以下
http://bakadamon6724.blog55.fc2.com/blog-entry-4.html
の転載です。
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「あいさつするとともだちはふえるのか?」
そこで昨日の昼間、仕事の帰り道にたまたま駅前で友人と会ったので二人でやってみた。
ルールはこう。
自分達の前を人が通るたびにあいさつする。
それだけ。
一人目、普通のオジサン。
「こんにちわ!」
無視
二人目、普通のオジサン
「こんにちわ!」
無視
3人目、主婦
「こんにちわ!」
無視
4人目、若い女性
「こんにちわ!」
無視
5人目、普通のオジサン
「こんにちわ!」
無視
どうなってんだ、日本人は。
みんな目もあわせず足早に去っていく。
寂しい世の中になったのね、と友人と話しているとまた人が通った。
6人目、おじいちゃん
「こんにちわ!」
「はい、こんにちわ」
初めて反応が!!
調子に乗ってさらに続ける。
※ここからは特徴のあった人だけ乗せていきます。
人数 相手 反応
7 男高校生 無言で会釈
8 タクシー運転手 「あら、こんにちわ!!」
9 女子高生 無視
11 スーツのおじさん 「元気だな!こんちわ!」
12 若者チンピラ 「こんちわっす!」
13 よしのり 「なにしてんすか、仲間に入れてくださいよ」→3人でやることに。
14 小さい女の子と母 「こんにちわー。ほら、○ちゃんこんにちわは?」「こんにちわー」
15 若者チンピラ 「こんにちワン!」←
16 お巡りさん 「こんにちわ。」
17 野球部っぽい集団 ズラッとこっちに並び「こんにちわ!!」
18 20代小娘 無視
19 おばあちゃん数名 「あらこんにちわ、コレたべなさい」飴くれた。
20 郵便局員 「こんちわー」
実際はコレの3倍くらいは無視されています。
小一時間ぐらいすぎたあたりでしょうか。
あのCMの真理が判明した。
「こんにちわー」
初めて向こうから挨拶された!!!
「こんにちわ!」
を威勢よく返事したらそこにいたのは
警察官数名。
警「何してるんですか?」
僕「あいさつしてます。」
警「何で?」
僕「挨拶するのに理由が要るんですか?」
警「・・・選挙活動かなんか?」
僕「いえ、ともだちが欲しくて。」
21 警察官数名 連行される
連行されてもあいさつはやめません。
場所を変えて警察署での活動です!
22 男性警察官 軽く会釈
23 女性警察官 「・・・こんにちわ」
24 男性警察官 「こんにちわ」
25 男性警察官 「こんにちわ」(睨みながら)
ここで、小部屋に通される。
「君らはなにをしていたの?」
「あいさつしてました」
「なんで?」
「あいさつするのに理由が要るんですか?」
「帰りたければ真面目に答えろ」
「ヒィ!ごめんなサイ!」
怖くなったので経緯を説明したら、
「悪いことではないけど、不審だからやめなさい。普段の生活で頑張りなさい」
と言われました。
後ろにいた年配の警察官も
「凄いいい事だと思う。続けて欲しいとは思うが今の日本では寂しいけどそうは行かない。」
開放された僕らは
「ありがとウサギ!さようなライオン!」
と元気に挨拶しながら警察署をでました。
でるときに交通課の若い女性警察官が「ぽぽぽぽーん」っていってて可愛かった。
結果
「あいさつするとけいさつをよばれる」
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転載おわり
このコマーシャルは失敗ですね。
え?
どこが失敗かって?
分からない人は、阪神大震災の時を思い出してください。
阪神大震災で、公共広告機構は、どんなCMを出していたか?
よーく思い出した上で、次の文章を読んでみてください。
http://kaze3.seesaa.net/article/190792360.html 平成7年震災マニュアルより
★骨髄バンク
皆さんは、骨髄バンクというものを知っていますか? 骨髄バンクとは、自らの骨髄液を登録し、そのパターンが一致する白血病、再生不良性貧血、先天性免疫不全症の人に骨髄液移植をすることによって、それらの病気の人たちの生命を救う御手伝いをする事業です。私たちは、骨髄移植推進財団を取材するうちに、驚くべき事実を知ってしてしまいました。
阪神大震災に日本中の人たちがテレビに釘付けになったわけですが、あの時、民放の全社がコマーシャルを自粛しました。テレビには震災ニュース以外には、政府広報しか流れなかったわけですが、その時、何千件と言う電話が骨髄移植推進財団にかかって来たのです。それは、もうすごい量で、こんなことは財団始まって以来初めての事だったらしいです。
「はい、こちら骨髄移植推進財団ですが」
「骨髄バンクに登録したいのですが」
「それでは資料を送りますから住所をおっしゃってください」
「あの、自宅は倒壊してしまったんです。今、東灘区の避難所にいるんですけれど」
「え?」
「避難所のテレビで、骨髄移植推進財団の政府広報を見たんです。ぜひ骨髄バンクの登録をしたくって・・・」
「だって、あなた、お家がないんでしょ? 食べるのにも困っているんでしょ?」
「でも、命は助かりました」
「そんなこと言ったって」
「大勢の人が死にました。でも、自分の命は助かりました。助かったこの命、役立てたいんです。生死の境目にいる人のために役立てたいんです!」
骨髄移植推進財団に次々とかかってきた電話は、全て阪神大震災で被災された被災者だったそうです。数千名の骨髄バンク登録希望の電話の主が、全て被災者だったというのです。「まさか?」と首を傾げる私に、骨髄移植推進財団の人たちは、静かに答えてくれました。
「信じられないでしょう? でも、これは大げさな話ではないんですよ。電話をとる私たちも、信じられなかったくらいですから無理ないですけど、それこそ何千本という電話が神戸の被災地からかかってきたんです。しかも、食うや食わずの避難所からです」
「う〜ん」
「私たちは、骨髄バンクに登録するよりも、被災地で必要とされているボランティアをしたらって言ったんですけれどね。いいえ、ぜひ骨髄バンクに登録して人の命を助けたいと言うんです。自分が生死の境目を生き抜いて、初めて命の尊さを知ったって言うんですよ。これには財団の人間も感動しましてねえ・・・」
「・・・」
「財団の人間も、義援金を募ったり、ボランティアに行ったりしたんですよ。私も多少寄付をさせていただきました。日本もまだまだ捨てたものじゃないですね。こんなに素晴らしい人たちが存在しているんですから」
この話を聞いた時、本当に心を打たれました。人間の価値は極限状況に発揮されるといいます。関東に大震災がきた時、どんな行動がとれるのだろうか? そう思った私は、「骨髄バンクに登録させて下さい」と口走っていました。
さて、阪神大震災の時には、骨髄バンク以外に、どんな公共広告機構のCMがあったのか?
ちょっと見てみましょう。
おまけ
つづく
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ラベル:このブログに笑ってしまった