加賀の井酒造

加賀の井酒造は、新潟では有名で糸魚川市にあります。
創業が1650年(慶安3年)。
新潟県最古の酒蔵として知られています。


北陸街道と呼ばれる加賀(金沢)から江戸に至る約480キロにおよぶ街道の中で、特に新潟県内の富山との県境あたりから七尾市高田町までについては、参勤交代の際におもに加賀藩とその支藩であった大聖寺藩、富山藩の藩主が往来していたため『加賀街道』と呼ばれるようになり、その街道沿いの町である糸魚川は本陣としての役割を果たすようになっていきました。

参勤交代のために加賀藩の本陣が小林家に置かれた際に、前田利常公は献上された酒を気に入り、酒造りを家業とする小林家に対し、『加賀』の二文字の使用を許したとされており、『越後(新潟)』であるにもかかわらず、ここから『加賀の井』という商号が生まれることになったといいます。



小林家では歴代の本陣をつとめ、また、町年寄といった重職にも就き、さまざまな町政にもかかわっていきました。糸魚川本陣には、1782年(天明2年)以降、『加州三候』と呼ばれる加賀藩、大聖寺藩、富山藩の宿泊記録が残っており、また、本陣で醸造された酒『加賀の井』が、たびたびこれらの藩に献上され、藩主または家老の献立にも用いられていたと記されています。そのため、小林家では古くから優れた品質の酒造りに熱心に取り組んできました。 明治になって以後、廃藩置県によって大名という身分ではなくなった後も、前田家との江戸時代から長きにわたるつながりは続き、加賀の井の酒を愛した前田家の方々へ毎年のように酒が献上されました。



蔵元名 : 加賀の井酒造株式会社
所在地 : 〒941-0061 新潟県糸魚川市大町2-3-5
電話番号 : 025-552-0047(代)
FAX番号 : 025-552-4482
つづく
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posted by マネージャー at 08:37|
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