ニュースを知った日は、1日、仕事が手がつかなかったです。
すでに、おきたことは仕方ないとしても、
すぐにも対策をとっていただきたいものです。

テンが原因らしいとのことですが、テンは、もともと佐渡にはいなかったですよね。それが20年前頃には、大佐渡山脈で頻繁にみられるようになりましたね。私は、数回くらい金北山付近で目撃していますが、その時に、驚いたのなんのって、本州のテンと、別の生き物か? と驚くぐらい警戒心が無かった。これは、私だけの体験ですかね? 大倉越えあたりでは、一度、目の前を横切る姿をみかけました。かなり大きく太ってました。普通、島の生物は、小型になる傾向はなかったですか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100311-00000443-yom-sci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100311-00000152-jij-soci
ケージの金網、62カ所で広がる=テンが侵入?
最大9×12センチ−環境省
3月11日19時43分配信 時事通信

金網の写真みたんですが、強度は、どうだったのでしょう? 私は子供の頃、野ウサギを捕まえて金網の中に入れておいたら、野ウサギの奴、金網を食いちぎって、1晩で逃げてしまいました。子供心に野生動物の金網に対する突破力は凄いものだなあ−と感心したことがあります。で、ケージの金網の強度の検証はなされているのでしょうかね?
でもまあ、テンが犯人なら、本来テンは非常に警戒心が強い動物ですから、ケージの回りに、犬を数匹ほど移動できるように配置しておけば、なんら問題ないはず。軽井沢では、ベアドックが活躍していますが、レの訓練犬をつかって、野生の害獣を近づけないようにするのは、世界では、もっともポピュラーな方法です。佐渡トキ保護センターでは、やってなかったのでしょうか? もし、やってたとした場合、なぜ、効果がなかったのでしょうか?
私の近所(北軽井沢)では、牧場や畑で、猪や熊防御のために、電気線をおいてあります。たいして予算はかかりません。この対策を佐渡トキ保護センターでは、行っていたのでしょうか? 誰か教えていただけませんか? もし、やってなかったとしたら、やれない理由があったのでしょうか? 例えば、犬の案は、朱鷺の神経を逆なでするとか? レトリバーの訓練犬でもダメだったのかとか?
こちらでは、情報が無いために、何もわかりません。
どなたか教えていただければ、さいわいです。

常駐職員が多く居るが、夜は無人。前日午後6時過ぎのケージ内映像に小動物が写っているのに、翌朝まで事件が発見出来ず。
24時間体制じゃなかったんですね。
今後は、24時間体制でみはってくださいな。
あと電気柵については、誤解を受けそうなので補則。電気柵は気休め程度です。気休め程度なのですが、電気柵があるととろより、電気柵が無いところの法が被害が少ない。有名な《ヒグマ避け電気柵実験》について書いておきます。
登別クマ牧場では、ウシの放牧などに使う電気柵を作って、その中にリンゴとかクマの好きな食物を入れる実験をしました。成功すれば、電気柵でヒグマの害に対抗できると思ったからです。ポールを立て、電線は二本引きました。するとヒグマの奴は、次々と電線に鼻を押しつけては感電してひっくり返っちやう。
成功したなと思ってますと、今度はクマが行列をつくって、グルグル、グルグル電気牧柵の囲いを回ります。そのうちに一頭のクマが、二本回してある電線と電線の、広いスキ間をくぐり抜けて中に入ってしまいました。そうしたら、あとのクマも全部、そこから入ってしまいます。
そこで今度は電線を三本に増やしました。くぐり抜けるスキ間がないようにしたわけです。ところが今度は、クマが囲いの土を掘りはじめました。土に穴を掘って柵の中に入り、リンゴなどを食べてしまいました。
こうなってはクマとの知恵くらべですから、今度は電気柵の囲いに深く基礎コンクリートをうってポールを立ててみました。これなら土を掘って侵入することは不可能というわけです。そうしましたら、クマはポールにツメをかけて、とうとう倒してしまいました。そうしたら、もうアースしちゃって、クマは平気で歩いて行きます。この事件に要した時間は、たったの1日。ヒグマの知能というのは、恐ろしく高いものです。
登別クマ牧場の結論
ヒグマ研究家の本などには、キャンプ場に電気柵を作ってヒグマの害を防ぐべきだとありますが、これは意味がない。それよりヒグマの好む臭いや食料を置いておかないことの方が大切ということでした。
重傷の朱鷺の回復を祈ります!
つづく。
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