくれる人がいたとき。

 そして温泉。
 ツアーが終わると、たいていみんなで温泉に行きます。
 これが気持ちよいのです。

 最後に北軽井沢ブルーベリーYGHの食堂へ!
 ツアー後に、ユースホステルで御茶を飲みます。
 そして一息ついてから帰路につきます。



9.相性の悪い人に出会ったときの対策

 最後にユースホステルで、もし、相性の悪い人に出会ったときの対策を教えておきます。一番良いのは、マネージャーに相談することです。はやめに相談すれば、マネージャーも何か手をうてるかもしれません。例えば、食事のテーブルを指定席にするなどです。マネージャーに言いにくい場合は、同室の人に相談するのもよいかもしれません。それでも不安なら、お金はかかりますが、個室プランを選ぶのが一番です。個室なら部屋に逃げ込めばいいわけですからね。

 しかし、そんな心配は無用かもしれません。私は、7年間、ペンションとユースホステルの二軒を営業してきましたが、ペンションとユースホステルを比較した場合、ユースホステルの方が、御客さまの御行儀が良いことを体験をもって知っています。あまり変な御客さまは、いないというのが真相です。

 また、そうならないように、あらかじめ、御客さまを断るケースも多々あります。例えば、幼児連れの御客さまは、全体の3割を越えないようにするとか、大勢の団体様が来られる時は、個人の御客さまに了解をえてから予約をうけるとか、イビキの大きい御客さまは、できるだけ離れた部屋割りにするとか、宿側も、いろいろな工夫をしています。ただ、混雑しているときは、そういう工夫が出来ないケースもありますね。

つづく

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング




posted by マネージャー at 03:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする