2011年10月17日

熊四郎山と熊四郎岩

熊四郎山と熊四郎岩

意外な盲点ともいうべき万座の名所です。
すごく展望が良いのに、みんな素通りしてしまうからです。
万座の山田峠もしかり。
というわけで、熊四郎山と熊四郎岩を探検。

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まずは、お参り。

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熊四郎岩は、すぐちかくにあります。

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この洞窟で遺跡が発掘されました。
万座に人がいた証拠なんですね。

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ちなみに、日本の縄文土器は、太平洋の島々。
アンデス山脈でも発見されています。
で、アンデスのインデオたちの一部に日本人と同一遺伝子をもった種族が居ます。

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熊四郎山の頂上に到着。
素晴らしい眺めですね。

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みんな感動。

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つづく。

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posted by マネージャー at 16:50| Comment(4) | TrackBack(0) | 万座・白根山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年 通風男の北アルプス縦走記4

2011年 通風男の北アルプス縦走記4


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14時頃、奥穂高山荘に到着。
10月の山は、日照時間が短いので、
最低16時には山小屋に到着してないとまずいです。
なにしろ日没が、17時20分。
夕食開始が、17時ですから、16時では遅いくらいです。
ですから14時チェックインは、決して早すぎるわけではありません。

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料金は、こんな感じです。
値段は決して安くはありません。
そのかわり館内の設備は豪華です。

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これは、室内。
相部屋(ドミトリー)です。
連休時は、1つの布団に4人で寝たそうです。
今回は、連休が終わっていたので、一人一つの布団を使えました。

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これは暖炉。
山小屋の心意気を感じます。
なぜならば、暖炉の薪は、ヘリコプターで運ぶしかないからです。
当然のことながら、石油ストーブより、おかねがかかります。

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これは、土間のロビー。

山小屋を利用する人たちの中は、テントの人もいます。そういう人たちが、ストーブのある暖かいところで食事をするのですが、その場所が、ここです。私も若い頃は、テント一筋でした。ですから、この土間には大変おせわになっています。

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食事です。
かなり良い線をいっています。
これで1700円は安いですね。

ところで山小屋でくつろいでいると、必ず寒気がおそってきます。
これは、実際に寒いのではなく、エネルギーの使いすぎで糖分が足りてないのが原因です。
だから食事の時に大食いすれば、たいてい寒気は収まります。

もし、収まらなければ、高度障害の可能性があるので、イブプロフェインを飲めば寒気はおさまります。山小屋のボランティア医師たちも、よくイブプロフェインを処方します。イブプロフェインは、薬局で簡単に買えます。ちなみに、このような寒気を放置すると、睡眠が困難になるので気をつけなければなりません。

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デザート。
こういうデザートがでるのは、日本中の山小屋で、奥穂高山荘だけです。
疲労回復に、クエン酸の多い生フルーツを出すなんて、
「やるな、おぬし」
という感じですね。こういう点は、北軽井沢ブルーベリーYGHでも見習いたい。
うちの場合は生フルーツ以外に、梅干しなんかあってもよいかなと思いましたね。

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前にも言いましたけれど、奥穂高山荘の宿主は、若女将です。

http://www.hotakadakesanso.com/

今田重太郎さんの御子孫にあたる今田恵さんです。
 ↓
http://www.yamakei-online.com/job/koyaban_01-1.php

今回、お会いして、すごく優しそうな人だと思いました。
山小屋も、ところどころに女性ならではの視点が感じられました。
たとえば、トイレが北アルプスで一番きれいだったり、
便座が暖かかったりしています。
このへんは男性視点では、ないですね。
女性視点の山小屋ならではです。




談話室&図書館。
この部屋だけが、妙に暖かいんです。
これも良い考えです。
なかには寒がりの人もいますからね。
そして、ここからの夕日が最高に美しい。

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夜は、曇っていたのと満月なので、星はそうそうにあきらめて睡眠につきました。
同室に非常識な親子が、大声で会話したり、携帯で話していたりしましたが、
山小屋の寝室では、携帯の使用は禁止されています。
電車と一緒です。
(もちろん室内にも、そういう張り紙がしてある)
こんなことも分からない非常識な人間は、どこにでもいるんですね。
山小屋のせいではありませんが、非常に不愉快になりました。

逆に言うと、こういう可能性は、北軽井沢ブルーベリーYGHにもあるわけで、
私は、心を鬼にして、非常識な御客さんに注意をしなければならないと思っています。

これは、知り合いのユースホステルのマネージャーから聞いたのですが、
深夜まで酒盛りして、他の御客さんに迷惑をかけた人がいて、
どうにもならなくなって、酒をとりあげたユースホステルもあったとのこと。
私も、深夜(26時)にギターひいてた御客さんからギターをとりあげたことがあります。





まあ、そんなことは、どうでもいいんですが、ここで重大なミスに気がついてしまった。
明日、向かう予定だった槍ヶ岳の途中にある南岳小屋がクローズしているというのだ。

こいつには、参った!

去年は、10月末までやっていた南岳小屋が、今年はもう閉めている。
ああ、失敗した!
南岳小屋が閉まっているとしたら、大キレットを含めて
槍ヶ岳小屋まで10時間の距離を歩くことになる。
これは、ちょっと難しい。
なぜならば、10月は日没が早いからです。
それに稜線歩きは、上り下りと違ってコースタイムを縮めにくい。
朝、6時半に出たとして、休憩なしで、16時半になる。
食事や休憩を入れると、18時までかかる。
しかし日没が、17時20分。
南岳に泊まれない場合、槍ヶ岳までの縦走は、かなり危険をともなうのだ。

だ、断念するしかないのか?

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翌朝5時。
さすがに奥穂高山荘の御来光は、感動します。

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もう言葉も出ません。

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小屋に写った朝日の反射が、すてきすぎました。
写真に撮ったんですが、うーん。

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こういう御来光は、写真よりも、実物の方がいいんですよ。
被写体によっては写真の方が、美しい例もありますが、
山の景色の大半は、実物の方が美しい。

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御来光のあとは、5時45分からはじまる朝食。

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なんと、ほうば味噌がでました。
生卵と一緒に、ほう葉味噌を入れて食べると最高に美味しい。


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槍ヶ岳に行くか?
行かないで下山するか?
悩んだあげく、北穂まで行くことにしました。
で、出発してみたら、その景色の美しさに感動。

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つづく。

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posted by マネージャー at 09:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 上高地・北アルプス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする