浅間高原ウィンターフェスティバル2010 1
浅間高原ウィンターフェスティバルの開催が正式に決まりました。
昨日、その会議にでてきました。
だからスノーシューのラッセルはお休みです。
実は、今回で3回目となる浅間高原ウィンターフェスティバル。今年は中止か?と言われていたものです。なんとか今年は開催できましたが、来年は、やれるかどうか....。中止を検討した理由は、お金がないのと、人手の無いためです。お金がない理由は、リーマンショックによる不況の影響が深刻であるためですが、人手の無いのは、別の理由があります。
高齢化のためです。
浅間高原ウィンターフェスティバルの主力は、
実質上、浅間高原のペンション経営の親父たちがやっています。
親父たちと言えば聞こえはいいですが、一番年下のおっさんが、今年49歳の私あたりになりますから、60歳は普通で、70歳くらいの人たちがゴロゴロしています。親父と言うより爺さんと言った方がいいくらいで、みんな孫の一人や二人いる。私も含め、みんな、くたびれはてている。
よーするに年寄。 正直言いまして、みんな何かしらの病気をかかえている。で、この不況の中で必死に生きている。タケノコ生活しながら生きている。中には、倒産する宿さえある。倒産はしなくても、ぎりぎりで生きている宿ばかり。まあ、これは全国、どの観光地でも一緒でしょうが。
しかし、そういう状態の中で、某ホテルのイベント担当者をやっている青年が、観光協会に企画書をもってきたんですね。このままじゃ、じり貧だから、冬の浅間高原を活性化させるために、浅間高原ウィンターフェスティバルを開きましょうと。そして、会議の結果
「せっかく若い者が、企画書つくったんだ」
「いっちょう、やってみるか」
と言うことになった。
そして、準備がスタートしたのです。
が、準備をやってみて、愕然としました。
ゆ、雪が固まらない....。 パウダースノーのために雪が固まらないのです。
ですから雪を箱(ビールケース)に入れて、
足で踏みつけたあとに水を入れます。
そうやって固めてブロックを造るのですが、
そうやって、やっとのことで、
氷のようなブロックを完成させるわけですが、
これが重いのなんの。 重すぎて持ち上がらない。
年寄りには持ち上がらない。
でも必死になって持ち上げる。
そして積み重ねて、イグルーを造っていくわけですが、
普通じゃ持ち上がらないので、
足場を組んで、やっとこさっと持ち上げます。
この作業を、年寄りが必死になってやるのです。
満身創痍の年寄りにとっては、
地獄だったことでしょう。
で、完成したのがこれ。
これがイグルー。
これをみた御客様は、大喜び。
みんなで記念写真をとりました。
この喜んでる姿を、年寄りたちに見せてあげたかった。
だから、ホームページに、ブログにアップして知らせてあげました。
2008年のことです。
そして、2009年の浅間高原ウィンターフェスティバル。
また、イグルーを造ったんですが、
2008年は、雨が降って、
御客様に見せる前に
崩壊してしまった。
もう、泣き面に蜂。
浅間高原の進退、ここに窮まれり。
しかし、そこに救世主が現れた.....。紹介サイト
http://wf.yoyoyoi.net/http://asama-winter.jp/http://kaze3.seesaa.net/category/6025350-1.htmlつづく。
↓ブログ更新を読みたい方は投票を
人気blogランキング
posted by マネージャー at 13:58|
Comment(2)
|
イベント
|
|