以下、引用です。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
セシウムとカリウムの物性が似ているから
植物がセシウム137を取り込むのかもしれませんね。
あくまで「かも知れない」ですが...
Posted by りゅう at 2011年03月22日 23:34
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−以上、引用終わり
30年以上という年数から、セシウム137かもしれませんね。
どこかのサイトで植物が土壌からミネラルを吸収する時に
ミネラルをイオン化し微小にするフルボ酸が放射能物質を壊滅するとか。
本当かな?
本当ならナウシカの世界だけれど。
ヒマワリにかんするソースは、こちら
http://www.ntv.co.jp/FERC/research/20001203/f1045.html
1986年4月26日 旧ソビエト連邦ウクライナ共和国にあるチェルノブイリ原子力発電所が爆発。広島の原爆500個分以上の放射性物質が、上空1500mにまで舞い広大な地域を汚染した。
放出された放射性物質のうち最も問題なのは、放射能半減期30年以上のセシウム137やストロンチウム90であるが、特にセシウム137は合計14万5千u(日本の本州の64%相当。)を汚染。
10数年経った今も放射能汚染問題は解決されないまま600万人もの住民が汚染地域内での生活を余儀なくされている。
1995年アメリカ・ラトガーズ大学のスラビック・デュシェンコフ博士とイリヤ・ラスキン博士ら旧ソビエト連邦出身の植物学者達が、チェルノブイリ原発から1kmの場所にある放射性に汚染された小さな池で、20種類の植物を栽培、ヒマワリがセシウム137を根に、ストロンチウム90を花に蓄積することをつきとめた。
危険性が失われるまで30年以上かかる放射性物質を20日間で95%以上も除去する事に成功したのだ。
こうした植物が持つ能力を環境修復に利用する方法が、現在注目を集めるテクノロジー、ファイトレメディエーションである。
20世紀初めには植物が農薬を吸収し体内に蓄積する事が判明していたが、1984年には植物学者リーブスとベイカーにより植物による環境浄化が提案され、さらに研究が進んでいる。
環境浄化作業は、汚染規模や物質を特定→汚染物質を吸収する植物を選別→大量栽培後汚染地域へ植え付け→汚染除去の完了まで2〜3年栽培→植物を取り除き焼却処理、と進められる。
現在、コネチカット州サウシンストンでは揮発性の有機殺虫剤による汚染地に千本のポプラが、ボストンでは鉛による汚染地に芝生が、バージニア州レストンでは砒素による汚染地にシダが栽培され、実用段階に入っている。
エデンスペース社マイケル・ブレイロック博士は、コスト・二次汚染を抑えられる・住民の理解協力が得やすい点からファイトレメディエーションは、従来の方法に比べ優れていると言う。
将来的には、放射能汚染にはヒマワリ、ゴミ処理場の跡地にはPCBを吸収するベラドンナ、畑には農薬を吸収するポプラが栽培され植物が大切な役割を果たしていく。
元NASAのビル・ウォルバートン博士は、部屋の中では1本の小さな植物でも空気中の有害物質(タバコの煙・ホルムアルデヒド、印刷物のインクに含まれるアセトン、合板家具の接着剤・トリクロロエチレン、塗料のキシレン等)を驚くほど吸収・分解してくれると言う。
揮発性化学物質が空気中に占める割合は微量なので直接人体への害はないが、長期間空気の入れ替えをしなかったり部屋に人が多くいる場合はアレルギーを引き起こすこともあるので、植物を置くとよい。
金沢経済大学 大藪多可志教授が、300リットルの密閉ガラス容器に高さ40cmのポトスと一般住宅の数倍の濃度の有害物質を入れ濃度変化を測定した結果、タバコやアンモニアは6時間、プラスチック製品に含まれるアセトンやトルエンは50〜100時間で消滅。
大抵の観葉植物は空気浄化作用を持っているので、6畳間なら小ぶりな鉢植えを数個置けば、有害物質を大幅に減らすことができると言う。
特にオフィスでは、カンノンチクやドラセナなど葉の面積が広いもの、家のリビングではバナナやアレカヤシが空気浄化能力と水分蒸発量の点からおすすめである。
つづく
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