つづきです。今回は、男子と女子についてについてです。
男子と女子。両社の文化には断絶がありました。
これは大人になって気がついたことです。
男子の悩みが、女子にはわからない。
その逆もあったと思いますが、
私が男なのでわかりません。
小学生時代の男子にとって、一番の悩みはトイレです。学校で大便ができないという悩みです。学校で大便をすると、すぐに、「おーい、誰かウンコしてるぞ」と、みんなが集まってきて冷やかすからです。だから、わざわざ自宅に帰って大便する人や、病院や役場や公園にしにいく人がいました。しかし、女子には、そういう悩みがないんですよね。
ある日、男子トイレで誰かが大便をしていました。
それを発見した友人たちは、
「おーい、誰かウンコしてるぞ」
とみんなを呼び集め、みんなでホースをもってきて、上から水をかける悪戯をしたのですが、やがてトイレのドアが開くと、びしょ濡れの先生が、仁王立ちでたっていました。もちろん、その後は、どうなったか言うまでもありません。
関係ないですが、最近、嫁さんと議論することによって、男子と女子の目線の違いについてを発見しました。ことのおこりは、こうです。ある男性が、ある女性にジロジロ見られているという事件がありました。嫁さんは
「それは、ジロジロ見ている人が気があるんだよ」
と言いました。私は
「そんな馬鹿な」
と反論しました。
男社会では、不用意に目が会うと喧嘩に発展することがあります。だから、ジーッと見つめられた場合、本能的に
「俺、何か悪いことしたかな?」
と反省するものです。身に覚えがなければ
「何で見るんだよ!」
と反発心が湧いてくるはずです。それほど目と目を合わせることは、子供時代は危険なことでもあります。
ところが、嫁さんいわく
「女は、好きな人がいるとジーッと見つめたくなる」
というのです。私は
「それ、逆だろう! 好きな奴がいたら、逆に目線を合わせられなくなるだろう」
と反論したのですが、うちの嫁さんは、そうではなかったらしい。
「それって危険だぞ。男社会では、ニホンザルと一緒で、目線があったら喧嘩に発展することもあるぞ。だからジーッと見られたら何か悪いことしたかな?と不安になるか、反発するかのどっちかだぞ」
「そんな馬鹿な」
「いやいや、本当! 男社会では、目線が会うと、ガンとばしたな!って言って因縁つけられることは、よくあるんだよ」
「好きな異性だったら違うでしょう」
「好きな異性だったら逆に意識してしまって相手の目をジーッとは見れんよ」
「好きだから見るんじゃないの?」
「逆だよ、逆! やな奴がくると見るんだよ。そうでなければ、その人の首筋に大きなホクロがあって、そこに毛が生えているから、それをジーッと見るとか.....」
「なんだそりゃ!」
議論は平行線になりました。
つづく。
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