2011年06月20日

タケシマランについて

土井君が撮影したタケシマランについて

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この場所を記憶して、秋にもう一度行ってみましょう!
そして、こんな写真を撮るのです。

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つづく

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posted by マネージャー at 16:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 四阿山・バラギ高原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

四阿山と根子岳を縦走してきました3.根子岳の花(後編)あいうえお順で紹介

四阿山と根子岳を縦走してきました3.根子岳の花(後編)あいうえお順で紹介

やっぱり根子岳は花が多いですね。
さすが「花の百名山」だけのことはある。
あいうえお順で紹介します
次は、「す」からです。


◆スズラン
 ユリ科スズラン属に属する多年草。
 有名な毒草。
 もちろん根っこも猛毒。
 ギョウジャニンニクと外見が似ているので、間違って中毒症状を起こす人が多い。
 スズランを活けた水を飲んで死亡した例もあります。

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◆ズミ
 バラ科リンゴ属。
 リンゴに近縁な野生種。
 実の味もリンゴそっくりで、お酒につけると美味しい!
 北軽井沢ブルーベリーYGHの裏庭にもあります。

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◆スミレ
 山菜としても利用されていますが、
 有毒なものがあるので注意が必要です。

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◆タケシマラン(竹縞蘭)
 ユリ科タケシマラン属
 すごい!
 これを見つけたのは偉い!
 これが見られただけで根子岳に行った価値がある!
 小さな花は、葉に隠れて垂れ下がるので見つけにくい。
 実は赤くて可愛いのが並んでぶらさがります。
 写真に撮るカメラマンもおおいです。
 カメラマンに人気のある高山植物。
 秋に、もう一回、写真を撮りに行くべき!

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◆ツマトリソウ
 端取草と書きます。
 サクラソウの仲間で、サクラソウ科ツマトリソウ属の多年草。
 ポピュラーな高山植物で、たいての山岳地帯にみられます。

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◆ハクサンチドリ
 ラン科ハクサンチドリ属の多年草の高山植物。
 花の付き方が千鳥の飛ぶ姿に似ていることから名付けられました。
 南アルプスになんかでは、あちこちにみられますし、
 あちこちでかなり見られる高山植物。

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◆ハタザオ
 アブラナ科ヤマハタザオ属の多年草。
 ハクサンハタザオ
 ミヤマハタザオ
 ヤマハタザオ
 イワハタザオ
 クモイハタザオ
 ウメハタザオ
と、たくさんの種類があるのですが、この写真では特定できない。
もっと葉っぱ・花が詳しく写っていればなあ。

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◆ヒメイチゲ(姫一華)
 キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。
 このあたりに多く自生しています。
 野反湖・四阿山なんかにも多く見られます。

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◆フデリンドウ
 根子岳といえばフデリンドウというくらい、
 根子岳のどこにでもある春リンドウ。
 浅間牧場・湯ノ丸スキー場・嬬恋牧場なんかでもみられます。
 
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◆ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)
 イチヤクソウ科イチヤクソウ属
 一薬草かき、煎じて飲むと脚気の薬になるらしい。
 これも、浅間高原でよくみられます。

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◆マイズルソウ
 ユリ科マイヅルソウ属に属する多年草。
 葉の模様が舞う鶴に見えることから、舞鶴草という名がつきました。
 落葉層の発達した環境で、根茎を横に伸ばしよく繁殖します。
 浅間高原に多い高山植物。
 日陰に密集して群生しています。

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◆ミツバオウレン
 ツマトリソウに似てるんですが、キンポウゲ科オウレン属の多年草。
 湯の丸山でよく見かけますね。
 浅間山の北斜面の森林地帯にも多く咲いています。
 志賀高原や浅間高原では、おなじみの花です。
 湿地を好みますので野反湖や八間山にも多い。

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◆ミネザクラ(嶺桜)
 別名タカネザクラ。
 多雪や風にも耐えられることが出来る。
 浅間高原や根子岳に多い。
 特に根子岳から四阿山にかけての縦走路に多く、6月の花見を楽しめる。
 花は、ピンクで美しい。
 樹はの高さは一般的に小さい。
 
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◆ミネズオウ
 ツツジ科の常緑小低木。
 ミネズオウ属は、本種1種のみ。
 浅間山山系の代表的な高山植物で、浅間山の北斜面は、これが一面に咲いている。
 しかし、この花は、普通なら5月に咲く。
 この時期に見られたのは、雪が深い根子岳の環境によるでしょう。

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◆ミヤマキンバイ
 バラ科キジムシロ属の多年草。
 北アルプスや、白馬にいくと、こればかりある。
 ガレ場によくみる高山植物。

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◆ミヤマザクラ(深山桜)
 昔は、北軽井沢ブルーベリーYGHの庭にありました。
 他の桜と違って花より葉っぱの方が先に出る。
 そういう桜は、これしかない。
 ちなみに、この桜は下界では育たない。
 公害に弱いらしい。

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◆ミヤマニガイチゴ(深山苦苺)
 湯ノ丸スキー場・鹿沢ハイランドに多いイチゴ。
 
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◆ムラサキヤシオ(紫八汐)
 ツツジ科ツツジ属 (落葉低木) 。
 紫色の染料で、何回も染め上げたツツジの意味。
 ツツジの中でも最も美しい色をしています。
 花が濃いですね。
 やはり登山道でみかけます。

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◆レンゲツツジ
 ツツジ科ツツジ属の落葉低木。
 有毒植物で密にも毒がありますから要注意。
 牛や馬も食べ残すので、レンゲツツジの群生地になっている牧場も多いです。

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やっぱり根子岳は、花が多い。
まだ満開で無いらしいので、
今後が期待できます。


つづく

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ラベル:根子岳の花
posted by マネージャー at 16:10| Comment(4) | TrackBack(0) | 四阿山・バラギ高原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

四阿山と根子岳を縦走してきました2.根子岳の花(前編)あいうえお順で紹介

やっぱり根子岳は花が多いですね。
さすが「花の百名山」だけのことはある。
あいうえお順で紹介します


◆アカモノ:イワハゼ

 ツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木。
 山野草愛好家の間では、シラタマノキのことをシロモノと呼ぶのに対して、
 赤い実を付けるためアカモノと呼ばれていますが、
 もともとはアカモモが転化してできた名前です。
 木の仲間で、酸性土を好みますから浅間山にも多くみられます。
 コケモモと違って葉っぱが大きくとんがっています。

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◆アズマギク
 キク科ムカシヨモギ属の多年草。
 根子岳に多い花です。
 というかスキー場や浅間牧場におおくみられ、群生しています。
 つまり乾いた草原におおくみられます。草刈や野焼きが行われている草原に多く見られます。
 日当たりのよいところを好むみたいで、登山道や牧場なんかにもよくみられますね。
 
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◆アマドコロ
 ユリ科の植物の一種で多年草。
 茎や根茎には甘みがあり、山菜として食用にされます。
 浅間牧場などでよくみられますが、山菜として食べる人は、あまりいません。
 似たような毒草があって、中毒をおこすケースがあるからです。
 
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◆イワカガミ
 イワウメ科イワカガミ属の多年草。
 痩せた土地に多いですね。
 登山道や瓦礫帯や火山火口におおいです。

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◆ウマノアシガタ
 キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。
 やはりスキー場や牧場の日当たりの良い場所でみられます。
 鹿沢の湯の丸山なんかだと、こればかりが目立ちます。
 というのも、キンポウゲ科に多い有毒植物のひとつなので、牛食べないからです。
 中国では漢方薬で使っているらしいですが、コマクサと同じく薬効には疑問があります。
 ていうか、ふつうに毒でしょ!
 私は、こういう漢方薬を信じていません。

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◆オオカメノキ
 スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木。
 浅間高原に多い樹です。

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◆オオバミゾホオズキ
 ゴマノハグサ科ミゾホオズキ属の多年草。高山植物。
 大きな葉を持つミゾホオズキの意味。
 高山で沢沿いや湿地などの水気のある場所に群生します。

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◆クリンソウ
 サクラソウ科サクラソウ属の多年草。
 やはり湿地に咲きます。特に沢沿いに群生します。
 バラギ湖などに多く見られます。
 軽井沢植物園でもたくさん咲いていました。
 日本に自生するサクラソウ科の植物のなかでは最も大型。
 花茎を中心に円状につき、
 それが数段に重なる姿が仏閣の屋根にある「九輪」に似ているのでクリンソウ。

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◆クルマバソウ
 アカネ科 クルマバソウ属
 明るい林の湿ったところに群生しています。
 地下茎が伸びてマット状に広がるので北軽井沢では庭のグランドカバーにしてる人も多いですね。

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◆クロマメノキ
 ツツジ科スノキ属の落葉低木。
 ご存知浅間ブドウです。
 浅間ブルーベリーとも言います。
 北軽井沢ブルーベリーYGHは、ここから名付けられています。
 地元の人の話では、昔は実を漬け物にしたりジャムにして食べたそうですが、
 食べ過ぎると眠くなるらしいです。

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◆コケモモ
 ツツジ科スノキ属の常緑小低木。
 果実を食用とするが、栽培されることは稀で、野生のものを採取するのが一般的である。
 温帯から北極圏に近い地域まで分布しています。
 土壌が酸性の場所を好むために火山帯に多くみられます。
 黒斑山には、特に多いですね。

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◆コミヤマカタバミ
 カタバミ科カタバミ属の高山植物。
 葉っぱに特徴(ハート型)があるので、分かりやすい高山植物です。

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◆コヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅)
 ツツジ科ヨウラクツツジ属の落葉低木。
 花の様子が仏像が身につけている瓔珞(ようらく)に似ているところからきています。
 
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◆ショウジョウバカマ
 ユリ科ショウジョウバカマ属の多年草。
 湿ったところを好みますが、
 湯の丸山の斜面にも多く見られます。

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◆シロスミレ
 スミレ科スミレ属
 湿原におおくみられます。
 八間山には、コミヤマスミレがありましたが、
 こっちはシロスミレですね。
http://www.plantsindex.com/plantsindex/html/group/gp_viola_maximowicziana.htm

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次は、「す」からです。


つづく

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ラベル:根子岳の花
posted by マネージャー at 15:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 四阿山・バラギ高原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

四阿山と根子岳を縦走してきました1

四阿山と根子岳を縦走してきました1

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麓は、レンゲツツジで真っ赤!

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野鳥たちがいます。
ホオジロです!

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ルリビタキも!
さすがに美しい!

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まずは、根子岳登頂!

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次は、四阿山へ!

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四阿山!

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次は、根子岳の高山植物を紹介します。
ここは、八間山以上に花が多いところです。



つづく

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ラベル:四阿山 根子岳
posted by マネージャー at 02:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 四阿山・バラギ高原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする