網走流氷の丘ユースホステル
馬喰一代 中山正男の故郷を調べている時、宿泊基地として網走流氷の丘ユースホステルに泊まってきました。なぜ、このユースホステルかと言いますと、他のユースホステルは全て休館中だったからです。11月末の平日でも休館しないとは。ここのマネージャーさんのやる気を感じます。
実は、このユースホステルのマネージャーさんは、星のまきばユースホステル門下であり、私とは同門です。なので、知らない仲ではなかったのですが、今まで面識が無かったので、今回は覆面で泊まりました。普通の旅人として、ユースホステルマネージャーであることをばらしませんでした。さて、どんなユースホステルなんでしょうか?
立地は網走駅から少し離れていますが、歩いて行けなくはなさそうです。
2.5qくらいの距離でしょうか?
駐車場は、かなり広いですから駐車スペースにも困りません。
ユースホステルの玄関は、こんな感じです。
玄関を入って直ぐに
「まきばYHの形に似ている!」
と分かりました。逆に北軽井沢ブルーベリーYGHは、まきばYHと違うスタイルです。どこが違うかというと、出入り口のそばにフロントがあるか無いかです。まきばYHは、出入り口のそばにフロントがありました。その方が目が行き届くし御客さんとのコミュニケーションもしやすいんですね。昔のYHは、みんなこのスタイルです。逆に北軽井沢ブルーベリーYGHは、フロントが奥にあります。奥にあると、御客さんは気兼ねなく玄関の出入りが出来る。プライバシーを重視したスタイルです。
これが室内。
ユースホステルらしいつくりです。
簡素なつくりながらも清潔なかんじです。
食堂。
ユースホステルらしい清潔な感じですね。
そして夕食。
豪華です。
カニ御飯。
カニの味がほんのりと。
メインのタラバカニ。
足が2本だけですが大きいです。
すごく大きくてボリュームたっぷり!
なんとラーメン!
つけ麺風のラーメンでした。
で、カレーまで。
ラーメンとカレーが一緒に一緒にでてくるなんて!
ミルクで味付けされたカボチャ!
そういえば、サロマ湖の名物がカボチャでした!
土地土地のものを食べさせてくれるなんて感激!
ロールキャベツだ!
大きいです!
しかも手作り!
赤いのはケチャップです。
で、特別料理プランが、これ!
巨大毛ガニが丸ごとでてきました。
すごい、すごすぎる。
ここの特別料理は、かなりお得ですね。
ここに泊まるなら夕食は絶対にとるべきですね。
逆に朝食は、質素でしたが、これは、まきばYHスタイルですね。
私が、まきばYHでヘルパーしていたときも、こんな朝食を毎日作っていましたね。
お茶会も必ずあります。
いろいろアドバイスしてくれます。
そしてケーキもでてきました。美味しかった。
あとペアレント(マネージャー)さんは、京都の人でしたね。
ユースホステル界は、関西系の人が多いなあ。
あと、ここは、素晴らしい日の出がみれるユースホステルでもあります。
ここで少し気になった点もありました。
これほど御馳走に私は、目が点になり、
「すごい料理ですね」
「当たりですね」
と、別の御客さんに話しかけたのですが、
その御客さんは、
「そうでもない」
というそぶりでした。
ここの夕食は、税込み1050円です。
1050円で、これだけ出されたら私なんかはビックリです。
カレーなんかは、いくらでもおかわりできたし、
文句ないと思いました。
けれど、他の御客さんは、
不満そうではなかったのですが、
驚いてるふうでもなかった。
私は、宿屋だから、これでは赤字ギリギリであることがよくわかります。
すごく頑張っている。
まあ、凝った高級料理を作っているというわけではないですが、
腹をすかせた、貧乏で若い人なら大喜びしそうなボリュームはありました。
しかし、御客さんの主流は中高年であるために
それが、その日に一緒に泊まった中高年の御客さんに
そのまま評価されていないのが残念でした。
これも時代の移り変わりでしょうか?
でも私は、素直に「すごい」と感動しました。
1000円で、よくぞ、ここまでやったと!
だから、こうしてブログに詳しくアップしています。
つづく
↓ブログの更新を読みたい方は投票を
人気blogランキング