2010年07月31日

照月湖の自然を紹介

今日は、照月湖の自然を紹介してみます。

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照月湖は自然の豊かな湖で、北軽井沢の歴史と共にあります。
一度、散歩してみるのもいいかも。

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つづく


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posted by マネージャー at 22:43| Comment(2) | 北軽井沢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

北軽井沢ブルーベリーYGH10周年 10

北軽井沢ブルーベリーYGH10周年 10

 問題は経営危機に陥っているペンション・北軽井沢ブルーベリーのことです。北軽井沢ブルーベリーの再建をスタートさせる前に、ある問題点が出て来ました。その問題点というのは、ペンション経営をまかせていた友人が、ペンションにすっかり嫌気がさしてきているということでした。そして嫌気がさしている友人は、
『俺は北海道でやりたい』
と言うのです。北軽井沢には永住する気は無いというのです。


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 私は最初、その友人と北軽井沢ブルーベリーの再建をめざすつもりであり、ペンション業務全般を全て友人にまかせ、私は、営業と体験プログラムだけを行う予定だったのですが、友人の心は北軽井沢にはなく、北海道に向かっていました。全く自己資金の無かった三苫さんが、賃貸という手段で民宿『千葉荘』を開業できたためか、その友人も北海道で賃貸物件を探し始めていました。そして、摩周湖付近に民宿のめぼしい賃貸物件をみつけていたのです。


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 友人の夢は、あくまでも北海道で宿をやることであり、軽井沢周辺には興味がない、または、もう懲り懲りという感じに見えました。そのうえ宿に対する細かいこだわりが、ありました。あくまでも小さなユースホステルのような宿を目指しており、ペンションを憎んでいるような感じさえありました。よほどペンションと相性が悪かったのかもしれません。というか軽井沢と相性が悪かったのかもしれません。

 私は、こうなることを察して、私は会社を退職して日本ユースホステル協会のマネージャー養成講習会に出て、日本ユースホステル協会にユースホステル申請を出したわけですが、申請してすぐにユースホステルになるとはかぎりません。

 私が知っている長崎えびすユースホステルは、申請後1年も待たされていますから、北軽井沢ブルーベリーも1年くらい待たされるんだろうなあと、漠然と思っていたくらいです。ですから、私も、その友人も、もう1年くらいペンションを続けるつもりでいたのです。

 宿は赤字。
 軍資金は減る一方。
 給料はろくに払えない。
 おまけに、もう1年くらいペンション経営は続く見込み。


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 そんな状況の中で三苫さんが、ほとんど資金ゼロで民宿『千葉荘』を開業させ、なかば成功させつつあったのです。しかも、ペンション北軽井沢ブルーベリーと違って、営業成績はよい。黒字なのです。御客さまもいっぱいきているのにも驚きましたが、なによりもリピーターが多い。北軽井沢ブルーベリーのリピーターがゼロなのに、民宿『千葉荘』にはワンサカいる。施設もサービスも北軽井沢ブルーベリーの方が、圧倒的に良いのに、北軽井沢ブルーベリーは倒産寸前で、民宿『千葉荘』は前途洋々。

 で、インターネットで検索すると摩周湖に民宿の賃貸物件があった。しかも温泉付きで、温泉収入だけで1日に何万にもなるという。さぞかし友人の心は高鳴ったことでしょう。

「摩周湖に行ってきて良いですか?」
「分かった行ってこいよ。北軽井沢ブルーベリーは、俺一人で充分だから」
「まあ行ったところで、俺には賃貸物件を借りる金は無いですけれどね」
「金のことは心配するな。俺が何とかする。あいかわらず借金は減ってないけれど、100万くらいは手配する。北軽井沢ブルーベリーがあるのだから、それを担保に、みんなも貸してくれるだろうし」
「すいません」

 こうして友人は、摩周湖に向かい、賃貸物件を見学に行ったのです。ただし、物件は素晴らしかったのですが、賃貸契約には失敗してしまいました。資金の問題ではなく、貸す側に心変わりがおきたためです。でも、失敗したとは言え、広い北海道には、民宿の賃貸物件は、他にもたくさんあるにちがいなく、チャンスがあれば民宿『千葉荘』のように独立できるかもしれません。また民宿『千葉荘』の三苫さんは、女手一人による苦戦から人出を欲しています。2人で相談の結果、北軽井沢に永住する気がない友人は、民宿『千葉荘』を手伝いながら独立のチャンスをうかがう・・・・ということになりました。

 まあ、仕方ないことですが、そうなると困った。
 北軽井沢ブルーベリーの再建計画が、
 白紙に戻ってしまったからです。
 すべての計画が一からやりなおしになりました。


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 他の大勢の友人たちには、民宿『千葉荘』に行ってくれとたのんである。だから北軽井沢ブルーベリーへの応援は見込めない。嫁さんは、仕事はやめられないし、辞めたら唯一の安定収入が途絶えるし、おまけに友人が、富良野の転出するのは、2001年1月11日に決定しており、期限は刻々と迫ってきていました。再建計画を変更するのには時間は、あまりにもありませんでした。おまけに料理の練習も、家の引き継ぎも、引っ越しも、何もかもできてなく、準備は何一つできていません。

 そんな時に、日本ユースホステル協会から電話が入りました。
「施設をみせてほしい」
とのことでした。
「ああ、どうしよう? 何一つ準備はできてない」

 私の進退は、ここにきわまりました。

つづく

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posted by マネージャー at 09:42| Comment(2) | テーマ別雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする