トムラウシ山遭難事故に思う11+α
■Yさん
>高齢者の方はスピードに波がなく、持続性に優れますが、
>ピークパワーにはやはり欠けると言う事でした。
これは女性にも言えることですね。
>ガイドは恐らく従来も同じようなプランであれば、
>今までも強行プランであったはずですから、
>経験上ピークを越えて下りに持ち込めば
>あの年代ならではの持続力で何とかなると思ったのかななどと考えてみました。
これは新説ですね。面白い発想です。
こういうイフは、検証に値しますね。
>ところが、カロリー補充が不十分で、風と寒さでガス欠(低体温)となり、
>そうなった順に倒れたと考えると、得心がいきます。
同じ条件で静岡のパーティーが、遭難しなかった理由を考えると、
カロリー計算の問題かなと思った次第です。
ただし、これだけが原因ではなく、複雑な要因が重なっている気がします。
■俊にゃんさん
>しかしその場にいた時に自分なら何ができたか考えてしまいます。
登山は、ミスを減らした方が生き残るという点で、将棋に似ています。
できるだけミスを少なくすることが大切ではないでしょうか?
例えば、信号無視して、死んだとして、後から
「信号を無視したのが失敗だった」
というのは、後知恵ではありませんよね。
将棋に定石があるように、登山にも定石があります。
それを覚えることが大切だと思います。
それから、まず落ち着く。そして冷静になる。で、よく考える。
(しかし、これが中々難しいんだが.....)
あらかじめカロリーの知識を知っていたら、それなりの対処ができます。
登山は、体力戦のように見えますが、頭脳戦の一面もありますからね。
■ばあばさん
>確かこのツアーの生存された人の中には、
>道中に栄養補給をしつつ歩かれた女性がいたはずです。
>中日新聞だったかの記事にありました。
その人は、山を知っていた可能性がありますね。
>彼女は同行の人にも勧めたそうですが、
>ほかの方々はそれどころではない心境だったようです。
せめて、アミノバイタルプロを飲んでいれば。
それもゼリーのやつを!
ゼリーだったら飲みやすいんです。
>医師の方の低体温に関する記事です。
>
http://www5.ocn.ne.jp/~yoshi515/teitaion.htmlこの記事、すごいです!
この記事に書いてあることと、
トムラウシでおきたことは、ピッタリ一致しています
コピーして、うちのスタッフにも持たせます。
皆さんも、コピーしておいた方が良いです。
これは、「登山の医学」J.A.ウィルカーソン (著), 赤須 孝之 (翻訳) にも載ってなかったなあ。
■よしき
>よく登山は科学であると言われてますが、まさに、そのとうりです。
科学と言うより、失敗学ですね。
私たちは、今回の事故を貴重な教訓として
犠牲のない登山を目指したいです。
■わんたろうさん
>新田次郎氏著「孤高の人」において、加藤文太郎さんは
>「常に腹が満たされていれば凍死しない」という持論から、
新田次郎は、私の愛読書です。奥さんの藤原ていさんの著作も大好きです。
新田次郎さんと、奥さんが結婚前にデートしていた時、流れ星が流れました。
奥さん(藤原てい)は、「消えてしまった」と呟きました。
すると、新田次郎さんは、
「消えていません、エネルギー普遍の法則というものがありまして・・・」
と理屈を滔々と述べたそうです。
奥さんは、ロマンチックの片鱗もないと、ガックリきたそうです。
しかし、この理屈っぽさが、大名著を書き上げたとも言えますね。
■クリフハンガーさん
>
http://hbb.amary-amary.com/calc_ex3.shtmlこれまた便利なものがあるんですねえ。
さっそくお気に入りに入れました。
ダイエットの参考にさせていただきます。wwwww
>
http://sport.edu.ibaraki.ac.jp/semi/2006/resume/27yoshinaga.pdf すでに、こんな報告があったんですね。
知りませんでした。勉強になります。
■きたむら玄堂さん
>朝日新聞の本多勝一、武田文男の山岳遭難の記事は好きでした。
私も武田文男さんは大好きです。
というか、かなり影響をうけていると思います。
つづく。
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posted by マネージャー at 01:38|
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