弁当屋の鮭弁当を食べてみたら、入っているのは鮭(シャケ)ではなくて鱒(マス)であった。文句を言ってるのではない、鮭よりも鱒の方が、圧倒的に美味しいからである。これは魚に詳しいものの常識なのだ。だから
「マス弁当だ!ラッキー!」
と喜んだのですが、ここで「はて?」と考えてみた。
どうして「マス弁当」と表記しないのだろうか?
マス弁当の方が、圧倒的に美味しいのだから
マス弁当と表記すべきではないかと思ったのだ。
そういえば、最近気になることがある。
回転すしで、サーモンをたのむと「マス」が出てくる。
もちろんサーモンより、トラウトの方が、美味しいから文句はないのだが、
それなら最初から「マス」と書いた方がよくないか?
魚に詳しい人ならマスの方が美味しいのは、みんな知ってるわけだし。
きわめつきは、スーパーで売られてる「トラウトサーモン」。
どっちなんだよ!
トラウトなの?
サーモンなの?
と、思ったので、買って食べてみた。
結果は、正真正銘のマス。
ていうか、最近は、シャケの姿をあまり見ない。
塩がきついせいか、マスばかりがスーパで目立つ。
本物のシャケは、どこにいってしまったのか?
まあ、私はマス好きなので、別にどうでもいいのだが。
話は、かわりますが、今日、嫁さんとシャケを食べるなら、尻尾の方と頭の方のどっちが好きか?ということを議論した。群馬県出身の嫁さんは、頭の方と答えた。佐渡島出身の私は、尻尾派である。
「どうして頭なの? 尻尾の方が骨が少なくて食べやすいでしょ?」
「うーん、群馬県民は、切り身でしか食べたことがないので、骨とか考えたことがない。頭でも尻尾でも、そもそも最初から骨が入ってないものしか食べたことがないから」
「それじゃ群馬県民は三枚におろすなんてことは、しないわけ?」
「そもそも海がないから魚は切り身として認識している」
「なるほど。じゃ、小さいころに喉に骨を刺さらして、親にとってもらった経験は?」
「ないなあ」
「じゃ、カレイやシャケの骨が危険で、鯛やサヨリの骨は安全という知識もないの?」
「ないなあ」
「さすが海なし県」
「子供のころは、家族で利根川で泳いだくらいだから」
「えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ? 利根川で泳いだの? それは危ないだろう? 第一、ヘドロで衛生上わるくないか?」
群馬県、おそるべし!
つづく。
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ラベル:弁当屋の鮭弁当を食べてみたら?