2009年11月11日

伊香保温泉ツアー

伊香保温泉ツアー

伊香保温泉は、今が紅葉のピーク!
各地の紅葉が不作の中、頑張っています。

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これは温泉が飲める場所。

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そして温泉。

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湯上がりは気分爽快。

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万葉集に残されているくらい古い温泉でした。
ちょっと紹介してみましょう。

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伊香保風 吹く日吹かぬ日 ありといへど
吾が恋のみし 時無かりけり


伊香保風、
吹く日もあれば、
吹かぬ日もあります。
でも私の恋する気持ちは、
絶えることはありません



上毛野 伊香保の嶺ろに 降ろ雪の
行き過ぎかてぬ 妹が家のあたり


榛名山に降っている雪が、
嶺にさえぎられて降り続いているように
私も、あの人の家の近くは通り過ぎられないのです。



伊香保には、こんな恋歌が多いのですが、実は、フォークソングには、これらの歌を本歌取りしたような歌詞がけっこうありますね。例えば、サボテンの花。


 たえまなく降りそそぐ この雪のように
 君を愛せば良かった
 窓に降りそそぐ この雪のように
 二人の愛は流れた
   (作詞 財津和夫)



私が思うに財津和夫さんは、万葉集を読んでいると思いますよ。


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最後に、この歌を!

万葉集の巻14東歌上野の国-3435

伊香保ろの
岨の榛原
わが衣に
着き寄らしもよ
ひたへと思えば



伊香保の山奥のハンノキよ。
染め物の染料に使うハンノキよ。

私の衣服に、良く染まります。
一重の衣に、ひとえに染まります。


さて、どういう意味でしょうか?
この意味が何となく分かるなら、
恋する人の気持ちが分かる人です。
そんな人なら、銀婚式も迎えられるでしょう。


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つづく。

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posted by マネージャー at 02:11| Comment(4) | 榛名・伊香保 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする