2011年10月30日

浅間山外輪山(Jバンド)

浅間山外輪山(Jバンド)

11-10-28-2-19.JPG

浅間高原は、今が素晴らしい最高の景観の頃です。
あまりの美しさにうっとりします。

11-10-28-2-20.JPG

11-10-28-2-17.JPG

ホシガラスたちが多いのも特色。

11-10-28-2-15.JPG

これは珍しいアオバト。

11-10-28-2-16.JPG

11-10-28-2-14.JPG

11-10-28-2-01.JPG

浅間山外輪山のJバンドに行ってきました。

11-10-28-2-02.JPG

11-10-28-2-03.JPG

11-10-28-2-04.JPG

11-10-28-2-05.JPG

11-10-28-2-06.JPG

11-10-28-2-07.JPG

11-10-28-2-08.JPG

湯の平。
遠くに見えるのは、牙山。
その先に、小諸があります。

11-10-28-2-09.JPG

浅間山。

11-10-28-2-10.JPG

11-10-28-2-11.JPG

11-10-28-2-12.JPG

11-10-28-2-13.JPG

四阿山。

11-10-28-2-14.JPG


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング





posted by マネージャー at 14:08| Comment(4) | TrackBack(0) | 浅間山・黒斑山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月29日

シャクナゲ園の紅葉

シャクナゲ園の紅葉です。
今が一番のピークですね。

11-10-28-1-01.JPG

11-10-28-1-02.JPG

11-10-28-1-03.JPG

あまりの美しさにうっとり。
こういう写真を撮るコツは、絞りを絞り気味にすること。
万が一失敗したら、加工ソフトで、絞っても良い。

11-10-28-1-05.JPG

11-10-28-1-06.JPG

11-10-28-1-07.JPG

11-10-28-1-08.JPG

カラマツが美しすぎる。

11-10-28-1-09.JPG

11-10-28-1-10.JPG

11-10-28-1-11.JPG

11-10-28-1-12.JPG

11-10-28-1-13.JPG

11-10-28-1-14.JPG

四阿山がみえます。

11-10-28-1-15.JPG

鹿沢高原も。

11-10-28-1-16.JPG


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング





posted by マネージャー at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 浅間高原・シャクナゲ園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月28日

最近、小浅間山に熊が出る

最近、小浅間山に熊が出ます。
もちろん警察も出ます。

11-10-28-01.JPG

東大地震研究所。
この先でカモシカと熊がよくでます。

11-10-28-02.JPG

原因は、ヤマブドウと登山者のゴミ。
登る人は、熊に気をつけてください。
危険なのは、林道の中間あたりです。

11-10-28-03.JPG

11-10-28-04.JPG

しかし、小浅間は素晴らしいところ。

11-10-28-05.JPG

妙義山も見える。

11-10-28-06.JPG

11-10-28-07.JPG

西峯です。
こっちの方が、眺めがよい。

11-10-28-08.JPG

11-10-28-09.JPG

11-10-28-10.JPG

東峰に向かいます。

11-10-28-11.JPG

11-10-28-12.JPG

11-10-28-13.JPG

隠浅間山。

11-10-28-14.JPG

11-10-28-15.JPG

11-10-28-16.JPG


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング






posted by マネージャー at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 中軽−小浅間山・千ヶ滝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アニメ「ちはやふる」に思うこと。

アニメ「ちはやふる」に思うこと。
アニメ「ちはやふる」が、面白いですね。
どんなアニメかというと、百人一首のカルタ大会のアニメです。
かなりレベルの高いアニメです。





実は、私は、このアニメの登場人物(副主人公)と、同じような経験をしたことがあります。
今回は、それについて述べてみようと思います。

私のふるさとは、佐渡島の旧金井町というところです。
ここには、3つの小学校がありました。
いちばん大きな小学校が、金井小学校。
私の母校です。

で、泉小学校・吉井小学校という小さな小学校がありました。
金井小学校は、街の中心地にあります。
生徒数も多いし、都会意識がある。
ですから、泉小学校・吉井小学校を小馬鹿にしています。

 まあ、どちらも佐渡島の田舎なので、大差はないんですが、そもそも田舎者は、少しでも自分のところの方が都会だと思いたがります。笑止千万ですが、そういうものです。ですから、金井小学校の子供たちは、泉小学校・吉井小学校に対して根拠のない優越感をもっていました。その金井小学校と、僻地にある泉小学校が統合することになった。金井小学校が、泉小学校を吸収合併することになった。私が小学校5年生の時です。

 で、いろんな行事が組まれたんです。

 まず、私たち金井小学校の五年生が、泉小学校の運動会に招待された。
 で、ちっちゃな小学校だなあと思った。
 そのうえ、そこで見た運動会の応援歌がダサイと思った。
 金井小学校の子供たちは、みんな
「俺たちの応援歌の方が、かっこいい」
とヒソヒソ囁きました。
 まあ、今から思えば、何から何まで見下していたんだと思います。
 何の根拠もなく。

 しかし、その応援歌は、今から考えると素晴らしい応援歌だった。
 佐渡島にまつわる歌詞を歌った応援歌だった。
 故郷を歌った心に染みいる歌だった。

 じゃあ、金井小学校の応援歌は、どんな応援歌だったかというと
 今にして思えば最低の応援歌だった。
 「聞け万国の労働者(メーデー歌)」だった。



 こんなものを小学生に、運動会に歌わせた金井小学校の教師たちの神経を疑う。
 しかし、当時小学生だった私は、単純に、この歌をかっこいいと思いこんでいた。
 知らない間に左翼教師たちに洗脳されていたわけだ。


 金井小学校は、大きな小学校だった。
 佐渡島にしては、少しばかり都会の小学校だった。
 しかし、そこは日教組の支配する学校だった。
 授業で、自衛隊は憲法違反と学んだ。
 自宅へ帰って、それを親に言ったら殴られた。
 私の父親は、自衛隊だった。

 話をもどします。

 次のイベントして、妙見山という山で、金井小学校と泉小学校が合同キャンプすることになった。仲良くなるためのキャンプだったんでしょうが、おきまり喧嘩が勃発した。人数の多い金井小学校の圧勝だった。勝負にならなかった。ここでも、私たち金井小学校の根拠無き自尊心が満たされましたが、そもそも数が違うので、馬鹿だったとしか言いようがないです。その根拠無き自尊心が崩れる時が、数ヶ月後にやってきた。





 金井小学校の五年生が、泉小学校の運動会に招待されたことは述べました。お返しに、泉小学校全員を金井小学校の学芸会に招待しました。これに、私たち金井小学校の子供たちは、妙な優越感をもちました。泉小学校に招待されたのは、金井小学校の5年生だけでしたが、金井小学校に招待されたのは、泉小学校全員だった。なんか変な優越感をもって、みんな泉小学校を小馬鹿にしていた。

 人数の多い、金井小学校の出し物は、学級ごとに行われました。1年生◎◎組は演劇。1年生★★組は舞踊。2年生☆☆組はミュージカル・・・・といった具合に。5年生◆◆組の私は、音楽の出し物を行いました。曲は、音楽の教科書のものをつかいました。もともと、音楽の授業でやっていた曲ばかりだったので、できばえもよく、意気揚々とひきあげました。

 とりは、泉小学校の出し物で、演劇でした。で、それが凄かった。

 1年から6年まで全員参加の演劇で、佐渡島の有名な民話「音羽池」を演じたのですが、私たち金井小学校のレベルと全く違っていました。まるでプロのレベルだったのです。台本も凄かった。小学校で習ってないはずの古語・慣用語句・格言・ことわざなんかが、随所にでていて、小学五年生の私には理解できないところも多かった。たとえば、

「ここは清水の舞台から飛び降りるつもりで・・・」

という台詞の意味がわからなかった。こういう用語は、金井小学校の生徒たちは、教わってなかった。しかし、泉小学校の子供たちは、小学校1年生でも知っていた。

 これは、あとから知ったことなのですが、金井小学校の出し物は、教育指導要領にそった出し物しかだしてなかった。ですから私たちが演じた音楽の出し物は、音楽の教科書にあるものをやっていた。それに対して泉小学校は、教科書の枠をとびこえて、プロのレベルを目指していた。金井小学校の子供たちのもっていた根拠無き自信が、ここで崩れたのです。

 私は、自宅へ帰って、学芸会に見に来てくれていた母親に
「金井は駄目だ」
としょげかえった。母親は
「いや、よかったよ」
と慰めてくれましたが、私の母親は日教組の小学校教員だった。今から思うと、あれは慰めだったのではなく本気でそう思っていたのかもしれない。というのも金井小学校の教師たちが、泉小学校の教師たちを批判しているのを偶然聞いてしまったからだ。「泉小学校の出し物は、小学生らしくない」と。

「小学生らしくない」

 子供の頃に私は、この言葉に反発を覚えた。というのも、泉小学校の子供たちは、実に小学生らしかったからだ。みんなノビノビと役を演じていた。金井小学校の方が、型どうりの出し物をやっていた。教科書にそったものをロボットのように演じていた。

 ここのどこに小学生らしさがあるのだろう?
 金井小学校の教師たちは、自分の子供の頃を忘れてしまったのだろうか?
 と思った。

 そもそも子供という生き物は、新しいことをやりたがる。
 大人のまねをしたがる。
 教科書に載っている授業で練習済みの音楽を演奏するより、
「ここは清水の舞台から飛び降りるつもりで・・・」
という聞きかじった新しい言葉を大人たちの前でしゃべってみたい。
 それが小学生というものだ。
 教科書をはなれたい。
 新しいことをやりたい。
 未知の世界に飛び込みたい。
 それが小学生というものだ。

 いくら大人たちの理論で金井小学校の出し物の方が良いという結論であっても、子供たちの心は違う。そんな理屈では騙されない。子供たちの目から見たら、あきらかに泉小学校の方が良かった。小学生のレベルを超えた演劇の方が、まぶしく見えたことは確かなのだ。

 そして、私が小学生6年になった時、泉小学校は金井小学校に吸収合併された。
 泉小学校の子供たちは、金井小学校のクラスで一緒に勉強した。
 伝統ある泉小学校は、廃校になってしまった。
 みんな、すぐに仲良くなって、一緒に金井中学校に進学した。

 事件は、その直後におきた。
 また、衝撃の事件が、私たち金井小学校出身者のプライドをズタズタにした。
 旧泉小学校出身者の能力に驚嘆せざるをえない事件がおきたのだ。

 中学校に入ると、今まで見たこともない授業にでくわす。英語と古典だ。英語は、金井小学校・泉小学校の子供たちのどちらにとっても、初めて出会う教科だった。しかし、古典は違っていた。旧泉小学校出身者の方が圧倒的に強かったのだ。なにしろ小学校1年生に
「ここは清水の舞台から飛び降りるつもりで・・・」
という台詞を学芸会で言わせる学校だ。古典に強いはずである。民話にも強いし、郷土史にもつよい。





 中学校に入ると、百人一首大会というものがあった。「いろはカルタ」しか知らなかった私たち金井小学校出身者たちは、1枚もとれなかったが、泉小学校出身者の子供たちは、ばんばん取っていった。みんな上の句・下の句をすべて暗記していた。ひどいのになると、カルタを置いた場所まで記憶していた。聞いてみたら泉小学校では、1年生の時から百人一首大会で鍛えていたらしい。もちろん歌の意味まで知っている。





 今にして思えば、泉小学校は、まれに見る素晴らしい学校だったかもしれない。泉小学校の歴代校長・そして教師たちは、素晴らしい伝統を泉小学校に残していた。その泉小学校が無くなってしまったのは残念だった。密かに私は金井小学校が泉小学校を吸収するのではなく、泉小学校が金井小学校を吸収すればよかったと思っている。そうすれば、泉小学校の伝統は、今でも続いているはずだったから。





 さて、「ちはやふる」というアニメ。
 素晴らしいアニメです。
 百人一首大会をテーマにした青春ドラマです。
 機会があったらぜひ見てください。


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング<
/FONT>




posted by マネージャー at 08:28| Comment(3) | TrackBack(0) | 教育問題を考えてみる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月27日

高峰高原の紅葉

さすがにきれいですね。

DSCF4010.JPG

DSCF4009.JPG

DSCF4008.JPG

高峰高原ホテルにある山菜ストラップは、かなりのレアもの

DSCF4005.JPG

ちなみに高峰高原ホテルのパンは、すごく美味しい。
特に、クロワッサン・デニッシュがいい。

DSCF4006.JPG


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング





posted by マネージャー at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 高峰山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月26日

破風岳は素晴らしい

破風岳は素晴らしいですね。
天気が良いときは、最高です!

11-10-24-17.JPG

11-10-24-01.JPG

11-10-24-02.JPG

これが破風岳。

11-10-24-03.JPG

11-10-24-04.JPG

もうすぐ頂上。
コースタイムは、30分。

11-10-24-05.JPG

眼下に小串鉱山。

11-10-24-06.JPG

11-10-24-07.JPG

11-10-24-08.JPG

11-10-24-09.JPG

素晴らしい眺めですね。
実は、多くのCMが、ここで撮影されています。

11-10-24-10.JPG

11-10-24-11.JPG

11-10-24-12.JPG

11-10-24-13.JPG

11-10-24-14.JPG

11-10-24-15.JPG

11-10-24-16.JPG


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング





ラベル:破風岳 小串鉱山
posted by マネージャー at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 破風岳・小串鉱山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月25日

ホームページの威力

今日、いきなり旅行業者から電話がかかってきて、
香港などの海外の旅行業者に、
パワーポイントで、スノーシューのプレゼン(Presentation)
をやってくれと言われました。
それも11月末に。

もちろんやんわりと、お断りしました。
第一に、私はパワーポイントを使ったことない。
第二に、プロジェクターがない。
第三に、11月は私のスケジュールが埋まっている。
相手の方に私のスケジュールに合わせられないなら、
企画自体が成立しない。

スノーシューの普及活動に力になりたいのは、やまやまなのですが、
話が早急すぎてついていけなかった。

まあ、パワーポイントの方は、勉強して
今から覚えることが不可能ではないんですが、
それにしても忙しい中、労力が大きすぎる。
プロジェクターだって購入してもかまわないんですが、
その労力と費用を投資するだけの価値のある
意義ある仕事かどうかの説明は、一切していただけなかった。

おそらく、ホームページをみて、すぐに飛びついて
電話してきたんだろうけれど、
何も説明せずに
『△△できますか?』
『△△してください』
じゃあ、できませんと言うしかない。
最低でも、御主旨と意義を述べた上で、企画書なりをメールかFAXしてもらいたいものです。


実は、最近、こういう問い合わせが多いんです。


某大手マスコミ(日本最大のマスコミ)が、夏の忙しいときに、軽井沢について何度も聞
いて来た。こっちは、ぶっ倒れそうなので、資料館・博物館の館長、歴史家、ゆかりのあ
る店、知り合いの研究家を紹介したのだが、手がかりを得られないと、すぐにうちに電話
してきた。これには参った。


『いそがしいんだから、勘弁して下さいよ。うちは、しがない宿屋で、夏は毎日4時間睡
眠なんですよ!』


これも、私が大量のホームページを作っているためですが、日本最大のマスコミが、どう
して、ホームページで取材をするのだろうか? どうして軽井沢の宿が、7月は死ぬほど
忙しいということを理解できないのだろうか?


それにしても、ホームページの威力はすごいものです。
ホームページさえ作っていれば、いろんな人がやってくる。
だから、一時期、大半のホームページから、私の連絡先を削除しました。

そしたら、間違った掲載記事の訂正したがっている人が、
私とコンタクトがとれなくて、とても迷惑をかけてしまった事件があった。
で、全てのホームページに、また問い合わせ先を再掲載した。
やはり、問い合わせ先がないと、ヨソ様に御迷惑をかけることになる。


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング




posted by マネージャー at 20:58| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

突然ですが、明日は休館させていただきます

突然ですが、明日は休館させていただきます。

ここのところ、ずーっと御客様が途絶えなかったために、休みが取れず、
夫婦ともに病院にいけずじまいで、薬が切れて何日もたってしまいました。
明日をのがすと、また御客様が続くので、休館させていただきます。

ちなみに明日の午前中は、メンテナンスで水道工事をいれ、
全館ワックスをかけたうえに、
午後から病院にいってきます。
病院は、15時からなので、明日一日は、御客様を迎えることはできません。

ただし、明後日以降は、通常営業していますので、
明後日以降は、御客様のご予約をおまちしています。


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング




posted by マネージャー at 20:17| Comment(4) | TrackBack(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月24日

桟敷山ハイキング

桟敷山ハイキング

11-10-23-13.JPG

せんべい平の紅葉も、良い感じです

11-10-23-14.JPG

11-10-23-15.JPG

11-10-23-16.JPG

11-10-23-17.JPG

11-10-23-18.JPG

11-10-23-19.JPG

この山は、真田軍団の出城でした。
猿飛佐助は、このあたりの忍者らしい。

11-10-23-20.JPG

頂上付近は、城跡らしい。
小桟敷山の頂上にも木が全くなかったですが、
出城ですから、あるわけがありません。

11-10-23-21.JPG

頂上です。
祠があります。
修験者たちの聖地でもあります。
ここで霊力を得て、戦いを有利にするというのが、彼らの戦術。
ま、地の利を考えて城を聖地にしたのでしょう。
聖地なら、道をよく知ってるわけだから。


11-10-23-23.JPG

11-10-23-24.JPG

ここは、真田軍団の狼煙台。
真田軍団は、狼煙を使って情報戦を勝利しました。
彼らは、いつも情報力で勝ったのです。

11-10-23-25.JPG

11-10-23-26.JPG

11-10-23-27.JPG

11-10-23-28.JPG


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング





posted by マネージャー at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 鹿沢−桟敷山・小桟敷山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小桟敷山ハイキング

小桟敷山ハイキング

今年は、カラマツの紅葉がはやめです。
つまり、今がピーク。
11月後半になると、紅葉が終わってきますね。


11-10-23-01.JPG


さすがは桟敷山林道。
晴れて無くてもきれいです。


11-10-23-02.JPG

11-10-23-03.JPG

11-10-23-04.JPG

11-10-23-05.JPG

今回のメンバー

11-10-23-06.JPG

11-10-23-07.JPG

11-10-23-08.JPG

11-10-23-09.JPG

11-10-23-10.JPG

頂上です。

11-10-23-11.JPG


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング





posted by マネージャー at 14:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 鹿沢−桟敷山・小桟敷山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月23日

豆腐カフェ(おとうふかふぇ五六亭)

善光寺に行ったら必ず寄りたいのが豆腐カフェ(おとうふかふぇ五六亭)
場所は、蔵の街、ぱていお大門にあります

11-10-22-1-01.JPG

今は工事中

11-10-22-1-02.JPG

11-10-22-1-03.JPG

11-10-22-1-04.JPG

これが店

11-10-22-1-05.JPG

ランチがおすすめ

11-10-22-1-06.JPG

ランチをたのむと食べ放題の手作り豆腐

11-10-22-1-07.JPG

11-10-22-1-08.JPG

豆腐きぬごしレアチーズ

11-10-22-1-10.JPG

豆乳ティラミス

11-10-22-1-09.JPG

豆腐白玉パフェ

11-10-22-5-12.JPG


所在地 〒380-0841長野市大門町55−3ぱてぃお大門内
営業時間 11時〜20時 (19時30分ラストオーダー)
定休日 毎月第3金曜日
お問い合わせ先 TEL : 026-233-0356 FAX : 026-233-0356

11-10-22-5-11.JPG

つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング





posted by マネージャー at 22:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 長野県&長野市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

善光寺で新蕎麦を食べてきました

雨が降ったので、浅間山はやめて、善光寺で新蕎麦を食べてきました

11-10-22-1-01.JPG

善光寺で天候の厄払い?

11-10-22-1-02.JPG

11-10-22-1-03.JPG

11-10-22-1-04.JPG

11-10-22-1-05.JPG

11-10-22-1-06.JPG

11-10-22-1-07.JPG

11-10-22-1-08.JPG

11-10-22-1-09.JPG

11-10-22-1-10.JPG

そば処元屋
有名な店なので知ってますよね。
大門のすぐそばにあります。

11-10-22-1-11.JPG

11-10-22-1-17.JPG

〒380-0841 長野県長野市大字長野大門町587−3
026-232-0668

11-10-22-1-12.JPG

11-10-22-1-13.JPG

新蕎麦、いいねえ!

11-10-22-1-14.JPG

11-10-22-1-15.JPG

11-10-22-1-16.JPG

つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング





posted by マネージャー at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 長野県&長野市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月22日

海野宿の福嶋屋

海野宿の福嶋屋

11-10-15-20.JPG

http://www01.siela-art.net/fukujimaya/

江戸時代にタイムスリップしたような風情のある福嶋屋。
歴史を思わせる室内です。
ここは、くるみおはぎが有名な店です。

11-10-15-21.JPG


もりそば(おはぎセット) 1,100円
もりそば 750円 山菜
くるみ醤油ダレ(2ヶ) 650円

11-10-15-23.JPG

〒389-0518 長野県東御市本海野1121
電話番号 0268-62-0514
E-mail unnojuku-fukujimaya@shore.ocn.ne.jp
営業時間 10:30〜16:00
定休日 毎週木曜日(祝日の場合は通常営業)


11-10-15-24.JPG

11-10-15-25.JPG

11-10-15-26.JPG

11-10-15-27.JPG

つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング





posted by マネージャー at 13:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 東御市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なつかしの玩具展示館

なつかしの玩具展示館

11-10-15-16.JPG


 北国街道の宿場町として栄えた海野宿の一軒が、なつかしい玩具の展示館としてよみがえりました。旧宿場の家並みを残す海野宿の中ほど、江戸時代の古民家を改修した館内に、素朴で懐かしい玩具が展示されています。日本各地で愛されてきた心あたたまる郷土玩具が展示されています。

11-10-15-17.JPG


 郷土玩具愛好家の平沢長久さんが、全国から集めたコレクションを展示。ほとんどは内職や農家の副業として作られてきたもので、今は製作されていない作品も多く、素朴で飾り気のない郷土玩具を通して各地の習俗や文化に触れることができます。コマや凧、年賀切手になった郷土玩具の展示コーナーもあり、江戸時代の後期に建てられた建物に、全国から集められた千余点の玩具が並びます。

11-10-15-18.JPG

入館料 200円
開館時間  午前9時〜午後4時(5〜9月は午後5時閉館)
休館日  12月下旬〜2月末日

〒389-0518 長野県東御市本海野855-1    
Tel.0268-62-1207

東御市教育委員会文化財係
〒389-0592  長野県東御市県 281-2
Tel.0268-64-5879
Fax.0268-64-5878

http://www.tomikan.jp/unno/gangu.html

11-10-15-19.JPG

つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング





posted by マネージャー at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 東御市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月21日

最近のカモシカときたら、警戒心なさすぎで困る

最近のカモシカときたら、警戒心なさすぎで困る。
こいつは、まだ子供なのでしょう。
どんなに近づいても逃げない。

11-10-20-2-07.JPG

11-10-20-2-06.JPG

11-10-20-2-05.JPG


小浅間にも、今年の7月までは、そういうカモシカがいたんですが、
観光客がちょっかいだしたのか、人間を見と逃げるようになってしまった。


11-10-20-2-03.JPG

11-10-20-2-02.JPG

11-10-20-2-01.JPG


こいつは、そうではありません。
逃げない。
場所は、ふせておきます。
観光客に悪戯されたくないので
(カモシカは縄張り動物なので同じところに必ず現れる)


11-10-20-2-08.JPG


こいつを見と、本来、カモシカというのは、人間を恐れないんだなというのがわかります。




つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング





ラベル:カモシカ
posted by マネージャー at 07:15| Comment(5) | TrackBack(0) | 自然−動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

湯ノ丸山です

湯ノ丸山です。
良い感じです。

11-10-20-1-01.JPG

11-10-20-1-04.JPG

11-10-20-1-05.JPG

富士山も見えてました。

11-10-20-1-06.JPG

11-10-20-1-07.JPG

11-10-20-1-08.JPG

11-10-20-1-09.JPG

11-10-20-1-10.JPG

11-10-20-1-11.JPG

11-10-20-1-12.JPG

さすがに天気が良いと、きれいですね。
でも、平日だけ晴れるんじゃなくて、週末に晴れてくれないかなあ。

11-10-20-1-13.JPG


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング




ラベル:湯ノ丸山
posted by マネージャー at 06:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 鹿沢−湯の丸山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月20日

2011年 通風男の北アルプス縦走記6(最終回)

2011年 通風男の北アルプス縦走記6(最終回)

私が、奥穂高山荘で、重大なミスをして、下山したことは前に述べました。
今年は例年より早く南岳小屋が閉まっていたことに気がついてなかったのです。
となると槍ヶ岳肩の小屋まで10時間の歩行になる。
17時20分日没の10月の気象での大キレットは、危険きわまりない。
おまけに稜線は強風。
で、涸沢岳で下山を決断。
かわりに、涸沢からパノラマ経由で帰ることにしました。
コースタイムは、1時間増えますが、このコースの展望は、北アルプスで一番素晴らしい。
大キレットも、槍ヶ岳も見えるコースなのです。
で、見えてきました。槍ヶ岳が!
大キレットもよく見えます。

11-10-9-5-21.JPG


 槍ヶ岳。
 こんなに尖っている山は、他にありません。
 だから槍ヶ岳という名前なのですが、
 昔、山岳会の若手だった頃は、先輩に氷河によって造られたと習ってました。
 実際、どの登山の本にも、そのように書いてあります。


11-10-9-5-22.JPG


 しかし、今では、否定されています。
 このへんは、2004年に噴火した浅間山麓の住人として、
 槍ヶ岳の地質には、興味津々だったりします。

 実は、槍ヶ岳の穂先は東に傾いています。
 もし槍ヶ岳が、氷河が削ってできたなら、このような非対称にはなりません。


11-10-9-5-23.JPG

11-10-9-5-24.JPG


 それに疑問を感じた信州大学の原山智氏は、槍ヶ岳の柱状節理に注目しました。
 本当なら垂直なはずの柱状節理が東に傾いているのです。
 つまり、地層自体が東に傾いたのです。



柱状節理が東に傾いている
11-10-9-5-25.JPG


 で、調べてみると槍ヶ岳の地下にマグマが入って槍ヶ岳を隆起させていることが分かりました。本来は、槍ヶ岳と、その西側にある笠ヶ岳は、同じ地質なのですが、槍ヶ岳の西側に地下から花崗岩が入ってきて、槍ヶ岳の西側の基盤を押し上げてしまった。そのために西側の方が高くなって、槍ヶ岳は東に傾いてしまったのです。その切れ端が、槍ヶ岳の穂先ということです。つまり、槍の穂先の原形は少なくとも数十万年前にはできており、二万年くらい前の、氷河期の氷河による浸食でできたものではないとのこと。


11-10-9-5-26.JPG


 難しい話は、これで終わりにして、
 下山途中に見知らぬ美人が、
 私の方に声をかけてきた。
 きっと、私の後ろの人に声をかけたのだろうと、
 後ろをふりむいたら、そこには岩しかなかった。


11-10-9-5-27.JPG


「え? 俺? で、あなた誰?」

と思っていたら、昔、北軽井沢ブルーベリーYGHでヘルパーをやっていたニュージーランド娘だった。


xx009.JPG


「あれ? どうしてここに? 沖縄じゃなかったの?」


11-10-9-5-28.JPG


どうやら山が恋しくなって、従兄弟と、お母さんと、涸沢の紅葉をみにきたらしい。
それにしても、偶然というのは恐ろしい。
もし、下山を決意してなかったら、
もし、パノラマ新道を選択してなかったら
彼女には会えなかった。


11-10-9-5-29.JPG

さらに下山。
ナイロンザイル事件の碑。
氷壁のモデルになった、ナイロンザイルの事件は、
この近くの明神岳でおこりました。
合掌。

11-10-9-5-31.JPG

11-10-9-5-32.JPG

11-10-9-5-33.JPG

11-10-9-5-30.JPG




11-10-9-5-34.JPG


徳沢園。
ユースホステルだった時期もありました。
氷壁の宿です。

11-10-9-5-35.JPG

11-10-9-5-36.JPG


明神岳。

11-10-9-5-37.JPG

11-10-9-5-38.JPG

11-10-9-5-39.JPG


上高地のカッパ橋です。
芥川龍之介の「河童」の舞台です。
遠くに見える山は、奥穂高。
昨日の今頃は、あの山のてっぺんにいました。

11-10-9-5-40.JPG


これです。

11-10-9-5-41.JPG

これは、ジャンダルム。
雷鳥がいた岩です。

11-10-9-5-42.JPG


大正池。

11-10-9-5-43.JPG


この後、物足りなくなった私たちは、翌日、四阿山と根古岳を縦走しました。
その記録は、すでにアップしてあります。


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング






posted by マネージャー at 22:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 上高地・北アルプス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

天狗山荘−火山館経由で浅間山に登ってきました

天狗山荘−火山館経由で浅間山に登ってきました
紅葉は、今がピークでしたね。
さすがに美しかったです

11-10-20-01.JPG

11-10-20-02.JPG

やはりカラマツの紅葉は美しい。
ただし、天気の良い日にかぎる。

11-10-20-03.JPG

11-10-20-04.JPG

11-10-20-05.JPG

浅間山の湯の平は、北アルプスの涸沢にも似ていますね。
まあ、カルデラですから似てて当然なんですが。

11-10-20-06.JPG

火山館。
避難小屋です。

11-10-20-07.JPG

11-10-20-08.JPG

11-10-20-09.JPG

11-10-20-10.JPG

2004年のクレーターと、火山弾。
風化が激しいけれど、わかりますか?
登山道で、よく見えます。

11-10-20-12.JPG

11-10-20-13.JPG

11-10-20-14.JPG

11-10-20-15.JPG

四阿山。
美しい。

11-10-20-16.JPG

前掛山からの展望。

11-10-20-17.JPG

湯の平。
あちこちにクレーターが。
カラマツも美しい。

11-10-20-18.JPG

11-10-20-19.JPG

11-10-20-20.JPG

11-10-20-21.JPG

15時にここを通過しないと、真っ暗になるので要注意。

11-10-20-23.JPG

11-10-20-24.JPG

牙山にカモシカも、たくさん見えています。

11-10-20-25.JPG

滝です。

11-10-20-26.JPG

つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング





posted by マネージャー at 18:02| Comment(7) | TrackBack(0) | 浅間山・黒斑山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

海野宿散策

天候が、いまいちだったので海野宿散策してきました

11-10-15-01.JPG

ここは、真田軍団の海野氏発祥の地

11-10-15-02.JPG

11-10-15-03.JPG

11-10-15-04.JPG

11-10-15-05.JPG

11-10-15-06.JPG

11-10-15-07.JPG

11-10-15-08.JPG

11-10-15-09.JPG

11-10-15-10.JPG

11-10-15-11.JPG

11-10-15-12.JPG

11-10-15-13.JPG

立派なうだつですね。

11-10-15-14.JPG

11-10-15-15.JPG


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング





ラベル:海野宿散策
posted by マネージャー at 09:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 東御市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

万座白根道路の風景

万座白根道路の風景
やはり、天気が良いと景色もさえますねえ

11-10-16-ushi-16.JPG

11-10-16-ushi-17.JPG

11-10-16-ushi-18.JPG

11-10-16-ushi-19.JPG

11-10-16-ushi-20.JPG

11-10-16-ushi-21.JPG

11-10-16-ushi-22.JPG

11-10-16-ushi-23.JPG


このごろ、週末になると天気が悪化するのが残念。
どうにかならないものだろうか?

つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング






posted by マネージャー at 09:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 万座・白根山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月19日

万座 牛池

11-10-16-ushi-01.JPG

牛池は万座プリンスホテルのすぐ上にある小さな池です。
池の周りには遊歩道があり、モウセンゴケなどの植物が見られます。

11-10-16-ushi-02.JPG

牛が入ったら沈んでしまうほど深いことからこの名が付いたといわれていますが、別の説では、ここで湯治客に牛から搾乳したミルクを売っていたことから牛池と呼ばれるようになったとも言われています。3メートル半の湖底もはっきり見えるほど澄んでいますが、酸性が強く、フナを入れると一日で浮き上がってしまうほど。そのくせ毎年夏には鮮やかなオオルリボシヤンマが大勢で産卵しに来ます。

11-10-16-ushi-04.jpg

11-10-16-ushi-05.JPG

11-10-16-ushi-06.JPG

11-10-16-ushi-07.JPG


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング






ラベル:万座 牛池
posted by マネージャー at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 万座・白根山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

嬬恋牧場の風景

嬬恋牧場の風景

11-10-16-ushi-08.JPG

実は、ここのオーナーは、若い女性です。
美人店長なんです。
http://tsumagoi.tv/aisaibell/dian_zhangnohito_yan.html
これは、そのブログ
http://tsumaboku.cocolog-nifty.com/blog/

11-10-16-ushi-09.JPG

あと、C級グルメキャベツ横丁で、
嬬恋牧場の『愛妻スロッピージョー』がグランプリをとっています。
みんな、食べたのかな?


11-10-16-ushi-10.JPG

11-10-16-ushi-11.JPG

11-10-16-ushi-12.JPG

11-10-16-ushi-13.JPG

11-10-16-ushi-14.JPG

11-10-16-ushi-15.JPG


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング






posted by マネージャー at 09:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 万座・白根山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月18日

大平湿原散策

秘境大平湿原は、穴地獄から2時間のところにあります。
ここは、天候が悪いと行けないところです。
地元民も、ほとんど知らない穴場です。


11-10-10_10.JPG


大池

11-10-10_11.JPG

11-10-10_12.JPG

11-10-10_13.JPG

11-10-10_14.JPG

11-10-10_15.JPG



平兵衛池

11-10-10_16.JPG

 昔、草津温泉に、湯本平兵衛と言う人が居た。
 平兵衛には、はるえという美しい娘が居た。
 はるえは、ワラビとりにでかけ、美しい沼を見つけた。
 そこで水を汲んでると竜があらわれ、彼女を飲み込んでしまった。
 この様を見ていた共の者は、転げるように草津に駆け戻った。

 驚いた平兵衛は、人数を連れてはるえを助けに行った。沼には波ひとつなく、鏡のように静かで、赤いクシが浮いていた。怒った平兵衛は、池の淵を掘って、水を流してしまおうとした。すると、はるえが池の真ん中に現れた。はるえの頭には角が生えていた。その隣には、大きな竜がみんなをにらみつけていた。

「おとっちゃん、私はこうなる定めを持って生まれて来たんです。私はここで池の主と暮らします。池の水を干されたら、私たちの命はありません。どうかこのまま帰ってください」

 平兵衛は諦めるしかなかった。
 そして娘が池に入った日を命日と定めて、
 供養することにした。
 毎年、その日が来ると、ご馳走をもって池に出かけ、
 重箱を池の岸に浮かべてやると、
 重箱は、池の真ん中まで行くと、さっと沈んだ。
 そしてしばらくすると、空っぽになった重箱が浮かんできて、
 岸に戻って来た。
 平兵衛は、毎年この池に出かけていっては、重箱を供えた。


11-10-10_17.JPG

11-10-10_18.JPG

眼下に草津

11-10-10_19.JPG

白根山方面

11-10-10_20.JPG

11-10-10_21.JPG

11-10-10_22.JPG



つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング





posted by マネージャー at 19:24| Comment(4) | TrackBack(0) | 大平湿原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

苔の奥入瀬「チャツボミゴケ」

チャツボミゴケって知ってますか?

11-10-10_01.JPG

今回は、「穴地獄」のチャツボミゴケを散策。

白根火山爆発のときにできたすり鉢状の穴で、
穴の底からは強酸性の湯が湧き出していました。
その中に転落すると出られなくなり死んでしまうというので穴地獄。

戦争中に鉄鉱石を採掘するために採掘工場を建設。
すり鉢(穴地獄)を破壊してしまいました。
ですから、現在は穴地獄はなくなっています。

11-10-10_02.JPG

11-10-10_03.JPG

今回のメンバー。

11-10-10_04.JPG

チャツボミゴケは、強い酸性の水が流れる場所でしか生育できない性質のコケ。
穴地獄には、遊歩道が整備されいて、コケを間近でみることができます。

11-10-10_05.JPG

11-10-10_06.JPG

11-10-10_07.JPG

11-10-10_08.JPG

11-10-10_09.JPG

苔の奥入瀬、奥草津休暇村のチャツボミゴケ
この種類のこけが、これほど大規模に自生しているのは、
本州では、ここだけです。

(実は、小串鉱山にもあったりします)



JFE奥草津休暇村(群馬県吾妻郡六合村大字入山字元山13−3)
電話0279-95-5111
入村料210円



つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング





posted by マネージャー at 19:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 大平湿原 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年 通風男の北アルプス縦走記5

2011年 通風男の北アルプス縦走記5

11-10-11-61.JPG


私が、奥穂高山荘で、重大なミスをしてしまったことは、前にも述べました。
当初の計画では、

上高地−奥穂高−奥穂高山荘泊−涸沢岳−北穂−南岳山荘泊−槍ヶ岳

の予定でした。しかし、南岳山荘はクローズしているとのことを聞いて愕然。
南岳小屋が閉まっているとしたら、大キレットを含めて
槍ヶ岳小屋まで10時間の距離を歩くことになる。
これは、ちょっと難しい。10月は日没が早い。

それに稜線歩きは、上り下りと違ってコースタイムを縮めにくい。
朝、6時半に出たとして、休憩なしで、16時半になる。
しかし日没が、17時20分。
南岳に泊まれない場合、槍ヶ岳までの縦走は、かなり危険をともなう。
槍ヶ岳に行くか?
行かないで下山するか?
悩んだあげく、槍ヶ岳を目指すことにし、まずは北穂まで行くことにしました。


11-10-11-68.JPG


しかし、ここで不安材料がでてきた。
稜線の風が強いのです。
強風になると、岩登りに危険がつきまとう。
で、槍ヶ岳までは、岩の連続。しかも10時間という長丁場。
とりあえず、涸沢岳まで登るには登ったのですが、風はますます強くなってくる。


11-10-11-69.JPG


で、同行の嫁さんの顔をみてみた。
唇が紫になっている。
爪の元の部分が紫になっている。
そして質問してみた。

「山小屋の食事は美味しかった?」
「うん」
「甘いものや、酸っぱいものが、必要以上に味覚を感じることはなかった?」
「うん」

 こいつはヤバイ。
 栄養を完全にとりきれてない。
 知らないうちにダイエット体勢に陥っている。
 そのために、あきらかに免疫力が低下している。

 ダイエットすると免疫力が低下して風邪をききやすくなりますが、これはタンパク質やビタミン不足が原因です。私たち場合は、ダイエットではなく登山なのですが、登山にも同じような症状になることがあります。実は、その予兆は、山小屋で休んでいるときに現れてきていました。ふだんより神経が過敏になって、食事が必要以上に美味しかったり、夕日や朝日が必要以上に美しく見えたりしていたのですね。また、臭いにも敏感になっており、寒さや風にもすぐはんのうし、ハウスダストなどにも敏感になります。

 実は、こういう経験は、登山いがいでも体験したことがあります。三十年くらい前に、麦粥などの粗食で1週間くらい座禅修行したことがあったのですが、その時も、同じような感じになったことがありました。何に対しても敏感になってくるのです。

 山岳会の先輩(医師)は、タンパク質の不足による免疫力の低下で、まれにそういう状態になると教えてくれたことがある。免疫力が低下すると、ふだんなら反応しないことにも、体が反応してしまうのだそうです。免疫力は、イコールタンパク質でもあるので、登山によって疲労が大きくなると、体が敏感になるのですね。

 逆に言うと、それを逆手にとって、宗教家たちは、登山などの業によって、何かをつかみとるのでしょうが、私は、宗教家でも何でもない年寄りなので、この免疫力低下は、深刻な問題です。夫婦で強風の中を三千メートルの稜線を十時間歩けるかというと、ちょっと自信がなくなってきた。

「仕方ない下山しよう」

という訳で、涸沢岳まで登ったところで下山する決意。
もう無謀な登山ができる年齢でもないし、
嫁さんも一緒だし安全な登山をしなければならないんだと自分に言い聞かせて下山開始。


11-10-9-5-01.JPG

11-10-9-5-02.JPG


決断してからの下山は、早かった。
稜線を下ると、強風は、ばったりやみ、
嫁さんの唇の紫色は、徐々に解消していった。


11-10-9-5-03.JPG

11-10-9-5-04.JPG


標高をさげていくと、空気が濃くなっていくのが分かる。
昨日は、一日で3100メートルまで登り、
今日は、一日で3100メートルを下るのです。
体が酸素の量に敏感になっている。


11-10-9-5-05.JPG

11-10-9-5-06.JPG


相変わらず、涸沢は美しい。
何回きても美しい。
穂高連峰は、火砕流。つまり溶結凝灰岩でできているので浸食されやすい。
そのために氷河の餌食となって、涸沢といった巨大カールができたわけです。

逆に槍ヶ岳や、剱岳は、山が堅くて浸食されにくい。
氷河にやられにくいのです。


11-10-9-5-07.JPG

11-10-9-5-08.JPG

11-10-9-5-09.JPG

11-10-9-5-10.JPG


涸沢ヒュッテに到着。
北アルプス有数の山小屋です。
★★★★★の山小屋です。
ここで、ひとまず休憩。
朝日を浴びながらコーヒーをすすりました。
おもえば最高の贅沢だったかもしれません。


11-10-9-5-11.JPG

11-10-9-5-12.JPG

11-10-9-5-13.JPG

11-10-9-5-14.JPG


嫁さんとコーヒーを飲み終えて、下山することにしました。
ルートは、パノラマ新道です。
本当は、横尾経由で涸沢を降りるのが一般的なのですが、
今回は、槍ヶ岳に未練を残しての下山だったので、
槍ヶ岳を望めるパノラマ新道経由で、上高地に向かいました。


11-10-9-5-15.JPG


北穂高が見えています。
頂上には、山小屋(北穂山荘)が見えます。


11-10-9-5-16.JPG


眼下には、横尾に向かう本谷が。


11-10-9-5-17.JPG


で、見えてきました。槍ヶ岳が!
大キレットもよく見えます。


11-10-9-5-18.JPG


本谷から槍ヶ岳の様子がよく見えます。
パノラマ新道を歩くこと、30分くらいのところです。


11-10-9-5-19.JPG


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング<
/FONT>




posted by マネージャー at 01:55| Comment(7) | TrackBack(0) | 上高地・北アルプス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月17日

熊四郎山と熊四郎岩

熊四郎山と熊四郎岩

意外な盲点ともいうべき万座の名所です。
すごく展望が良いのに、みんな素通りしてしまうからです。
万座の山田峠もしかり。
というわけで、熊四郎山と熊四郎岩を探検。

10-16-kuma-01.JPG

10-16-kuma-02.JPG

10-16-kuma-03.JPG

10-16-kuma-04.JPG

まずは、お参り。

10-16-kuma-05.JPG

10-16-kuma-06.JPG

10-16-kuma-07.JPG

熊四郎岩は、すぐちかくにあります。

10-16-kuma-08.JPG

10-16-kuma-09.JPG

この洞窟で遺跡が発掘されました。
万座に人がいた証拠なんですね。

10-16-kuma-10.JPG

10-16-kuma-11.JPG

ちなみに、日本の縄文土器は、太平洋の島々。
アンデス山脈でも発見されています。
で、アンデスのインデオたちの一部に日本人と同一遺伝子をもった種族が居ます。

10-16-kuma-12.JPG

10-16-kuma-13.JPG

熊四郎山の頂上に到着。
素晴らしい眺めですね。

10-16-kuma-14.jpg

みんな感動。

10-16-kuma-15.JPG

10-16-kuma-16.JPG

10-16-kuma-17.JPG


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング<
/FONT>




posted by マネージャー at 16:50| Comment(4) | TrackBack(0) | 万座・白根山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年 通風男の北アルプス縦走記4

2011年 通風男の北アルプス縦走記4


11-10-11-47.JPG

14時頃、奥穂高山荘に到着。
10月の山は、日照時間が短いので、
最低16時には山小屋に到着してないとまずいです。
なにしろ日没が、17時20分。
夕食開始が、17時ですから、16時では遅いくらいです。
ですから14時チェックインは、決して早すぎるわけではありません。

11-10-11-51.JPG

料金は、こんな感じです。
値段は決して安くはありません。
そのかわり館内の設備は豪華です。

11-10-11-52.JPG

これは、室内。
相部屋(ドミトリー)です。
連休時は、1つの布団に4人で寝たそうです。
今回は、連休が終わっていたので、一人一つの布団を使えました。

11-10-11-53.JPG

これは暖炉。
山小屋の心意気を感じます。
なぜならば、暖炉の薪は、ヘリコプターで運ぶしかないからです。
当然のことながら、石油ストーブより、おかねがかかります。

11-10-11-54.JPG

これは、土間のロビー。

山小屋を利用する人たちの中は、テントの人もいます。そういう人たちが、ストーブのある暖かいところで食事をするのですが、その場所が、ここです。私も若い頃は、テント一筋でした。ですから、この土間には大変おせわになっています。

11-10-11-55.JPG


食事です。
かなり良い線をいっています。
これで1700円は安いですね。

ところで山小屋でくつろいでいると、必ず寒気がおそってきます。
これは、実際に寒いのではなく、エネルギーの使いすぎで糖分が足りてないのが原因です。
だから食事の時に大食いすれば、たいてい寒気は収まります。

もし、収まらなければ、高度障害の可能性があるので、イブプロフェインを飲めば寒気はおさまります。山小屋のボランティア医師たちも、よくイブプロフェインを処方します。イブプロフェインは、薬局で簡単に買えます。ちなみに、このような寒気を放置すると、睡眠が困難になるので気をつけなければなりません。

11-10-11-56.JPG


デザート。
こういうデザートがでるのは、日本中の山小屋で、奥穂高山荘だけです。
疲労回復に、クエン酸の多い生フルーツを出すなんて、
「やるな、おぬし」
という感じですね。こういう点は、北軽井沢ブルーベリーYGHでも見習いたい。
うちの場合は生フルーツ以外に、梅干しなんかあってもよいかなと思いましたね。

11-10-11-57.JPG


前にも言いましたけれど、奥穂高山荘の宿主は、若女将です。

http://www.hotakadakesanso.com/

今田重太郎さんの御子孫にあたる今田恵さんです。
 ↓
http://www.yamakei-online.com/job/koyaban_01-1.php

今回、お会いして、すごく優しそうな人だと思いました。
山小屋も、ところどころに女性ならではの視点が感じられました。
たとえば、トイレが北アルプスで一番きれいだったり、
便座が暖かかったりしています。
このへんは男性視点では、ないですね。
女性視点の山小屋ならではです。




談話室&図書館。
この部屋だけが、妙に暖かいんです。
これも良い考えです。
なかには寒がりの人もいますからね。
そして、ここからの夕日が最高に美しい。

11-10-11-58.JPG


夜は、曇っていたのと満月なので、星はそうそうにあきらめて睡眠につきました。
同室に非常識な親子が、大声で会話したり、携帯で話していたりしましたが、
山小屋の寝室では、携帯の使用は禁止されています。
電車と一緒です。
(もちろん室内にも、そういう張り紙がしてある)
こんなことも分からない非常識な人間は、どこにでもいるんですね。
山小屋のせいではありませんが、非常に不愉快になりました。

逆に言うと、こういう可能性は、北軽井沢ブルーベリーYGHにもあるわけで、
私は、心を鬼にして、非常識な御客さんに注意をしなければならないと思っています。

これは、知り合いのユースホステルのマネージャーから聞いたのですが、
深夜まで酒盛りして、他の御客さんに迷惑をかけた人がいて、
どうにもならなくなって、酒をとりあげたユースホステルもあったとのこと。
私も、深夜(26時)にギターひいてた御客さんからギターをとりあげたことがあります。





まあ、そんなことは、どうでもいいんですが、ここで重大なミスに気がついてしまった。
明日、向かう予定だった槍ヶ岳の途中にある南岳小屋がクローズしているというのだ。

こいつには、参った!

去年は、10月末までやっていた南岳小屋が、今年はもう閉めている。
ああ、失敗した!
南岳小屋が閉まっているとしたら、大キレットを含めて
槍ヶ岳小屋まで10時間の距離を歩くことになる。
これは、ちょっと難しい。
なぜならば、10月は日没が早いからです。
それに稜線歩きは、上り下りと違ってコースタイムを縮めにくい。
朝、6時半に出たとして、休憩なしで、16時半になる。
食事や休憩を入れると、18時までかかる。
しかし日没が、17時20分。
南岳に泊まれない場合、槍ヶ岳までの縦走は、かなり危険をともなうのだ。

だ、断念するしかないのか?

11-10-11-59.JPG


翌朝5時。
さすがに奥穂高山荘の御来光は、感動します。

11-10-11-60.JPG

もう言葉も出ません。

11-10-11-61.JPG

小屋に写った朝日の反射が、すてきすぎました。
写真に撮ったんですが、うーん。

11-10-11-62.JPG

こういう御来光は、写真よりも、実物の方がいいんですよ。
被写体によっては写真の方が、美しい例もありますが、
山の景色の大半は、実物の方が美しい。

11-10-11-63.JPG

御来光のあとは、5時45分からはじまる朝食。

11-10-11-66.JPG

11-10-11-67.JPG

なんと、ほうば味噌がでました。
生卵と一緒に、ほう葉味噌を入れて食べると最高に美味しい。


DSCF31081.jpg

11-10-11-68.JPG


槍ヶ岳に行くか?
行かないで下山するか?
悩んだあげく、北穂まで行くことにしました。
で、出発してみたら、その景色の美しさに感動。

11-10-11-69.JPG

11-10-11-70.JPG

つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング






posted by マネージャー at 09:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 上高地・北アルプス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月16日

破風岳ハイキング

破風岳ハイキング

今日のハイキングは、天気も良くて最高でしたね。
そして、すばらしい山です。

11-10-16-ha-01.JPG

ここには、小串鉱山の廃墟もあります。

11-10-16-ha-02.JPG

今回のメンバー。

11-10-16-ha-03.JPG

30分のコースタイムですが、
1時間かけて、のんびり登るのが理想です。

11-10-16-ha-04.JPG

11-10-16-ha-05.JPG

この場所は、眺めが素晴らしいので、テレビコマーシャルによく使われます。

11-10-16-ha-06.JPG

頂上です。

11-10-16-ha-07.JPG

11-10-16-ha-08.JPG

いい笑顔ですね。

11-10-16-ha-09.JPG

11-10-16-ha-10.JPG

いい食べっぷり

11-10-16-ha-11.JPG

11-10-16-ha-12.JPG

下山。

11-10-16-ha-13.JPG

眼下に小串鉱山。

11-10-16-ha-14.JPG

11-10-16-ha-15.JPG

11-10-16-ha-16.JPG

11-10-16-ha-17.JPG

11-10-16-ha-18.JPG

道路で散策しても良いですよね。

11-10-16-ha-19.JPG

11-10-16-ha-20.JPG


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング<
/FONT>




posted by マネージャー at 23:32| Comment(3) | TrackBack(0) | 破風岳・小串鉱山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年 通風男の北アルプス縦走記3

2011年 通風男の北アルプス縦走記3


11-10-11-31.JPG


 紀美子平に到着。
 時間があれば、ここから前穂に登るのですが、今回はパス。
 西穂縦走、または槍ヶ岳縦走の体力温存のために、そのまま奥穂高にむかいました。


11-10-11-32.JPG


 奥穂高は、槍ヶ岳とならんで、登山者の人気ナンバーワンの山です。理由は、日本で三番目に高い山であることと、その周りに名山が連なり、眼下に北アルプスで一番美しい涸沢があるからです。上高地のカッパ橋から見える美しい山が、奥穂高と言えば、みなさんも
「ああ、あれか!」
と納得されると思います。

 実際、この山は魅力に満ちています。
 ジャンダルムをはじめとして、ノコギリのようなギザギザの稜線(ナイフリッジ)や
 切り立った岩が至るところにあって、登山家にとってあこがれの山になっています。


11-10-11-33.JPG


 そもそもどうして、このような魅力的な山ができたかと言いますと、一七六万年前に、大噴火によって、深さ三千メートルという巨大なカルデラが生じたためです。穂高は、それを埋めるように堆積した火砕流の堆積物(溶結凝灰岩)で、厚さは千五百メートル以上に達しました。それが百万年くらい前にはじまった北アルプスの隆起活動によりゆっくりと持ち上げられ、浸食により削られて、このような山になったのです。


11-10-11-34.JPG


 重太郎新道から吊り尾根。
 このルートは、見た目より危険であることは、前回のべました。
 岩が逆層になっていて、手のホールドもききにくい。
 よく見と、どの岩にも柱状節理がよく発達しています。
 それが凍結によって、どんどん破壊されてしまい、
 それが浮き石となって危険な状況になっているのです。


 北穂高から大キレットなどは、その典型なのですが、吊り尾根も負けず劣らず危険な岩場を構成しています。それにもかかわらず、登山者が無事に歩行できているのは、穂高に生涯をささげた今田重太郎のおかげです。北アルプスで一番の急登・重太郎新道ができたのは、昭和26年でした。それから多くの登山者が、このルートを利用しています。


11-10-11-35.JPG


 さて、この重太郎新道ですが、すごい難所と思いきや、案外なんともなかった。アミノバイタルとビタミンと糖分の補給さえ、しっかりしていれば、意外に楽に登れることがはっきりしました。むしろ涸沢まわりで奥穂高に行くより足に負担がないかもしれません。体力がある人ならコースタイムを大幅に縮められる可能性もあります。

 ただし、体力がない人には、地獄のコースになることは間違いないです。一気に1500メートル登ってしまうのですから、初心者は避けた方がいいです。しかし、基礎体力のあるベテランハイカーならば、歩数が少ない分、足を痛めにくいこのコースがおすすめです。というのも、なだらかな涸沢まわりより1万歩すくなくてすむからです。コースタイムは、同じくらいですから、歩数が多くてもなだらかな方がいいか、歩数を少なくして急登が良いか、それは、各人の体調次第になります。


 今回、重太郎新道から吊り尾根を歩いてみて思ったことは、重太郎新道は、一般的に言われているよりキツく感じなかったということですね。しかし、楽なはずの吊り尾根は、そうではなかった。空気が薄いために、3割ほど体力が落ちてしまった感じだった。ちょうど、富士山の8合目あたりを歩いてる感じで空気が薄すぎるんです。

 こういう時は、アミノバイタルでは駄目で、チョコレート。それもアーモンドチョコかスニッカーズがパワーを発揮します。なぜアーモンドチョコかと言いますと、アーモンドにビタミンEなどの自然栄養が含まれているのと、糖分の補給を円滑にするためです。ちなみにビタミンEは活性酸素による体細胞や血管の酸化を防ぐ抗酸化作用がある為に登山家には、重要な食物です。昔から山岳会では、アーモンドなどのナッツ類は、山に欠かせない重要な食物でした。

11-10-11-36.JPG


 吊り尾根を半分も進むと、涸沢が見えてきます。
 昔は、
「このカールは氷河が造った」
 と教えられたものですが、最近の学説では否定されつつあります。
 たかだか2万年前の氷河で、こんなになりはしないというのです。

 穂高は、山全体がマグマでできた柱状節理のかたまりなので、
 その凍結崩落と浸食の繰り返しが、100万年単位でおきた結果だといわれています。


11-10-11-39.JPG


 まあ、そう言われてみれば、そんな気がしてきます。
 2万年前の氷河くらいでは、こんなにはなりはしないと。


11-10-11-37.JPG

11-10-11-38.JPG


 奥穂高に近づいてくると、槍ヶ岳が見えてきました。
 さすがに、かっこいい!
 しびれます。惚れます。


11-10-11-40.JPG


 さっきまで、西穂縦走をする気まんまんだったのに
 槍ヶ岳をみてしまうと、槍ヶ岳に行きたくなる。
 槍ヶ岳には、そういう魅力があります。


11-10-11-41.JPG


 しかし、そう思ってた矢先に、奥穂高に到着しました。
 日本で3番目に高い山に到着です。


11-10-11-42.JPG

11-10-11-43.JPG


 いいですね、奥穂高は!
 ジャンダルムも、すぐそばに見えています。
 雷鳥も人をおそれずに、近くを歩いていました。


11-10-11-44.JPG


 ここで、ビバークして、西穂も考えたのですが、
 槍と大キレットが脳裏から離れませんでした。
 というか、奥穂高山荘が気になる。
 宿屋の悲しいサガですね。
 どうしても、奥穂高山荘が気になってしまう。

 重太郎新道を造った重太郎さんが建てた宿である奥穂高山荘。
 そして、山小屋では珍しい二十代の若女将(おかみ)のいる奥穂高山荘。
 やっぱ、ビバークと西穂はやめて、奥穂高山荘にいくべ!
 宿屋の本能が騒ぐのでした。


11-10-11-45.JPG


 というわけで、奥穂高山荘に向かって出発。
 噂の奥穂高山荘は、どんなところなんだろうか?


11-10-11-46.JPG


 奥穂高山荘は、奥穂高から三十分くらい下山したところにありました。
 14時頃に到着です。
 私は奥穂高山荘に、過去に3回泊まったことがありますが、
 その時は、テント泊だったので、よくわかりませんでした。
 はたして、どんな宿なんでしょうか?


11-10-11-47.JPG


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング<
/FONT>




posted by マネージャー at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 上高地・北アルプス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月15日

四阿山と根古岳を縦走してきた2(根古岳編)

四阿山と根古岳を縦走してきた2(根古岳編)

11-10-14-18.JPG

美しい紅葉にうっとりしながら11時半頃に四阿山山頂に到着。
菅平牧場から四阿山までは、のんびり歩いたら2時間半。
早足なら1時間半のコースでした。
北軽井沢ブルーベリーYGHでツアーを出すなら3時間半くらいの余裕をもちたいですね。

ちなみに登山地図のコースタイムは3時間。
急登は少なく登りやすいみちのりです。


11-10-14-20.JPG

四阿山の頂上で食事をとりました。
アミノバイタル・スニッカーズ・アーモンドチョコ。
アーモンドチョコは、行動食としては、ベストな食べ物です。
ポリフェノールとビタミンEを摂取できるからです。
で、12時頃に根古岳にむかいました。
これが根古岳です。


11-10-14-21.JPG


すごい急坂を降りていきます。


11-10-14-22.JPG


このルートは、多くのガイド会社がツアーを出しているのですが、
多くのガイド会社は、なぜか私たちのたどるコースと逆コースをとります。
不思議でなりません。
逆のコースだと、逆光になるために景色が美しく見えないうえに、
このような急坂を登る羽目になるので、ツアー自体が苦しくなる。
なのに、どうして逆コースをとる会社が多いのか?
彼らは、本当に、四阿山と根古岳のことを知っているのだろうか?


11-10-14-23.JPG


四阿山と根古岳の間の草原です。
このルートで一番美しい夢のような草原です。
時間があれば、何時間もいたい場所ですね。


11-10-14-24.JPG

11-10-14-25.JPG


米子大瀑布方面もみえます。


11-10-14-26.JPG


根古岳に登り始めると、また美しい景色が次から次と変化します。
私は、この景色が好きで、このルートを何度もとおりました。
北軽井沢ブルーベリーYGHがオープンした2001年には、2日つづけてきたこともあります。


11-10-14-27.JPG

11-10-14-28.JPG

11-10-14-29.JPG

11-10-14-30.JPG

11-10-14-31.JPG


まさに黄金色の平原。
絶景に言葉も出ません。


11-10-14-32.JPG

11-10-14-33.JPG


根古岳頂上。
いつもなら団体さんで賑わっているのに、今日は誰もいない。
そういえば、ほとんど登山客にすれちがってない。
こんなにすばらしい山に誰も来ないなんて、もったいなすぎる。

11-10-14-34.JPG


四阿山が黄金色の紅葉なら
根古岳は赤い紅葉です。
両方みられる、このルートは、本当にすばらしい。


11-10-14-35.JPG

11-10-14-36.JPG

11-10-14-37.JPG

11-10-14-38.JPG

11-10-14-39.JPG

11-10-14-40.JPG

11-10-14-41.JPG


とにかく、おすすめのコースです。
なにしろ、1年で一番、すばらしい景色があるんですから。


11-10-14-42.JPG

11-10-14-43.JPG


つづく。

↓ブログ更新を読みたい方は投票を

人気blogランキング






posted by マネージャー at 12:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 菅平 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする