2010年09月10日

ルオムの森を紹介

ルオムの森に行ってきました。
http://www.luomu-mori.com/

国道146のみるく村付近に入り口があります。

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ところどころに看板が。

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そして、ルオムの森です。

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(LUOMU)とはフィンランド語で「自然に従う生き方」を意味します。北欧フィンランドで
は、森はとても日常的な存在であり、友人が訪ねてきた時、考え事や相談事がある時も気
軽に森に入ります。北欧の人々は語り合い、疲れを癒し、体のリズムを取り戻すために森
に入ることが大好きです。四季に従い、楽しみ、生活する。シンプルですがとても豊かな
ライフスタイルなのです。

北軽井沢はフィンランドの気候によく似ています。四季折々に豊かな時間が流れています。
森の恩恵に目を向け、生活の一部に取り入れてみることは、本当の豊かさを知るヒントが
ある様に思います。「ルオムの森」は自然に従うライフスタイル(ルオム)を追い求める
ところから生まれました。


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 ルオムの森には浅間高原最古の洋館が佇んでいます。アメリカヤ様式と呼ばれる和洋折
衷の建築様式の極めて貴重な文化遺産であり、暖炉の大ホールでは、かつてダンスが行わ
れていたと言います。
 
 また、この洋館は田中銀行をはじめ、数十の企業群を興した大正・昭和の実業家、田中
銀之助により大正9年に建てられた由緒ある別荘です。銀之助は、E・Bクラークと共にイギ
リスから慶応大学にラグビーを伝えたことでも知られます。「日本ラグビーの父」と呼ば
れ、初代日本ラグビー協会名誉会長でもあります。また、父である田中平八は「天下の糸
平」と称され、希代の相場師として財を成した明治の英傑です。

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つづく。

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ラベル:ルオムの森
posted by マネージャー at 16:15| Comment(0) | 北軽井沢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月09日

松本牧場

松本牧場。牛乳屋さんの本家です。
ここは無農薬牧場です。
ここの牛乳が、北軽井沢では大人気。

北軽井沢ブルーベリーYGHから徒歩15分くらいです。

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これは、松本牧場のお隣さん。
ここの牛乳は、清里の清泉寮にも出荷しています。
清里の清泉寮のソフトクリームの一部は、北軽井沢産だったりするんですね。

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つづく

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ラベル:松本牧場
posted by マネージャー at 16:50| Comment(2) | 嬬恋村 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地蔵峠から池ノ平湿原へ その3

地蔵峠から池ノ平湿原へ その3

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さすがにコマクサは終わってますね。


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下山は、涼しくて、なだらかなので楽々コース。

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つづく

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posted by マネージャー at 16:45| Comment(0) | 高峰−池ノ平湿原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月08日

日清「ラ王」新CMお蔵入り 山頂で撮影、登山者一時入れず



日清「ラ王」新CMお蔵入り 山頂で撮影、登山者一時入れず
2010.9.8 21:36

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100908/biz1009082141029-n1.htm

 日清食品は8日、「弊社商品のCM撮影に関するお詫び」をホームページ上に掲載した。槍ヶ岳で行った「日清ラ王」の新CM撮影の際、一部の登山者に登頂を待ってもらうことを依頼し、「多くの皆様に多大なご迷惑をお掛けいたしました」と謝罪している。日清では9日から新CMの放映を予定していたが、「CMを見ると、不快に思う人もいる」(広報部)と判断、“お蔵入り”にすることを決めた。

 ホームページによると、撮影が行われたのは8月3日。


以上、引用おわり−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


当然の判断だと思います。
しかし、ちょっとカチンとくる記事ですね。


>「CMを見ると、不快に思う人もいる」(広報部)と判断、

そういう問題ではない。登山者たちは、不愉快で怒ってるのではない。
危険だから怒っているのですよ。
わかってるのかなあ?

8月3日の槍を1時間も占領するなんて、非常識にもほどがある。
いったい、どんな人たちが企画したのだろう?


こういう撮影なら、
もっと適切な場所があります。

双子山でもいいし、
赤岩でも良い。
妙義山系でも軽井沢の高岩山でもいい。


つづく

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posted by マネージャー at 23:16| Comment(9) | ニュース・時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本日は休館です

本日は休館です。
2ヶ月ぶりの休館です。

というか、やっと休館にもってこれました。
久しぶりに、ワックス以外の、いろいろなメンテナンスを行います。
ですから、今日だけは、御客様をとりません。

厳密にいうと、知り合いの22時到着のバスの運転手さんを
一人だけ素泊まりで受けましたが、他の方は、全員お断りしました。

なんで、こんな事を書くかといいますと、
最近、平日に御客様を受け入れるユースホステルが
少なくなってきたために、うちがそういう御客様の受け皿になっていたからです。
で、本日だけは駄目ですよと書いておこうかと思ったからです。

実は、ここ数日の北軽井沢ブルーベリーYGHは
「★★YHも、○○YHも、休館や満室で断られました」
という御客様でいっぱいでした。


 ぶっちゃけ満室というのは断るための方便である可能性が高いです。というのも
「★★YHも、○○YHも、休館や満室で断られました」
と言ってくる御客様全員が、当日の12時以降に電話をかけてくる御客様だからです。きっとそこの宿主は、

「今日は予約がないので休館にして、遠くまで買い出しに行こう」

または

「病院に行こう」
「骨休めしよう」
「ワックスをかけよう」
「屋根を修理しよう」

という状態だと思います。そういう情況で、突然泊まりたいと予約が入っても断らざるをえない状態になっているんだと思います。

 ですから、どうしても、そのYHに泊まりたいときは、前日に予約することをお勧め致します。当日では、それも12時すぎでは理由をつけて断ることが多いと思いますよ。北軽井沢ブルーベリーYGHみたいに事前に休館日を決めて、インターネットで公表してしまっている宿は少ないと思います。たいてい当日の朝までに予約が来なければ休館にするケースが多いと思います。宿というものは、御客様を待つ商売ですから、待っても来ないと思ったら休館にするケースが多いんですよね。

 北軽井沢ブルーベリーYGHも、6月から10月までは、毎日御客様の予約が入るので、宿を開けておくケースが多いのですが、12月から3月までは、平日は予約がなければ閉館します。当日の12時すぎに電話がかかってきても受け入れないケースが多いです。

 でも、6月から10月までは、平日でも予約があることが多いので、定休日以外は、当日の夕方の電話でも宿泊できるケースが多いんですよね。で、当日の午後に予約をいれる御客様や、飛び込みの御客様でいっぱいになる。まあ、ありがたいことなんですが、そういった御客様から、何度も変なお褒めの言葉をいただくことになります。

「北軽井沢ブルーベリーYGHさんは、平日なら、いつ来ても泊まれるんだねえ」
「はあ?」
「断られたこと無いよ」
「いや、たまたまですよ。うちだってワックスがけをしたら3日間は休館にします」
「でも、★★YHには、10回くらい満室で断られたよ。平日なのに」
「平日?」
「平日。よほど人気なんだねえ」
「あの、当日の午後に電話かけてません?」
「うん。俺は、当日の午後にしか電話書けないから」
「・・・・」

 私は、めんどくさいから、ここで会話を変えました。
 でも、こういう人が多いんですね。

 なかには

「◆◆YHに電話かけたんだが繋がらないんだよ」

という御客様もいらっしゃいます。

そんな事を言われても困るんですがね。
よそのYHの事情まではわかりませんから。


「ツアーにでも出かけてるんじゃないですか? 山の中だと転送設定にしてあって携帯も繋がりませんから」
「えええ、そりゃ困ったなあ、これから泊まりたいんだけれど」
「時間ずらせば、繋がると思いますが」
「それだと夕食の準備に間に合わないよね」
「今、16時なんで、どっちにしろ夕食は間に合わないと思いますが」
「2時間前から電話書けてるんだけど、繋がらないんだよ」
「はあ、それじゃ休館の可能性がありますね」
「休館?」
「休館って、そりゃ困る」

 そんな事を言われたって、こっちだって困る。
 しかし、そういう御客様に、
 他所の宿のフォローもしておかなければならない。

「宿主は夏休み中は、忙しくて身体をこわしてても病院にも行けないことがおおいんです。だから朝まで予約がないと休館にして病院に行くケースも多いんですよ。だから9月初旬の平日は休館にするYHが多いんだと思います。これはあくまで推測ですが」
「・・・・」


つづく

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posted by マネージャー at 09:59| Comment(7) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地蔵峠から池ノ平湿原へ その2

地蔵峠から池ノ平湿原へ その2

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池ノ平湿原は、一足早く秋がきていましたね。

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草紅葉もはじまっています。


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つづく

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posted by マネージャー at 04:24| Comment(0) | 高峰−池ノ平湿原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月07日

地蔵峠から池ノ平湿原へ その1

地蔵峠から池ノ平湿原へ

満室であったにもかかわらず、ツアー参加者は、たったの4名でした。
でも、このコースは素晴らしいコース。
しかし、このコースの価値を理解する人は少ないです。
車で池ノ平湿原に行けるのに、どうして歩いて行くのかと。
今回は、そんな隠れた名コースを御客様に歩いてもらいました。



これが今回のメンバー。
イケメンのニューフェイスのお顔も見えます。

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ルートは、地蔵峠のビジターセンターの裏手に道があります。

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看板も多いので迷いません。

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森も素敵です。
特にカラマツの原生林がいい。
紅葉の時に、また来たいですね。
希望があったら、また出しますよ。

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あっという間に、池ノ平湿原に到着。
けっこう楽々コースです。

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つづく

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posted by マネージャー at 21:00| Comment(0) | 高峰−池ノ平湿原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パノラマラインの朝

パノラマラインの朝
ここのところ、朝は寒いですが、
この景色が見れるなら、寒くても元気いっぱい。


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つづく


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posted by マネージャー at 20:46| Comment(0) | 浅間高原・シャクナゲ園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月06日

日清食品は反省した方が良いですね

さすがに、まずいなあと思ったので掲載しておきます。
夏の槍で、こんなことされたら、登山者のスケジュールが狂ってしまう。
生死がかかわる問題ですよね。
時間との戦いの登山者にとっては死活問題。


日清食品は反省した方が良いですね。


http://www.death-note.biz/up/l/6082.jpg
http://fuwafuwa-boy.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2010/08/21/100802_yariho19.jpg


槍ケ岳山頂 撮影で私物化?
無職 鈴木英雄(兵庫県太子町 67)

この夏、北アルプス・槍ケ岳に登りました。頂上直下の山荘に着いたころは快晴で、山頂の絶景を期待しながら、あと一息での頂上をめざしていました。ところが、頂上への鉄ばしごの手前で、男性に登頂を阻止されました。山頂にいて下りるよう指示された登山者もいました。「撮影のためヘリが飛んでくるので危険」というのが理由でした。

半時間ほど待たされ、私はしびれを切らしてはしごを登りました。狭い山頂では、ちゃぶ台を置いて男性タレントがラーメンを食べる所作をしていて、付近をヘリが飛んでいました。どうやら食品会社のテレビコマーシャル用の撮影のようでした。

待たされている間に雲が広がり、楽しみにしていたのとは違った景観になりました。しかも行動時間が短縮され、それ以降の予定を変更せざるをえませんでした。シーズン中だったので、多くの登山者が私と同様、迷惑したはずです。山頂で撮影が行われることは、事前に誰からも登山者に説明や協力要請はありませんでした。山頂の私物化に憤りを覚えました。


posted by マネージャー at 23:28| Comment(4) | 登山関係の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

西篭ノ登山ハイク その3

今回は、西篭ノ登山です。

東篭ノ登山は、北軽井沢ブルーベリーYGHのツアーで何度も登っていますが、
西篭ノ登山は、過去に2・3回しかやってません。
今回は、それにチャレンジです。

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逆パワースポットマンたちの勇姿

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浅間山も見えます

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つづく

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posted by マネージャー at 18:48| Comment(0) | 高峰−篭ノ登山・水ノ塔山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月05日

西篭ノ登山ハイク その2

今回は、西篭ノ登山です。

東篭ノ登山は、北軽井沢ブルーベリーYGHのツアーで何度も登っていますが、
西篭ノ登山は、過去に2・3回しかやってません。
今回は、それにチャレンジです。

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で、ここが頂上。

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眺めも最高!

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そして、あまり知られていませんが、
ここはコマクサの大群生地

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つづく

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posted by マネージャー at 11:33| Comment(8) | 高峰−篭ノ登山・水ノ塔山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月04日

西篭ノ登山ハイク その1

ここのところ猛暑が続いているせいか、今日も満室。
ありがたいことですね。

ところで今回は、西篭ノ登山ハイクです。
ポイントは、西篭ノ登山です。

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東篭ノ登山は、北軽井沢ブルーベリーYGHのツアーで何度も登っていますが、
西篭ノ登山は、ほとんどない。
過去に2・3回しかやってません。
今回は、それにチャレンジです。


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とりあえず、東篭ノ登山に到着。
ここまでは楽勝コース。
コースタイムで、たったの1時間。


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ここから西篭ノ登山をめざします。


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つづく

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posted by マネージャー at 23:45| Comment(0) | 高峰−篭ノ登山・水ノ塔山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

北軽井沢ブルーベリーYGH10周年 12

北軽井沢ブルーベリーYGH10周年 12

 ユースホステル開業する前に聞かされていたことは、「ユースホステルをオープンすると、そのオープンを狙ってユースホステルのヘビーユーザーが、ドットおしかける」という事でしたが、そんな事は無かった。
 北軽井沢ブルーベリーYGHが、オープンした開所記念に泊まった御客様は、たった4名で、うちユースホステル会員は、たったの2名でした。

 しかも、その後2週間ちかく御客様はゼロ状態。

「このままでは、干上がってしまう」

 2001年1月の暖房費は、10万円。電気代は、8万円。何もしなくても、毎月30万くらいが消えて行ってしまう。おまけにインターネット代が3万円。当時は、北軽井沢にフレッツadslというものがなく、インターネットに莫大な費用がかかっていました。おまけに、引き継ぎが完璧でなかったために、水道管の凍結や、ボイラーの故障や、下水が凍結で流れなくなったりで、おおわらわ。

 業者を呼んで修理を頼んだのですが、腕の悪い職人さんだと、

「あきらめるしかないですね」
「え?」
「壁と床を壊しましょう」
「そ、そんな.....」

と言ってきます。

 あきらめの悪い私は、別の業者を呼びました。
 それも金にいとめをつけずに一番腕の良い人をたのみました。
 職人さん一人の時給は、2500円。
 高額な修理費用にはなりましたが、
 壁を壊さずなんとか修理をしてもらいました。

 と同時に、業者まかせにせずに一緒になって修理をしました。
 もちろん食事や茶を出して一緒に修理しながら修理方法を教わりました。
 次は、自分でやるために。

 こうやって冬期の施設メンテナンスを覚えていくと、すこし余裕が出てきます。
 やっと御客様の呼び込みにでられるようになってきます。
 ちなみに、ここまでくるのに2週間もかかりました。
 逆に言うと、2週間、ずーっと施設メンテナンスにかかりっきりだったのです。

 まず、嬬恋村観光協会に挨拶にいき、嬬恋村が広告雑誌じゃらんに掲載する無料宿泊券を提供することにしました。で、そのかわりに、嬬恋村の広報ビデオなどを借りまくってダビングしたり、御客様がいたら紹介してもらうようにしました。しかし、これは無駄でした。そもそも嬬恋村観光協会に、問い合わせ自体が少なかったらしい。でもまあ、これは最初から期待してなかったです。私が気合いを入れたのは、軽井沢駅での呼び込みです。

 車で40分もかかる大雪の真冬の軽井沢駅にいって客引きをしたのですね。最初は勇気がいりましたが、やってみると、これが案外うまくいきました。4人ぐらいのグループをみつけては、

「冬期割引セールのペンションに泊まらない? 1泊2食6500円。4名様の貸し切りペンション。しかも、白糸の滝や、鬼押し出し園まで無料で案内するよ」

と声をかけると、意外なことに直ぐに交渉成立しました。
たまに

「うーん」

と迷ってると、

「なら野鳥の森の案内もつけゃおう」
「ええ?」
「ついでに星野温泉も連れて行きましょうか?」
「本当ですか?」

となってしまう。

観光協会に行こうとする御客様を見つけては、
こういう営業で北軽井沢ブルーベリーYGHに連れて行ったのです。

 ただし、この方法だと、1日1件の御客様しかとれません。
 でも、もともと予約はゼロなので、
 1件はいれば大助かりなので問題有りません。

 他のペンションだと、御客様がいない冬は、
 どこかでバイトしているらしかったのですが、
 時給700円でバイトするより、駅で客引きする方が
 よほど金になります。なのに誰もやる者はいない。

「どうして、誰もしないのかなあ?」

と不思議に思っていたら、その理由がすぐにわかりました。
何回かやっていると、警察がやってきて、
駅で客引きをしてはならんと言ってきたからです。
な、なるほど..........orz

つづく

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posted by マネージャー at 15:52| Comment(1) | テーマ別雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月03日

北軽井沢ブルーベリーYGH10周年 11

北軽井沢ブルーベリーYGH10周年 11

 問題は経営危機に陥っているペンション・北軽井沢ブルーベリーのことです。北軽井沢ブルーベリーの再建をスタートさせる前に、ある問題点が出て来ました。その問題点というのは、ペンション経営をまかせていた友人が、ペンションにすっかり嫌気がさしてきているということでした。そして嫌気がさしている友人は、
『俺は北海道でやりたい』
と言うのです。北軽井沢には永住する気は無いというのです。

 まあ、仕方ないことですが、そうなると困った。
 北軽井沢ブルーベリーの再建計画が、
 白紙に戻ってしまったからです。
 すべての計画が一からやりなおしになりました。

 他の大勢の友人たちには、民宿『千葉荘』に行ってくれとたのんである。だから北軽井沢ブルーベリーへの応援は見込めない。嫁さんは、仕事はやめられないし、辞めたら唯一の安定収入が途絶えるし、おまけに友人が、富良野の転出するのは、2001年1月11日に決定しており、期限は刻々と迫ってきていました。再建計画を変更するのには時間は、あまりにもありませんでした。おまけに料理の練習も、家の引き継ぎも、引っ越しも、何もかもできてなく、準備は何一つできていません。

 そんな時に、日本ユースホステル協会から電話が入りました。
「施設をみせてほしい」
とのことでした。
「ああ、どうしよう? 何一つ準備はできてない」

 私の進退は、ここにきわまりました。

こういう場合、一番大切なことは、優先順位を見つけることです。再建計画を変更するのも、料理の練習も、家の引き継ぎも、引っ越しも、集客のための営業も全て後回しにして、日本ユースホステル協会の認可をとるべく、施設のリホームを行うことにしました。

 まず最初に手をつけたのが、外回りです。
 外装のリホームです。

 施設というものは、見た目が一番大切ですから、それを大胆に修繕することからはじめました。と言っても金はありませんから、全て自分の手で行いました。脚立・スライダーなどの足場と、塗装器具・ペンキなどを買ってきて、1週間がかりで、外装工事を行いました。さいわい、高所作業(とび職)の仕事をした経験があったので、外装工事はなんとかなりました。

 次に内装工事です。これは、それほど傷んでなかったので、ワックスを塗ったり、掃除や小さな工事でなんとかなりました。窓ガラスもサッシもピカピカにしました。で、日本ユースホステル協会の視察の方を待ったんですが、やってきたのが日本ユースホステル協会の小俣さんと、群馬県ユースホステル協会の河野さんでした。

 で、3日後、日本ユースホステル協会から電話がありました。

「北軽井沢ブルーベリーYGHのユースホステル契約が決まりました」

 嬉しかったですねえ。
 本当に嬉しかった。

 しかし、難問も待ち構えていました。日本ユースホステル協会から
「できるだけペンション客を入れないように」
という条件がついていたからです。

「えええええええええええええ? ペンション客を入れずして、どうやって集客しろというのか?」

 これは、契約解除となった北軽井沢ウインデーベルユースホステルが、ホステラー(つまりユースホステル会員)とペンション客の間にトラブルがおこったことが原因らしい。しかし、北軽井沢ブルーベリーの再建計画は、ペンション客の集客を中心に組み立ててあります。いまさらペンション客を入れるなと言われても、代わりにホステラーがくるわけではありません。

 事実、北軽井沢ブルーベリーYGHが、ユースホステルとしてオープンしても、しばらくの間、ホステラーは来てはくれませんでした。最初の3ヶ月間は、ペンションしかいなかったのです。ですから、ユースホステルに認可されたからと言って、ユースホステルの会員が泊まりに来てくれたわけではなかったのです。逆に全く泊まりに来てくれなかった。不思議なくらい、誰も来なかった。

 ユースホステル開業する前に聞かされていたことは、「ユースホステルをオープンすると、そのオープンを狙って会員が、ドットおしかける」という事でしたが、北軽井沢ブルーベリーYGHが、オープンした開所記念に泊まった御客様は、たった4名で、うち会員は、たったの2名でした。つまり半分がペンション客。そして、その後、2週間ちかく御客様はいませんでしたね。

 しかし、幸か不幸か、その2週間の間に、料理の練習や、雪道で自動車を走らせる練習ができたし、冬の観光地の調査もできました。ホームページの検索エンジン登録作業や、建物のリホームも同時進行で行えました。ただ、全く、御客様が来ないのには参ってしまった。

「このままでは、干上がってしまう」

 私は決心しました。
 最後の手段を使うことを!


つづく

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posted by マネージャー at 23:17| Comment(0) | テーマ別雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月02日

113年間で一番暑い夏でした

113年間で一番暑い夏でした…データ裏付け

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100901-OYT1T00969.htm

 気象庁は1日、今夏(6〜8月)が観測史上、最高に暑い夏だったと発表した。都市化の影響をあまり受けていない北海道網走市や山形市、水戸市、滋賀県彦根市、島根県浜田市、宮崎市など全国17地点を選び、1898年以降の113年間のデータを比較したところ、今夏が最も高い気温だったという。

 特に8月は全国の主要観測所154地点のうち、半数の77地点で平均気温の最高を更新した。8月で、平年との気温の差が大きかったのは北日本(北海道、東北)で2・7度。中でも北海道枝幸町の平均気温は平年より3・7度も高い22・7度だった。東日本(関東甲信、東海、北陸)では平年より2・2度、西日本(近畿、中国、四国、九州)は2・0度それぞれ高かった。

(2010年9月1日21時03分 読売新聞)


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どうりで、御客様が多かったわけだ!
てっきり自分の宿の実力かと、
勘違いしてしまった・・・・・・・orz。

ちなみに、佐久に遊びに行ったんですが、
暑い..........
逃げるようにして北軽井沢に戻りましたね。

御客様の前日泊も、凄いのがいっぱい。
例えば、

「昨日は、どこにお泊まりでした」
「広島です」
「え? どうして広島から北軽井沢なんですか?」
「中国地方を回る予定だったのですが、あまりの暑さにくじけて、予定を全部キャンセルして北軽井沢にやってきました」
「・・・・」

なんてのは、序の口で

「北海道から避暑にやってきました」
「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ? どうして?」
「北海道は暑いんです」
「嘘でしょ?」
「富良野で35度近くいくこともあるんですよ」
「・・・・」

 でも、いくらなんでも南下しなくても。
 ちなみに出戻り数も過去最高でしたね。
 北軽井沢から長野県に旅する人は、多いのですが、
 数日後に戻ってくる。

「(電話で)そっち空いてますか?」
「空いてますけれど」
「泊めてください」
「あれ、松本方面に行くんじゃなかったんですか?」
「挫けました」
「・・・・」

今年は、本当に猛暑地獄みたいですね。


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あと、8月後半になって多くなってきたのが学生さん。
高校生の一人旅も。
これは、夏休みが変則的になってきたためとか。
彼らとの会話が面白い

「北軽井沢へきた目的は何ですか?」
「涼しみにきました」
「え? どこかハイキングでもいかないの?」
「涼しいだけでいいんです」
「はあ」
「何もいらない、この気候だけあれば」
「・・・・」

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つづく

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posted by マネージャー at 20:28| Comment(6) | ニュース・時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パワースポット伝説 最終回

パワースポット伝説 最終回



パワースポットマン 心得の条
我がパワー 我がものと思わず
仲人の儀 あくまで隠にて
己の器量伏し
婚活いかにても果たすべし
尚、
パワーありすぎ無縁仏になる
パワーありすぎ無縁仏になる
パワーありすぎ無縁仏になる


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以前、ここに、ある御客様を連れて行ったとき、
その方は、金縛りで動けなくなってしまった。
で、破風山にツアーを変更したことがあります。


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しかし、今回は、大丈夫。
パワースポットマンがいるから。

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これは、全盛時代の小串鉱山の地図。
温泉もあり、スーパーもあったことがわかりますね。
人口も多く、嬬恋村の大半をしめていました。

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ちなみに、ここは遭難多発地域に指定されています。
遭難件数が半端ではないのです。
で、熊の密度も最も多いところで、ここを調査した村民、
それも村一番の登山レベルの人間が、
命からがら村に戻ってきています。

ここを侮ってはいけません!
おそるべしパワースポット!



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感じる人には感じられる。
でも、私には、そういうパワーは無いので....


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さようなら小串鉱山
さようならパワースポット


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つづく。

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posted by マネージャー at 00:35| Comment(4) | 破風岳・小串鉱山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月01日

パワースポット伝説 その4

パワースポット伝説 その4



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今日もまた、地球のあらゆるところに
陰謀 うらぎり 暴動が渦巻く
その渦中に飛び込む彼ら
恋も、夢も、望みも捨てて
非常の掟に命をかける

彼らの求めるものは自由
願うものは平和
彼らは、こう呼ばれた
POWERSPOTMAN(パワースポットマン)


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さて、ここがパワースポットの総本山!
不思議なことが次々とおこる場所です。


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まずは、御参りを!


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中央がパワースポットマン!
パワースポットマン!がいれば安心。


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食事も、ここで行います。


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さて、これからスーパーパワースポットに向かいます。


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小串鉱山

 小串鉱山のある毛無峠は、このあたりで最も気候が厳しいところ。というのも、嬬恋村に住んでいると、最初に雪で真っ白になるのが、あのあたり。それから毛無峠の横に破風岳という山がありますが、風を破る山という意味ですが、どうして、こんな名前かと言いますと、小串鉱山のある毛無峠は、風の通り道なんです。厳冬期には、普通に風速二十メートルになる。

そんな悪条件下に、嬬恋村における最大都市ができあがった。
それが小串鉱山。

小串鉱山は、儲かったらしい。村の男は、みんな出稼ぎに行った。土地の古老の話では、田畑で稼ぐ十倍の賃金をもらえたらしい。で、男たちが村に帰ってくると、酒ばっかり飲んで働かなくなった。このへんからも、かかあ天下の土壌が生まれたとのこと。

この鉱山には、朝鮮からも大量の出稼ぎがあったらしい。戦争中は人手不足だったから。ものすごい金になったので、彼らは金が出来ると北軽井沢あたりまで行って牛を買いに行った。その牛を生で食べたとのこと。貧乏な日本人たちは、それを分けてもらったこともあったとか。そして、その牛の骨が万座川や仁田川の川原に、戦後間もない頃までに牛たちの白骨が何十も野ざらしになっていたらしい。

また、ここには悲しい歴史があります。
昭和12年11月11日午後3時半頃、鉱山北側の斜面が、
幅約500メートル、長さ1キロにわたって崩落し
建物35棟が埋没、15棟が焼失したのです。

死者245名。

しかも、女子供が大半でした。
そのためか鉱山は、2年後に復旧。

そして小串鉱山は、人口2100名、従業社員数675名の大鉱山に発展。
人口にものをいわせて嬬恋村に議員を多数おくりこみました。
嬬恋村の前村長も、小串鉱山関係者でした。
さらに公民館・診療所・小中学校・幼稚園が完備。
当時珍しいスーパーマーケットまでありました。

私の知人は、戦時中、小串鉱山に布団を売りに行って大儲けし、その金で結婚式場をオープンしたといいますから鉱山町は、かなり景気が良かったらしい。ところが戦後、昭和46年7月に閉山。小串鉱山跡地は一面の荒野となっています。

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つづく。

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posted by マネージャー at 20:32| Comment(0) | 破風岳・小串鉱山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パワースポット伝説 その3



北軽井沢。
それは、人類に残された
最後の避暑地である。

そこには、人類の想像を絶する
涼しい避暑地、
身も心も凍るパワースポットが待ち受けているに違いない

これは、人類最初の試みとして
5時間の避暑旅行に旅たった
北軽井沢ブルーベリーYGHパワースポット号の
驚異に満ちた物語である


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パワースポット小串鉱山に到着。

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この小串鉱山への道は、慰霊のために作られました。
にもかかわらず、ここを荒らす人々が現れているので
最近、嬬恋村では、対策を考えつつあります。
全面立ち入り禁止ってなことにならなければいいのですが。


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ここに小串鉱山に入るための手順を紹介しておきます。
まず、慰霊のための観音堂で礼拝することです。
この土の下には、何百人ものの犠牲者が眠っているわけですからね。

バイクで走るなんて、もっての他!
(パワースポットマン談)


とにかく、慰霊を忘れないことですね。


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つづく。

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posted by マネージャー at 09:09| Comment(0) | 破風岳・小串鉱山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする