2010年01月31日

ウィンターフェスティバル報告5星空鑑賞会

ウィンターフェスティバル報告5

さて、1月30日(土曜日)の最終イベント。
素晴らしい花火が終わって星空鑑賞会です。
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 星空鑑賞会は、花火を見終わった御客様の大半が、帰られたので、ある意味、アットホームな感じになりました。結果的には、この方が、人数が少なくて、かえってよかったですね。というのも、この日は、特に空気が澄んでいたために、ビームライトが役にたたなかったからです。湿度44パーセントです。空気には、塵ひとつありません。強力なレーザー光線があっても、空を照射することは不可能だったでしょう。それだけに説明しにくかったですね。きちんと照射するには、スモークが必要でしたね。しかし、まあ、せっかく澄んでいる空気をスモークで汚すのは本末転倒な話なので、これは、これでよかったのではないかと。
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さて、オリオン座です。
このようにカメラに写るほど立派にでていました。
この日は満月でした。
真冬の満月は、星空観察に一番不利な季節です。
明るすぎるからです。
しかし、このようにハッキリ写真に写る理由は、空気が澄んでいるからですね。ビームライトが役立たずになるほど空気が澄んでいた。でもって、バックの観覧車や森が月明かりによって、くっきり姿をみせています。
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幻想的な光景に御客様もうっとりです。
そんな御客様に、かすかに見える銀河をみてもらいました。
後を振り向いてもらいました。
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カシオペアがわかりますか?
そのラインにそって、かすかに銀河が見えます。
と言っても、満月ですから、よほど目が良くないと見えません。
一般的に満月には、銀河はみえないですから。
しかも、この日は、1年で一番月が地球に接近した日。
つまり1年で1番月が明るかったのです。
星空には、最悪な環境だったのですが、
空気が澄んでいる浅間高原ではみられました。
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これがお月様。
月の左上にあるのが火星です。
こんなに月明かりが明るいのに、火星が、しっかり見えています。
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 前日の星空鑑賞は、オリオンを中心に解説しました。ですので、この日の解説は、月と火星の解説にする予定でしたが、宗次郎さんがオリオンの話題にふれたので、やっぱりオリオンの話題もふれました。だぶって聞いた方、ごめんなさい。できるだけ、オリオンネタは避けようかと思ったのですが、せっかくオリオンのお話がでたので。
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 これがオリオンです。わかりますか? 実は宗次郎さんが、演奏中、さかんに天空をみていました。実は私も演奏を聴きながらオリオンをみていました。空気が澄み切っていた夜空には、オカリナの音色が響き渡り、最高の空間が生まれていました。

 星空鑑賞の醍醐味は、理屈じゃないんですよ。理科の勉強じゃないんです。感じることなんです。オカリナを聞きながら何かを感じることが大切なんです。そういう意味では、私の解説なんかよりも、宗次郎さんのオカリナとトークこそが、星空鑑賞にふさわしい。
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 これは、オリオンと牡牛座と双子座が見えています。
 どれが牡牛座で双子座なのかは、
 http://www.toxsoft.com/stella/
 で確認してください。
 でも星をみるというのは、知識や理屈ではありません。
 感じることが大切です。
 なのに、この日の私は、いつもより多めの星の話をしました。
 どうも申し訳ない。
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 もっと星空に興味の有る方は、浅間高原にきてみてください。北軽井沢ブルーベリーYGHの星空温泉ツアーに参加されれば、私かスタッフが御案内いたします。嬬恋村村民の参加も歓迎です。別にお金は、いただいていませんから。北軽井沢ブルーベリーYGHに泊まらなくても参加できますよ。ただし、一緒にホテルグリーンプラザ軽井沢の温泉、またはホテル1130の温泉に入る方にかぎられています。19時40分までに、北軽井沢ブルーベリーYGHに集まってもらって、一緒に温泉に行きます。その帰りに星空観察会を行っています。そして、車で北軽井沢ブルーベリーYGHに来られる方。
 ただし、星が出てない夜は中止ですし、北軽井沢ブルーベリーYGHの御客様が、一人も星空温泉ツアーに参加しない場合も中止になります。その日に星空観察会があるかないかは、当日19時30分頃に、前もって問い合わせた方が良いでしょうね。ちなみに平日は、ほとんどやってないです。週末は、9割の確立でやってますよ。


つづく。

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ウィンターフェスティバル報告5 宗次郎さん

ウィンターフェスティバル報告5

さて、1月30日(土曜日)の最終イベントです。
宗次郎さんのコンサートと、
花火大会と、
星空鑑賞会です。
まずは、記念撮影。
御客様全員が出動。総勢20名です。

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アイスバーでも記念撮影。
実は、この中に誕生日の人(女性)がいます。
さあ誰でしょう?
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アイスホテル前です!
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あ、サンエイの看板が!
撤去されてなかったよ。
よかったねえ。
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さて、村長のご挨拶。
群馬なまりで
「ハロー、エブリバティ」
は大爆笑。
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そして、宗次郎さんのコンサート!

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よかったねえ。
素晴らしかった。
曲も良かったけれど、トークも良かった。

でも、一番素晴らしかったのは、さっきまで曇天だった空が、
宗次郎さんが登場すると、たちどころに晴れ上がり、
満天の星空になったことですね!

神がかっていましたよ。
本当に!


だってね、去年も、そうだったのですよ。
ずーっと雨で、どうにもならなかった会場が、
宗次郎さんの登場とともに晴れたんですからね。
神がかっていましたねえ。
何かあるんですかねえ。

宗次郎さん、オリオン座の話をしていました。
ほんの数分前まで、星が無かったのに、
宗次郎さんがオリオン座の話題を話すと
オリオンが出てきたんですよ。
これです!
わかりますか?

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こんなことあるんですかね?
不思議なこともあるもんです。
まるで自然の一部みたいな人です。


そして、宗次郎さん、今回は新曲を疲労してくれました。
「この星に生まれて」
です!

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素晴らしかった。
あんまり、良い曲だったので注文しちゃいました。
この「オカリーナの森から」のアルバムの10番目に入っています。



この曲、浅間高原にぴったりなんだよなあ。
というか、オカリナの音色が、
浅間高原と相性がいいんだと思います。
山や森にこだまし、冷えて乾燥した空気に、よく響くんだと思います。
(ちなみに私も、オカリナは、たまに吹くのですよ)


そして、花火!

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ウィンターフェスティバルの花火は、打ち上げ場の
かなり近くで見られるので迫力があります。

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まだまだ、報告は、つづきますよ!。
(ウィンターフェスティバルは、日曜15時まで! みんな会場で待ってるぞ)

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ウィンターフェスティバル報告4

ウィンターフェスティバル報告4

誰でも参加できる嬬恋村観光協会抽選会。
空くじ無しです。
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次は、アイスバーで一杯!
こいつは、乙だね。
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でも、氷のイスは、ちと冷たいので、次は.....
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これだ!
鹿沢温泉足湯体験!
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温たかそうだねえ。
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実は、今年は暖冬なので、暖かいのです。
だから、雪像たちがかわいそう。
アイスキャンドルも、次から次へと溶け出して、足りない。
1週間前に雨に降られて、大ピンチ!
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で、トラックがやってきた。
アイスキャンドルを運んでやってきた。
ギリギリまで大型冷蔵庫で冷やしていたんです!
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これがアイスキャンドル!
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これがアイスキャンドル!
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義をみて、せざるは勇なきなり!
北軽井沢ブルーベリーYGHの御客様たちは、立ち上がった!

「アイスキャンドル設置を手伝え!」
「おう!」


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アイスキャンドルを運ぶ!
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運ぶ!
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そして設置する。
これぞ、御客様参加型イベント!
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いやー嬉しいねえ。
うちの御客様は、最高だね!
みんな素晴らしい!
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みんなありがとう!

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これで、今夜の点灯式は、
素晴らしいいイベントになるぞ!



まだまだ、報告は、つづきますよ!。
(ウィンターフェスティバルは、日曜15時まで! みんな会場で待ってるぞ)

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ウィンターフェスティバル報告3

浅間高原ウィンターフェスティバル2010−2日目
スノーアトラクションの紹介です。
いろいろありますか゜、みんな格安で遊べます。

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まず、スノーラフティングに挑戦!
この人は、オーストラリア人の有名な探検家です。
この人が、スノーラフティングの世界へ御案内。
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これがスノーラフティング。
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カーブでは、ものすごい重力がかかりますね。
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運転もアクロバティック!
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はて?
これは?
スキーボッカール?
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なるほど、こうやって乗るのか。
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いざ挑戦!
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これは面白い!
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これは、エアボート。
こうやって滑るものらしい。
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これも面白い。
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癖になりますなあ。
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いやーなかなか。
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こちらは、犬ゾリ。
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まだまだ、面白いものがいっぱい!
報告は続きますよ。

つづく。

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2010年01月30日

ウィンターフェスティバル報告2

浅間高原ウィンターフェスティバル2010−2日目

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これは、スノー縁日。
射的場ですね。
景品がいっぱいつきます。
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ここは、食い倒れ。

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さて、人気のチュービング。
役場の方の心意気でできたアトラクションです。
とっても楽しい。
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これは、スノーホテル。
残念ながらリザーブされているので.....
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代わりに鎌倉で御休憩。
カップルで御休憩。
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こちらは、お一人様で、御休憩。
現在、婚活中です。
御興味ありましたら御連絡ください。
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スノー回廊です。
ここをカップルで歩くと幸せになります。
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一人で歩いても、(ちと寂しいけれど)幸せになれます。
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ホテルグリーンプラザ軽井沢の支配人さん(一番右)と
おもちゃ王国の支配人さん(右から2番目)に
バッタリであってしまいました。
この北軽井沢ブルーベリーYGHのブログを読んでいるらしく、
気軽に声をかけてくださいました。
そして、ポーズ!
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実は、この2人は、このイベントを企画したひとです。
偉い人なんだけれど、けっこうフレンドリー。
会場でみかけたら、声かけてあげてくださいね!

実は、この二人、ほとんど寝てないんじゃまいか?
これは、他のホテルグリーンプラザ軽井沢の
若い衆にも言えることなんだけどね。

あと、1日、がんばってください。

つづく。

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2010年01月29日

ウィンターフェスティバル報告1

浅間高原ウィンターフェスティバル2010初日の報告です。

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初日。それも金曜日ということもあって、
まだ御客様は少なかったですね。
そんな中を散策してきました。
今年の注目雪像は、これです。

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キャベちゃん!
かわいいでしょ?
うちの嫁さんが補修した像らしい。
で、帽子のところは、本物のキャベツを使っています。

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そして、アイスバー。
屋根はないですが、今年のアイスバーは、かなりオシャレです。

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そしてアイスホテル。

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アイスホテルが、どうなっているのかは、
当日、御自分の目で御覧になってください。
あの作業の氷のブロックが大活躍しています

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そして、アイスキャンドルのピラミッド。
綺麗ですね。

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特に、正面のキャンドルがすごい!

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アイスキャンドルの底に花がある
ほら!

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すごいでしょ?
綺麗ですよね。

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で、誰が造ったかというと.....

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スーパーサンエイ!


看板まで置いてあるし。
(後で観光協会から撤去されてしまったらしいけれど)
看板も、よく見たら、バナナとか、ナスとかの小物が飾ってあるし。

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(看板は、撤去しなくてもいいと思うけどねえ)
(こういう形で、村民が参加しても良いと思うよ)
(もっと、たくさんの村民が参加して欲しいなあ)

で、この人たちが制作者。
どうやらら店長らしい。

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つまり、スーパーサンエイには大型冷蔵庫があったみたいで、
それを利用して造ったみたいですね。
氷の色は、食紅を使って出したそうです。
何度も実験して、試行錯誤して造ったようです。

スーパーサンエイさん、ありがとう!
最近、ご無沙汰していましたが
せめてもの恩返しに
今度、買い物に行かせてもらいます。


つづく。

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posted by マネージャー at 21:57| Comment(2) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウィンターフェスティバル裏話2

今回は、ウィンターフェスティバルの裏話。

今日からウィンターフェスティバルです。
スタッフたちは、体をボロボロにして働いています。
このウィンターフェスティバルでの、
隠れたヒーローは、嬬恋村役場の皆さんです。
実は、このスノーチュービングは、
嬬恋村役場の人たちが頑張っているんですが、

これが超重労働!

もの重いチューブを滑り台のてっぺんまで運ぶのが
ものすごい労働なんです。
でも、役場の人たちは、
文句一つも言わずに頑張っています。
みんなの喜ぶ姿をみたいから。

まさに公務員の鏡ですよ!

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しかし、
イベント翌日の月曜日、この担当者たちは、全員、病欠になります。
役場を病欠で休むんですが、
病名は、打撲であったり、ぎっくり腰であったり。
おつかれさまです。

今年も宜しく!

つづく。

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posted by マネージャー at 14:49| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本ユースホステル史の源流14

日本ユースホステル史の源流14

つづきです。

 明治神宮造営は、第一次世界大戦勃発の翌年大正四年からはじまりました。当時、第一次大戦の影響をうけて物価や労賃が急騰し、人夫が思うように集まりませんでした。明治神宮造営局総務課長田澤義鋪は、青年団の労力奉仕を建議しましたが、この案は一蹴されました。

 田澤は試験的に数団体を奉仕させることを再提案。かつて郡長時代に指導した静岡県安倍郡有度村の青年団員五十人を呼んで奉仕に当たらせました。結果は、十日間で人夫の数倍の能率をあげました。

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 驚いた政府は、田澤に全面的に許可を与え、全国各地からぞくぞくと青年たちが上京しました。一団体はほぼ五、六十名。毛布と米を各自持参し、十日間の労力奉仕。朝夕はバラックの宿舎で講義と懇談会(ミーティング)がもたれました。バラックは北海道村、鹿児島村と呼ばれ、そこで村長や議員の選挙が行われました。これがそのまま青年の政治教育でした。

 こうして大正九年十一月一日、明治神宮鎮座祭が行われました。そして内務・文部両省の主催で、全国青年団神宮代参者大会が開催。その大会の二日目、大正九年十一月二十二日に、皇太子殿下(昭和天皇)は、青年団の代表たちに、お言葉をだしました。空前の光栄でした。

 代表者たちは、感激のあまり、大正時代の青年の意気を後世に残したいと提案し、みんなで相談し合いました。その結果、青年の修養道場としての日本青年館建設を行いたいと考えました。青年たちの修養所を明治神宮のそばに造りたいと。

 しかし、そこに横槍がでました。

「日本青年館建設は、内務省が発起者となって行うべきだ」

しかし、内務大臣床次竹二郎は、その横槍をはねのけました。

「この事業は、青年自身の努力によって完成させることが大切である。あくまで青年の自発的発意にもとづくべきものである」

 英断でした。
 床次竹二郎は、青年たちの自発的意志を大切にしました。

 これに奮い立った全国各地の青年団で青年館建設の件を団員にはかり、財団法人日本青年館の設立を、内務、文部両大臣に委嘱することが決議されました。そして全国一万一五六六の青年団は、建設資金を拠出することを申し出ました。

 委任を受けた床次内務大臣、中橋文部大臣は、内務省から社会局長田子一民、文部省から普通学務局長赤司鷹一郎、民間から公爵近衛文磨、田澤義鋪を選び、財団設立者として推挙、法人化の準備に入りました。

 こうして大正十年九月二日、財団法人日本青年館が設立されました。のちの日本のユースホステル1号になります。そして財団法人日本青年館の事務局長の横山祐吉が、日本ユースホステル協会を設立することになります。

 一方、青年団は建設資金を得るため、植林作業や土木作業、縄ない、炭俵編みなどから、映画、芝居、相撲などのレクリェーションにまで手をのばし、さらには、節酒、節煙などの励行で、青年団員一人一円の資金を生みだしました。

 一円は当時の労賃で三日分に相当します。今の金額にすれば、2万円くらいのものでしょうか? 募金額の合計は約二百万円。二百万人の貧しい青年たちが1円を寄付したことになります。その寄付金をもって、政府の補助も、財界の寄付も受けることなく、大正十四年十月、日本青年館が完成しました。

 といっても青年団の中には、日本青年館建設に反対する者もあり、長野の青年団は反対の急先鋒でした。大正十年七月二十七日付の朝日新聞は、「趣旨不徹底から各地青年団中に反対気勢挙げる」の見出しで反対運動の事例を紹介しています。日本青年館建設の雲行きは険悪で、楽観をゆるさないものがあったと、創立理事田子一民が後に語っています。

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 大正十一年十二月日本青年館の建設工事開始。十四年十月に、総工費百六十二万円をかけて、地上四階、地下一階の日本青年館が完成しました。最新設計による耐震性に備えた鉄筋コンクリートの豪華な施設でした。

 最大収容二千人の講堂、定員六百人の中講堂、談話室(定員三十〜百人)、図書室、四百ベットの宿泊施設。食堂は宴会用(定員三百五十人)と宿泊者用(定員二百人)が完備。大浴場、売店などが付設されました。

 当時としてはかなり豪華な建物でしたが、ここには田澤義鋪の知恵が入っていました。最大収容二千人の講堂や、レストランの売り上げで収益をあげ、その資金をもって地方の青年たちに格安の宿と研修所を提供する。つまり、豪華な施設は、金のなる樹で、その樹をもって地方の青年たちに便宜をはかるというシステムなのです。

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 この発想が、後の日本ユースホステル協会にはありませんでした。逆に言うと、この発想によって財力が得られたために、日本青年館の寿命が日本ユースホステル協会よりも寿命が伸びることになります。田澤義鋪の先見性には、おどろくべきものがあります。日本ユースホステル協会にも、そういう先見性があれば、歴史は変わっていたかもしれません。

 さて、日本青年館が完成した後の田澤義鋪は、どうなったのか?
 日本青年館の関係で働いたのか?
 それとも内務省で出世階段を上がっていったのか?

 どちらもノーです。

 田澤義鋪は、この後、どうなったのでしょうか?
 実は、田澤義鋪は、日本の歴史を変える仕事をはじめるのです。

 マルクス主義の嵐が吹き荒れる時代でした。
 日本ユースホステル協会初代会長下中弥三郎が、
 日本初教員組合を結成し、メーデーの行進を行っていました。

 日本ユースホステル協会理事であった大宅壮一氏は、
 社会主義者として、さかんに反政府運動をおこなっていました。

 そういう時代に、社会を大きく変えたのが田澤義鋪でした。
 どうやって社会をかえていったのか?

つづく。

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posted by マネージャー at 02:34| Comment(0) | 日本ユースホステル運動の源流 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月28日

ウィンターフェスティバル裏話

今回は、ウィンターフェスティバルの裏話。

あと2日でウィンターフェスティバルです。
スタッフたちは、体をボロボロにして働いています。
日没後も、ナイターで作業をしています。
カップ麺を食べながら。泣けるねえ。

みんな、おつかれさま!

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ちなみに私は、作業にでていません。
医者に力仕事を止められているので嫁さんがでています。orz
私は、もっぱらスノーシューツアーのルート設定と、
北軽井沢ブルーベリーYGHの館内のワックスがけなど。

まあ、そんなこと、どうでも良いとして、
このウィンターフェスティバルで一番働いているのが、
ホテルグリーンプラザ軽井沢の若い人たち。
というか、ホテルグリーンプラザ軽井沢がいなければ、
そもそもイベントが成立してない。

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といっても
「大ホテルだから従業員を動員しているんでしょ?」
という訳ではありません。
各支配人たちが、休み返上で
体をボロボロにしながら作業をしています。
トップが一番きつい肉体労働をしている。

嫁さんに仕事を押しつけている、
どっかの宿主とは大違いです。


もちろんトップが頑張っているから若い人たちも頑張っています。
女の子たちも頑張っていますねえ。

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そして、危険な作業にもついています。

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池の氷をチェーンソウで切って、
氷のブロックを集めたりもしています。

こうやって、頑張っているにもかかわらず去年は
宗次郎さんのコンサートでは、聞くことも出来ずにいた
支配人(おもちゃ王国の支配人)さんもいました。
駐車場の誘導警備員をしていたためです。

こんなに頑張っているんだから
イベント、成功するといいなあ。


つづく。

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もうすぐウィンターフェスティバル3

もうすぐですよ!
今週末が、浅間高原ウィンターフェスティバル2010。
宗次郎さんがやってくるウィンターフェスティバル!

で、ウィンターフェスティバルの見所を紹介。



BICC Rally of Tsumagoi 2010



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BICC Rally of Tsumagoi 2010 観戦情報

1月29(金)
18:00 ホテルグリーンプラザ セレモニアルスタート
20:00 ホテルグリーンプラザ駐車場 サービス風景

1月30日(土)
11:20 浅間サーキット 1回目ギャラリーステーシ
12:50 スノーフェスティバル会場 セレモニアルスタート
13:30 浅間サーキット 2回目ギャラリーステージ
19:00 ホテルグリーンプラザ 表彰パーティー

1月31日(日)
10:00 スノーフェスティバル会場 デモラン・同乗走行

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スノーチュービング

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巨大な滑り台から巨大チューブでソリのように滑走します。
楽しいですよ。

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他にも、こんなにイベントが!

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つづく。

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もうすぐウィンターフェスティバル2

もうすぐ浅間高原ウィンターフェスティバル2010。

http://asama-winter.jp/
http://wf.yoyoyoi.net/
http://kaze3.seesaa.net/article/137820835.html
http://winterfest.exblog.jp/

ちなみに今週末は、お誕生日ラッシュ。
そのうちの一人は、うちの家内。
まあ、そんなことは良いとして、

宗次郎さんがやってくるウィンターフェスティバル!

で、今回は、ウィンターフェスティバルの見所を
紹介してみたいと思います。



まず熱気球体験!

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 もちろん係留飛行です。実は熱気球が飛行出来る場所は限られていますが、地面に長いロープでつないだ状態で行う「係留飛行」ならば、熱気球を拡げられる開けた場所があれば可能です。といっても、風が強いと飛べません。つまり、空っ風の強い関東地方の冬で飛べる場所は、ほんとうに限られています。
 正直言いまして、今回のウィンターフェスティバルでも、飛べるかどうかは風次第です。特に風に押されて気球がつぶれてしまうと熱気が抜けて浮力が得られません。行けばいつでも乗れる遊園地の乗り物とは違って、熱気球の係留は天候によっては出来ないこともある、ということを覚えておいて下さい。ですから「飛ぶ」と分かったら迷わず搭乗するべきかもしれません。


次に犬ソリ!

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デモンストレーションと体験乗車があります。
犬ソリの実物を見る機会は滅多にありませんから、
この機会に実物をみてみては?



スノーラフティング

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ラフティング (rafting) とは、小型ボートで川下りすることを言いますが、スノーラフティングとは、スノーモービルで引っ張った小型ボートで雪原を走り回ることを言います。スノーモービルがターンすると、遠心力でラフティングが弧をえがきながら回っていきます。そのスピード感と爽快感は乗った人を虜にします。

これは、けっこう癖になる遊びです!



つづく。

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2010年01月27日

もうすぐウィンターフェスティバル1

もうすぐですよ!
今週末が、浅間高原ウィンターフェスティバル2010。

http://asama-winter.jp/
http://wf.yoyoyoi.net/
http://kaze3.seesaa.net/article/137820835.html
http://winterfest.exblog.jp/


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宗次郎さんがやってくるウィンターフェスティバル!

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楽しみですねえ。
ワクワクしますねえ。
ちょっと暖冬なのが、気になりますが、
去年みたいに雨というのは無さそうです。
雪もそれなりに積もってますし。


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で、今回は、ウィンターフェスティバルの見所を
紹介してみたいと思います。
まず、これが、今年のチラシ。

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あえて絵になっています。
写真でないところは、突っこまないように。
そして、これが、当日の会場。


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(クリックすると大きくなります)


今年の会場は、去年や一昨年の舞台と、ちょっと違っています。
さて、どのように違っているのでしょうか?


つづく。

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posted by マネージャー at 23:50| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

雪と友達になる 02

雪と友達になる 02

スノーシューを楽しむコツは、雪と友達になることです。
例えば、粉雪とぼた雪の違いを知ってると、
スノーシューで遊ぶための幅が広がります。

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つづきは
http://snowshoeing.seesaa.net/article/139455383.html
をごらんください。



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posted by マネージャー at 01:03| Comment(0) | スノーシュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暖冬に目覚めた熊

暖冬に目覚めた熊

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つづきは、
http://snowshoeing.seesaa.net/article/139456609.html
を御覧ください。



つづく。

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posted by マネージャー at 01:00| Comment(4) | 自然−動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月26日

日本で一番、お馬鹿な祭り!

日本で一番、お馬鹿な祭り!の紹介です。
それは、とある場末の温泉街のお祭りです。
そして、その温泉街には、こんな宿があります。

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その温泉街には、こんなホテルがあります。

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そうです!
某ミンス党に「ゆうあい」されてしまった温泉街!
某総理大臣に「ゆうあい」されてしまった川原湯!

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やんばダムに沈む予定だった
川原湯温泉
のお祭りです。

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そうです!
天下の奇祭!
湯かけ祭りです!



陰で「ゆうあい祭」と言われている湯かけ祭りです!


いやー今年の湯かけ祭りには、怒りが見えましたねえ。
なんか魂の震えを感じました。
まず、古式にのっとった儀式。
そして樽酒のふるまい

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相撲のそんきょみたいに始まるまでは静かなものですが、
いざ祭りが開始されると、もう凄いものです。
お馬鹿の度合いからいえば、
博多の山笠、岸和田のだんじり、諏訪のおんばしらに匹敵します。

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なにせ、氷点下の寒空に、
裸の男同士が、湯をかけあうわけですから。

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「お湯わいだー!」
「お湯わいだー!」
「お湯わいだー!」

と絶叫!
中には、

「ゆうあいだー!」

と怨念の絶叫するものもいました。
やんばの恨みを
はらさんみたいな!

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「お湯わいだー!」
「ゆうあいだー!」

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カメラマンにも容赦なし!

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観光客にも、
見物客にもかけまくります!

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まさに、ゆうあいされた者の怨念爆発!

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今年は、参加する大人が足りなくて、
ちびっこたちが総動員。
でも、人数が減ったなあ....orz
でも、減った分、お馬鹿に磨きがかかっていました。


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最期に全員でくす玉に、お湯攻撃!

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つづく。

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posted by マネージャー at 21:33| Comment(2) | お馬鹿な話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お見舞い

 ユースホステル関係の恩人が、重病と聞いて、すっ飛んで、お見舞いに行ってきました。本当なら花でも買って持っていくところなのですが、なにせ重体とのことなので、水沢観音に寄り道し、病気平癒の願をかけ、御札と御守りを買いました。

「一番大きい、おふだください」
「これが一番大きいものです」
「大きい方が、御利益ありますよね」
「御利益なら護摩を御願いした方が」
「時間かかります?」
「すこし」
「じゃあ、これでいいです」

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と病院に御札と御守りを持ってかけつけてみると、そこには痩せ細った恩人が酸素マスクに点滴をうけて寝ていました。なんというか、胸が詰まりました。元気だった姿を知ってるだけに、やりきれない気持ちになりました。

 そのうち、恩人が、さかんに私に話しかけようとしてくれるのですが、酸素マスクをはずして、かえって病態を悪化させかねないような状態だったので、そうそうに退散せざるをえなかったのです。

 病室には、御親族の方が、交代で番をしていました。私が、訪れたときは、優しそうな姪御さんがおられ恩人の手を握らせていただきました。こんな事なら、もっと早く見舞いにくればよかったと、悔しくてなりませんでした。だって元気満々で、一時は、病気が治ったと思ってましたから。

 実は、この恩人の伝記を書くつもりでいました。恩人は、その昔、群馬県の観光関係の総トップ的存在であり、皇后陛下ともおしりあいであり、北軽井沢や、軽井沢とも深く関わり合いのある人でした。今いちど元気な姿となって、昔の話を聞かせてほしい。

 みなさん。
 みなさんも、健康には気をつけてください。
 金よりも、仕事よりも、健康です。
 健康が一番です。



つづく。

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posted by マネージャー at 03:22| Comment(0) | ユースホステルの話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月25日

ちょっと御馬鹿なツアー3

今回は、ちょっと御馬鹿なツアーを紹介。
もう毎年の定番ツアーとなった
「日本海に行ってカニを食ってくるツアー」
つづきです。


食った後は、散歩です。

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散歩してカロリーを消費。

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そして温泉に入る。

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大きい御風呂。

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泳いでるし

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泳いでるし!

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泳いだ後は、牛乳の一気飲み!
(しかもフルーツ牛乳 orz)

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つづく。

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posted by マネージャー at 18:45| Comment(3) | お馬鹿な話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月24日

ちょっと御馬鹿なツアー2

今回は、ちょっと御馬鹿なツアーを紹介。
もう毎年の定番ツアーとなった
「日本海に行ってカニを食ってくるツアー」
つづきです。

今まで紹介してなかったのは、御馬鹿すぎて、ブログで紹介するには恥ずかしかったからですが、考えてみれば恥ずかしいのは、私ではなく、ツアーを企画した土井君であり、参加した御客様なので、私には何の痛みもないことに気づき、今回、紹介することにしました。名付けて「酔っぱらいオヤジツアー」です。

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お?
カニ市場か?
この後が不安....

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寒ブリが、安い!

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買ってますねえ

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これを食べるのです!

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ホタテ!

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エビ!

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マグロ!
じゃなくて、寒ブリでしたよ!寒ブリだって!

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ウニ!

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かに!

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まさか、これ全部食べるの?

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食べてるし!
orz

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え?
真冬にアイス?

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食べてるし!

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馬鹿野郎!

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つづく。

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posted by マネージャー at 00:00| Comment(2) | お馬鹿な話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月23日

ちょっと御馬鹿なツアー1

今回は、ちょっと御馬鹿なツアーを紹介。
もう毎年の定番ツアーとなった
「日本海に行ってカニを食ってくるツアー」
です。

今まで紹介してなかったのは、御馬鹿すぎて、ブログで紹介するには恥ずかしかったからですが、考えてみれば恥ずかしいのは、私ではなく、ツアーを企画した土井君であり、参加した御客様なので、私には何の痛みもないことに気づき、今回、紹介することにしました。名付けて「酔っぱらいオヤジツアー」です。

1.このツアーの由来

もともと、このツアーは、土井君がツアーの前に「日本海にカニを食いに行こうか」という笑えない冗談から生まれています。あまりにも笑えない、凍るギャグであるために、それを聞いた御客様は、誰もギャグだとは認識できず、どなたかが
「それ、いいねえ」
と本気にしてしまい、いつの間にか本当に実現してしまったのがはじまりです。そして、毎年12月の恒例行事となってしまったのが、真相です。


2.なぜ12月か?

この時期は、雪も中途半端しかなく、スキーもスノーシューもできないので、かといって登山というわけにもいかず、やることが無いので、ふだんは軽井沢あたりで、飲んだくれツアーとか、温泉ツアーでお茶を濁していました。しかし、どうせやるなら、この時期にやろうということになったのです。


3.予算は? 定員は?

詳しくはわかりませんが、定員8名。ガソリン代は割り勘なので、8人だと、ひとりあたま700円くらいでしょうか? これに高速代と保険料と飲み食い代金をふくめて2000円くらいなのかなあ? まあ格安ですね。


で、最初に道の駅に到着。
昭和の香りがするネーミング。

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ちょっと怪しい

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うん?

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なんじゃこりゃ?

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危険という看板が堤防に

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そんなの、おかまいなしか...orz
しかも越山丸。
田中角栄と関係有るのか?

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船の形した家が

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ダンクしているし

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怪しい

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(人間が)怪しい
ぜってい飲んでるな

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これも怪しい

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やっぱ飲んでる
石の位置が変わってるし

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お?
カニ市場か?

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この後が不安....つづく


つづく。

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posted by マネージャー at 12:26| Comment(4) | お馬鹿な話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月22日

日本ユースホステル史の源流13

日本ユースホステル史の源流13

つづきです。

 天幕講習が終わった頃、大豪雨となりました。
 安倍川の堤防が至るところで決壊し、市内の大半が水没しました。
 田澤義鋪は、安倍川水害予防組合の青年たちをひきいて奮闘しました。
 郡長みずから、胸まで水につかって陣頭指揮をしました。
 水が引いたあとは、堤防の復旧、罹災者の援護等に走り回りました。
 それは若き日の鍋島直彬の姿、そのままでした。

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 その時、静岡県理事官に任ずという転任の辞令が田澤義鋪のもとに届きました。
 栄転でした。
 しかし田澤義鋪は激怒し辞表を持って、県庁にのりこみました。
 知事は後年内大臣として活躍した湯浅倉平でした。

「閣下、田沢ではこの水害の善後策はできない、とお考えでしようか。私は、県の課長として使っていただくよりも、安倍郡長として、治水事業を完成させていただきたいのです。どうしてもそれがお許しいただけなければ、辞表を提出いたします」

 この態度に湯浅知事は、怒るでもなく、むしろ感動の気持ちをもって聞き届け、そのうえで組織の人事計画について語り、田澤義鋪を説得しました。田澤義鋪は、辞表を引っ込め、知事の説得を受け入れました。後年、この知事の引き立てによって、田澤義鋪は国会議員になることになります。

 明治四十五年七月三十日。
 明治天皇がお亡くなりになりました。

 それを偲ぶために神宮造営局の官制が公布され、大正四年四月から、総面積約二十二万坪、六ヶ年にわたる工事がスタートしました。この国民的な大事業の中枢、造営局総務課長に田澤義鋪が就任したのが、大正四年四月のことです。

 しかし、この工事は、物価高と人手不足のために難航しました。第一次大戦の勃発による史上空前の好景気におされて、労動力不足のために工事が全く進まなかったのです。担当者たちは、青ざめました。そこに田澤義鋪が解決案をだしたのです。

「この難局を地方青年団の労力奉仕でのりきりたい」

 しかし、この案を技術陣たちは鼻先で笑いました。

「素人に何が出来るんだ?」
「足手まといになるだけだろう」

 田澤義鋪は笑いものにされました。
 確かに素人は、足手まといになるかもしれない。
「しかし、青年団の実情を知っていれば、そうとも言えまい」
 というのが田澤義鋪の目算でした。

 明治維新前の青年たちには、仕事がありました。警備、消防、災害救助、神事、祭、公共事業、社会教育などの仕事です。彼らは、子供を卒業すると、自宅には寝泊まりせず、若者宿(若衆宿・郷中宿)で寝泊まりしました。そして、そこから仕事に出て行きました。結婚すると、自動的に若者宿(若衆宿・郷中宿)を出て行き、今度は大人(オトナ)と呼ばれる世界に仲間入りしました。明治維新がおきるまでの日本では、大人(オトナ)の世界と、若者組の世界の二重構造になっており、警察や祭礼や公共事業は、若者組の役割であり、家を守るのは大人組の役割でした。

 若者組は、治安維持や道路、橋梁の修繕、堤防の築造などのいろいろな仕事に対し、一人前として責務を果たさなければなりませんでした。しかし、子どもと大人の間の人生の多感な頃を同世代の者達と寝食を共に楽しく過ごしました。そして大人への仲間入りをするためのしきたりなどを学びました。

 彼らは、決して素人ではなかったのです。

「では、実験をしてみませんか?」
「実験?」
「ごく少数の青年団を上京させ、試験的に使ってみるのです。そして運用成績が良ければ、徐々に人数を拡大していくのです」
「実験?ですか?」
「ダメもとです。うまくいったら儲けものですよ。やってみましょう」
「そんな実験、やらなくても結果は見えてると思いますがねえ」

 こうして田澤義鋪は、なんとか会議をのりきり、かって安倍郡役所で苦労をともにした青年たちに連絡をとり、安倍郡の青年五十名をかき集めました。やがて青年たちは、田澤義鋪のもとにやってきました。みんな田澤義鋪を懐かしそうに「郡長」と呼びました。

「郡長、やって来ました!」
「郡長、お久しぶりです!」
「郡長、また一緒に働けますね!」

 青年たちは、その日から十日間、千駄ヶ谷の寺院に分宿して、作業に従事しました。
 ただし、作業だけではありませんでした。
 作業が終わると、寺院の宿舎で懇談会(ミーティング)を行いました。
 これが青年たちの一番の楽しみでした。
 この楽しみのために、上京したようなものです。

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 懇談会(ミーティング)には、田澤義鋪の他に高木兼寛、吉田茂など、当代一流の名士が代る代るやって来て、青年と膝を交えて語ってくれました。これには青年たちも感激しました。この伝統は、後に日本ユースホステル協会が設立されたときにも受け継がれ、下中弥三郎や賀川豊彦や大宅壮一などの各界の名士たちが、日本ユースホステル協会の懇談会(ミーティング)に参加しています。

 そして、試験期間の十日が終わって、青年たちが静岡県安部郡に帰っていったあと、「素人に何が出来るんだ?」と言っていた造営局の技術陣たちは、その成績に驚愕しました。専門土工より、四倍から五倍のノルマを達成していたからです。

 有度村の奉仕団が引きあげると、
 つづいて安倍郡全体から別の二隊がやって来ました。
 もちろん成績は変りはありません。
 専門家の四倍から五倍のノルマを達成して帰って行きました。
 技術陣たちの見方が一変しました。
「土工は青年団に限る」
という声さえでてきました。

 こうして本格的に青年奉仕団の募集が発表。
 たちまち全国各地から申込みが殺到し、
 その受入の設備に悲鳴をあげました。
 二百八十余団体一万五千人、
 延日数十五万日の奉仕団が集まったのです。

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 そして各地から送られた青年たちが、仮設住宅に寝泊まりし、
 昼は勤労奉仕。夜は、懇談会(ミーティング)。
 そして修養的諸行事を行いました。

 この後、日本初のユースホステルが誕生することになります。

つづく。

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posted by マネージャー at 21:46| Comment(0) | 日本ユースホステル運動の源流 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月21日

アメリカテレビ番組「ヒーローズ」

アメリカテレビ番組「ヒーローズ」を見ました。

『HEROES』(ヒーローズ)は、アメリカ合衆国のNBCで2006年より放送されているテレビシリーズ。それぞれに特殊な能力を持った人々を描いたSF番組で、アメリカでは2009年9月21日より第4シーズンの放映が始まっています。で、私は、2シーズンまで見終えました。

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なかなか面白かったのですが、この番組に日本人が出てきます。
まあ、それは良いのですが、やはりお約束で、かなりの
お馬鹿キャラ
でした。

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どうでもいいんですが、日本人が出てくると、
どうして、お馬鹿キャラなんですかね?
ただ、このお馬鹿キャラのヒロが、
アメリカで大人気らしい。

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たしかに、役所は美味しい。
みんなが、真剣に悩んで苦悩しているなかで、
このヒロだけが、脳天気で明るく、
しかも、なんの苦労もなく悪役をやっつけてしまう。

しかも、日本の江戸時代が舞台になったりするんですが、
時代考証は無茶苦茶で、
宮本武蔵らしい人間が、イギリス人(白人)だったりします。
アメリカって、本当に無茶苦茶なものを造るなあ。

あと、この作品、日本アニメの影響をかなり受けていますね。
あちこちからパクっていますね。
ま、おもしろかったけれど

でもやっぱ、『Fate/stay night』(フェイト/ステイナイト)
あたりの方が、数段レベルは高いと思います。






つづく

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posted by マネージャー at 23:47| Comment(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

各スノーシューを検証する

ATLAS(アトラス) ユースガールズを検証する



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つづきは
http://snowshoeing.seesaa.net/article/138913784.html
をどうぞ



ロードストーン・スノーシューを検証する

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つづきは
http://snowshoeing.seesaa.net/article/138912411.html
をどうぞ


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posted by マネージャー at 08:23| Comment(0) | スノーシュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月20日

ある薬屋の話。

ある薬屋の話。

 小さな薬屋の話ではありません。大きなドラックストアでの話です。歳の頃なら70歳くらいのオバちゃんが白衣を着て立っていました。その人に、薬について尋ねたのです。

「あの、高血圧に効く薬か、サプリメントは無いですか?」
「高血圧ねえ・・・・」

 オバちゃんは、私の体型をジロジロ見ながら、言いました。

「ちょっと来なさい」
「はい」

 オバちゃんは、私を血圧計のあるところに連れて行き、血圧を測ってくれて言いました。

「あなた、心臓肥大って言われたことない?」
「はい。でも、なぜ分かるんですか?」
「脈拍が57だもん」
「はあ」
「摂生しないとダメよ」
「はい....で、どんな薬がいいんでしょうか?」
「薬なんかにたよっちゃダメ」

 えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええっ!

 だって、ここ、薬屋でしょ?

「薬ないんですか?」
「あるけど、それじゃ根本的な解決にならないということ」
「はあ?」
「野菜を食べなさい。そして、御飯をへらしなさい」
「肉は?」
「肉と魚は、適正な量ならいいでしょう。たまにはスシローで、お寿司でもたべたいわよね」
「はあ....」
「それにお魚には、血圧を下げるアミノ酸なんかが入っているから」
「はあ、で、薬は....」
「それから運動ね」
「はあ、で、薬は....」
「甘い物は控えること」
「はあ、で、薬は....」
「薬、薬なんて言わないの。どうしても甘い物が欲しくなったら、このサプリメントを飲みなさい」

と、カルピスが造っているアミールをわたしてくれました。そして、青汁とか、ペプチド食品を見繕ってくれ、

「私なんか、血圧が210もあったのよ。でも、今は、130。すごいでしょう」
「はあ」

と、全く、こっちの話を聞かないで、勝手に私が買う物を決めてくれていました。おまけに、私の買い物篭の中から、
「これはいらない」
「これもいらない」
「こんな高カロリーなもの買って、棚に返しておくね」
と一方的に棚に返されてしまった。

あまりのことに驚いた私であったが、
その迫力に負けて
全て同意してしまった。
なにしろ、
「薬なんかにたよっちゃダメよ」
という薬屋さんは、はじめてだったので、衝撃のあまり、ぜんぶ同意してしまったのです。
で、その薬屋のオバちゃんの指導で、血圧を下げつつあります。
オバちゃんは、言います。

「これで直らなかったら、医者に行こうね」
「はい....」

こういうオバちゃんには、弱い自分であった。


つづく。

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posted by マネージャー at 22:30| Comment(2) | 日記 2012以前 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月19日

ソフトバンクは田舎じゃ使えないのですか?3

ソフトバンクは田舎じゃ使えないのですか?3

なぜ、ソフトバンクの評判が悪いのか?

うちの御客様にかぎって言えば、ソフトバンクの評判は悪いです。
繋がらないから評判が悪いのではありません。
ホームページのエリア圏内の表記のせいです。

 どういうことかと言いますと、auも、docomoも、ホームページにある通話エリアのマップよりも繋がるのです。
docomoを例に説明すると、鬼押出し園有料道路や、火山博物館周辺は、公式には通話圏外になっている。
しかし、実際には通話できます。
これはauにしても一緒で、公式には通話圏外であっても、だいたい通話できてしまう。
ところが、ソフトバンクは逆で、公式には通話圏内であっても、だいたい通話できない。

 これがイーモバイルだと、最初から公式には通話圏外となっているから御客様もあきらめていて、あまり悪口は聞かれません。しかし、通話できるはずのところで、それを信じて使って通話できないと、激怒されます。要は信用の問題です。なので、このブログを読んだソフトバンク関係者は、ホームページの通話圏を、もう一度調査して、書き直した方が良いと思います。でないと信用を失いますよ。

 まあ、これは、ペンションやユースホステルにしても一緒で、あまり調子の良いことをホームページに書いちゃうと、御客様の信用を失って、御客様を逃がしちゃいますよね。あれと一緒です。ソフトバンク関係者は、それを肝に銘じて欲しいと思います。逆に言うと、auもdocomoも、うまくやってるなあと思います。通話できないはずの場所にも、しっかり電波が届いていますからね。でも、もっともっとアンテナを増やして、電波状況を改善してもらいたいものです。docomoにかぎっていえば、FOMAプラスエリアを拡大してもらいたい。


あと、コメントにあったものでb-mobile 3G というものがあります。
Akiの紹介なのですが、なかなかよさげなので本文でも紹介します。

http://www.bmobile.ne.jp/personal/3g/index.html

キャリアはdocomo。
FOMAが届くエリアならどこにも届くようです。
つまり、全国どこでも通信可能!
端末込みのプリペイドで150時間かつ480日まで。
16ヶ月ですね。
旅先でしか使わないという用途では携帯の定額通信よりも安上がり。
プリペイドというところがいい。
値段も安いので、これは、もっと広まってもいいですね。

つづく。

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posted by マネージャー at 23:05| Comment(4) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月18日

湯ノ丸山スノーシューツアー後編

湯ノ丸山スノーシューツアー後編

目標は、湯ノ丸山。
誰かラッセルしてないかなあと思ったら、
ラッセル跡がありました!

しかし、
道を間違えている!

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誰じゃ、ここをラッセルした奴は!


北軽井沢ブルーベリーYGHのツアーで
湯ノ丸山に何度か行ったことのある人は、わかりますね。
どういう致命的なミスであるか!

皆さんなら、この写真をみたら、誰もが凍り付くはずです。
ここをラッセルすると、どんな地獄が待っているか....orz。

そうです!
笹地獄にレンゲ躑躅地獄!
この道は、地獄の三丁目に繋がっている。

ああ、スノーシュー隊の運命はいかに。
はたしてガイドの土井君は、この道を進んだのでしょうか?



てなわけで、正しいルートをつけに、今日ラッセルしてきました。
湯ノ丸山を目指す場合は、
テープにそって、ついている道を使ってください。
防風林の南面をすすんでください。
南斜面は、雪も少なく、
ラッセルに苦労しません。
なにより道を間違えにくく、
カラマツの防風林で北風を防いでくれます。

それに、ながめがいいんです。
富士山も見えるんですから。
今日、私が、道をつけてきましたから、
それを利用してください。


つづきは
http://snowshoeing.seesaa.net/article/138690931.html
をごらんください。


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posted by マネージャー at 19:37| Comment(2) | 鹿沢−湯の丸山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月17日

湯ノ丸山スノーシューツアー

湯ノ丸山スノーシューツアー

今回の参加者は、オール女性。
お茶会も女性オンリー。
この時期のユースホステルは、男性客が多いのですが、
どういうわけか、女性ばかりでした。

10-1-17-05.JPG

つづきは、
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でどうぞ。


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posted by マネージャー at 20:46| Comment(0) | 鹿沢−湯の丸山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ソフトバンクは田舎じゃ使えないのですか?2

ソフトバンクは田舎じゃ使えないのですか?2

auとdocomoは、どうなのか?

auとdocomo。ちょっと昔なら圧倒的にauの方が繋がりました。
docomoのムーバは、場所によっては繋がらなかった。
docomoのフォーマは、auなみに繋がりました。
しかし、最近は、両者のつながり方は、ほぼ同じであるというのが私の見解です。

理由は、FOMAプラスエリア(800MHz帯)です。2005年に、FOMAサービスエリア(2GHz帯)では電波が届きにくかった山間部などでの電波状況の改善を目的に開始されたサービスですが、このFOMAプラスエリアを使うとauに繋がります。いや、場所によってはau以上に繋がります。そのために両者の差は無くなったようです。このFOMAプラスエリアは、料金もかからないし非常に便利です。ただし、対応機種に限りがありますが。

それと地域によっては、auとdocomoに、それぞれ得意不得意があるようです。具体的にいうと、浅間牧場付近では、docomoが圧倒的に繋がって、auはつながりが悪くなる。と言うと、お茶会なんかで

「なぜ、auを持ってない、お前が、そんな事分かるのか?」

と、熱烈なauファンが激怒されるわけですが、申し訳ないんですが分かるのです。というのも、御客様に携帯電話で道案内している時に、ある地点で、auに限って、必ずプチッと切れる場所があるのです。一つ具体例をあげると浅間牧場から火山博物館に行く道に入ってすぐのところです。そこに行くと、auだけは切れる。しかし、docomoは切れない。もちん季節によって差がありますが。

 逆にauなら繋がってdocomoが切れる場所もある。それは、浅間牧場茶屋から天丸山に向かうルート上で何ヶ所か切れる場所があります。しかし、auは切れにくい。auは、山とか谷とか森の中に強いんですね。docomoより強いです。逆にdocomoは、街中や観光地でauより強い傾向があります。

 あとauがdocomoより繋がりやすい場所として、防火壁で囲まれたような場所があります。ペンションなどの建物は、消防法によって何ヶ所か防火壁を設置しているのですが、これが電波を遮断するらしく、繋がりにくくしています。

 うちのケースだと、「すずらん」と「りんどう」の部屋と厨房が、防火壁で囲まれていて繋がりにくい。こういうところで発揮するのがauです。だからauの御客様は、ゆとりがある場合は、できるだけ、この2つの部屋に入れるようにしています。

 docomoの御客様でも、FOMAプラスエリアの人なら問題ありませんから、この部屋に誘導しています。まあ、そういう事をする場合は、かなり仲良くなった御客様にかぎられますけれど。

 しかし、まあ、docomoもauも、繋がり方に個性はあるにしろ、嬬恋村や北軽井沢に住んでいて、全く不便を感じません。希に繋がりにくい場所があっても、数メートル移動すると、たちまちアンテナ3本状態になります。しかし、ソフトバンクだけはダメ。箸にも棒にも引っかかりません。

 特にauやFOMAプラスエリアが得意とする山とか谷とか森の中になると全くダメ。それと、混雑期に繋がらない。冬に繋がっても、ゴールデンウイークになると繋がらないというケースが、よくあります。だから前回繋がったと安心していると痛い目にあいますね。ソフトバンクは、この状態をはやく改善すべきですね。

 あと、関係ないですけれど、docomoには、ドコモ公衆無線LANサービスというものがあって、840円で全国の空港・駅などでインターネットが使えるようです。御客様には、それに加入している人も多く、3万円くらいのミニパソコンで、駅前で宿を予約するみたいですね。格安ホテルで3泊もすれば、もとが取れると言ってました。auやソフトバンクは、どうなんでしょう?

 それからFOMAハイスピードというのもあるらしいです。これは、加入するとパソコンを無料でプレゼントしてくれるものらしく、お金のない高校生などが、使っていましたが、どういうものかは、私には、よく分かりません。イー・モバイルみたいなものなのかなあ?

http://www.hspc-docomo.net/point/index.html

 ただ、このFOMAハイスピード、嬬恋村や北軽井沢でも使えるらしく、御客様に聞いてみると、けっこう重宝しているみたいです。プロバイダ契約がいらず、携帯さえいらないわけですから、便利と言えば便利ですね。これさえあれば、通信環境のないホテルに泊まっても何ら不便はないのですから。通信速度も速いらしい。

 問題は値段ですね。パソコンは無料でも、通信費は、最低月額1000円で最高5985円します。ガンガン使う人だと、5985円は高いかなあ。滅多に使わない人か、旅先でしか使わない人なら、ふだんは月額1000円だから、これは逆に安いかも。

 あ、そうそう、イー・モバイルは、全くダメですね。嬬恋村や北軽井沢どころか、軽井沢でも場所によってはダメらしいです。軽井沢は、イー・モバイルのサービスエリアだと繋がることになってるのに、繋がりにくい御客様がこぼしていました。イー・モバイルは、ソフトバンクより繋がりにくいようです。

 最期になりましたが、うちはdocomoです。

 なぜdocomoかというと、嫁さんがdocomoショップの副店長だったために、嫁さんがdocomoで食わせてもらった御礼に、加入しています。これは損得抜きです。義理人情の問題です。別に性能が良いからdocomoを撰んでるわけではありません。docomoがダメな時代も、料金が高かった時代も、じっと耐えて性能向上を待っていました。

 自営業やってると、自営業仲間の友人が多くなるのですが、こういっちゃ何ですが、自営業仲間は損得で動く人が多すぎて嫌になります。これは、ユースホステルのマネージャーにも言えることです。だから、どうしても、そういう姿勢に反発したくなるのが私の悪い癖で、義理人情を優先したくなる。

 もちろん私がdocomoに加入したところで、docomoは、何一つ感謝しないだろうが、そういうことは関係ないんですよ。こっちの気分の問題。心意気の問題。まあ、これが私の欠点で、それがために、今ひとつ起業家として成長できない未熟者のままですが、この欠点だけは直しようがない。

 もちろん自営業仲間の中でも私のような考えの人間が少数ながらいます。その少数の大半が脱サラ組か、早期退職者たち。元サラリーマンの方が気前がいいし、人づきあいも常識的ですね。しかし、根っからの自営業者は、損得勘定が多すぎて、ちょっとついていけないところがあります。そういう人とは、自然と距離をおくようになってしまいますね。

つづく。

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posted by マネージャー at 11:53| Comment(8) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月16日

ソフトバンクは田舎じゃ使えないのですか?

>ソフトバンクは田舎じゃ使えないのですか

>旅人の間では「ソフトバンクは持つな」
>というのが定説だったかと思います。

そうですねえ。その通りですね。
旅人だけではなく、山屋さんも
ソフトバンクだけは持つなという人が多いですね。

北軽井沢や嬬恋村に関して言えば、ソフトバンクは使えませんね。
じゃあ、北軽井沢や嬬恋村は、圏外なのかというと、そうではないみたいなんです。
下記のサイトで、通話圏内を確認してみてください。

http://mb.softbank.jp/mb/service_area/iphone/kanto/gunma.html

北軽井沢も、嬬恋村も、
通話可能ということになっている。

しかし、現実には通話できない。

「どういう事なんだろう?」

と思ったので、調べてみたら、ソフトバンクの使っている周波数に問題があるらしい。

docomoやauが使用している周波数は2GHz帯と800MHz帯
Softbankは2GHz帯のみ

docomoは地方や山間部など2GHz帯の電波が届きにくい場所では、800MHz帯でサービスを展開しています(800MHz帯は2GHz帯よりも障害物に強いため、山間部では有利)。でも、ソフトバンクは、2GHz帯のみだから、山間部では不利なんですね。おまけにアンテナ数が極端に少ないために、繋がらないそうです。


 まあ、ここまでは理屈。
 ここから先は、うちの体験談。


 御客様が忘れ物をしたりします。それを部屋掃除で見つけて、大急ぎで御客様の携帯に電話をかけても通じない。こういう場合は、間違いなくソフトバンクです。念のために、後日、携帯の会社名を聞くようにしていますが、100パーセントソフトバンクでした。これは、本当に困りました。

 困ると言えぱ、一番困るケースは、こういうケース。
 車で来る御客様が、道が分からないと電話がかかってきます。
 案内しているうちに、プチッと切れてしまい、連絡不能になる。
 ハラハラしてしまいます。
 御客様も焦るだろうけれど、こっちも焦る。
 特にペンション・ティンカーベルを営業しているときに多かった。

 見晴らしの良い有料道路で繋がってて、
 見晴らしが悪くなるとすぐ切れてしまう。
 あとは、運を天にまかせて、
 無事、御客様が辿り着くのを待つしかない。


 また、こういう電話にも困りました。

「ソフトバンク、繋がりますよね」
「繋がらないですねえ」
「だって、ソフトバンクのホームページの通話圏内に、嬬恋村や北軽井沢が入ってますよ」
「ダメなんです」
「え、だって入ってるのに。おたくの宿だけ電波が届かないじゃないですか?」
「いや、そういうわけでは....」

 うちの宿だけ電波が届かないのなら、どんなに幸せか。うちの宿だけ電波が届かないのなら、御客様はともかく、うちの宿としては何の問題もない。そうでないから困っているんです。迷子の御客様を誘導できないから困ってるんです。正直言って、うちに到着してもらえさえすれば、あとは何とかなる。そうでなくて、浅間高原に入ったとたんに、プチッと切れてしまうから困ってるんです。

 だからソフトバンクを使っている皆さん、田舎に行くときは、そういう事があるんだという覚悟をしてきてください。携帯にたよらず、地図を持参してください。携帯で何とかなると思ったら大間違いです。特に、ゴールデンウィークや、お盆などの夏のシーズンは、要注意です。ふだん繋がる場所でさえ、繋がらなくなる。

 では、auは、どうなのか?
 ドコモは、どうなのか?

つづく。

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posted by マネージャー at 17:17| Comment(3) | 業界裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

浅間高原ウィンターフェスティバル2010 4

浅間高原ウィンターフェスティバル2010 4

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 やはり宗次郎さんは偉大でした。
 宗次郎さんを知らない嬬恋村の村人を感動させたからです。
 ネームバリューではなく、
 純粋にオカリナの音色だけで感動させたからです。

「宗次郎さんだっけ? あれは良かったなあ」
「オカリナっていうのか? ええ音色だのう」
「山に響いて、実に、ええもんだった」
「そうそう、浅間高原にぴったりだったなあ」
「素晴らしかった」
「来年も来てくれるかなあ」
「聞けるなら、また聞きたいなあ」

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 そして、その余韻が褪めないうちら、
 花火があがりました。


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 実は花火は、おもちゃ王国の支配人があげています。
 支配人なのに宗次郎さんのコンサートは聴けず、
 駐車場の誘導係りをやっていましたが、
 花火の着火には、大急ぎでかけつけ、
 打ち上げを開始しました。

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たてつづけに打ち上げられた花火に
人々の眼は奪われました。

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やはり花火は、冬がいい。
夜空に輝く閃光が、
白い大地を照らし
雪景色を、虹色に変化させるからです。
七色の花火は、白い大地を、次々と変えていきました。


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つづく。

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posted by マネージャー at 15:25| Comment(2) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月15日

雪と友達になる 01

スノーシューを楽しむコツは、雪と友達になることです。
例えば、粉雪とぼた雪の違いを知ってると、
スノーシューで遊ぶための幅が広がります。

もっと具体的に説明してみましょう。
朝6時に湯ノ丸山に登ったとします。
晴れた1月ならば、雪原は粉雪です。
風が強ければ、雪の踏み跡は消えている可能性が高いでしょう。

さらに粉雪の場合は、雪が深いケースがあります。
つまり深いラッセルに苦労する。

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つづきは
http://snowshoeing.seesaa.net/article/138398117.html
で御覧ください。



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posted by マネージャー at 20:39| Comment(0) | スノーシュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする