2010年05月29日
米子瀧山不動寺
米子瀧山不動寺は、古くから「米子のお不動さん」と呼ばれ、現世利益をご祈願・ご祈祷する真言密教寺院です。また、今もなお全国たくさんの方から厚い信仰を集めています。本尊である不動尊は、千葉成田の不動尊、新潟の菅谷不動尊と共に日本三大不動尊のひとつに数えられています。
不動明王は、等身大の立像で、弘法大師(空海)の一刀三礼の御作と言い伝えられ、欅の一木造りで像高162センチ、重量47.5キロあります。
不動尊信仰は、近くの妙徳山における白山信仰、奇妙山における念仏信仰、菅平四阿山における熊野信仰を生んだ中世の山岳修験道によって発生してきたもので、念仏行者但唱上人、その弟子と言われる閑昌上人の念仏行と深くかかわっています。
当寺より12キロ奥・四阿山北西隅に、長野県須坂市の観光名勝としても名高い米子大瀑布にある不動瀧(85メートル)・権現瀧(75メートル)があり、そこに奥之院があります。そこは古くから全国に知られた熊野信仰・山岳修験道の聖地です。
つづく。
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