さて、1月30日(土曜日)の最終イベント。
素晴らしい花火が終わって星空鑑賞会です。
星空鑑賞会は、花火を見終わった御客様の大半が、帰られたので、ある意味、アットホームな感じになりました。結果的には、この方が、人数が少なくて、かえってよかったですね。というのも、この日は、特に空気が澄んでいたために、ビームライトが役にたたなかったからです。湿度44パーセントです。空気には、塵ひとつありません。強力なレーザー光線があっても、空を照射することは不可能だったでしょう。それだけに説明しにくかったですね。きちんと照射するには、スモークが必要でしたね。しかし、まあ、せっかく澄んでいる空気をスモークで汚すのは本末転倒な話なので、これは、これでよかったのではないかと。
さて、オリオン座です。
このようにカメラに写るほど立派にでていました。
この日は満月でした。
真冬の満月は、星空観察に一番不利な季節です。
明るすぎるからです。
しかし、このようにハッキリ写真に写る理由は、空気が澄んでいるからですね。ビームライトが役立たずになるほど空気が澄んでいた。でもって、バックの観覧車や森が月明かりによって、くっきり姿をみせています。
幻想的な光景に御客様もうっとりです。
そんな御客様に、かすかに見える銀河をみてもらいました。
後を振り向いてもらいました。
カシオペアがわかりますか?
そのラインにそって、かすかに銀河が見えます。
と言っても、満月ですから、よほど目が良くないと見えません。
一般的に満月には、銀河はみえないですから。
しかも、この日は、1年で一番月が地球に接近した日。
つまり1年で1番月が明るかったのです。
星空には、最悪な環境だったのですが、
空気が澄んでいる浅間高原ではみられました。
これがお月様。
月の左上にあるのが火星です。
こんなに月明かりが明るいのに、火星が、しっかり見えています。
前日の星空鑑賞は、オリオンを中心に解説しました。ですので、この日の解説は、月と火星の解説にする予定でしたが、宗次郎さんがオリオンの話題にふれたので、やっぱりオリオンの話題もふれました。だぶって聞いた方、ごめんなさい。できるだけ、オリオンネタは避けようかと思ったのですが、せっかくオリオンのお話がでたので。
これがオリオンです。わかりますか? 実は宗次郎さんが、演奏中、さかんに天空をみていました。実は私も演奏を聴きながらオリオンをみていました。空気が澄み切っていた夜空には、オカリナの音色が響き渡り、最高の空間が生まれていました。
星空鑑賞の醍醐味は、理屈じゃないんですよ。理科の勉強じゃないんです。感じることなんです。オカリナを聞きながら何かを感じることが大切なんです。そういう意味では、私の解説なんかよりも、宗次郎さんのオカリナとトークこそが、星空鑑賞にふさわしい。
これは、オリオンと牡牛座と双子座が見えています。
どれが牡牛座で双子座なのかは、
http://www.toxsoft.com/stella/
で確認してください。
でも星をみるというのは、知識や理屈ではありません。
感じることが大切です。
なのに、この日の私は、いつもより多めの星の話をしました。
どうも申し訳ない。
もっと星空に興味の有る方は、浅間高原にきてみてください。北軽井沢ブルーベリーYGHの星空温泉ツアーに参加されれば、私かスタッフが御案内いたします。嬬恋村村民の参加も歓迎です。別にお金は、いただいていませんから。北軽井沢ブルーベリーYGHに泊まらなくても参加できますよ。ただし、一緒にホテルグリーンプラザ軽井沢の温泉、またはホテル1130の温泉に入る方にかぎられています。19時40分までに、北軽井沢ブルーベリーYGHに集まってもらって、一緒に温泉に行きます。その帰りに星空観察会を行っています。そして、車で北軽井沢ブルーベリーYGHに来られる方。
ただし、星が出てない夜は中止ですし、北軽井沢ブルーベリーYGHの御客様が、一人も星空温泉ツアーに参加しない場合も中止になります。その日に星空観察会があるかないかは、当日19時30分頃に、前もって問い合わせた方が良いでしょうね。ちなみに平日は、ほとんどやってないです。週末は、9割の確立でやってますよ。
つづく。
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