日暮山は、群馬百名山の一つです。
昔は信仰登山が盛んでしたが、現在は登山道がありません。ヤブ山です。群馬(地元)では「矢川富士」とも呼ばれていましたが、長野側では馬の荷鞍に似ていることから「荷ぐら山」と言いそれが訛って日暮山(にっくらやま)とよばれるようになりました。
登山道は、あることはあります。小平の集落から林道がでており、途中で登山道にはいれます。ただし、地形図をみると分かるんですが、ものすごい急登なんですよね。あと駐車場が無い。これだと登山ツアーに向きません。なので、今回は、登山道ではない沢ぞいの道から頂上をめざすことにしました。もちろん大量のテープを残します。御客様がツアーで道に迷わないようにします。
下記サイトの左側点線部から入りました。
http://map.mapple.net/_sc20000_lon138.63639372_lat36.28119623.htm
ここから入るなら駐車場に困りません。
入り口です。
何も目標が無いので、赤テープをつけておきました。
これは拡大した写真。
右に涸れ沢
左に杉林
読図ができるなら、どっちから行っても行けます。
もちろん沢より杉林の方が楽です。
植林道があるからです。
ただし、土地勘が無い人は、涸れ沢の方が無難です。
一応、どっちにも赤テープを貼っておきました。
誰かがテープを排除しなければ、迷うこと無く頂上までいけるはずです。
ちなみに、これは沢道。
涸れ沢は、すぐに水の流れる沢になります。
そして、やがて杉林に突入します。
さすがに杉林は、歩きやすい。
昼なお暗いためヤブが発達しないからです。
主に杉林を利用するのは、ヤブ山の常識です。
歩きやすいのです。
花粉が無ければですが。
やがて、植林氷柱を発見します。
ここで右に曲がります。
そして下山気味に東に向かって歩きます。
で、尾根に到着。
あとは頂上まで急登を登ります。
実は、ここまでは、楽勝コースなのですが、
最後の20分が心臓破りの坂。
頂上には、いろんな石碑とほこらがあります。
眼下に高速道路。
浅間山・八ヶ岳・妙義山なども見えます。
とても良い山だったのですが
花粉地獄を味わいました。
この山は、花粉の無い5月が良いかもしれません。
つづく
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ラベル:日暮山