2011年04月25日

嵩山(たけやま)ハイキング

嵩山(たけやま)ハイキング

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 嵩山は標高789mの独立した山で、中之条町の北にあります。東南面は切り立った岩肌、西北面は見渡す限り見事な樹海が広がり、近くの山々、遠くの白根、四阿山、浅間、遙かに上信越高原国立公園の一帯を一望のもとにできるという景勝の地です。岩肌にはツツジが咲き、子供からお年寄りまで大勢の人が嵩山に登ります。また、親都神社の北側から山の中腹にかけてワイヤーが張られ、約100匹の鯉のぼりが大空を泳ぎます。この勇壮な眺めは、中之条町の風物詩となっています。


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 古代から祖先の霊魂を祀る山を「たけやま」と呼び、嵩山は死者の霊が山の上に集まる神聖な「霊山」として、吾妻盆地の各地から信仰を集めていました。また、この山には神様がいて、春には里におりて田畑の神となり、実りを与えてくれるとされていました。

 ちなみに嵩山城(中之条町指定史跡)は、戦国時代、上杉謙信が沼田城を攻略するための岩櫃城の重要な支城でした。岩櫃城落城後、齋藤憲廣の末子城虎丸が永禄7(1564)年から2年間在城し、真田幸隆と激戦の末、一族自決落城しています。


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posted by マネージャー at 20:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 中之条 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする