嫁さんが群馬県館林に数日、里帰りしていました。
館林は、群馬県の南部で、埼玉県のそばなんですが、
体感的に北軽井沢より寒いらしい。
実は、土井君も同じ事を言っている。
北軽井沢よりも、館林の方が寒いと。
理論的には、そんなことはありえない。
北軽井沢の方が、10度は低いので、
絶対に北軽井沢の方が寒いはずなのですが、
どうも体感的には違うらしい。
「からっ風のせいだな」
と私は言いました。
それに嫁さんは、付け足した。
「あと、館林や埼玉は夏が暑いので、家に機密性がないんだよね。すきま風が、どんどん入ってくるし」
なるほど。
確かに館林は、日本でも最も蒸し暑い地域なので、
家に機密性がない。
しかし、それだけが理由でない気もする。
実は、北軽井沢の住人は『寒がり』なのだ。
だから、どうしても暖房の設定温度を高くしてしまう。
で、御客さんから、こんな事を言われてしまう。
「暑いので、暖房を消しても良いですか?」
そういえば、北海道の住人も寒がりだったなあ。
むしろ「からっ風」にさらされている、関東の人の方が、寒さに我慢強いかもしれない。
寒いところに住む人間は、逆に寒さに弱かったりする。
話は変わりますが嫁さんが、
自分の母親や友人に北軽井沢の寒さについて聞かれたらしい。
で、嫁さんが
「北軽井沢は、マイナス15度になることがある」
と答えたら、館林の人たちは、嫁さんを哀れんだらしいw
「たいへんだねえ。でも、好きで選んだ道だからねえ」
「たいへんだけれど、がんばって」
「そうねえ、自分が選んだ道だから」
館林の人たちは、北軽井沢を南極か何かと勘違いしているふうで、
嫁さんは、網走番外地あたりの牢獄に繋がれて、
酷い目にあわされていると勘違いされているらしい。
これには、夫婦して大笑いしてしまった。
やはり、人間という生き物は、自分が住んでるところが一番良いと思いこむ動物なんだろうか?
まあ、館林は寒いから、北軽井沢になると、
南極くらいに思われても仕方がないんだろうな。
私も、昔は北海道は、雨が凍って槍になって降ってくるというジョークを本気にして信じてしまったことがあったし。
つづく。
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