2009年08月31日

また土地を購入しました。

280坪ほどですが、また土地を購入しました。
(友人との共同購入です)
秋には伐採して整地を行い、
ここにバイク置き場と、駐車場を作りたいと思います。
北軽井沢ブルーベリーYGHの
大きな看板も設置したいですね。

あと、北軽井沢の案内掲示板も作りたいなあ。

そして、もう一つ朗報。
うちの隣の土地、約千坪を自然公園というかたちで
無償で使わせてもらえることになりました。

千坪ですよ、千坪!

この秋は、千坪の自然公園を作ろうと思います。
木々に、名前と特色を書いたプレートを作り、
簡単な遊歩道を設置したいと思います。
野鳥の巣箱も、三十箱くらい設置する予定です。
もちろんヤマネの巣箱も置きます。
ところで自然公園の名前ですが、
「加藤さんの森(持ち主が加藤さんなので)」
「風の森」
「雛の森」
「西の森」
なんてのを考えていますが、どんな名前がいいかなあ。

つづく。

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posted by マネージャー at 22:37| Comment(3) | TrackBack(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

好評だったので2001年の写真を公開

2001年の写真です。
2001年といえば、北軽井沢ブルーベリーYGHが、正式にユースホステルになった年ですので、私は、この写真の旅に参加していません。北軽井沢ブルーベリーYGHで、せっせと接客していました。つまり、北軽井沢ブルーベリーYGHは、私一人で回していたんですよね。もちろん嫁さんもいません。一人で、送迎から、ツアーから、食事から、お茶会までこなしてました。一人で全部やるのは辛かったなあ。

まあ、そんなことは、どうでも良いとして、今から8年前の写真を紹介します。8年前のユースホステルの雰囲気が分かるかと思います。こんな感じでユースホステルで旅が行われていました。

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ちなみにこれは
カワヨグリーンユースホステル
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ラズベリーYHの曽原マネージャーです。
この頃は、バリバリの旅人でした。
だから、旅人の気持ちが分かる。
ラズベリーYHの人気は、そういうところにあると思います。

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つづく。

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posted by マネージャー at 21:16| Comment(4) | TrackBack(0) | 古い写真を発掘したみた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月30日

星の町、臼田の宇宙空間観測所

臼田宇宙空間観測所に行ってきました。
臼田は、星の町です。

ここには五稜郭があります。
星の形をした城です。
そこで村おこしの一環として、宇宙空間観測所を誘致したんですね。

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この観測所では、惑星や彗星のような天体に接近して観測を行っている深宇宙探査機に向けて動作指令を送信したり、探査機からの観測データを受信しています。

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ここの展示は、天文マニアには、垂涎するほど面白いです。

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ちなみに大型パラボラアンテナの総重量は1980トン。
このような大型アンテナは、海外でもアメリカのNASA、
ヨーロッパのESAとロシアのIKIが保有しているのみです。

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車がないと行けないので、いつかツアーを出してみましょう。


つづく。

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posted by マネージャー at 23:27| Comment(5) | TrackBack(0) | 佐久 中山道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

閼伽流山と明泉寺ツアー

まず閼伽流山(あかるさん)と明泉寺ツアー
参加者は3名。

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佐久市香坂の閼伽流山麓にある閼伽流山明泉寺。平安朝初期、天台宗慈覚大師が諸国を巡錫した際に建立されたといいます。その頃は、香坂一帯が湖であり、その風光が比叡山から琵琶湖周辺の景色に良く似ていたため、閼伽流という名がつけられたと伝わります。
(※閼伽は、「清らかな水」の意)

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こんなコースです。
比叡山を思い出します。
シルマンウォークの候補にしても良いですね。

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場所は、佐久のパラダの近くです。
深山幽谷を思わせる場所です。

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 ここは、仏道修行の霊地として知られ、観音堂脇の岩間から清冽な泉がわき出ています。冷水(閼伽)が流れる山ということから閼伽流山の名が生まれました。同寺がある閼伽流山は信仰の山として知られ、山腹の切立った崖下には、千手観音堂や鐘楼、無数の石仏群があります。この石仏は、西国33番、秩父34番、坂東33番の百観音石仏で、伊那高遠の石仏師が彫ったとされます。長い歳月風雪にさらされ、文字などは判別しにくいですが、逆に丸みを帯び見る者の心を和ませてくれます。

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 大正12年8月に当時摂政宮であった昭和天皇も行啓。ふもとの明泉寺から百体観音のある観音堂まで30分のハイキングコースとなっており、歌碑や石仏があります。更に、5分で登れる仙人ヶ岳は佐久平一望の展望台で、昭和天皇が野点をされたところ。大正12年8月に当時摂政宮であった昭和天皇も行啓。閼伽流山の名を一躍有名にしました。

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つづく。

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posted by マネージャー at 23:11| Comment(4) | TrackBack(0) | 佐久 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月29日

真田本城

真田本城

ここに来ると難攻不落のすごさがわかります。

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真田軍団こそは、戦国最強の軍団でした。それが証拠に
武田信玄の部隊の中でも、最も強く、
上杉の領土を次々と侵したのが真田軍団だったからです。
この真田軍団をもったから武田信玄は
強かったと言われているくらいです。

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しかし、真田軍団が有名になったのは、第一次上田合戦で、二千の兵力で徳川軍七千を破ったことでした。家康は、この真田軍の強さに驚いて的にしたくないので政略結婚をしかけます。

次に驚かせたのは関ヶ原の戦いです。上田城で徳川秀忠率いる3万の軍勢をわずか二千で迎え撃ち、秀忠軍が関ヶ原の戦いに間にあわなかった原因を作りました。

そして大阪城の攻防戦で大活躍。淀殿がいなければ、豊臣軍が勝ったかもしれないとも言われ、島津軍が「真田こそ最強」と絶賛したとも言われています。その真田氏発祥の地が、ここだと言われています。

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このような山城にもかかわらず、水源があり、
守りやすい城を造ったところが真田氏のすごいところです。

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そして真田氏のすごいところは、親から孫兄弟まで、一族全員が優秀であったことですね。そして、その真田の末裔は、嬬恋村にしっかり根付いており、嬬恋村を支配する人々も、先祖をたどれば真田氏だったりします。選挙になれば、村長は必ず、嬬恋村西部(旧真田)出身者でないと当選しないと言われているくらいです。嬬恋村東部(北軽井沢方面)は、絶対に勝てないとも言われているくらいです。

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これは、買い物にしても同じで、嬬恋村西部(旧真田)は、上田に買い出しに行き、嬬恋村東部(北軽井沢方面)の住人は、軽井沢に買い出しに行きます。婚姻に関しても、嬬恋村西部(旧真田)の人が、県を越えて真田に嫁に行ったりする例が、みられるそうです。まあ、このあたりの事情は、よそ者である私(新潟県出身)には、ちょっと分かりにくい部分があるので、今後も調査を続けていきたいと思っています。

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つづく。

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posted by マネージャー at 22:29| Comment(0) | 真田 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

真田の郷、角間渓谷

昔から鬼が住むといわれた秘境。
角間渓谷を紹介。
シルマンウォークの候補地にしてもいいですね。

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ここは、猿飛佐助が修業した場所ともいわれており、
忍者の秘密基地だったらしい。

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すごい階段を上っていくと

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こんな社があります。
岩谷観音です。

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 角間渓谷には長さ20メートルに及ぶ天狗の欄干橋をはじめ鬼が城、男石、百間長屋、猿飛岩、鬼の門、獅子の牢、鞍外しの岩等、奇岩怪石が多いところです。昭和61年には森林浴の森日本百選に選ばれました。

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つづく。

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posted by マネージャー at 16:17| Comment(0) | 真田 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ちょっと面白い円満寺

ちょっと面白い円満寺を紹介。

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 このお寺は、康治2年(1142)興教大師の創建。
 現在の建物は延享4年(1747)に再築されたもの。

 さて、どこが面白いかと言いますと、
 お寺の裏にある神社の狛犬が、

牛なんですよ!
狛犬ならぬ狛牛!


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あと、こんなお地蔵さんが。
ミイラのように布がグルグル巻いている。

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で、隣に、こんな文字が。

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でもって、六地蔵が。

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そして、圧巻。

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佐久市岩村田荒宿430
0267-67-3886

つづく。

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posted by マネージャー at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 佐久 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シルマンウォークのお知らせ

シルマンウォークのお知らせ

ユースホステル誕生100年を記念して
9月12日にシルマンウォークがあります。

場所は、まだ検討中ですが、希望があればリクエストに応じます。
現在2名の参加が決まっています。
皆さんの参加をお待ちしています。

なお、金・土の連泊で、シルマンウォークに参加される方は、
金曜日の素泊料金が1000円です。
(食事付だと1000円+食事代になります)

当日参加の方も、歓迎です。
打ち合わせの上、現地合流致しましょう。

雨天時は、温泉&グルメツアーに変更になります。
小雨の場合は、歴史散策&温泉ツアーに変更です。

つづく。

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posted by マネージャー at 08:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月28日

千古温泉

秘湯です。あれ、こんなところにあるの?
という町外れ。
田んぼの中に看板があって、施設はみあたらない。

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で、川におりてみると、川縁にひっそりとあります。

長野県上田市真田町長6395-1
TEL 0268-72-2253 駐車場 25台
定休日 毎月20日(土日祝の場合は翌日) 宿泊施設 あり
料金 大人=500円、小人=250円 営業時間 10:00〜20:00 <

単純硫黄温泉、源泉温度24.4℃
効能 消化器病(胃腸病)、皮膚病、神経痛、糖尿病、婦人病

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遠くに千古の滝が見えます。

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川底は岩盤。

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つづく。

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posted by マネージャー at 14:45| Comment(0) | 真田 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

千古の滝

真田十勇士の一人、霧隠れ才蔵が修行したと言われている滝が
千古の滝です。

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真田は、シルマンウォークで歩きたい場所です。
次のシルマンウォークの候補地にあげてもいいですね。
その場合は、上田駅で集合か?
それはともかく、この千古の滝は、
江戸時代に温泉だったらしい。

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富士見の風呂として、おおぜい入りに来たらしい。

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で、この近くにあるのが千古温泉。
ひなびた秘湯です。

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ちなみに川底は、1枚の岩盤であるために
あまり石ころがみあたりません。
石樋のような川になっています。

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つづく。

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posted by マネージャー at 14:31| Comment(2) | 真田 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

揚羽屋

超有名店です!

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小諸駅から徒歩1分の場所にあります。
テレビで何度もソースカツ丼を紹介されている店。

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しかし、
おしゃれな店を期待してはダメ。
田舎の大衆食堂ですから。


論より証拠。
ほれ!

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お世辞にも、きれいな店とは言い難い。

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しかし、ここのソースカツ丼は、
どっちの料理ショーで紹介され
一時期、大行列が出来たこともあった。
しかし、店主は、大衆に迎合せず、昔のままカツ丼を作り続けた。
店の改築もしなかった。
昔のママに変えなかった。

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この店は、貧乏時代の島崎藤村が愛した店で、
藤村の文章にもよくでてきます。

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島崎藤村が明治30年代に信州小諸で過ごしたときに『千曲川スケッチ』にも紹介されている郷土料理店。名物の「一ぜんめし」は、今も藤村が食べた当時と変わらぬ味わい。

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そして、藤村時代の昔のメニューも、
味を変えずにそのまま、残っています。
もちろん美味い地酒も飲める。

オフシーズンに嫁さんをドライバーにして
飲みにきたい店です。


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で、今回は、ソースカツ丼を注文。

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これをみたとき、
「あちゃ、今回は外したかな?」
と一瞬、落胆しました。
あまり美味そうに見えなかった。
ソースがかかりすぎて、グジャグジャになっていると!
とこが・・・・・・!

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う、うまい!
サクサクだ!

(ダブルカツ、これで700円)

これ、どうやって作っているのだろう?
カツがサクッと煎餅のように堅い。
これだけソースがかかっているのに。

ここまで固く揚げると、肉も固くなるはずなのに
肉はジューシー。
考えられるのは、冷凍肉を衣につけて揚げることだが、
そうなると肉を叩く作業ができないので
肉が固くなってしまうし、筋切りしないために
カツが曲がってしまう。

謎だ!

しかし、この店、ただものではないなあ。
でも、綺麗な店で食べたい女の子には向かない店。
私のようなオヤジ向きの店です。

次は、島崎藤村の愛したメニューに挑戦したい。


つづく。

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posted by マネージャー at 10:40| Comment(3) | TrackBack(0) | 小諸市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月27日

今回は四阿山2

今回は四阿山2

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すごく良い天気ですね。
青空が素晴らしい。

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つづく。

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posted by マネージャー at 22:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 四阿山・バラギ高原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月26日

リヒャルト・シルマンデー

今日は、シルマンデーです。
今日は、ユースホステル百歳の誕生日!


 リヒァルト・シルマンは、1874年5月15日に生まれました。
 父は、教師でした。彼は、学校で遊びながら大きくなりました。

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 17歳の時、ケーニスベルクの近くにある師範学校に通いました。そして、1892年、修学旅行に出発しました。生まれて初めて『山』を見たシルマンは、感激のあまりに、地面に手をあててみたり、岩が本当に石からできているのかと岩肌をたたいたりしました。

 シルマンの生まれた東プロシアには山が無かったのです。そんな青年たちが山を見たときのショックといったらありません。島育ちの私も、生まれて初めて北アルプスを歩いたときに受けたショックがありますから、シルマンの気持ちはわかります。

 シルマンたちは、この徒歩旅行にうけたショックを引きずりました。彼らの人生観は、旅行前と全く変わってしまったのです。もう息苦しい教室の授業には戻れなかったのです。不平不満の声があがり、学生の間に広がり卒業を直前に、デモになり、シルマンは、放校処分になってしまったのです。

 しかし、そんなシルマンに手をさしのべた先生もいました。地理の先生でした。その先生は、シルマンに家庭教師の口を斡旋し、ドレベナウの地主(貴族)の家庭教師になることができました。そしてシルマンは、10人の子供の面倒をみることになり、学習計画の作成も全くの彼の自由にまかされたのです。

 シルマンは、特別なカリキュラムを組みました。家の馬車に乗って遠足にでかけ、歌を歌ったりしました。それは、まるで映画『サウンドオブミュージカル』のような世界で、教師にとってのパラダイスでした。よき時代のドイツには、こんな家庭が、あちこちに存在していました。子供たちに家庭教師を雇い、家庭教師は、子供たちを歌と遠足で、のびのびと育てていたのです。こういう環境が存在する国に、ワンダーフォーゲルとユースホステル運動が生まれ発達したことは、偶然ではありません。

 シルマンは、教員資格の勉強をコツコツと行いました。
 そして、一年後(1895年.明治27年)。教員認可試験に合格。

 シルマンは、マスリアの小学校の先生に任命されました。人びとはスラブ方言を使っていました。生徒60人中、ドイツ語を話すのはわずか4人。全く言葉が通じないのです。

 そこでシルマンは、郊外に出て、子供たちと一緒に遊び、歌をうたい、あるいは郊外の散歩につれだし、ある時は、ドイツ語の授業、ある時は算数の授業を行いました。

 自然物の全てが教材であり、
 全てが教科書であり、
 全てが教室でした。

 こうやってシルマンは、森と湖に恵まれた広大なこの土地に、3年間すごした後、さらに3年間ケーニスベルク近辺の小学校で教師をしました。そして、窮屈な教室から野外へ子供たちをつれだしました。教室では得られない自然の歴史、地理を学びました。これをシルマンは、『移動学校(ワンデルンデ・シュール)』と呼びました。そして、この移動学校から、ユースホステル運動が誕生するのです。

 1901年。シルマン、27歳。
 彼は、ルール地方の中心地ゲルゼンキルヒュンで教職につきました。

 シルマンは、公害の巣窟である都市にすむ子供たちに、ラインを流れる機械の部品のように学校という工場で量産されつつある子供たちに、ワンデルンデ・シュールを実行したいと願ったのです。そして、町からほんの2〜3キロ離れたウェストファリアンの丘まで子供たちを遠足につれていきました。幼ない子供たちの瞳は輝き、よろこびのあまり歓声をあげました。

「わあッ、魚だ」
「ほんと、生きた魚だよ!」

 なんと、ルールの子供たちたちは、これまで生きた魚を見る機会さえ、めったになかったのです。これが明治36年のドイツのルール工業地帯の現状でした。

 1903年。シルマンは、アルテナの学校に転勤しました。

 アルテナは、樹木の豊かな清々しい町でした。今までいたルール工業地帯の都市とは大違いでした。しかし、このような恵まれた環境に住みながら、町から一歩も踏み出したことのない子供が多かったことには驚かされました。
 どんなに緑の豊かな地方においても、産業革命と近代化の進んだドイツでは、子供たちが自然のフィールドで遊ぶということは起こりにくかったようです。
 そして、それは、今日の日本でも同じかもしれません。緑豊かな田舎に住んでいる日本の子供たちでも、自然のなかで遊ぶ子供たちは少なく、むしろ家から一歩も出ないでパソコンゲームばかりしている子供たちが多かったりします。つまり、当時のドイツも、現在の日本も同じようなものであるのかもしれません。

 シルマンは、ドイツの田舎町で、ワンデルンデ・シュールを実施することにしました。

「こんもり繁ったぶな林で歌をうたう方が、教室に閉じこもったままの勉強より二倍もすばらしい。地理や自然の歴史の勉強は、こんなふうに田園地方を探索することで十分だった。それにまた、子供たちのよろこびようは大へんなものでした」
(シルマン談)

 けれど、一つ問題がありました。

当時は、適当な宿泊施設が無かったのです。

 そのためシルマンは、宿泊所の確保に四苦八苦しました。
 あちこちに無料の宿泊施設の提供を求めて手紙を書きました。

「納屋でかまいませんから子供たちに貸してくれませんか?」

 1909年の夏、シルマンは、アルテナを始点にライン川沿いにアーヘンの丘陵地帯を抜ける8泊徒歩旅行を計画しました。

 第一日目、一行は納屋に泊りました。そこは、とても快適で、農家の主人の親切な心くばりで毛布までも用意され、プラムに新鮮なミルクまで出されたのでした。

 第二日目。8月26日。

 一行は、風雨の激しい最中、ブレール・バリィにたどりつきまとた。そしてシルマンは、農家に納屋を利用させてくれるよう頼みましたが、その家の主人は、協力をことわりました。それでもどうにかこうにか、ワラを少しだけもらえないかとたのみ、わずかばかりのワラを携えながら、シルマンと子供たちは、村の学校をたずね、ようやく先生の奥さんの許可を得て、そこに泊ることができました。

 嵐は、一晩中続きました。雷鳴、稲光、強風、豪雨、雲とそれはさながらこの世の最後を思わせるほどでした。もし、村の学校の奥さんに断られていたら、シルマンと子供たちはどうなっていたでしょうか? まさにシルマンの旅は『冒険』そのものでした。

「こんな事は繰り返されてはならない」

 子供たちが眠っている間、シルマンの脳裏に稲妻が走りました。
 そして天空にも稲妻が走っていました。

「そうだ、ドイツ国中の学校が、休暇中、宿舎(ホステル)として提供されれば、こんな危険な目にあわなくてすむ。学校を利用すれば、子供たちのために、安全で簡素で格安な『ユース・ホステル』を作れる! そうだ、ユースホステルを作ろう! ドイツ中の学校に呼びかけて、全国にユースホステルを作るんだ!」

1909年。アーヘンへの旅行第二日目の8月26日の夜。
ブレール・バリィで宿泊所の欠乏に気付いたその日こそ、
ユース・ホステル運動が誕生したのです。


8月26日は、そんなシルマンを忍ぶ、
シルマンデー(ユースホステルの日)として、
ユースホステルの創始者リヒァルト・シルマンを
記念する日となっています。


そして、今日が、ちょうど100年目なんですよ!

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リヒャルト・シルマンを詳しく知りたい人は、
下記サイトをごらんください。

http://www.shiruman.net/


つづく。

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posted by マネージャー at 11:50| Comment(3) | TrackBack(0) | ユースホステルの話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日は、ユースホステル百歳の誕生日!


今日は、ユースホステル百歳の誕生日!


ユースホステルが誕生してから、
明日で、ちょうど100年になります。
リヒャルト・シルマンが、
100年前の8月26日に
ユースホステルを思いついたのでした。


記念に10年前のユースホステルの旅風景をアップしてみました。
写真は、月刊『風のたより』に掲載されたものです。
白黒なのは、そのせいです。
当時は、デジカメなんて便利なものはありませんでした。

もっと大画面で見たい人は、『風のたより』のホームページから
購読手続きを行ってください。
http://www.kaze.cc/tayori/
写真は、1999年前後のものです。


まず、色即ぜねれいしょんのロケ地になった天橋立ユースホステル。
宇和島ユースホステルのマネージャーが、
10年前の姿で写っています。
この時は、ユースホステルで仲良くなった
アメリカ人女性を誘って一緒に京都旅行しました。
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これは改築前の宇多野ユースホステル。
インド人と、お友達になり
私の結婚式にもでてくれました。
一緒に北アルプスにも登りましたよ。
私の実家(佐渡)にも遊びにきてくれました。
ユースホステルには、こういった出会いがあります。
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これは、今は無き瀬の本ユースホステル。
懐かしいですねえ。
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これは、古川ユースホステル。
写真は、ペンションポプリのマネージャー。
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これは佐渡島。
魚を調達しています。
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山の中で、修行中の山伏に出会ったこともあります。
秩父の奥地(両神山)です。
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お父さんのかわりに赤ちゃんを背負ってハイキングに
行ったこともありましたね。今となっては懐かしい。
この頃の私は、100リットルザックで、
みんなの荷物をかたっぱしから担ぐのが趣味でした。
あげくの果てには、ひとさまの子供まで。
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この頃は、40キロ担いで山に登ったものだが、
今じゃ体重が30キロ増えてしまった.....orz。
20キロしか担げない.....orz。

ダイエットしよっと。

つづく。

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10年前、あの人は?

10年前、あの人は?

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追加写真
さて、変わった人はいますか?


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つづく。

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ユースホステル百歳の誕生日

ユースホステル百歳の誕生日!

2009年8月26日は、
ユースホステルが誕生してから、
ちょうど100年になります。


で、100年を記念して、
昔のホステリング(ユースホステル旅)風景を
アップしてみました。
10年前の1999年頃の写真です。

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こうしてみると、みんなザックで旅してますね。
手提げ鞄はゼロです。
ちなみに私も、どこかに写ってます。
嫁さんも写っています。
ラズベリーの曽原マネージャーもいますよ。

発見できた人は、えらい。


追加写真

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つづく。

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2009年08月25日

明日は、ユースホステル百歳の誕生日!

明日は、
ユースホステル百歳の誕生日!
ケーキを作って待ってます。
みんなで御祝いしましょう!


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ユースホステルが誕生してから、
明日で、ちょうど100年になります。

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リヒャルト・シルマンが、
100年前の8月26日に
ユースホステルを思いついたのでした。

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つづく。

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今回は四阿山1

今回は四阿山1

愛妻伝説の山です。
夫婦で登ると、永遠の愛が得られる山です。
ちなみに、これは愛妻の鐘。
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なぜ愛妻伝説の山かと言いますと
大和武尊が、この山の山麓で、
亡き妻を偲んで
「わが妻よ!」
と3度叫んだために
「わが妻山」
と呼ばれるようになり、それが訛って
四阿山になったからです。

ちなみに嬬恋村は、「わが妻群」となり「吾妻郡」になりました。

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何か発見したらしい。

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これが浅間山。
浅間とは、火山のことを言います。
古くは、富士山も浅間でした。
富士山の麓に浅間神社がありますね。

阿蘇山も、浅間ですが、
浅間とは書かずに、阿蘇と書いたのは、
訛ってしまったためです。

ちなみに愛妻の鐘を鳴らしていたのは、熊本出身の方でした。

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これは湯の丸山。遠くに蓼科が見えますね。

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ホシガラスが多いんだよね。
この山には、松ぼっくりが多いからねえ。
冬にそなえて喰いまくっています。
ちなみに、カラスに似てませんが、
鳴き声は、喉を潰したカラスの声に似ています。

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鎖場もあります。

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つづく。

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posted by マネージャー at 07:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 四阿山・バラギ高原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この二枚目男は?

この人は、いったい誰でしょう?
オープン当初、10年前の写真ですね。

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中島みゆきファンの人です。
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アップ写真。
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つづく。

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posted by マネージャー at 06:28| Comment(4) | TrackBack(0) | 古い写真を発掘したみた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月24日

業界裏話14 宿主の心を動かした御客様

業界裏話14 宿主の心を動かした御客様

私は、以前、ライダーさんに冷たかったと思います。
理由は、雨が降るとすぐに無断キャンセルされるからです。
専用のバイク置き場を作ってないし、
当然のことながら雨よけもありません。

あと、ライダーさんに冷たかった理由の一つに
他の御客様からのクレームが多いこともありました。

これは、どういう事かと言いますと、
ライダーさんは、朝早く出発する人が多いんですよね。
で、早朝からガタガタとうるさいので、同室の人が目を覚ますのです。

でも、これには、宿側にも対策があります。
ライダー同志で一緒の部屋にすればいい。

問題は、早朝からエンジンをかけて暖機する人がいることです。そういう人にかぎって大型バイクで暖機するので、全館の御客様が全員目が覚めてしまう。

 そこで、バイクの人に、できるだけ遠くの駐車場に留めるように指示するのですが、そういう人に限って玄関近くに留めたがる。つまり早朝から建物の近くで騒音を出したがる。おまけに、網戸ごしに排気ガスを館内に入れたがる。そして子供さんの遊び場に留めたがって、子供がバイクの下敷きにならないか、こちらをハラハラさせたがる。正直言いまして、バイクが多いと、宿主の胃がキリキリ痛むのです。

 しかし、北軽井沢ブルーベリーYGHがオープンして9年目。リピーターの御客様も増えました。そして。そリピーターさんの中には、当然のことながらライダーさんもいっぱいいます。そして、ライダーさんに対する偏見も薄れてきました。

 ライダーさんといっても、マナーを守らない人などは、千人に一人くらいです。大多数の人は、むしろ他の御客様よりも、礼儀正しくて優しいひとばかり。そしてユースホステルを心から愛してくれる人ばかりですね。ただ、その千人に一人の無法者が目立っちゃうのです。なにせ、全員を叩き起こしてしまうので、どうしても目立つ。朝食の話題となってしまうので.......。

考えてみれば、
これで一番迷惑するのは、
ライダーさんたちですね。



 話がむかわりますが、今年は大雨が多かったですね。
 台風もやってきました。そんな日は、

「今日は、ライダーさんが多いからキャンセル続出だな」

と観念しました。実際、キャンセルの電話がたくさんかかってきました。実際、すごい雨でしたからキャンセル料はとってません。

「あれ? ★★さんは? ★★さんはキャンセルの電話してこないの?」
「してこないねえ」
「どうしたんだろう? 大丈夫かな?」

私の心配をよそに★★さんは、食事の1時間前に到着しました。

「すごい雨でした」

とチェックインする★★さんに、タオルを何枚か持って行かせました。
こういう御客様には、
私は弱いんですよ。
胸が詰まる思いがする。

そして、せめてうちに大きな屋根付きのバイク置き場があったらなと思う。それがあれば、ずぶぬれになりながらバイクから荷物を下ろさずにすんだのにという思いがこみあげてくる。
「明日は晴れてくれよ」
と神様に祈りたくなる。

で、決心しました。
大きな屋根付きのバイク置き場を作ることを!
できれば、6台くらい置けるようにしたい。

 問題は、場所です。本当なら宿の近くに作って、早朝暖機を禁止したいところですが、禁止したところでマナーを破る人は、破るだろうから宿から離れた場所に造り、駐車場に傘を置いてしまうか? そのへんが悩みどころですが、とにかくバイク専用の大きな屋根付駐車場を作ることだけは決定しました。

 工事は、秋に予定しています。
 今、いろんな業者をさがしているところです。
 誰か良い業者を紹介してください。
 また良いアイデアがありましたら教えてください。
 ライダーさんのお知恵を拝借できればさいわいです。

 今考えているのは、カーポート2台分の屋根付き駐車場と、カッパを干すための小屋みたいなものです。この小屋は、冬はスキー板をしまえるようにできればもっといい。場所は、北軽井沢ブルーベリーYGHの裏の土地300坪を土井君と共同購入したので、そこに設置しようかなと。10月頃に伐採を始め、道路から直接裏に車とバイクが入れるようにして、カーポート2台分の屋根付き駐車場と、カッパを干すための小屋は、来年5月または6月頃に工事を行おうかなと思っています。

つづく。

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posted by マネージャー at 02:43| Comment(4) | TrackBack(0) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10年前の古い写真を発見!

10年前の古い写真を発見!
(リピーター以外の人、内輪ネタでごめんなさい)

いったい誰かと思いましたよ。

10年で変わるもんですねえ。
ま、こういう時代もあったと。

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ちなみに、まだ売れ残ってます。
だれか立候補はいませんか?

つづく。

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posted by マネージャー at 01:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 古い写真を発掘したみた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月23日

8月22日池ノ平ツアー

池ノ平ツアーの参加者は、1名だったので、夏の池ノ平のお花畑を中心に紹介してみます。ちなみに、これはパノラマライン。

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ここからが、池ノ平です。

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赤とんぼの代名詞、アキアカネですね。羽の模様でわかります。この赤とんぼは、暑さが苦手なので、7月に羽化したあとに、池ノ平湿原などの湿原のある山に避暑に行きます。秋になると産卵のために下界に降りてきます。

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まだ幼いマヒワ

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シジュウカラ

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つづく。

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posted by マネージャー at 20:24| Comment(3) | TrackBack(0) | 高峰−池ノ平湿原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あさまやまの鳴く頃に09

あさまやまの鳴く頃に09

ヘルパーを募集すると、たいてい遠くからやってくるものです。例えばヘルパー麻生さんは、大分県。ところが、隣町からヘルパーしに、やってきた人がいた!

ヘルパー小林さんです。
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こんな例は、全国300件のユースホステルでも、このヘルパー小林さんだけじゃないですか? こんな変な話は、聞いたことがありません。隣町ですよ、隣町(東御市)。で、隣町(東御市)の観光ガイドのホームページを作っていた私は、隣町出身のヘルパー小林さんを呼びつけて聞いてみました。

「東御市の観光名所って、何?」
「さあ?」
「さあ?って、おまえ東御市の出身だろ!」
「そうなんですけれど」
「じゃ、東御市の名所旧跡を知ってるよな?」
「さあ?」

orz。

おいおい、本当に東御市の生まれなのか?
どうして東御市のことを知らない?

と、ガックリしていると、
一時間後に、ヘルパー小林さんがやってきた。

「佐藤さん」
「何?」
「母に電話して東御市のことを聞きました」
「で、何が名所だって?」
「ジャガイモです」
「・・・・」

ジャガイモは名所旧跡ではないぞ....というツッコミは、
あえて入れなかった。

「東御市には、みるものは無いのか? 観光で売れるものは無いのか?」
「海野宿があります」
「あれはね、海野宿で完結しているの。海野宿は東御市より有名なんだから、海野宿を知っている人がいても、東御市を知ってる人は皆無なんだよ」
「湯の丸山は?」
「あれは、大半が嬬恋村なんだよ」
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「トリック3っていうドラマを知っていますか?」
「仲間由紀恵と阿部寛主演の推理ドラマだっけ?」
「あれのロケ地が、東御市なんです」

「え? それ本当?」

「はい、しかも、高橋ひとみが、スリットの入ったチャイナドレスを着て、スリット、スリット、スリスリスリット!と、空間にスリットを入れて、空間移動する話のロケが、東御市で行われたんです」

「それだ!」

つづく。

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posted by マネージャー at 01:37| Comment(3) | TrackBack(0) | ヘルパー物語2008− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あさまやまの鳴く頃に08

あさまやまの鳴く頃に08

ヘルパー麻生さん、この人は謎の人。

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「どうしてフランスに行ったんですか?」
「ワインに惚れたんです」
「じゃ、ワインを学びに」
「というか、ワインメーカーで働きました」
「・・・・」

うーん、謎だ。

「大学ではフランス語を専攻したんですか?」
「短大ですからフランス語なんてやったこともない。それに幼稚園の先生をめざしていたし」
「じゃ、幼稚園の先生を辞めてフランスへ?」
「はい」

いったい、どうやったらフランス語をペラペラに話せるようになるんだろう?
こちとら、嬬恋村弁さえ理解するのに1年以上かかったのに。

「フランスでは、どんな休暇を?」
「三つ星レストランで食事をしていました」
「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ?」

三つ星レストラン。
20年前、フランスを旅したときに入ろうとしたけれど
私なんぞは、入れてさえもらえなかった。
ノーネクタイでは入れないのですよ!
て、ことは、麻生さんは、ドレスを持っていったということか?
いや、待てよ、三つ星レストランだったら

最低3万円は、ふんだくられる。

ワインなんか、一番安いので1本5000円くらいはするし、
料理に合ったものを注文すれば、1万から3万円くらいする。
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こういう麻生さんですから、外食ツアーには、必ず参加しました。
ザンガラにも行ったし、清徳にも行きました。
休暇の日は、麦小屋にも行ったようです。


ちなみに、ヘルパー小林さんは、
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せっせと賄い食を食べていました。


ちなみに、これが麻生さんのツアーの時の姿!
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つづく。

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posted by マネージャー at 00:49| Comment(2) | TrackBack(0) | ヘルパー物語2008− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月22日

草津のイタリアン どんぐり

草津のイタリアン どんぐり
草津では、超有名です。

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TEL 0279-88-7222
群馬県吾妻郡草津町草津562-16
営業時間 11:30〜15:00 17:30〜21:00
定休日 水曜日

店内は、こんな雰囲気。
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まずサラダを注文。
でかい!

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次に豆腐サラダ。

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これでピラフ(1150円)なんだって!
シチューかと思いましたが、シチューぽいものは、
牛肉角切り煮込み添えなんだそうです。

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これは、パイエリアだと思ったら
シーフードリゾットなんだそうです。

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これは、人気メニューどんぐり風ハンバーグ。

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子牛のカツレツ。
(子牛なんだからカツとは言わないのでは?)

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ハンバーグステーキ・ポーチドエッグ添え940円

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どれも大変おいしかったですよ。
値段は、みんな1000円前後。
安いと思います。





つづく。

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posted by マネージャー at 17:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 草津温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

笠岳2

笠岳の素晴らしい展望。

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ちょっと、かっこいい!

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気持ちよさそう。

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つづく。

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posted by マネージャー at 10:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 志賀高原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

笠岳

ずーっと雨だったこの夏。
カサをさして外出し続けた、この夏。
もう、カサだけは嫌いだ!

と言うわけで、笠岳に行ってきました。


まずは、嬬恋村牧場に寄り
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渋峠で眼下に芳が平を望み
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笠岳登山口に至る。
カサの要らない天気でしたよ。

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ほとんど危険は無い上に、展望の良い山と言うことで、ワクワクしながら出発しました。

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眺めは素晴らしかった。

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つづく。

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posted by マネージャー at 00:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 志賀高原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あずまや温泉

菅平にある、あずまや温泉!
露天風呂は
標高1500メートルの展望台



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日本百名山の一つ四阿山の中腹1500メートルにあります。
露天風呂の周囲には景色を遮る囲いがなく、
天気さえよければ左手の浅間山から北アルプスまでの
大パノラマが一望できます。

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冬季にはリンゴ風呂となるため、このリンゴ目当てに
カモシカやキツネが人間が入浴中の時にやってくるとか!

一度冬に入ってみたいですね。

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あずまや高原ホテル(あずまやこうげん)
〒386-22小県郡真田町十の原1278 
TEL(0268)74ー3300

風呂 内湯3(男1・女2)、露天4(男2・女2)
泉質 弱アルカリ性単純泉
効能 神経痛、リューマチ、筋肉痛、冷え性、肩こり
入浴のみ 11:00〜16:00
入浴料 1000円

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これが内湯。

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露天風呂。

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つづく。

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posted by マネージャー at 00:00| Comment(0) | 真田 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月21日

的岩ハイキング2

的岩ハイキング2

支えています。

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 『嬬恋村誌』によれば、
「建久年間、浅間野に狩りに来た頼朝は、この岩を見て珍しく思い、岩を的にして矢を射させることにした。この話を聞いた力自慢の男が、(中略)持っていた握り飯を、岩を目掛けて投げつけた。岩には大きな窪みができた。その大きさは3尺ばかりだった」
とあります。

その穴で記念写真を撮っているわけですね。

 この的岩は、的岩山と吾妻山を結ぶ尾根上、標高1769メートル地点に、北より東約30度の方向を軸として直立します。その長さは、約200メートル、高さは20メートルに達します。厚さは3メートル前後で巨大な屏風を思わせます。

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 岩質は、含橄攬石複輝石安山岩。地殻の中のマグマが、その上にあった火山砕屑岩層の割れ目に沿って、板状に貫入し凝固したものです。それがその後、侵食によって周囲の脆弱な部分が排除されてできあがりました。いわゆる注伏節理ですね。3メートルの六角柱状の俵を積み重ねたような形をしています。

 火山地質学的にも非常に貴重なものとされ、昭和15年には国の天然記念物に指定されています。で、県境にありながら所有者は、真田町外一市一町共有財産組合になっており、その管理は旧真田町(現上田市)とされています。嬬恋村の行政区にありながら嬬恋村の文化財としては、認定されていません。

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 これは、古くから四阿山信仰の拠点として旧真田町があったからです。嬬恋村では、修験道は、それほど盛んではなく、逆に旧真田町では、盛んに四阿山で修験道の修行を行っていたためです。広大な面積の嬬恋村に寺院は2つしかありません。しかし、旧真田町には、数多くの寺院があり修験道も盛んでした。それで四阿山の的岩を所有するに至るわけです。

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 四阿山は修験道の霊山でした。この霊山への鳥居峠からの参詣道を、尾根に沿って進み、標高1800メートルあたりのところに「華童子宮跡」があります。この童子とは、如来の王子または1番弟子である菩薩の別名とみられています。また修験道では入峰・出峰の行事を蓮華会と言っています。つまり、「華童子宮」の華は蓮華会の華であり、華童子宮とは、蓮華会のための童子の常駐する場所と考えられます。つまり山頂の奥ノ院と、鳥居峠の中間に位置するため、中宮的性格をもったものとも思われます。

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 残念ながら、この宮は、廃墟となっていますが、石塁に囲まれた建物跡と灯籠の石柱などが、まだ残っています。また、この宮跡の手前の賽の河原とされる地には、直径数メートルの積み石塚状の構築物が三箇所ほど確認されています。

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つづく。

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posted by マネージャー at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 四阿山・バラギ高原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

的岩ハイキング

 四阿山の中腹に、的岩又は屏風岩ともいわれている珍しい岩があります。建久年間、浅間野に狩にきた源頼朝は、この珍しい岩を的にして矢を射られたといわれてまして、今回は、そこにチャレンジ。ちなみに冬にスノーシューで行ったときの写真がこれ。

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 鳥居峠から四阿山に向かって尾根伝いに北上すると3kmの地点にこの岩脈。上州側では「的岩」信州側では「屏風岩」と呼びます。また、上州側ではこの辺一帯を「天狗の露地」とも言っています。

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これは、数年前のツアー写真。

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では、出発!
今回のメンバー。

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木のトンネルをくぐります。

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到着!
的岩を支えています。

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つづく。

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posted by マネージャー at 01:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 四阿山・バラギ高原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする