2012年06月12日

浴槽の解体に驚かれたこと

ここ3日間、奇跡的に御客さんの予約が無かったので、
閉館間近の某ユースホステルに泊まりに行こうかと思ったのですが、
天気図をみたら梅雨入りしそうだったので、
ワックスと全室のユニットバスを解体掃除することにしました。
で、作業を開始したら運悪く御客さんから当日宿泊の電話がかかってきた。
午後3時頃である。
もう全室のユニットバスの解体が終わっていたので、
御客さんを泊めることはできなかった。
残念である。

「すいません、今日は予約が無かったのでユニットバスの解体をはじめたんですよね」
「え? 泊まれないんですか?」
「はい」
「ユニットバスの解体?」
「はい」
「それ、どういうことですか?」

北軽井沢ブルーベリーYGHは、全室にユニットバスがついている。
これを年に数回、解体して塩素消毒と清掃をするのだが、
たいてい梅雨入り前に行う。
でないと、ユニットバスがカビだらけになるのだ。
それを御客さんに説明したら、御客さんが驚いた。
御客さんは、ユニットバスが簡単に解体できると思ってなかったようだ。
これには、逆に私が驚いた。

ユニットバスどころではない、厨房のシステムキッチンだって簡単に解体できる。
そして、ものすごく、ぶあついワックスをかけないと、厨房の床が腐ってしまう。
そのためには、最低3日間、休館しなければならない。

他にも、いろいろなメンテナンスがあって、
年間、最低60日間は、御客さんを入れられない日がある。
保健所がくるときは、5つある冷蔵庫を消毒しなければならないし、
毎年さまざまな工事補修が必要になることもある。

今回は、たまたまユニットバスだったわけだが、
いったんユニットバスを解体始めると、3日間は御客さんを入れられない。
全館に塩素の臭いがたちこめて、とても泊まれたものではないのである。
しかし、これをしないとカビが発生しやすくなるのである。


つづく。

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posted by マネージャー at 23:54| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 2012以前 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする