2011年08月10日

碓氷第三橋梁・めがね橋

碓氷第三橋梁・めがね橋


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 碓氷川に架かる煉瓦造りの4連アーチ橋でアプト式鉄道時代に使われています。設計者は、1882年に鉄道作業局技師長としてイギリスから日本に招聘されたイギリス人技師のパウナル (Charles Assheton Whately Pownall)。

 実は、このパウナルが、碓氷第三橋梁・めがね橋を建築中に、軽井沢を発見し、東京のイギリス人仲間に宣伝しました。で、宣教師のアレクサンドル・クロフト・ショーたちが軽井沢で避暑をはじめたのが、今日の軽井沢に発展した原因となっています。

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 全長 91 メートル、川底からの高さ 31 メートル、使用された煉瓦は約 200 万個といいます。現存する煉瓦造りの橋の中では日本最大規模。1993年には「碓氷峠鉄道施設」として、他の4つの橋梁等とともに日本で初めて重要文化財に指定されました。


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なんじゃ!これは!

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つづく

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アプトの道 峠の湯からメガネ橋

アプトの道 峠の湯からメガネ橋

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アプトの道には、いくつものトンネルがあります。
ここを歩くポイントは、入り口にあります。
石造りか煉瓦造りかの違いです。
当時の技術だと、石造りの方がお金がかかり、豪華だったのですね。
それで、登りは石造り、下りは煉瓦造りが多くなっています。


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碓氷湖が見えます。

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もう一つ、アプトの道を歩くポイントを述べましょう。
ここを歩くポイントは、壁の部分です。
煉瓦造りの壁を見てみましょう。
180pくらいまでは、煉瓦と煉瓦のの間にある目地の部分が化粧されています。
つまり、御客さんに見えない真っ暗な部分であるにもかかわらず化粧されているんです。
当時の煉瓦職人さんたちの心意気を感じる匠の技ですね。


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壁の化粧をよくみて歩きましょう!


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ちなみに、この道はカモシカがたくさんでるので有名。
春にでてきます。
夏は、あまりみかけません。


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つづく

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北原白秋の歌碑  アプトの道

北原白秋の歌碑 アプトの道

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白秋の歌「碓氷の春」について

        白秋
うすいねの
  南おもてと
    なりにけり
くだりつゝ思ふ
   春のふかきを

 この歌は近代日本詩人の巨匠である北原白秋が詠んだものです。
 大正12年春、当時39歳だった白秋が信濃を訪れた帰り、ここ碓氷峠で「碓氷の春」と題して詠んだと言われています。

 この碑は元松井田町長の武田弘氏が白秋自筆の色紙をもとに昭和42年に横川駅近くの国道18号沿いに建てたものです。平成13年に鉄道文化むらの開設に伴い、現在の場所に移設されました。
  松井田町


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北原白秋は、詩人でもあり、童謡作家でもあります。
軽井沢にもかかわりがおおく、落葉松の詩が有名ですね。

 落葉松
 
 からまつの林を過ぎて、
 からまつをしみじみと見き。
 からまつはさびしかりけり。
 たびゆくはさびしかりけり。


つづく

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