2009年08月05日

八間山は断念!野反湖ハイク

八間山は断念!しました。
こんな天気でしたから。

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かわりに野反湖ハイク

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ちなみに野反湖や八間山は分水嶺。
つまり天候が激変することで有名なところです。

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実は、これで2連敗目。
前回は、風が強くて野反湖ハイクどころか、
車から降りることさえできなかった。立ってるのがやっと。
まさにトムラウシ山遭難事故を思わせる天気でしたが、
今回は、風は無し。
そして花はいっぱいありましたよ。

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アサギマダラも舞い散っていました。

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全然逃げません。

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そういえば、子供の頃、アゲハの幼虫を育てて、手乗りアゲハにするのが流行りましたね。今の子供たちは、そんなことしないのかなあ。


ちなみに、
これが晴れたときの野反湖

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で、これが八間山

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つづく。

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posted by マネージャー at 23:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 野反湖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トムラウシ山遭難事故と百名山2

トムラウシ山遭難事故と百名山2
つづきです。

トムラウシ山遭難事故は、悲しい出来事でしたが、中高年の百名山へのチャレンジと関係あるかもしれませんね。なんといっても、トムラウシ山は、百名山ですから。

 日本人は、なぜ百名山をめざすのか?
 これは、大昔からの伝統である巡礼の風習からきているように思います。

 西国三十三カ所巡り、東国三十三カ所巡り、秩父三十四カ所巡り、四国八十八カ所巡りなど、日本人は、巡礼が大好きでしたよね。その文化風習が、遺伝子が、山屋にも継承されたような気がしてなりません。だから百名山がブームになったと。

 私は、江戸時代の旅と、現代の百名山の危険度は、ほぼ同じくらいだと考えています。ひょっとしたら百名山よりも、江戸時代の旅の方が危険かもしれない。

 根拠はあります。

 若い頃に本州一週徒歩旅行をした経験からです。テントとシェラフは無し。ブルーシートとザックのみ。もちろん昔は、コンビニなんてものは都会にしかなく、田舎は18時で店じまい。雨の時は、安宿に泊まりましたが、基本的には野宿。で、国道1号線にそって箱根越えをして驚きました。こりゃ登山とかわらんぞと。いや、登山よりキツイ。絶対にキツイ。登山で10時間歩いても体にダメージは無いけれど、一般道を10時間歩くと死にます。中山道はもっと酷い。和田峠なんて難所は、いったいどうやって歩いたんだと、当時の人に問い詰めてみたい。なのに当時の装備ときたら木綿の服に草鞋が主流。

 しかし、そこは、偉大なる江戸時代。紀行文や旅のガイドブックが次々と発行され、それがすべてベストセラーになっています。「東海道中膝栗毛」「金比羅参詣」「木曾街道」「善光寺」「中山道道中」「上州草津温泉道中」「東海道分間絵図」「江戸名所図会」「都名所図会」などなど。

 そして、全国の有名社寺がパックツアーを企画しましたが、なぜ寺社かと言いますと、寺社が通行手形を発行する役所だったからです。それで有名社寺が、このような旅行業務を熱心に行なっていたわけです。しかし、中には、サービスが悪いボッタクリ宿や暴力団が経営するような宿も多かったようです。

 しかし、それに目をつけた大坂や江戸の行商人たちは、自らの経験を生かして、全国の優良旅館を選定してネットワークを作り、指定旅館制度を創始して、浪花講という優良旅館組合をつくりました。そして利用者には加盟施設一覧を記したガイドブックや、会員証や、道中案内が渡されました。そして旅館には、目印に浪花講の看板がかかげられました。本当にいたれりつくせりのツーリストシステムです。

 で、現代の日本のお話にもどりますが....?
 私からツアー会社に提案したいことがあります。

 優良ツアー会社を選定してネットワークを作り、利用者には、ガイドブックや、全国の百名山におけるコースの危険を細かく書いたものと、準備に必要なモノを綿密に書かれた道中案内を渡してはどうかと。

 さらに優良ガイドを選定してネットワーク登録する。
 登録ガイドには、登山経験の一覧がデーターにしてあり、
 利用者は、いつでも閲覧できて、
 値段と財布の折り合いで決められる。

(まあ、パイロットの飛行時間表みたいなものです)

 ガイドだけでなく、ポーターも登録しておき、
 何キログラム幾らの値段設定をしておく。

 もちろんモグリがいてもよい。
 それを選択するのは御客様ということにしておく。
 安心を買いたい人は、高くても経験豊富な地元ガイドを雇い、
 体力に不安な人は、ポーターを雇う。

 ツアー会社の企画も、■■ガイドなので10万
 ○○ガイドなので20万と値段をかえてみる。
 hisみたいに何種類も組み合わせを提示し手数料だけをとる。

 これは、私のアイデアではなく、江戸時代の旅行システムをそのまま、現代の山岳業界に、当てはめてみた、いわば知的な妄想です。現在の山岳ガイド業界は、過渡期であるような気がします。まだ江戸時代に追いついてなかったりして。

つづく。

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posted by マネージャー at 01:40| Comment(6) | TrackBack(0) | 登山関係の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする